先日はこの本を。 「育つ・学ぶ」の社会史―「自叙伝」から 作者: 小山静子,太田素子出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2008/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る 論文集ですが、モノによっては大変面白かったです。 ただ逆に、モノによっては、う〜んと首を傾げたくなるものも。たとえばこんなの。 たとえば、近代的な学校教育制度が成立する以前の、「家」や共同体の存続・維持を重視する近世社会にあっては、子どもはそれぞれが生まれながらにもつ、性別や身分・階層などの属性に応じて、そして多様な地域性のもとで育っていった。子どもの人間形成は、日常生活、つまり「家」や共同体の多様な人間関係を通して行われ、そこには生活世界のありようが深く影響していたと考えられる。 しかしこのような人間形成のあり方は、近代的な国民形成や人材育成を意図して開始された近代的
![出会いの場としての学校 - deseanの日記 旦⊂(´-` )お茶ドゾー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/52dbe3ca46ff5ab419927935907715dae14fe9f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41smCt3tv3L._SL160_.jpg)