![「著作権法施行令」が閣議決定。BDレコーダーが補償金対象へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/14244c710727ef2b8c398d49298a61dd53a6b00b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fav.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Favw%2Flist%2F1449%2F661%2Fs00.jpg)
2022年6月に一般公開されたコード補完サービスの「GitHub Copilot」は、プログラマーが書きたいコードを「提案」することでソフトウェア開発を高速化すると期待されていますが、著作権で保護されたコードを提案してくるといった問題点も指摘されています。新たにオープンソース開発者で弁護士のマシュー・バターリック氏が、「GitHub Copilotは著作権の問題を引き起こすだけでなく、オープンソースソフトウェアのコミュニティを破壊する危険性がある」と主張しました。 GitHub Copilot investigation · Joseph Saveri Law Firm & Matthew Butterick https://githubcopilotinvestigation.com/ ソフトウェア開発プラットフォームのGitHubを所有するMicrosoftと人工知能開発組織のOpen
新聞記事を従業員向けのイントラネットに無断で掲載されたとして、中日新聞社が「つくばエクスプレス」の運営会社に賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は「記事は表現上の工夫がされた著作物で、イントラネットへの掲載は著作権侵害にあたる」と指摘し、190万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。 名古屋市に本社がある中日新聞社は、「つくばエクスプレス」を運営する首都圏新都市鉄道が、2005年の運行開始直後から2019年ごろまでの間に、自社が発行する「東京新聞」の記事を、従業員向けに社内のイントラネットに無断で掲載したのは、著作権の侵害にあたるとして賠償を求めました。 首都圏新都市鉄道は「新聞記事は事実の伝達にすぎず、著作物とはいえない」などと争っていました。 6日の判決で、東京地方裁判所の柴田義明裁判長は「掲載された記事は、相当量の情報をわかりやすく整理し伝えるなど、表現上の工夫がされていて、著作物
『エセ著作権事件簿―著作権ヤクザ・パクられ妄想・著作権厨・トレパク冤罪』では、基本的には既に判決が確定していたり、法的評価が明確になっているものなど、既に歴史になった事件を取り上げています。しかし、収録候補とした事件の中には、裁判係属中ながら取り上げる価値が高い事件がいくつかありました。基本は涙を呑んでボツにしたのだけれど、2件だけ収録しています。それが「#KuToo事件」と「編み物ユーチューバー事件」です。 この2件については、刊行後に新たな判決が出たとしても、少なくとも著作権侵害にかかわる本質部分について判断が覆ることはないと考え、著者の責任において収録に踏み切ったもので、判決が確定したら必要に応じて補稿を発表しようと思っていました。 今般、このうち「#KuToo事件」について、原告(著作権者側)の上告が棄却となり、本書で評した控訴審までの判断が維持され、原告敗訴が確定し終結しました(
Saya Kubota @sayakubota 福岡市美術館鳥獣戯画展にて鉛筆を借りメモ張とともに鎌倉時代の木彫像「神鹿」を小さくスケッチしていたら「模写をやめてください」と。理由を聞くと著作権(作者70年後で著作は切れるはず)で難しいと。納得がいかず更に聞くと立ち止まってはいけないからとのことだ。人数制限もしていて空いている 2022-09-24 13:23:14 Saya Kubota @sayakubota 著作権は70年で切れるはずと指摘したところ、高円寺が模写を禁止しているとのこと。(私はまだ確認していない)グッズでは鳥獣戯画をなぞってみるグッズがある中、立体彫刻の鉛筆のメモスケッチすら許されないのは、なんのための美術館かと怒りが湧いてしまった 2022-09-24 13:25:51 Saya Kubota @sayakubota 海外と比べるのはどうかともおもうが、ロンドンの修
音楽著作権だけでも1曲数十万円 町田樹は2021年5月、自身の作品を収めたブルーレイ『氷上の舞踊芸術 町田樹 振付自演フィギュアスケート作品プリンスアイスワールド映像集2013―2018』(新書館刊)を発売した。現役時代からプロスケーターとして活躍していた期間の、自身が振り付けて演じた6作品9公演が収録されている。 制作の過程で、町田はアーカイブにあたっての障壁の存在を、身をもって知った。 「音楽に関しては基本的にJASRAC等の著作権の一括管理業者との交渉が多くなります。ただ、例えば放送とかカフェで流したり競技会で使用する場合と違い、専門用語で『固定』と言うんですけれどもDVDのように再生可能な形で固定される著作権は権利処理のハードルが極めて高い。つまり、著作権のクリアランスが難しくなります。しかもJASRAC等が管轄していないケースもあり、音楽家に直接交渉ということになる。著作権自体も
国内外の貴重な科学映像作品をデジタルアーカイブ化して全世界に無償配信している科学映像館の運営にあたっては当初から様々な課題があった。そのひとつは映像作品に係る著作権の問題である。著作権法では「総合芸術たる映画作品にあっては、その著作権は製作者に帰属する」と記されている。一方で実際の解釈や運用としては、スポンサーでもある企画者の権限が大きいこともあり業界内で必ずしも統一されていない面もある。そのため当法人は製作者および企画者から作品の使用許諾を得るにあたり交渉や調整に大変な時間と労力を費やしたことも度々であった。作品の権利関係の複雑さも相まって作品フィルムの保管についても曖昧となり、かくして貴重な作品の多くが死蔵化の一途を辿るという、科学技術立国を目指す我が国にとってまことに憂慮すべき状況となっている。さらに製作者の老齢化に伴い、制作活動停止、閉鎖した会社も少くない。その結果、作品は散逸して
こんにちは、READYFORでVP of Engineeringをしております、いとひろです。 この度、めでたくREADYFORのOSSポリシーをGitHub上で公開しましたので、共有いたします 👏👏👏 github.com OSSポリシー策定の背景 READYFORでは、息をするようにOSSにコントリビュートをしている @kotarella1110(React Hook Formコアコントリビュータ)や @yuji_developer(自作gem多数、OSSにPRやissueで貢献)や @ksss(CRubyやmrubyに貢献、最近はRBS関連の活動多し)をはじめとする多くのエンジニアがOSS活動を行なっています。 かくいう私自身も、かつてはEclipse CollectionsというJavaのOSSライブラリのリード・コミッターをしていたこともあり、OSS活動に対しては非常に前向
ホーム ブログ 人工知能(AI)、ビッグデータ法務 Midjourney、Stable Diffusion、mimicなどの画像自動生成AIと著作権|知… はじめに Midjourney、Stable Diffusion、mimicなど、コンテンツ(画像)自動生成AIに関する話題で持ちきりですね。それぞれのサービスの内容については今更言うまでもないのですがMidjourney、Stable Diffusionは「文章(呪文)を入力するとAIが自動で画像を生成してくれる画像自動生成AI」、mimicは「特定の描き手のイラストを学習させることで、描き手の個性が反映されたイラストを自動生成できるAIを作成できるサービス」です(サービスリリース後すぐ盛大に炎上してサービス停止しちゃいましたが)。 で、この手の画像自動生成AIのようなコンテンツ自動生成AIですが、著作権法的に問題になる論点は大体決ま
イラスト生成AI「mimic」は8月30日、ベータ版に寄せられた意見を踏まえ、ベータ版の提供を全て停止すると発表しましました。主な理由として、「ベータ版では不正利用(※)を防ぐ仕組みが不十分であると考えたため」と説明しています。 ※利用者が著作権を保持していないイラストを、著作権者の許諾なくアップロードすること(あくまで利用規約違反という意味で、現行の著作権法ではAIサービスに学習させるための利用は著作権侵害とはなりません) イラスト生成AI「mimic」は、イラストレーターが自分のイラストを学習させることで、自分の絵柄のイラストを生成することができるというAIサービス。しかし8月29日にサービスが公開されると「他人のイラストを取り込んで生成したイラストを悪用するケースが発生するのでは」と懸念する声が続出。一応、ガイドラインでは他人のイラストをアップロードしてはいけないことになっていました
誰かが作った作品は、著作権法において保護される。それはほとんどの人が常識として理解していることではあるけれど、ではどのように法律で定められているかを詳細に知ろうとすると、著作権法という法律の複雑怪奇さに驚くことになる。そうした複雑さをとりあえず棚に上げて巷では、映画館で上映前に流れる映画の違法複製やダウンロードについて警告するパントマイムの動画や、番組の違法アップロードを犯罪だと指摘するテレビCMのように、著作権法のエッセンスだけでも理解してもらうための啓発活動が行われている。このようなシンプルなメッセージにでもしないと、誰もが著作権法を理解するのは不可能なように思われるからだろう。 だがそうしたシンプルなメッセージは、往々にして人々を脅すような常套句を展開しがちである。著作権を侵害する可能性があるのは作品を受け取る側の人々なのはたしかであり、責任を問われた場合に不利益を被る可能性を指摘す
2022年8月1日、日本図書館協会(JLA)著作権委員会が、2021年著作権法改正に関して、「2021年著作権法改正と図書館サービス」を公開しました。 改正の概要、図書館実務への変化についてまとめられています。 著作権委員会 著作権関係資料(JLA) https://www.jla.or.jp/committees/chosaku/tabid/280/Default.aspx ※2022年8月1日付で、「2021年著作権法改正と図書館サービス(チラシ原稿・pdfファイル)」が掲載されています。 2021年著作権法改正と図書館サービス [PDF:619KB] https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A/2021%20Copyright_F
AIが描いた絵の著作権は、誰が持つのか Midjourney画像の扱いを考える:小寺信良のIT大作戦(1/3 ページ) 文章や単語で「お題」を入力することで自動的に画像を生成してくれるAI「Midjourney」のクオリティが高いということで、ネットで話題になっている。まだβ版だが、無料と有料のプランがあり、無料プランの場合はCreative Commons 4.0 by-ncライセンスで利用できる。 利用にはチャットアプリDiscordのアカウントが必要になるが、そのあたりの使い方に関してはすでに詳しく指南してくれるサイトがたくさんあるので、そちらを参照していただいたほうが早いだろう。 誰でも簡単にAIに絵を描かせられる一方で、タッチというかトーン、世界観みたいなものはどことなく傾向があるように感じる。今後、画像を見ただけでどのAIが書いたものか、なんとなく見分けられるようになるかもしれ
まとめ ときメモGS作品内のアクセサリーを模倣した二次創作グッズを作った人が、公式(KONAMI)に許諾を得ようと問い合わせ.. 前段はそこに至る経緯を若干長めに、後段はお問い合わせしましたというツイートに対する色んな反応を掲載しております(普段よりツイート収録数が多いのは内容が内容なのでご容赦)。 一次創作物との相違が分かりやすいイラストや漫画は黙認というカタチでグレーゾーンに置かれがちですが、作品内に登場した物品を模したアクセサリー等の所謂同人グッズは、一目で公式が出したか否かを判別しにくいが故に版権許諾はまず出ないモノです。 しかも、ときメモは(GS自体ではないとはいえ)以前に同人関係でイザコザがあった経緯もあり過敏になり過ぎてもしょうがないカテゴリー。 にも関わらず、自分の作ったアクセサリーを添えて許諾を得ようとする、しかもその際に自分が主催ではないwebオンリーのイベントや他の同
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