タグ

ブックマーク / contractio.hateblo.jp (9)

  • システム論に関心のある物理学科の学生が20世紀思想を知る為の二冊 - 呂律 / a mode distinction

    twitterにて、[ルーマンとあわせて]「フッサール-デリダの系譜とか,パーソンズとか勉強するべきですかね?」との問いに接する(■ ■)。 私の回答(要旨)は、 個別の論者を さておいて、まずは、構造主義-と-サイバネティクス* を中心とする 大まかな20世紀の思想地図を持っておくのがよいのではないか というもの。 それで、地図をつくるのに100冊推薦してもしかたないので、冊数を極力押さえて二冊。「構造主義」と「サイバネティクス」について一冊ずつピックアップするなら、こんなのがありますよ、と: ヤーコブソン―現象学的構造主義 作者: エルマー・ホーレンシュタイン,川茂雄,千葉文夫出版社/メーカー: 白水社発売日: 2003/06メディア: 単行 クリック: 21回この商品を含むブログ (5件) を見る ISBN:B000J7FVIK サイバネティクス学者たち―アメリカ戦後科学の出発

    システム論に関心のある物理学科の学生が20世紀思想を知る為の二冊 - 呂律 / a mode distinction
  • あ…ありのままに今起こった事を話すぜ - 2008-12-19 - 呂律 / a mode distinction

    さっき近所の児童館の幼児コーナーに初めて行ってみたんだ。 あまりにもこの通りだったので嗤ってしまったよ。 私はチコを抱いて、公園の入り口から入っていった。大きな屋根付きベンチのまわりに、母親が5、6人かたまっているのがみえる。赤ん坊をおぶっている母親もいたし、おなかの大きな母親もいた。2、3歳くらいの子供たちは砂場に入り込んだり[...]していた。母親は、その子供たちを監視しながら、のんびりおしゃべりを楽しんでいるようだった。 私はチコを抱いたまま、この母親たちに近づいていった。[...] 「こんにちは」と言ったが、だれもこちらを見なかった。声が小さすぎたか。しばらくそばでじっとしていたが、だれも話しかけてくれない。まるで、彼女たちの目にも入っていないようである。 [...] 子供の一人がころんだと言って、ベンチの母親の元に駆けつけてきた。これを機にプツっと話がとぎれた。さあ、今だ。 「き

    あ…ありのままに今起こった事を話すぜ - 2008-12-19 - 呂律 / a mode distinction
    mn_kr
    mn_kr 2008/12/21
    “他人を怖がっている人たちは怖い。 ”|「他人を怖がるなんて器が狭いですね」という含意のスマイルで応答したい
  • 大黒岳彦『〈メディア〉の哲学』 - 20060919 - 日曜社会学

    はたのしんすけ先生のご教示を請う。 http://kyoto-edu.bne.jp/~althusser/blog/index.php?no=r188 みっともないのは−補足を兼ねて [‥] たとえていえば、構築主義に対するエスノメソドロジーの「ゲリマンダリング」批判のようなもの、ってかえってわかりづらいか。その批判は*その*立場からすれば確かに当たっているのだが、批判された側からすれば「so what?」というしかない、という一方向性。それでも批判者はそこしかよりどころがないのだから、どうしても「片思い」になる。 [‥] [188] はたの (2006/09/07(Thu) 00:48:49) (´ι_` )..... その、エスノメソドロジストによるOG批判(なるもの*)の場合、「そこ」ってのはどこですか? * 具体的には、誰による-誰に対する 批判のことを指しているのでしょう? 氏に

    大黒岳彦『〈メディア〉の哲学』 - 20060919 - 日曜社会学
  • ニクラス・ルーマン『信頼』 - a mode distinction - Physica Nova

    引っ越しして大量のを捨てた。で、これが出てきた。 信頼―社会的な複雑性の縮減メカニズム 作者: ニクラス・ルーマン,大庭健,正村俊之出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1990/12/10メディア: 単行購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (74件) を見るひさびさにちらっと読んだけど、難しいねこれ。 こちら↓の話についても、そのうち続きを書かないとなぁ: http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040214 / http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040215 前書きでは、日常的・道徳的概念に対して社会学的分析はどのような態度を取るべきか、ということについて、とってもいいことを言っている。 でも、それを実行に移そうとするときにルーマンは、「複雑性」という、およそ身分のはっきりしない*概念に訴えてしまう

    ニクラス・ルーマン『信頼』 - a mode distinction - Physica Nova
  • 大学一年生のためのニクラス・ルーマン理論入門 - 呂律 / a mode distinction

    というのを書いているのだが(なぜ)、まぁ「伝えたいこと」なんてないわけですけども、ともかくも ちょっと書いてみたところまでアップしておきますよ。 だいたい俺、学生時代から、社会学科に進学する/したような奴とは折り合い悪かったしな。なお、このネタについては 「一週間で読むルーマン」 宴の告知 も参照のこと。 ところで、あらためて「ルーマン理論の全体像」を振り返ってみて思うのは、どんな提案をしているのかまではわかっても、その帰結が何かというのがわからないことがたいへん多い、ということ。 これは俺のせいじゃない。半分はルーマン自身が悪く、あとの半分は要するに、研究がちっとも進んでいないということによる。研究者のみなさんには頑張っていただきたいものであります。(←ひとごと まぁいちおう、書いたところまでアップしておく。続きはいつか書くかもしれない。 この文書の目的 この文書は、ルーマンの30年にわ

    大学一年生のためのニクラス・ルーマン理論入門 - 呂律 / a mode distinction
  • 2008-01-17

    グラブをはめる 蹴り技がない 組み技がない 投げ技がない 決め技がない 以上の理由で、ボクシングは格闘技として不完全だッ \______________ ______________/ O モワモワ o ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;  。 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;; ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙ `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  そんなふうに考えていた時期が ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f     俺にもありました ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `! むかし、おなじタイトルの 出てなかったっけ? ワールドミュージック/世界音楽入門 作者: フィリップ・V.ボールマン,柘植元一出版社/メーカー: 音楽之友社発

    2008-01-17
  • ルーマンのオートポイエーシス理解はどこが間違っている(とされている)か。 - de-blog

    さて、当ブログにはめずらしく、DQNアトラクター オートポイエーシス についての話題。 下記著作をお持ちの山下和也先生──ご専門はドイツ敬虔主義神学だとのこと──が、「ルーマンの誤り」なるものについて関説していたので ちょっと絡んでみるよ。 なお、社会学において「オートポイエーシス」とか「自己言及」とかいった言葉を術語として使用しうるのか/すべきかどうか ということについて、私自身には関心がありません。念のため。 というか、社会学には必要のない言葉だと考えています。 オートポイエーシスの世界―新しい世界の見方 (近代文芸社新書) 作者: 山下和也出版社/メーカー: 近代文芸社発売日: 2004/12メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見る オートポイエーシスの倫理―新しい倫理の考え方 作者: 山下和也出版社/メーカー: 近代文芸社発売日: 2005/12/

    ルーマンのオートポイエーシス理解はどこが間違っている(とされている)か。 - de-blog
  • 守永直幹『未知なるものへの生成』 - de-blog

    どてー。 物への問い カントの超越論的原則論に向けて (ハイデッガー全集) 作者: M.ハイデッガー,高山守,クラウスオピリーク出版社/メーカー: 創文社発売日: 1989/07メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 1935/36年冬におこなわれた第一批判講義。 何度見てもこのファイル名はひどい。http://www.sobunsha.co.jp/search/haide.html 未知なるものへの生成―ベルクソン生命哲学 作者: 守永直幹出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2006/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (15件) を見る べルクソン哲学研究会(ある意味)オールスターズ大集合合評会: 20070909 http://socinfo.g.hatena.ne.jp/keyword/2007%2d09%2d09?kid=1

    守永直幹『未知なるものへの生成』 - de-blog
  • 萱野稔人『権力の読みかた』 - (元 出不ろぐ)

    。 またつまらぬものを読んでしまった。 情報批判論 情報社会における批判理論は可能か 作者: スコット・ラッシュ,相田敏彦出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2006/01/23メディア: 単行購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見るここ2年くらいに読んだものの中でも出色。 NTT出版って こんなのばっかだなぁ...。 夕。良書。 権力の読みかた―状況と理論 作者: 萱野稔人出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/07/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 104回この商品を含むブログ (59件) を見る勉強になった。 むつかしいことを平明な言葉で語っているし、論文集なのに(?) ちゃんと筋とおってるし、偉いですねぇ。 さて。萱野先生いわく: フーコーにとって権力とは、行為が行為を[‥]規定するときに作用する力の関係にほかならない。

    萱野稔人『権力の読みかた』 - (元 出不ろぐ)
  • 1