鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)を運営するホンダモビリティランドは2日、F1運営会社との間で鈴鹿サーキットでのF1日本GPの開催契約を2029年まで延長したと発表した。現行の契約は今年までだった。これまでは秋の開催だったが、今年は4月5~7日に移行して実施する。 大阪観光局が1月に大阪でのF1招致を表明。鈴鹿でのF1継続が懸念されたが、これまでの開催実績が評価されたもよう。現状では年間レース数が飽和状態で1国2開催は難しく、大阪側の招致活動はトーンダウンを迫られる。 F1のステファノ・ドメニカリ最高経営責任者は「鈴鹿は、F1というスポーツの一部かつ特別なサーキットであり、今回、2029年まで開催し続け とても嬉しく思います」とコメントした。 ホンダモビリティランドの斎藤毅社長も「2025年以降も継続して鈴鹿サーキットでF1日本グランプリを開催できることをとてもうれしく思います」などと謝意を表