はじめに:満員電車では、とるべき“動き方”が存在する 新年度が始まって1カ月がたった。この4月に新しい職場、新しい部署、新しい環境で生活を始めた人も多いだろう。 特に新社会人は早速「満員電車」の洗礼に遭ったのではないだろうか。朝の特定時間帯における通勤電車は常軌を逸した乗車率となりがちで、4月はTwitterで「満員電車」がトレンド入りする日もあった。 熟練の社会人たちは、長年の経験から混雑した電車内において、瞬時に人の流れを察知し、うまく乗降者のラインコントロールを行い、不用意に人とぶつかることを避けることができるだろう。 しかし、満員電車に慣れていない人たちが多いとポジショニングが難しかったり、動き出しのタイミングをつかめなかったりするため、乗客同士の衝突が生じ、“お客さま同士のトラブル”による電車遅延が発生することになりかねない。 そこで、本記事ではデータサイエンティストである筆者が
本物に見た目がよく似たハチミツの「偽物」が出回っているのをご存じだろうか。ミツバチ研究者の高橋純一・京都産業大准教授(44)は、人工的に作られた偽ハチミツを見破る方法を開発した。 天然由来で健康的なイメージから人気があるハチミツだが、自給率は約6%と低い。中国からの輸入が多いが、中には偽物も含まれる。本物のハチミツに、小麦やイモのでんぷんから作った糖が混ぜられたものが多いという。 従来は製品中の糖の成分を調べて判別していた。だが、高橋さんは「検査をすり抜ける『高品質な偽物』も増えています」といい、いたちごっこが続く。 そこで、着目したのがDNA。本物のハチミツには、ミツバチのDNAが含まれている。その量はごくわずかで検出は難しかったが、DNAを増やす手法を応用し、分析に成功した。この方法はミツバチが蜜を採取した花も特定できる。「実は元々、花や産地を裏付けて付加価値を高めるために開発したもの
基本的には、硝酸なんとかという物質と、なんとかカリウムという物質を、それぞれ水に溶かして、その溶けた水を混ぜ合わせる事によって、硝酸カリウムを作ります。 つまり、硝酸なんとか+なんとかカリウム→硝酸カリウム+なんとかなんとか、というわけです。この時、なんとかなんとかが水に溶けにくい物質である必要があります。なんとかなんとかが水に溶けにくい物質であれば、硝酸カリウムだけが水に溶けている状態になるので、分離できるわけです。(このように分離できるからこそ、硝酸カリウムが生じるというわけでもある) まずは硝酸なんとかの入手方法。硝酸カルシウムは肥料として売られています。これが一番手に入れやすいと思われます。または、硝酸アンモニウムというものも売られている事があります。ちなみに、硝酸カリウム自体も場所によっては普通に売られている事があります。売ってたらそれ買ってください。(終了) おしっこから硝酸カ
Podoro @podoron 『色の見え方 言語と脳の認識の関係』 過去30年で,日本人は「青/水色」を分けて認識するようになったという研究結果。しかし,古語の「青」は青と緑の両方を含んだ色だった。 では,言語(色名)は色認識に影響するのか?脳はどう認識しているか? 研究結果をいくつか簡単にまとめます。1/ 2017-09-23 22:13:27 Podoro @podoron 研究では,日本人の実験参加者に330色の色票を色カテゴリに仕分けて貰った所,概ね19色に分ける事が分かった他,98%が「水色」を青とは別のカテゴリーとして使用した。30年前の同様の研究では77%が「青」に含めており,日本人の中で,ここ30年で青/水色が分離した事が分かります。2/ pic.twitter.com/fynViX59bw 2017-09-23 22:17:09
When mercury is added to aluminum, it forms an amalgam (a mercury alloy). Aluminum is normally protected by a thick oxide layer, but the formation of the amalgam disrupts it. It allows fresh aluminum to react with air to form white aluminum oxide. As the oxide grows, it forms as these cool white fibers. ------------------------------------------------------------------------------- Merch - https:
気温の高い夏のアイスは、少しでも油断していると、すぐにポタポタと溶け始めてしまう。あなたにも、360度満遍ない位置からスプーンですくったり、溶け始めた部分をなめて無かったことにしたり、様々な工夫を凝らしてなんとか溶けるのを阻止しながらアイスを食べた経験があるだろう。 ところが、近年、そうした格闘を不要とする「溶けないアイス」が、国内外で姿を見せはじめたようだ。溶けないアイスとはどのように作られているのか、その科学的な原理を考えながら解説した。 アイスが溶けるとはどういうことか 「溶けないアイス」を知る前に、まずはアイスが溶けるとはどのような現象なのかを理解しておこう。 アイスは主に3つの要素で成り立っている。気泡、乳脂肪、氷の結晶だ。気泡の周りに、凝集した乳脂肪がくっついたものと、氷の結晶が、牛乳のタンパク質や砂糖が溶けた液体中に分散している状態になっていると考えられている。こうした構造が
ブンイチの紙版は品切れです。 無料で読める電子書籍版をご利用ください。 文一総合出版編集部イチオシの、生物業界で活躍中の研究者・写真家が、 「話題になっている」「注目されている」生き物について 独自の目線でしっかり解説! すべての記事が『ブンイチ』のための書きおろしです。
このたび、クマムシ研究プロジェクトのクラウドファンディングを学術系クラウドファンディングサイト「academist」にて行います。 最強生物クマムシの耐性の謎をゲノム編集で解明する! 極限的乾燥、超低温、超高圧、高線量放射線、そして、宇宙空間の超真空。驚異的な環境にも耐えられるクマムシの強さの秘密をさぐるべく、今回、この生きものでのゲノム編集技術を確立して調べたい。ということで、クラウドファンディングを行うことになりました。ぜひとも皆さんとご一緒に、クマムシ研究を進めていきたいのです。 このクラウドファンディングは、ただの寄付ではありません。資金額に応じて、クマムシにゆかりのあるリターン(お返し)を用意しています。ここでしか入手できないクマムシグッズもあります。また、今回は、共同研究者も募集しています。ゲノム編集や遺伝子操作に明るく、クマムシ研究に興味のある研究者の方、お気軽に声をかけてく
線香花火:美しさの秘密が明らかに 1.発表者: 井上 智博(東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 特任准教授) 2.発表のポイント: 江戸時代から親しまれてきた線香花火における火花の発生・分岐の鮮明な高速度撮影に成 功し、世界で初めて理論的に定式化した。 液滴が繰り返し何度も分裂する現象が新たに明らかになり、連鎖的に分裂する液滴の軌跡 が線香花火の火花を描くことが解った。 火花がなぜ枝分かれするのかという素朴な疑問を解決することで、美しさを生み出す科学 を一つ解明した。 3.発表概要: 日本では江戸時代に花火を作るようになった。なかでも 0.1 グラムの黒色火薬(注 1)と和 紙からできる線香花火(注 2)は最も単純な手持ち花火である(図 1)。 線香花火は、紙縒り(こより)の先端にできた火球から火花が飛び出し、枝分かれして美し い松葉模様を描く。これまで数世紀のあいだ、
チョコレート大好きなんですけど、チョコレート産業は植民地時代から続く奴隷労働の温床という側面があります。特に原料のカカオは児童労働問題という文脈で語られることも多く、大量消費コンテンツを見るにつけ胸が痛みます。 こうした発展途上国の労働力を適正価格で買い支える仕組みがフェアトレード。しかし残念ながらその効果は限定的です。 現地労働力との差額が誰かの懐に消えていく可能性をゼロに出来ないし、補助の枠組みから漏れた農家が不満を抱けば新たな軋轢が生まれてしまう。 本質的な解決は、現地人件費の底上げしかないのでしょう。 カカオと児童労働 カカオが児童労働の温床となっているのは、カカオの植物学的な生理の影響が強いと言います。 水はけの良い土地と日陰を好むカカオの木は開墾による大規模栽培が難しく、大人の労働力を投入するほどのメリットがないのだとか。 村では画期的な現金収入源とのこと。、村人に直接渡される
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet チョコレートは、カカオマス、カカオバターをはじめとする油脂類、ココア、糖、および粉乳から作られる菓子です。 油脂分(脂肪酸トリグリセリド)は、優良チョコレートではカカオバターのみより調製されるのですが、一般的なチョコレートは合成油脂を混ぜます。 2015-02-06 21:07:30 山猫だぶ㌠ @fluor_doublet トリグリセリドの結晶多形は古くから研究されています。液晶相までいるのですが。最近では品質管理の点から、ある程度の量は合成トリグリセリドを混ぜているんですが、普通はSUSといって、グリセリンの1位と3位に飽和脂肪酸を、2位に不飽和のものを入れた合成油脂が用いられます。 2015-02-06 21:08:27 山猫だぶ㌠ @fluor_doublet トリグリセリドの結晶構造では、βと呼ばれる室温よりちょっと上に安定領域がある準安
RESEARCH 4億年もRNAを 書き換え続けてきた意味 由良 敬お茶の水女子大学 陸上植物のオルガネラ(ミトコンドリアと葉緑体)のDNAからつくり出されるタンパク質のアミノ酸配列は、DNAから推定される配列と異なることがあります。DNAからRNAへと転写された後に、特定の塩基だけを書き換えるのです。これをRNA編集と呼びます。DNAを書き換えれば一度ですむはずなのに、タンパク質をつくるたびにRNAを書き換える意味は何なのでしょうか。 1.植物オルガネラの奇妙な現象から発見されたRNA編集 1980年代後半から、陸上植物の研究者は葉緑体やミトコンドリアなどの細胞小器官(オルガネラ)がもつ遺伝子発現の際に起きている妙なことに気がついていた。オルガネラのDNAとRNAの塩基配列に食い違いがあり、それぞれから推定できるタンパク質のアミノ酸配列が異なっているのである。最初は実験上の誤りだと思われ
SignificanceThe growing worldwide demand to reduce emissions from combustion calls for development of alternative technologies for high-efficiency and low-emission combustion. Whereas fire whirls are known for their intense and disastrous threat to life and surrounding environments, their swirl properties and thus higher combustion efficiency imply an unexploited potential for highly efficient, lo
Twitter見てたら、綺麗な青いゼリーの写真がどんぶらこっこと流れてきました。その名も「チェレンコフゼリー」。 涼しげで良いねぇ。 …と思いながら ぶら下がってるコメントを開いたところ、「まずそう」だの何だの品のないリプライが多くてがっくり。(´・_・`) ぐるぐるうづまき先生のチェレンコフゼリー 井上リサ先生発案の「チェレンコフ寒天」をアレンジした ぐるぐるうづまき先生の「光るチェレンコフゼリー」ツイートまとめです。 ちなみに名前は物理現象のチェレンコフ光に由来しますが、色が似てるだけでチェレンコフ光ではないです。 チェレンコフ放射(Advanced_Test_Reactor.jpg:CC BY-SA2.0) – Wikipedia …というところまでが前提で、以下本文。 ぐるぐる先生のチェレンコフゼリー – Curated tweets by 02320_ochi 本コレクションはス
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