日本共産党の志位和夫委員長は11日、千葉5区での演説の中で、「子育て支援四つの無償化」を提案しました。 志位氏は、子育ての経済的負担を軽減するために、(1)18歳までの子どもの医療費を国の制度として完全無料にする(2)憲法通りに学校給食費を国の制度として無償とする(3)高等教育無償化パッケージ(学費半額、入学金ゼロ、給付型奨学金の抜本拡充、返済中の奨学金を全員一気に半額にする措置をとる)(4)子どもの国保料(均等割)ゼロ―の実現を訴えました。 「四つの無償化」を実行に移すために、毎年必要な財源は合計で3・8兆円となります。 志位氏は、「『異次元の子育て支援』というなら、この程度の財政出動はあたりまえです。年5兆円にのぼる大軍拡を中止し、大企業・富裕層への不公平税制の是正と応分の負担によって財源をつくりだし、暮らしと子育てにあてようではありませんか」と力説しました。
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