たこ焼きはどこまで大きく作ることができるのか――。物理学者たちの研究成果を伝える論文がSNSで話題になっている。京都大学大学院理学研究科の橋本幸士教授と、理工系YouTubeチャンネル「ラムダ技術部」が共同で手掛けた。 J-CASTニュースは2023年8月16日、たこ焼き半径の上限に関する理論を提唱した橋本教授に、論文を公開した背景を取材した。 「たこ焼き関数という新しい概念」 あるX(旧ツイッター)ユーザーが8月8日、「こういう賢さの無駄遣いたまらない」などと紹介したことで話題になった。投稿は4500件のリポスト、1万1000件の「いいね」が寄せられるなど大きな反響があった。 「たこやき関数とかいうわけわからんもの作っちゃう天才好き」 「著者、京大理論物理というガチ中のガチの人だった」 「こういう論文好き ちゃんと理論と実験を交えて検証を行なってるところや、たこ焼き関数という新しい概念が