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ブックマーク / xtech.nikkei.com (113)

  • 「松」しか造れない過剰品質の風土と見積もり作法の関係

    見積もりを出す際、条件(スペック)が不明確なところは「できるだけ明確になるまで問い合わせる」か「高めのスペック(松)と仮定して見積もる」という企業が日では多数派を占める。このことは日経ものづくりによる2022年10月の調査で明らかになった。その原因が何かを、日金型工業会専務理事の中里栄氏に聞いてみた。 中里氏も以前から、金型メーカーの多くが「不明点を問い合わせるか、“松”と仮定して見積もる」傾向について認識していたという。その原因は「最初に出した見積もりから価格が増える方向の変更は、日の発注者は絶対に認めてくれないため」(中里氏)。したがって受注側は、あとでコスト上昇要因が発生したときに損をするリスクがあり、これを回避するため不明点をできる限り無くすか、高めの見積もりにしておかざるを得ない。同氏は「日国内ではこれまでそれで通ってきたかもしれないが、『優越的地位の乱用』に他ならない」

    「松」しか造れない過剰品質の風土と見積もり作法の関係
    moronbee
    moronbee 2023/01/06
    "「不明点を問い合わせるか、“松”と仮定して見積もる」傾向" ITも然り。
  • 大切なシステム運用業務を軽視、残念なIT職場の姿

    今や私たちの生活やビジネスは、ITなしには成り立たなくなっている。そのインフラを支えているのが、IT職場で働く運用や保守の担当者たちである(以下、「運用」で総称する)。 運用で問題が起きると、利用者にダイレクトな影響を及ぼす。空港でチケット発券システムが止まれば、飛行機が欠航になるのは象徴的な例だ。公共や金融のシステムも同じである。 小さなシステムでも動かなくなると、生活や仕事に支障を来す。会社のメールサーバーが止まれば、社員は途端に「仕事にならないよ」「早く復旧させろ」と不満を言い出す。 裏を返せば、運用の担当者はそれほどの重責を担っているのである。しかも止められないシステムは24時間365日、誰かがケアし続けなければならない。当に大変な仕事だ。 にもかかわらず、悲しいかな、運用の仕事や担当者には光がほとんど当たらない。システムは使えて当たり前。止まらなくて当たり前。当たり前のこと(そ

    大切なシステム運用業務を軽視、残念なIT職場の姿
  • 盗んだカード情報で旅行を手配、不正トラベルの被害が50億円以上に | 日経 xTECH(クロステック)

    「不正トラベル」と呼ばれるネット詐欺の被害が急増している。産官学連携のサイバー犯罪対策組織である日サイバー犯罪対策センター(JC3)によると、2017年の被害額は50億円以上になるという。不正トラベルとは、フィッシング詐欺やウイルス(マルウエア)などを使って盗んだ他人のクレジットカード情報を悪用するネット詐欺の一種。旅行をしたいと考えている第三者(以下、旅行者)を巻き込むのが特徴だ。 ターゲットは日への旅行者 日クレジット協会によると、クレジットカード不正使用による被害は、2014年が約115億円、2015年が約121億円、2016年が約142億円だったのに対して、2017年は約236億円と急増したという。2017年の被害額の内訳をJC3が調べたところ、50億円以上が不正トラベルだと判明した。「これほどの被害が出ているにもかかわらず、不正トラベルの手口はほとんど知られていない」(JC

    盗んだカード情報で旅行を手配、不正トラベルの被害が50億円以上に | 日経 xTECH(クロステック)
    moronbee
    moronbee 2018/12/27
    クレカ枠の現金化を、他人の旅行代金支払いで行うのか。// 決済の支払い先をトレースすれば分かる気が
  • メタボシステム予防に効く、改善要望アンケートを使いこなせ

    無駄な機能を備えたメタボなITシステムが、多くの企業の運用コストを押し上げている。メタボシステムを2度と作らないための方法を解説しよう。 再構築対象のメタボシステムでどの機能を残すかが決まったら、その機能の改善を検討する。ただし、ユーザーからの改善要望を全てうのみにしてはいけない。 再構築プロジェクトでの要件定義の手順は「方針決定」「業務分析」「機能分析」「業務設計」という4フェーズ、10ステップで進める。ここではそのうち、再構築後に残すと決めた機能の改善について検討する、「継承機能の改善内容の整理」ステップを解説しよう。 「継承機能の改善内容の整理」ステップ:効果と実現性で改善の可否を判断 継承機能は業務を実施するうえで必要かつ重要だが、利用部門が現状の処理内容や画面レイアウトなどに満足しているとは限らない。そのため再構築プロジェクトでは必要に応じて、継承機能の処理内容や画面レイアウトな

    メタボシステム予防に効く、改善要望アンケートを使いこなせ
  • システム開発の内製力を磨く、ANAがデジタル変革に備え | 日経 xTECH(クロステック)

    ANAがデジタルイノベーションの加速に向けスロットルレバーを前に倒した。IT部門だけで担っていた体制を改め、経営企画部門とタッグを組む形にした。両部門を率いる整備部門出身のCIOは、内製力を重視する。 2018年4月に経営企画部門の企画室とIT部門である業務プロセス改革室の担当役員に就いた。平子裕志氏社長からは「イノベーションを進めてほしい」と言われている。 従来はIT部門がイノベーション推進を担当していたが、どうしてもシステムの日々の保守運用業務に時間を取られてしまう。そこで経営企画部門にイノベーション担当チームを設けた。23人いるチームメンバーのうち専任は2人だけ。あとはITはもちろん空港や運航など各部門の現場担当者に兼任させることで、現場の課題やニーズを拾いやすくした。 1957年生まれ。1981年東大工学部卒、全日空輸入社。営業推進部商品企画部主席部員、整備センター部品事業室長

    システム開発の内製力を磨く、ANAがデジタル変革に備え | 日経 xTECH(クロステック)
    moronbee
    moronbee 2018/12/20
    顧客目線、従業員目線それぞれのイノベーションマップ
  • 【上級】変化に強い情報システムを作る 第2回(後半) アプリケーション・ポートフォリオほか | 日経 xTECH(クロステック)

    概念データモデル作成と並行して,アプリケーション・ポートフォリオを策定する。アプリケーション・ポートフォリオは,サブシステムの目的と役割を明確にし,サブシステムの独立性が高い構造を実現するために作る。 アプリケーション・ポートフォリオは,企業情報システムの構造をトップレベルで表したものである。企業が扱う情報の特性,役割などを分類し,それらの関連を示す。さらに情報システムの構成要素であるアプリケーションの特性も記述する。これによって,分類された各系は互いにどう関連するかが明確になり,次のアプリケーション・アーキテクチャ策定への指針となる。企業を新たに作るときに組織の構成を考えるように,システム全体に必要な要素をゼロからトップダウンで考えて作る。 例えば,次のようなサブスシステムを定める(図4[拡大表示])。 ・中核業務用データベースを維持管理するサブシステム(基幹業務系) ・業務フローや画面

    【上級】変化に強い情報システムを作る 第2回(後半) アプリケーション・ポートフォリオほか | 日経 xTECH(クロステック)
  • 反復で少しずつ定義 決まった要件はチケットで管理

    失敗プロジェクトは、要件定義フェーズに問題があることが多い。解決には「反復」や「優先度付けしたプロダクトバックログ」のプラクティスが有効。アジャイル開発の手法を取り入れ、効果的に要件定義をする方法を紹介する。 企業情報システムは複雑化が進んでおり、当初から全ての要件を完璧に定義することは難しい。 要件を固めにくいケースでは、アジャイル開発の「反復」の考え方を応用する方法が有力である。 「 優先度付けしたプロダクトバックログ」というプラクティスを要件定義フェーズで行えば、後のフェーズでスコープ調整に利用できる。 連載は、ウォーターフォール型の開発プロセスに、アジャイル開発のプラクティスを部分的に組み込む「ハイブリッドアジャイル」を提案している。従来型のプロジェクトに潜む様々なムダを排除するのに適した手法だ。 前回は、開発プロセスの改善には、アジャイル開発のプラクティスが有効なことを説明した

    反復で少しずつ定義 決まった要件はチケットで管理
  • 「QRコード決済」ブームの落とし穴

    休日、コンビニエンスストアのローソンで2リットルの水を買った。決済手段は電子マネーの「楽天Edy」。商品をカウンターに置き、FeliCa決済端末にスマートフォンを置き、決済完了の音が鳴り、商品を受け取ってレシートが出てくるまでの時間は16.03秒だった。 もう一度、列に並んだ。今度は同じ2リットルのお茶を買った。今度の決済手段はバーコードで決済する「楽天ペイ」。商品をカウンターに置き、スマホからアプリを起動し、バーコードを読み取ってもらって決済が終わり、商品を受け取ってレシートが出てくるまでの時間は22.61秒だった。 ローソンの店員の方には二度手間をかけてしまい申し訳なかったが、同じ楽天グループが提供する決済手段の違いによって、かかる時間がどのくらい異なるかを調べたかった。結果は予想通り、バーコード決済の方がFeliCaよりも6秒ほど時間がかかった。 楽天ペイはあらかじめアプリを起動して

    「QRコード決済」ブームの落とし穴
    moronbee
    moronbee 2018/04/26
    1.ユーザーの利便性、2.事業者含めたエコシステムを考えればいいのだが。利便性レイヤーで稼げるほどIC決済業界の経営層が成熟してないというか、中国は1社だから成せたというか。イノベーションのジレンマ 。
  • 目玉は混雑解消、次世代無線LANの802.11ax

    ここ数年、無線LAN機器の出荷台数は全世界で年間数十億ユニットに及び、パソコンやスマートフォン、タブレットをはじめゲーム機、家電、自動車など様々な機器に搭載されるようになった。そして無線LANのネットワークは、家庭やオフィスはもちろん駅や空港、ショッピングモール、レストラン、コンビニエンスストアなど様々な場所で利用可能になっており、日常生活に欠かせない重要なインターネット接続手段となっている。 その無線LANは、数年おきに新しい規格が登場し、性能向上や機能強化が図られている。最近の無線LAN機器の多くは、2013年に標準化が完了したIEEE 802.11acという規格に準拠しており、1Gビット/秒以上の非常に高い伝送速度をサポートする機器も増えてきている。 IEEE 802.11acに対応する機器の例。802.11acで最大1733Mビット/秒(理論値)の通信が可能なバッファローの無線LA

    目玉は混雑解消、次世代無線LANの802.11ax
  • 携帯大手3社のLINE対抗策、進化版SMS「+メッセージ」の真の狙い

    NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が共同で発表した、SMSに代わる新しいメッセージサービス「+メッセージ」。内容がLINEに近いことから、キャリアの「LINE対抗策」として注目されている。その真の狙いは、コミュニケーションとは別のところにあると筆者は見ている。 キャリアのLINE対抗策として注目 2018年4月10日に携帯大手3社が発表した+メッセージ。携帯電話同士でメッセージをやり取りするショートメッセージサービス(SMS)を高度化したサービスとして、5月9日よりサービスを開始する予定だという。 +メッセージはSMSと同様、電話番号を用いてメッセージのやり取りをするコミュニケーションサービスだが、最大の違いはやり取りできる内容が大幅に進化していること。SMSでは全角70文字という短いテキストしか扱えなかったが、+メッセージでは全角2730文字のテキストや最大100MBの写真や動画

    携帯大手3社のLINE対抗策、進化版SMS「+メッセージ」の真の狙い
    moronbee
    moronbee 2018/04/24
    "メッセージ送信による個人ユーザーへの課金から、企業からの売り上げ獲得へと収益構造を大きくシフトしようとしている"
  • 老いを受け入れよ、シニアSEが知っておきたい働き方

    この特集では45歳以上のシニア世代がSEとして輝き続け、雇用する側もハッピーになるにはどうすべきかを紹介しています。前回は雇用する側の視点から、シニアSEに仕事が来ない理由を説明しました。 今回はシニアSEとしての働き方を考えてみたいと思います。 40~50代は人生のターニングポイント 今までの経験・知識を生かして、何か新しいことをやってみたい──。エンジニアとして現場で活動してきた人が40代半ばくらいになると自負が膨らみ、転身を思い描いたりするようになります。起業やビジネススクールの講師、雑誌や専門誌のライター、ITコンサルタントなどが候補として挙がります。 一方で、将来に対する不安がソロリソロリと忍び寄ってきます。「これから自分はエンジニアとして、どのようなキャリアを築いていけばいいのだろうか」と思い悩む人が増えていきます。 心理学者・精神科医として著名なカール・グスタフ・ユング(Ca

    老いを受け入れよ、シニアSEが知っておきたい働き方
    moronbee
    moronbee 2018/04/13
    "キャリアの語源は「馬車(carriage)の轍(わだち)」"、"「ジェロントロジー(gerontology)」"、"「結晶性能力」と「流動性能力」"
  • 第1回 BA/BABOKが注目される背景と「要求開発」が必要な理由

    昨今、ソフトウエア開発の分野では、「BA(ビジネスアナリシス)」が注目されるようになってきました。BAは、システム化の前段階で、要求分析や業務分析を通じて、システムの担うべき役割を導き出す活動のことです。2009年8月には、IIBA(International Institute of Business Analysis)日支部がBAの知識体系をまとめた「BABOK(Business Analysis Body of Knowledge)」の翻訳を発売しました。これをきっかけに、BAはますますホットな話題となってきています。 連載では、このBAを実践するための具体的な方法である「要求開発」について、その概要から、プロジェクトへの適用方法までを解説します。これからBAを実践したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。第1回は、イントロダクションとして、BAが重視される背景と、要求開

    第1回 BA/BABOKが注目される背景と「要求開発」が必要な理由
    moronbee
    moronbee 2018/04/06
    戦略要求、業務要求、システム要求
  • 発売記念で激安6800円、廉価版イメージを覆すgooのスマホ「g08」

    g08は、発売記念特価として税別6800円で販売されています。この価格は、新規またはMNPでNTTコミュニケーションズの「OCN モバイルONE」に加入することが条件です。また2018年3月26日10時まで適用される発売記念の一括特価で、それ以降は税別1万6800円となります。なおOCN モバイルONEに加入せず購入する場合の価格は、税別2万5800円となります。 6800円という価格を聞いて「格安なので性能があまり高くないのだろうか」と感じた人がいるかもしれません。ところがこの機種の性能は、ローエンドというよりは、ミドルレンジと呼べるレベルです。とりあえず持つというよりは、常用できる機種だと言えるでしょう。

    発売記念で激安6800円、廉価版イメージを覆すgooのスマホ「g08」
    moronbee
    moronbee 2018/03/16
    "goo(グー)は、NTTレゾナントが運営するポータルサイトである。名称は「global network が無限大(∞)に拡大し続ける」ことに由来する" (本文とは関係ないけど)
  • 一緒に働き相性を探る、Rettyのエンジニア採用手法

    実名で投稿されたグルメ情報が見られるサービス「Retty」。社内の行動指針に「全員で採用」を掲げ、自社が採りたい人材の獲得に全社を挙げて取り組んでいる。同社が採用したいと考えるエンジニアはどんな人材なのか、そうした人材をどのように選考しているのか。Rettyで人事・採用を担当する柳川裕美氏に聞いた。 Rettyの開発体制は。 全社員の約半数に当たる、50人程度がサービス開発に携わっています。そのうち、エンジニアは約40人。サービスの企画をするプランナーやディレクター、デザイナーなどと一緒に、サービスを開発しています。 Rettyは国内だけでなく、世界中で使われるサービスを目指しています。既に月間利用者数が3000万人を超えましたが、まだやりたいことの数パーセントしかできていません。今後、さらにサービスを成長させるために、新しい人材に加わってほしい。新卒と中途の両面で、エンジニア採用をしてい

    一緒に働き相性を探る、Rettyのエンジニア採用手法
  • [第1回]IT部門が消滅、200台のサーバーが残された

    某製造業の現役IT担当者が実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する。10人の人員を抱えたIT部門がリストラで消滅。たった1人のIT担当者になった著者が、いわゆる「ひとり情シス」としてIT開発・運用体制の再確立に挑んだ。その実践経験を基に、弱体化したIT部門が抱える問題点、IT部門の再建の道筋などを示す。 私は従業員400人の企業で、社内の情報システムを担当している。250台のサーバーから成るインフラの構築・運営を中心に、業務システムの内製、データ管理や統制など仕事は多岐にわたる。だが体制は、私ひとり。つまり「ひとり情シス」である。私自身は「ソロインテグレータ(Solo Integrator)」と呼んでいる。ソロインテグレータについては、この連載の後半で説明するが、まずは現在の状態に至るまでの長く困難な道のりを説明し、主に中堅中小企業のIT部門が抱える課題への現実解を指し示したい。 自

    [第1回]IT部門が消滅、200台のサーバーが残された
  • 定年まであと3年、私が大企業A社部長職をなげうったわけ

    筆者は2015年9月、56歳で誰もが知る大企業A社を辞職し、57歳で就職活動を開始した。そして見事転職に成功。コラムはITエンジニアである筆者が実際に体験したシニアの就活の実情や、筆者の就活プロセスを全て公開し、次の人たちの役に立ってほしいとの思いでつづったものだ。 会社事情などで就活を考えなければならない人 漠然と転職を考えているシニア層の方々 就活で悩み、壁に直面している人達 第1回は、筆者がどのような道を歩んで再就職に至ったかを紹介したい。 なぜ大企業A社を辞めたのか 最近毎日のようにメディアを賑わす大企業の「構造改革」。だが実際には、「構造改革」の名の下、被雇用者側からすれば大規模なリストラが進んでいると感じられる場合も少なくない。最近はシニアに限らず、40代はおろか30代にまでその対象範囲は広がりつつある。 筆者は日を代表する製造業の大手企業(以下、A社)に部長職として勤務し

    定年まであと3年、私が大企業A社部長職をなげうったわけ
    moronbee
    moronbee 2016/08/02
    すごい。スペシャリスト。
  • 「できろ」という命令がIT組織を腐らせる

    2013年1月21日のことです。野村総合研究所(NRI)のデータセンターに大規模な障害が発生しました。センターの電源が落ちたのです。当時私は金融関連の部長を務めていました。電源が落ちた結果障害を起こしたいくつものシステムの復旧にかかりきりになりました。 安全・安心をうたったデータセンターが電源の障害を起こすのは、顧客の信頼への裏切りです。NRIという企業にとって決してあってはならない事故でした。信頼回復のためにどうするべきか。NRIにとって重い課題となりました。 私はその年の4月にデータセンターを含む、基盤組織の責任者に就任することになり、このデータセンターの大規模障害の根原因を究明、対策する総責任者になりました。 膨大な原因究明のレポートを読んで感じたのは、データセンターの現場の「対応」に、血が通っていなかったという印象です。 さまざまな対応マニュアルはありました。必要な要員も配置さ

    「できろ」という命令がIT組織を腐らせる
    moronbee
    moronbee 2015/09/20
    "万が一に備えて死ぬ思いで準備した担当者と、何もしなかった担当者の区別ができないのです。" // 日本のあらゆる組織ブレーンがコア思考でない問題は思考鍛錬で解決できるが解決しなさそうでもある。
  • ゼロから作った広尾学園の理系教育、ICTはいかに支えたか(前編)

    ICT(情報通信技術)の浸透により、教育の形が大きく変わり始めている。連載では先進事例を対談形式で紹介することで、その可能性を探る。 今回取り上げるのは、東京・港区にある私立の中学校・高等学校である広尾学園。同校は、iPadをはじめとしたICTを早くから活用していることで知られている。医師や理系研究者を目指す「医進・サイエンスコース」では、2014年からChromebookの活用も始めた。新しい理系教育を進める上で、ICTをいかに活用してきたのか。同コースの教育を主導する木村健太教諭に聞いた。 山内:広尾学園の医進・サイエンスコースでは、カリキュラムも含めてかなり独自の取り組みをされています。その狙いはどこにあるのか、そしてiPadをはじめとしたICTがその中でどんな役割を果たしているかについて、今日はお伺いしたいと思います。 まずは、医進・サイエンスコース設立やICT導入の経緯からお聞

    ゼロから作った広尾学園の理系教育、ICTはいかに支えたか(前編)
    moronbee
    moronbee 2015/02/04
    "「授業」「研究活動」「中高大産学連携」の3本の柱"、"それを支えるツールとして、ICTと英語を位置付けている"
  • 「高価なおもちゃ」に負けた日本のメーカー

    前回は、IoTの時代に日の企業が狙うべきは「センシングビッグデータ」であり、その関連ビジネスが発展するには、社会のあらゆるところに存在するセンサーのデータを活用できること、すなわちセンシングデータの流通市場が必要という話をしました。 とはいえ、いきなりセンシングデータを流通させましょうといっても、そう簡単には実現しません。まずは、センサーや通信の技術的な課題や商品開発など「ものづくりの課題」や、利益の分配など「ビジネスモデルの課題」、企業が「データを扱うルールの課題」、そしてパーソナルデータに関する「消費者の“心情”という課題」などを一つひとつ解決し、センシングデータビジネスの環境を整えることが大切です。 そこで今回からは、センシングデータビジネスの実現に向けて、有識者の意見を交えながら課題を整理し、解決の方向性を示します。最初のテーマは、「ものづくりの課題」です。スマートフォンやウエア

    「高価なおもちゃ」に負けた日本のメーカー
    moronbee
    moronbee 2014/12/24
    "当時、量で稼ぐのではなく、次の技術で稼ぐという路線に踏み切れていたらと思うのです。まあ、後になったら何とでも言えるのですが" // 今でも...。
  • 記者は「BadUSB」を試してみた、そして凍りついた

    BadUSB」という非常に危険な脆弱性をご存じだろうか。まだ大きな事件として明るみに出たものはなく、あまり知られてはいない。しかし今後、様々な方法でこの脆弱性が悪用され、企業ユーザーのITシステムが狙われる危険がある(関連記事:ファームウエアを勝手に書き換える、USBの危険すぎる脆弱性「BadUSB」)。危険性を正しく知ってもらうべく、また自分自身で怖さを理解すべく、記者は今回、自ら環境を構築してBadUSBの動作を確認した――。 セキュリティ分野は特に「自分で触ってみるとよく分かる」 記者は、自分の目で見たり触ったりして確認できたものしか基的に信じない性格である。もちろん、記事を書くに当たって、あらゆる物事を自分で確認できるはずはない。確認できないケースについては、代わりにその事実を確認した人(一次ソース)に取材することなどにより情報を得るが、自ら確認できるチャンスが少しでもあれば、

    記者は「BadUSB」を試してみた、そして凍りついた