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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (18)

  • よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」 - 活字中毒R。

    人生の旅をゆく』(よしもとばなな著・幻冬舎文庫)より。 【この間東京で居酒屋に行ったとき、もちろんビールやおつまみをたくさん注文したあとで、友だちがヨーロッパみやげのデザートワインを開けよう、と言い出した。その子は一時帰国していたが、もう当分の間外国に住むことが決定していて、その日は彼女の送別会もかねていたのだった。 それで、お店の人にこっそりとグラスをわけてくれる? と相談したら、気のいいバイトの女の子がビールグラスを余分に出してくれた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。 それであまりおおっぴらに飲んではいけないから、こそこそと開けて小さく乾杯をして、一のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。 ちなみにお客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであった。 するとまず、厨房でバイトの女の子が激しく叱られて

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    mn_kr 2009/08/14
    ちょっとばなな派の気分(現実にはそうはいかないんだろうけど)。
  • 活字中毒R。

    『BRUTUS (ブルータス)』2008年 12/15号(マガジンハウス)の特集記事「I ♡YouTube」より。 (コラム「YouTubeにまつわるスゴイ数字、教えます」から) 【世界のネット人口は約10億人。その中でYouTubeを利用しているユーザーは2億8000万人、うちアメリカが7700万人、日は1980万人。日でのページビューは数は1か月で約15億。ユーザー数こそアメリカに負けるものの、月間1人あたりの利用時間はアメリカの51分を大きく上回り、日は平均1時間14分13秒。日は世界一のYouTube大国なのだ。ニールセンオンラインによると1回のアクセスにおける滞在時間は13分59秒と、Yahoo!の9分52秒と比べても約4分も長い。創業から14ヶ月でユーザー数1000万人到達という記録を持つYouTubeだが、収益や従業員数は現在非公開。唯一分かっているのは、トップの動画

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    mn_kr 2009/02/08
    “世界で1分間にアップロードされる動画は約13時間分。今あるすべての動画を見るには、約2000年かかる”|ユーザー数ではアメリカ>日本、でも一人あたりの視聴時間ではアメリカ<日本
  • 活字中毒R。 -アメーバブログの「タレントブログ囲い込み戦略」

    『週刊SPA!』2008/6/10日号』(扶桑社)の記事「[タレントブログ]儲けの仕組み」より。 (「」内は、「アメーバブログ」を運営しているサイバーエージェントの広報・IR(企業経営者による投資家向けの広報活動)担当者の発言だそうです) 【いち早くPV(ページビュー)を上げるために、注目度の高いタレントを集める。そのために専門のグループを組織し、囲い込みに行く。それがアメーバブログの戦略なのだ。そのため同社では、他のブログポータルとは違い、タレントブログに対し、特別なケアをしている。 「公式タレントブログは、一般ユーザーのブログに比べて、大量のアクセスやコメントの書き込みに耐えられるように専用のシステムを使っています。また、24時間体制で人員を配置し、すべてのコメントを人力でチェックする仕組みも導入しています。荒らし目的のコメントが書き込まれた場合、基的には15分以内に対処。芸能プロダ

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    mn_kr 2008/06/23
    タレントとブログ提供会社との相互共栄関係
  • 活字中毒R。

    『はたらきたい。』(ほぼ日刊イトイ新聞・ほぼ日ブックス)より。 (「第1章・面接試験の当の対策」での河野晴樹さん(「リクルート」入社後、人材派遣事業の運営を推進し、現在は人材紹介会社「KIZUNAパートナーズ」の代表取締役である「採用のプロ」)と糸井重里さんとの対談の一部です) 【糸井重里:以前は、河野さんも新卒の面接をやっていたわけですよね。 河野晴樹:ええ、おもに最終面接ですね。 糸井:今、実際に働いている社会人でさえそうなんだから、働いたことのない学生さんたちにそんなこと(この会社は何をしてお客さんをよろこばせているか、ということ)を聞いても、わからないでしょう。 河野:ええ、もちろんわかっていてほしいのですが、そういう人ばかりではありませんね。ですから、当のことを言っちゃうと、新卒の面接をやる場合、「君がさ、これまで大切にしてきたことって何?」という、ものすごく概念的な質問で十

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    mn_kr 2008/06/23
  • 活字中毒R。 『徹子の部屋』が、「一切編集をしない」3つの理由

    『聞き上手は一日にしてならず』(永江朗著・新潮文庫)より。 (ライター・永江朗さんが、各界の「プロの聞き手」10人に「聞き方の秘訣」についてインタビューしたから。黒柳徹子さんの回の一部です) 【永江朗:『徹子の部屋』は世界でも珍しい長寿番組になりましたね。ひとりで司会するトーク番組としては世界最長だとか。長く続くからには、それだけ画面にはあらわれない苦労も多いと思います。収録の前には、どの程度、スタッフとミーティングをするんですか。 黒柳徹子:月曜、火曜で6録っています。当は5でいいわけですけど、少しずつ余裕を見て。6録れば、1ヶ月で4のストックができます。何があるかわかりませんからね。ユニセフの仕事海外に出かけるため、夏休みとして収録を2週お休みします。芝居の舞台稽古があって休むこともあります。毎週、金曜日に打ち合わせをするのですが、いまディレクターが14人ぐらいいまして、

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    mn_kr 2008/05/26
    「編集をしないからこそ、本心を話してくれるゲストも多い」∵「編集で自分の『問題発言』をカットできること」のメリットよりも、「編集によって、自分の『本心』が歪めて伝えられてしまうこと」のほうが「怖い」
  • 活字中毒R。

    「ビッグサンダー・マウンテンの列に並んだのに、身長が足りなくて乗れなかった子どもと両親」へのディズニー・ワールドの対応 『ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法』(ディズニー・インスティチュート著・月沢李歌子訳・日経済新聞社)より。 【子どもは何歳になってもディズニー・ワールドが大好きだ。しかし、パークの施設すべてが小さな子どものニーズに合わせてデザインされているわけではない。アトラクションのなかには、小さな子どもには刺激が強すぎるものもあるし、つまらないものもある。小さな子どもを連れたゲストは、大人のゲストや年長の子どもとは違った不安やニーズを抱えている。こうした不安に気づくことが、子どもの視点からサービス・プロセスを構築することにつながる。 たとえば、家族といっしょにビッグサンダー・マウンテンの列に並んだのに、身長が足りなくてライドに乗れなかった子は、どんなにがっかりするだ

  • 活字中毒R。

    『モテたい理由』(赤坂真理著・講談社現代新書)より。 (「第6章・男たちの受難」から) 【武術家の甲野善紀が古武術をはじめたのは「人の運命は決まっているのかいないのか?」という問題を追究するためだったという。 青年期にこの問題に悩んだ甲野は、いろいろな人に答えを求めに行くが「決まっているが、努力で変えられる」という答えばかりが返ってきておかしいと感じた。「努力できるのも運命のうちであり、だったら運命はやはり決まっていることになる」からだ。たしかに、そうでなければ占いや心理検査の基性格欄に「努力家」「意志が強い」とか「怠け者の傾向がある」などという記述もあろうはずがない。 努力できる人は、持ち前の努力家気質が発揮できるのであり、それと同様に、持ち前の気の弱さも、持ち前の優柔不断も、もちろんあるのだ。生まれる前に決まっているとしか思えないことが多すぎる。しかし近現代人のあまりに多くのことは、

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    mn_kr 2008/04/13
    しかし女の恋愛も妄想ではないのか? と彼は返す。 女性誌を読みつくした私に、本田を否定することは決して決して、できない。
  • 活字中毒R。 - 「コピーライターとしての資質を一瞬で見抜く」ための、たった一つの質問

    『質問力』(齋藤孝著・ちくま文庫)より。 (「コピーライターの資質を一瞬で見抜く質問」という項の一部です) 【谷川俊太郎さんの質問もすばらしいが、もうひとつダ・カーポ別冊『投稿生活』(2002年6月1日号)という雑誌に掲載されたコピーライターの仲畑貴志さんのインタビューに、秀逸な質問の例があったのでここに紹介しておこう。 仲畑さんの事務所でコピーライターを募集した時の質問だ。仲畑さんの質問をご紹介する前に、一瞬自分で考えてみて下さい。 「もし自分が経営者でコピーライターの社員を雇う場合、あなたは入社試験でどんな質問をするでしょうか?」 質問自体はコピーライターの専門家でなくても何とか考え出せるものだ。だがよい答は難しい。 仲畑さんの質問は「あなたがいいと思うコピーを10個書いてください」というものである。仲畑さんによれば、この答を聞いただけでだいたい能力がわかるというのである。もしあげた1

  • 活字中毒R。

    『阿川佐和子の会えばなるほど〜この人に会いたい6』(文春文庫)より。 (阿川佐和子さんと川上弘美さんの対談の一部です。2005年11月3日号の『週刊文春』掲載) 【阿川佐和子:小説を書き始めたのは? 川上弘美:SF研の雑誌をつくり始めたとき。雰囲気的には今とほとんど変わらないものを書いていましたね。ただ、若い者は自意識が強いので、恥ずかしくて読み返したくないです。 阿川:それ、残してありますか。 川上:あるんです(笑)。私、捨てないんです。『噂の真相』に載った嫌な記事とかもちゃんととってある。嫌なことがあればあるほどそれを見届けたい、というか。これはきっと小説家に向く資質だと思うんですけど。 阿川:私、向いてないわ(笑)。 川上:昔、あまりよく知らない男の子からもらった、「きみを殺すにはこういう方法でやる」などという変質的な手紙もとってある(笑)。あと50枚にわたる愛憎入り混じった、でもお

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    mn_kr 2008/02/19
    主婦業は家事よりも家計マネージメントが大事。川上弘美の良い人柄について。
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    mn_kr 2007/12/29
    ――8年間婚約していたフランス人カップルの「別れの言葉」 : 「僕たちは相手を間違えていたのだ」「君は生涯のパートナーではなかった」
  • 活字中毒R。

    の雑誌』2008年1月号(の雑誌社)のコラム「グランド・ヒストリーへの長い旅」(神谷竜介著)より。 【ここ十数年、鉄砲伝来に関する研究の進展は著しいそうで、かつての常識はずいぶん見直しを迫られているらしい。宇田川武久『真説 鉄砲伝来』(平凡社新書)と鈴木眞哉『鉄砲と日人』(ちくま文芸文庫)を読んで正直悄然。ありゃ、むかし習った話とけっこう違うのね。 種子島にポルトガル式の鉄砲が伝来したのは1543年(天文十二)年というのが公式発表(?)。ところが、江戸時代になってから書かれた『鉄炮記』に基づく記録で信憑性はかなり疑わしい。どうやら「種子島」以前に一部の倭寇勢力によって日に持ち込まれていたのは確実とのことだ。 おまけに鉄砲の威力、精度、汎用性についても疑問が呈されている。鉄砲と言われて真っ先に頭に浮かぶのは大河ドラマの合戦シーンである。果敢につっこむ戦国最強の武田騎馬軍団。柵の向こ

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    mn_kr 2007/12/29
    伝来はポルトガルではなく倭寇によって? 実は弓矢の方が当時の鉄砲より威力は上?
  • 活字中毒R。

  • 活字中毒R。

    『誰だってズルしたい!』(東海林さだお著・文春文庫)より。 (巻末の東海林さだおさんと土屋賢二さんの特別対談「ユーモアはいじましい。」の一部です) 【東海林さだお:人を笑わせるような人はあんまり評価されない、(銀行などが)お金も貸してくれないというのは、日のユーモアに対する評価ですね。イギリスなんかだと違う。 土屋賢二:イギリスは、特に政治家がみんなユーモアがあるんですよね。ユーモアのセンスが人間の最低条件みたいな大事なポイントになってますね。 東海林:日では大事どころかマイナスポイントになる。ふざけた奴だとか誠実じゃないとか。 土屋:真面目さとか誠実さとユーモアのセンスは、相反するものじゃないんですけどね。たとえば、東海林さんが面白いことを書くからといって、誠実でも真面目でもないとは言えない。でも、誠実で真面目だとも言えない(笑)。 東海林:軽い奴だって評価はあるよ。 土屋:僕はそれ

  • 「日本人は1年間に缶コーヒーを何本飲んでいるの?」 : 活字中毒R。

    『TVBros。 2007年24号』(東京ニュース通信社)の特集記事「冠婚葬祭缶珈琲!〜190gの幸せ〜」より。 (「教えてハカセ! 缶コーヒーQ&A」という記事の一部です) 【Q1:世界初の缶コーヒーってどこの国が作ったの? A1:日、なのだそうじゃ。串間努・久須美雅士著『ザ・飲みモノ大百科』によると、1958年に外山品という会社が作った「ダイヤモンド缶入りコーヒー」がその始まりなのだそうだが、格的に缶コーヒーを世に広めたキッカケとなったのは、1969年に神戸のUCCが開発した「UCCコーヒー、ミルク入り」じゃ。それまでは瓶入りのコーヒー飲料が一般的だったんじゃが、いちいち瓶を売店に返さなくてはならない。そこで缶入りにしたというわけじゃ。翌年の大阪万博の会場で大いに売れ、国民に広く知られるようになったんじゃ。まさに高度経済成長の申し子なんじゃよ。 Q2:ふうん。 A2:ふうんとはな

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    mn_kr 2007/12/09
  • 活字中毒R。

    『日は世界で第何位?』(岡崎大五著・新潮新書)より。 【一軒あたりの平均床面積(㎡)(世界の統計2006) 1位 アメリカ  162 2位 ルクセンブルク  126 3位 スロベニア    114 4位 デンマーク    109 5位 日       94.85 6位 オーストリア   92 7位 フランス     90 トルコ      90 8位 イギリス     87 9位 チェコ      84 10位 ポルトガル    83 以前、海外専門の駐在員をしていたころ、日人の客からちょくちょくクレームをもらった。これはヨーロッパならではのクレームである。いわく、 「床にスーツケースを開けて広げられないほど部屋が狭いのよ!」 「日人が小さいからって、わざと狭い部屋をあてがったりして」 「そりゃわたしたちは日人だもの、たしかにうさぎ小屋に住んでいるけど、海外に来てまでこんな仕打ち

  • 活字中毒R。 - 『オリジナリティがない』は、バカな編集者の常套句

    『マンガを読んで小説家になろう!』(大内明日香・若桜木虔共著:アスペクト)より。 (コラム「バカな編集者は『オリジナリティがない』と言う」の一部です) 【あなたがデビューしたときに、最初につく担当編集者さん、この人があなたの作家人生を決めると言っていいです。いろんな意味で。 最初に優秀な編集者さんがついた人はラッキーです。あなたの人生には素晴らしい作家生活が開けていることでしょう。 最初にバカな編集者がついた人は、不運です。 ありとあらゆる場面で、この人はあなたを悩ませ、あなたの足をひっぱることでしょう。 そんなバカな編集者が連発するセリフに、 「オリジナリティがない」 「キャラが立っていない」 というのがあります。 このセリフが意味するところは、ひとつ。 「その編集者は、オリジナリティがない、と感じた作品を批評するだけの脳みそを持っていない」 ということです。 料理評論家はまずい料理

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    mn_kr 2007/11/11
  • 活字中毒R。「僕が人の話を聞く時に、絶対にやらないようにしていることが一つあります」

    『経験を盗め〜文化を楽しむ編』(糸井重里著・中公文庫)より。 (「おしゃべり革命を起こそう」というテーマの糸井重里さんと御厨貴さん(オーラル・ヒストリー(口述記録)の研究者・東京大学教授)、阿川佐和子さんの鼎談の一部です) 【御厨貴:僕が10年来経験を重ねてみてわかったのは、聞く時には「自然体」が一番いいということです。こっちが「聞くぞ」と意気込んでると、向こうもなんとなく「答えないぞ!」みたいに構えますから。 阿川佐和子:力を抜く? 御厨:最初から自分は何でも知っているという姿勢で臨むのではなく、知らない、よくわからない、だから聞きたいというスタンスですね。 阿川:ニコニコなさる? 御厨:いえいえ、それはあまりやると向こうが嫌がるからしない。現場に行って、先に来ちゃったから、部屋でボケッと座っているような感じです。 糸井重里:あっ、その「ボケッと座ってる」という言い方、すでに好感持っちゃ

  • 弁護士日記

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