前回のストーリー👇 C国で発生した病のせいで人間とともに暮らす猫にまでとばっちりが及び、 大量ギャクサツされる事態が起こった、その対策を講じるため 古今東西、時間も空間もあるいは次元すらも超えて 様々な猫たちが集い、そこに何の変哲もない猫マオも参加することとなった。 マオはその会場で自称有名猫のTと出会う。 mishablnc.hateblo.jp 議長猫が威厳を示すかのように咳ばらいをし、そして言った。 「え~、本日はご多忙の折お集まりいただき(;^ω^)…。」 猫に建前や世間体など通じない、 上司の顔を立てるためだけの誰も聞きたくない結婚式のスピーチや 生徒が貧血で倒れても続けられる校長先生の長話のような、 むだなあいさつに猫たちが忍耐を見せることなどなかった。 会場にいる猫たちは議長を注視せず、 ちゅ~るをなめたり、隣り合った者同士で談笑するだけであった。 「議長、あいさつはいいの