演劇のプロデュース・制作などを手がける団体Aznet Produceは2022年4月18日、舞台「エンリ帝国戦記~叙事詩オモイカネ~」のキャスト13人が降板すると発表した。団内で新型コロナウイルスの陽性者が複数出ているという。 降板した複数のキャストが同日、ツイッターに経緯を投稿しており、「コロナが風邪だと思えるキャストだけ残ってください」という団体からの言葉が決断の大きな理由になったとしている。一方、団体側はこうした発言があったことを「事実と違う」と否定した。 コロナ感染の経緯を公表 Aznet Produceは、舞台のプロデュースを立花和紗氏が、作・演出を神話作家の輪島貴史氏が手掛ける団体だ。「エンリ帝国戦記~叙事詩オモイカネ~」は4月20日~24日にかけ、全10公演を予定していた。 初日の2日前となった18日、同団体は立花氏の名前で「Aznet Produce劇場公演『エンリ帝国戦記