ネットスケットは2011年7月1日、同社のFacebookアプリ「everevo(イベレボ)」がFacebookページ(旧ファンページ)に対応したと発表した。everevoは、イベントやパーティなどのチケット販売や集金を行うことができるFacebookアプリ。 everevoは、同社が2011年6月にリリースし、現在約1000人のユーザーが登録している。従来は個人アカウントにひも付けた形での提供していたが、ユーザーの要望に応え、facebookページにアドオンできる形での提供を開始した。 イベントの集金は、オンライン決済サービスのPayPalで行う。利用料金として、PayPalの手数料とは別に、ネットスケットにチケット価格の5%を支払う必要がある。事前に料金を徴収することができるため、イベント主催者のリスクや手間を軽減できるという。 everevoをFacebookページで利用する際の追加
昨日の記事 アマゾンが800億かけても買収したかった「ザッポスの奇跡」 の続編,そしてザッポスシリーズ4部作の最終話です。 当記事では,奇跡の企業「ザッポス」がマーケティングをいかに捉え,実践しているか,特にソーシャルメディアをどのように使いこなしているかについて,特に一般企業の常識と対比しながら分析してみたい。 ■ 一般企業は顧客接点をどうとらえているか? 一般的な企業では,リアル店舗などを除き,商品を買う前と買った後で応対や管轄部門が異なるのが当たり前だ。 買う前は広告宣伝や広報活動を通じて(言葉は悪いが)ブランドイメージの刷り込みや商品のアピールを徹底して行い,顧客接点を最大化する努力をする。かかる費用は広告宣伝費ないし販促費として柔軟な運用が許されることが多い。 一方,買った後は直接コンタクトを避けるために説明書やサイトに記載する電話番号もできるだけ目立たないように配置し,顧客接点
ザッポス(Zappos)をご存知だろうか? 最近アマゾンが約800億円で買収した米国オンライン小売業で,メイン商材はシューズ。 無料返品サービスをはじめて導入したことでも知られている。 で,このザッポスだが,実は知る人ぞ知る伝説と逸話にあふれた企業で,どこから手をつけてよいかわからないほどなのだ。 最も有名なのは,母親を突然亡くしたため,プレゼント用に購入したシューズを返品したいと申し出た女性の話だ。電話を受けたコールセンター社員は,悲しみにくれる彼女の元に宅配業者(規約では顧客が集配所まで持っていく必要がある)を手配するとともに,翌日には手書きのメッセージカードを添えた色鮮やかなお悔やみの花束を届けたのだ。感激のあまり号泣した彼女は,その感動をブログにつづり,それがネットを駆け巡ることになった。 リッツ・カールトン(高級ホテル)やノードストローム(高級デパート),ディズニー(エンタテイン
もうかなり前に本を出したとき書いたけど、いまだに地方新聞社や協会での公演で論じてくれといわれる内容があって。 まあ、分かっている人からすれば「何を当たり前のことを」という話ではあるけれども、意外に見落としがちなことが本質そのものだということも多くてですね。 大メディア ネットでの言論増加に対し完全にパニック状態 http://www.news-postseven.com/archives/20110119_10419.html このポストセブンの記事では菅直人首相がテレビ出演したときの視聴率が悪いといって騒ぎにしているのですが、でも実際にはもう少し違った側面があるのだろうと。 というのは、実は私たちが考えているニュースというのはそれほどの分量があるものではなく、それこそ淡々と事実ベースだけ報じられているものであるならば通信社がヘッドラインとして流しているもので事足りてしまうわけです。あるい
国境なき記者団(Reporters Without Borders)が"Censorship tells the wrong story"(検閲は事実と異なる物語を伝える)という広告を発表したそうなのですが……百聞は一見にしかずということで、まずはご覧下さい: ■ Reporters Without Borders: Obama/Clinton (Creativity Online) 絶妙なところに掛けられたモザイクが……非常に誤解を生みますね(笑)。もうひとつ、ロシアのプーチン首相のバージョンも: こちらも非常に、非常に誤解を生みます。余計な検閲や情報統制は、事実を歪めて伝える結果にしかならない。当たり前の話なのですが、この広告は改めてその意味を表している広告ではないでしょうか。しかも強烈なインパクトのある形で(笑) 残念ながら東日本大震災後の日本は、まさにこの広告が示しているような状況
最近、ソーシャルメディアに関係する人たちの間で「オープン・リーダーシップ」というテーマが話題になりつつある。その語源は、透明性の時代における新しいリーダーシップのあり方を説いた「フェイスブック時代のオープン企業戦略」の原タイトル「Open Leadership」からきたものだ。 この記事では、この新しいリーダーシップ像について、過去の関連理論とも比較しながら考察し、これからあるべきリーダー像を提唱していきたいと思う。 ■ オープン・リーダーシップとは? 原著者であるシャーリーン・リー氏(「グランズウェル」の共著者)によると「オープン・リーダーシップとは、謙虚に、かつ自信を持ってコントロールを手放すと同時に、相手から献身と責任感を引き出す能力を持つリーダーのあり方」と定義している。これは、従来の企業でありがちだったリーダー像、すなわち、情報を統制し、役員室という管制塔から顧客や社員をコントロ
この前とある講演会を聞きにいって、「人生がヒマだとロクなことにならない」、「人生に必要なのは希望とコミュニケーションのふたつ。これがないと厳しいってことだ」と思った。 よく「お金がないから老後が不安」とか言ってる人がいるが、そうじゃないと思う。お金なんかよりコミュニケーションの方がよほど人を救う。忙しければ人は不幸を感じるヒマがない。 時々、“40才近いひきこもりの息子を、70才近い母親が保険の外交や清掃業務に従事して支えている”みたいな話を聞くけど、あれって母親の方も“自立していない息子”のおかげで救われている。毎日やることがあってヒマにならないし、「自分がいないとダメだ」と思える相手がいて、グチや叱責も含めてコミュニケーションが生まれる。 子供が独立し、結婚して孫もできたけど、仕事で海外にいてほとんど帰ってこない。母の日と正月など年2回電話があるだけ(花は届くけど)、という状態で毎日一
iPhone/Android開発者が知るべき Windows Phone 7つの特徴 Windows Phone Developer Dayレポート 仲里淳 @nakazato 2011/6/30 6月8日、マイクロソフトは開発者向けイベント「Windows Phone Developer Day」を開催し、Windows Phoneの次期メジャーリリースとなる「Mango」を紹介した。イベントの内容とともに、Windows Phoneの特徴についてまとめた 間近に迫るWindows Phoneの日本市場投入 6月8日にマイクロソフトが開催した「Windows Phone Developer Day」では、Windows Phoneの次期メジャーリリース「Mango」(開発コード名)が紹介された。そもそも、現行バージョンが日本国内では未展開なため、国内でWindows Phoneが公式に紹
『ビジネス・レーバー・トレンド』7月号は「職場のメンタルヘルス対策」が特集ですが、一番眼が醒めるような思いをしたのは、岡山大学大学院・高尾総司医師の「メンタルヘルス不調にどう対応すべきか―産業医や企業の先進的な取り組み事例―業務遂行レベルに着目した対応」というインタビュー記事でした。 http://www.jil.go.jp/kokunai/blt/index.html >高尾医師は「メンタルが悪いか否か」と「仕事が出来ているか否か」の二つの問題を混同してきたことがメンタルヘルス対応を難しくさせていると言い切る。 >そこでこれを、①業務が出来ているか否かを上司城氏が判断する。②出来ていない場合、それが健康上の問題に起因するか否かを本人と家族、主治医が決定する。③就業を継続するか否か(配慮を付けるか)を人事と産業医が判断する、といった一方通行型の意思決定システムに切り替える。 >要するに、こ
米アップルの躍進が続いている。昨年の5月末には時価総額が約20兆円となり米マイクロソフトを抜いてIT企業で1位に、全業種でも米エクソンモービルに続く2位となった(参考記事)。その後も勢いはとどまらず、2011年6月には時価総額で米マイクロソフトを1000億ドル(約8兆円)も引き離した(参考記事)。 忘れてはならないのは、アップルがずっと順風満帆ではなかったことだ。スティーブ・ジョブズが14年前にアップルに復帰する直前、同社は経営的に非常に厳しい状況に陥っていた。そこから復活し、大躍進を遂げられたのは、iPod、iPhone、iPadといった画期的な製品や、音楽配信、アプリ配信などのサービスを生み出してきたからにほかならない。 ではスティーブ・ジョブズはなぜ、これほどのイノベーションを次々に起こせたのだろうか? 製品数を絞り込んで、無駄な機能を削りに削る 筆者が編集を担当した『スティーブ・ジ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く