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handicappedとbookに関するmicrotestoのブックマーク (6)

  • 圧巻の「障害児の親」研究が出た - 泣きやむまで 泣くといい

    自分は「実証研究」と呼ばれるものがあまり好きではない。対人援助分野に関して言えば、多くが「およそ現場でわかっている」ことを再確認するか、現場の感覚であれば当然のごとく「変数」としてリサーチデザインに組み込まれるべきものが抜け落ちているのを見てがっかりするかのいずれかに終わることが多いからである。 しかし、このは違った。ものすごいである。 障害のある乳幼児と母親たち―その変容プロセス 作者: 一瀬早百合出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2012/06メディア: 単行購入: 56人 クリック: 3,846回この商品を含むブログ (7件) を見る 単純に言ってしまえば、既存の障害受容研究の「大ざっぱさ」をばんばん指摘して、ツッコミを入れ難いぐらいに研究対象の絞り込みと重層的な調査分析をして、障害児の母親の変容プロセスを追ったものである。障害児の親に関する実証研究で、これだけ方法論的に洗

    圧巻の「障害児の親」研究が出た - 泣きやむまで 泣くといい
  •  「ぼくには数字が風景に見える」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ぼくには数字が風景に見える 作者: ダニエル・タメット,古屋美登里出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/13メディア: 単行購入: 22人 クリック: 229回この商品を含むブログ (158件) を見る これはアスペルガー症候群,サヴァン症候群で,かつ共有感覚者である著者による驚くべき自伝である.彼は他人の感情把握が苦手な子供として生まれ育つが,数字に関する優れた才能と共有感覚を持っている. このの第一の興味はこのような感覚者が実際にどう物事を感じているかを開示してくれているところにある.数字には色と形があり,著者にとってはすべての数字が同じ大きさであったり同じ色であったりするのは不自然なのだ.そしてそれぞれの自然数はそれぞれ独自の特徴があり,素数はすぐにわかるのだそうだ.そして,計算や記憶もそのような形や質感によって説明されていて興味は尽きない.代数は数がそれぞれ独特で

     「ぼくには数字が風景に見える」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 戸崎将宏の行政経営百夜百冊: 障害者の中世

  • 戸崎将宏の行政経営百夜百冊: マンガの中の障害者たち―表現と人権

    ■ 書籍情報 【マンガの中の障害者たち―表現と人権】 永井 哲 価格: ¥1995 (税込) 解放出版社(1998/07) 書は、ろうあ者を中心とした障害者が登場するマンガを紹介しながら、「障害者のことを描いてるけどさ、障害者自身から見たら、な~んかヘンだと思わない?」という話をすることで、「障害者がまちがった形で描かれている作品を読んだ人も、そのままに受け入れてしまうのではなく、そのまちがいに気がついてほしい」という思いが込められているものです。 著者が最初に出会ったろうあ者を描いたマンガは、『りぼん』1971年7月号に掲載された「まぶしい風」という作品で、愛媛県立松山ろう学校のソフトボール部を、きちんとした取材の上で描かれていて、著者は、「これは貴重な資料だと思い、掲載誌から切り取って大切に保存」したの語っています。 第1章「ろうあ者って、こんなふうに見られているの?」では、

  • 実録刑事弁護 - satosholog

  • 『障害者の経済学』が日経・経済図書文化賞に選ばれた件について - 研究メモ ver.2

    障害者の経済学 作者: 中島隆信出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/02/10メディア: 単行購入: 7人 クリック: 120回この商品を含むブログ (23件) を見る 書は、脳性マヒの子どもを持つ経済学者が書いた障害者論である。その内容はバランスが取れていてかつ政策的なインプリケーションも豊富で、よくありがちな「フクシフクシした感じ」の障害者論に違和感を覚える人には新鮮だろう。もちろん、そういう「フクシフクシした感じ」こそが著者のターゲットだ。実際、書を読んで「目からうろこがおちた」という感想を何度か目にした。一方、カゲキな障害者運動や思想を多少とも知るものにとっては、政策的な部分や経済学的な解釈はともかく、障害に対する価値観や規範意識に言及している部分は「目からうろこ」というほどではなく、「まぁそうだよな」という感覚をベースに読みすすめる、という感じになるだろう

    『障害者の経済学』が日経・経済図書文化賞に選ばれた件について - 研究メモ ver.2
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