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政治に関するodd991のブックマーク (783)

  • 露大統領の国後訪問情報は首相に伝わらず 説得の機会逸す (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土・国後(くなしり)島を訪問するという確度の高い情報が菅直人首相や仙谷由人官房長官ら政府首脳に事前に伝えられなかったことが20日、分かった。政府関係者が明らかにした。今月1日の大統領による訪問直前の10月末、在モスクワの日大使館から外務省欧州局に伝えられたが、菅首相らの耳には届かなかった。外務省から官邸に至る情報伝達ルートのどこかで握りつぶされた可能性がある。当時、菅首相と大統領はともにハノイに滞在。情報が伝われば日露首脳の直接交渉も可能だっただけに、日側は訪問阻止の絶好機を逸したことになる。 日固有の領土である北方領土への大統領の訪問計画は9月下旬に表面化した。北方領土問題への対応では強硬派で知られていた前原誠司外相は同29日にロシアのベールイ駐日大使を外務省に呼び、訪問取りやめを要請。大統領はロシア極東のカムチャツカ半島まで来たが、「天候の悪化

  • 暴力ってなんだろ? : 404 Blog Not Found

    2010年11月21日03:30 カテゴリLogos書評/画評/品評 暴力ってなんだろ? 終翁、わりい、これじゃよけいわかなんない。 自衛隊は暴力装置ではない。タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じ。 自衛隊ではなく国家が暴力装置だから国民は安心して暮らせる というわけで、私も考えてみた。 「自衛隊は暴力装置ではない。暴力装置は国家」って言われても、「SDカードは記憶装置ではない。記憶装置はパソコン」って言われているのと同じで、装置は装置で出来できている以上、「自衛隊も暴力装置かつ日国も暴力装置」の方が「どっちか片方が暴力装置」というより「非暴力的」にしか受け取れない。 それじゃなぜ、Gewalt(独)やviolence(英)を、「暴力」とするのに違和感を感じる--人が私を含めて多い--のか。 "Gewaltmonopol des Staates"は英語圏では"monopoly on le

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  • 次はアレントを読め - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20101120/1290213752 http://d.hatena.ne.jp/nessko/20101120/p1 仙谷由人官房長官*1が自衛隊のことを「暴力装置」と言ったことが波紋を呼び、訂正したり陳謝したりということがあったという。これを聞いて、その昔日共産党が突然〈プロレタリアート独裁〉は人聞きが悪いというので〈独裁〉を〈執権〉に改めたということを思い出した。そのときは、鎌倉幕府かよと思ったのだが。民主党はどう言い換えるべきか、頭を下げて共産党に教えを請うべきだろう。 さて、自衛隊が「暴力装置」だというのは当たり前の話であって、これに関しては、今回濱口桂一郎氏*2も池田信夫氏*3もともに(仲良く?)妥当な見解を示している*4。 さて、今話題になっているのは、レオン・トロツキーを援用したマックス・ウェーバー『職業と

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  • 「暴力装置」の起源はレーニン? ウェーバー? - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    新聞の報道から。 →仙谷氏、自衛隊は「暴力装置だ」発言 自民の抗議で直後に撤回し「謝罪する」 - MSN産経ニュース 仙谷氏、自衛隊は「暴力装置だ」発言 自民の抗議で直後に撤回し「謝罪する」 2010.11.18 11:23 仙谷由人官房長官は18日午前の参院予算委員会で、自衛隊について「暴力装置でもある。特段の政治的な中立性が確保されなければいけない」と述べた。10日付の「隊員の政治的中立性の確保について」とする事務次官通達に関する質疑のなかで述べた。 ただ、自民党の抗議を受けて、直後に撤回し、「実力組織と言い換える。自衛隊の皆さんには謝罪する」と陳謝した。 →仙谷官房長官:「自衛隊は暴力装置」 すぐに訂正「実力組織」 - 毎日jp(毎日新聞) 仙谷官房長官:「自衛隊は暴力装置」 すぐに訂正「実力組織」 仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と発言、質問者の自民

    「暴力装置」の起源はレーニン? ウェーバー? - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 「自衛隊は暴力装置」だと思っていたが? - ゴー宣ネット道場

    ゴー宣DOJO 「チェブリン・モン子さん特別インタビュー【2024/3/16 ゴー宣DOJO「チェブリンに保守思想をわかるまで教える」連動】」動画配信! 令和6年2月21日 SCHEDULE今後の開催予定 2024/3/2(土)18:00~テーマ:「歌謡曲を通して日を語る」@横浜LIVE 第115回2024/3/16(土)14:00~17:00テーマ:ゴー宣DOJO「チェブリンに保守思想を分かるまで教える」 第116回2024/4/20(土)14:00~17:00テーマ:ゴー宣DOJO

  • ベルーフへの自覚 - Apeman’s diary

    一日経って、新聞その他も徐々に「暴力装置」が官房長官オリジナルのタームでないことは無視できなくなってきたようですが、いろいろと悪あがきをしている人もいます。 その一例として「自衛官の感情」を云々する人々がいますが、例えば「教育は国家のイデオロギー装置」と言われて腹を立てるような教師は100%ろくな教師ではないのであって、どうやって辞めてもらうかを早速検討すべきです。警察が「暴力装置」であるという自覚のない警察官は例えば任意取調べの参考人に対して「警察をなめとったらあかんぞ。殴るぞ」「一生を台無しにするぞ」「家族までいったる」などと口走ってしまうわけです。その意味で、今回の件は自衛隊および国民にとって格好の教材にできたはずです。間違っても「自衛隊は暴力装置なんだからご機嫌とらなきゃねウフ」なんてことを考えるのではなく。

    ベルーフへの自覚 - Apeman’s diary
  • もうちょっとまともな反論があるのかと思ったら - finalventの日記

    - 追記 論点がわからない人がいるようなので最初に3行でまとめておきますよ。 finalvent: 自衛隊は暴力装置ではない(暴力装置は国家のみを指す用語だから)。 hokusyuさん: 自衛隊は暴力装置である。 排他的な命題なんでどっちかが正しく、どっちかが間違っている。お考えください。 - ⇒とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去 なるほど、この定義によれば、国家権力は暴力装置である。では「暴力を発動するため」の「暴力」とは何だろうか?警察や軍隊だとすれば、「警察や軍隊を発動する」となり、意味が通らなくなる。 意味通るけど。警察とは警察暴力であり、軍は軍暴力。なにか疑問でも? むしろ、その後半の部分と比較してみればわかるが、軍隊や警察は、「諸機関」と並列されているのである。つまり、国家は暴力を発

    もうちょっとまともな反論があるのかと思ったら - finalventの日記
  • とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去

    はじめに結論から書いておこう。「国家が暴力を独占する」の意味は、国家が自らの暴力の行使に対してのみ、正統性を付与するということである。国家というのは、征服によるものであれ、共和主義的な統合によるものであれ、その集団がある領域内を実効支配した時点で、定義上、その領域内には少なくとも国家に匹敵しうるような暴力を行使可能な集団は存在していないはずである。だが、国家はなお支配のために「暴力を独占」する。それは、自前の暴力組織にのみ正統性を与えることによってであって、そうやって正統性を与えられた暴力組織を「軍隊」や「警察」と呼ぶ。ウェーバーによればその正統性の源泉は、近代国家においては「合法性」である。その正統性(=合法性)に基づいてはじめて、政府は国家内の自律的な暴力集団を規制したり弾圧することができるのである。 軍隊や警察は、人を殺しうる力を持っている。たとえ侵略軍から「国家を防衛」するためであ

    とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去
  • 「暴力装置」失言問題について - BIFFの亜空間要塞

    この二日程、時の官房長官の発言に端を発する「暴力装置失言問題」が気になったので、記事を書いてみます。 私自身は、自衛隊が「暴力装置」であるのは自明なことだと思うので、発言自体には何の違和感もありません。 しかし「暴力装置」という言葉が、多くの人から感情的な反発を受けたり、あるいは「左翼用語」であると認定されたり、後から調べて政治学では基的な用語だと理解した人でさえ「場所をわきまえない不適切な発言であることに違いない」などと批判を続けるのをみて、この問題の根は「暴力」という言葉への理解不足だと感じています。 広辞苑では「暴力」は「・・、相手の身体に害を及ぼすような不当な力や行為」と説明されています。広辞苑に限らず国語辞典で「暴力」を引けば、その意味に「不当・不法」というニュアンスが含まれているはずです。一般に日語で「暴力」と言えば、不当なものだと認識されているわけです。勿論これはこれで

    「暴力装置」失言問題について - BIFFの亜空間要塞
  • 「暴力装置」についての政治学講座

    Tomisaki Takashi @tomi_polisci 何か、「暴力装置」という言葉が、政局となっているみたいですね。@sugawarataku さんと同様、政治学者としては、「は?」という感じです。(笑)そこで、少し解説。@sekohiroshige 2010-11-19 01:25:41 Tomisaki Takashi @tomi_polisci (続)「国家」が、社会的装置として、企業その他の社会集団と区別できるのは、「一定の地域・住民」に対し「正統的暴力」を独占している、という点にあります。これは、ウェーバー以来、政治学では、最も通常の定義です。なお、(国際政治上の)「国家主権」の質的意味もそこにあります。 2010-11-19 01:26:37 Tomisaki Takashi @tomi_polisci (続)よって、国家を社会的装置とするならば、軍隊および警察(検察

    「暴力装置」についての政治学講座
  • 自衛隊ではなく国家が暴力装置だから国民は安心して暮らせる: 極東ブログ

    わかりやすく書いたつもりだったのだが、昨日のエントリー「自衛隊は暴力装置ではない。タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じ」(参照)はあまり理解されていないようだった。これがわからないと、近代国家の意味やシビリアンコントロールの意味が理解できないことになる。それじゃ困るなと思うので、もう少し補足しておこう。 社会学的なものの考え方は慣れていない人には難しいのかもしれない。典型的な無理解として、例えば、いただいたはてなブックマークコメントにこんなのがあった(参照)。 hokusyu あたまがわるい, 暴力 詭弁w。存在自体が暴力であるという言い方は可能だが、ふつうはある力の行使のことを暴力というのであり、その暴力(乱暴な力)をふるうApparat(組織体/装置)が自衛隊や警察ってことで、日常言語でも普通に理解できる 2010/11/19 54 clicks 18 「存在が暴力」というのは文学なん

  • 「暴力装置」をめぐって─菅原琢・東大准教授(@sugawarataku)のTLを中心に

    仙谷由人官房長官の答弁で一躍知名度が上がった(?)「暴力装置」。その言葉をめぐって、菅原琢・東大准教授(@sugawarataku)のTLを中心に議論をおさらい。

    「暴力装置」をめぐって─菅原琢・東大准教授(@sugawarataku)のTLを中心に
  • 週末日程、「暴力装置」発言 - 石破茂(いしばしげる)ブログ

    異論正論 石破 茂 (著) 政策至上主義 石破 茂 (著) 日列島創生論 地方は国家の希望なり 石破 茂 (著) 石破茂 非公認後援会 どんどろけの会(著) マンガで読む国防入門 石破 茂 (著) 原 望(著) 日人のための「集団的自衛権」入門 石破 茂 (著) 日を、取り戻す。憲法を、取り戻す。 石破 茂 (著) 真・政治力 石破 茂 (著) 国難 石破 茂 (著) こんな日をつくりたい 石破茂 (著), 宇野常寛 (著), 田村昌裕 (写真) 国防(文庫版) 石破 茂 (著) 日戦争と平和 石破 茂 (著), 小川 和久 (著) 軍事を知らずして平和を語るな 石破 茂・清谷 信一 (著) 国防(単行) 石破 茂 (著) 坐シテ死セズ 石破 茂 ・西尾 幹二 (著) 職業政治の復権 石破 茂 (著) 石破 茂 です。 またまた週末となりました。 十一月も半ばを過ぎ、あっとい

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  • マックス・ウェーバーは「暴力装置」という言葉を使ったか?(2)

    仙谷官房長官「暴力装置」発言を受け、「暴力装置」という言葉がマックス・ウェーバーによる(学術)用語であるという説が出て、それが広く拡散しだしているのだが、それについて疑問符が付けられている事に関しての続編。 前編はこれ。 http://togetter.com/li/70243 とりあえず「Gewaltapparat」についての話題を中心に。訳語が適切であるかどうか、出典、その他雑感なども含め、雑多に収集。関連Togetterは下にまとめておく。 続きを読む

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  • 社会学小辞典で「暴力装置」を調べてみた - くじらのねむる場所@はてなブログ

    手元にある社会学小辞典で「暴力装置」という項目があるか調べてみた。 ま、当然載っているわな。意味も昨日私が述べたこととほぼ同じの模様。画像だけじゃ何なので抜き出しておこう。 暴力装置 暴力を発動するため、諸機関が配置されていること。最高に組織化された政治権力である国家権力が、軍隊・警察・刑務所などを配置している状態などに用いる。現代ではこの装置が巨大化し、独走する危険性がある。 私が持っているのは古屋で買った古い辞典(1991年発行)なので、最新の社会学小辞典だとどういう記述になっているか不明。n載ってないことはないと思うけど。いい機会だから最新の辞典買おうかなぁ。

  • 政治学・社会学上の用語を使ったら左翼か… - 小烏丸の日記

    仙谷由人官房長官の「自衛隊は暴力装置」発言問題 元発言としてはおおむねこの記述 「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織だから、特段の政治的な中立性が確保されなければならない」 前半は社会学概念である「暴力装置」が自衛隊にかかり、その自衛隊に後半の「ある種の軍事組織」がかかる。 語としては、前半は明らかに問題がなく、後半が問題視されるのは理解できる。 後半部にしても、「ある種の」がつくことで少なくとも自衛隊=軍=戦力ではなく、自衛隊≠軍かあるいは少なくとも自衛隊≒軍と言える言い方になっているため問題が全くないとは言わないが、自民党の主張が「実質的軍組織である自衛隊」を憲法9条が否定しているので「違憲合法論」があり、現実追認の観点から憲法を修正すべしという主張があったことを考えるとこの点から民主党を責めるのはあまり理解できない。 その後の仙谷官房長官の修正である「実力組織」の用語が、後半部

    政治学・社会学上の用語を使ったら左翼か… - 小烏丸の日記
  • 暴力装置 - おおやにき

    いやいや何を言っているんだ自衛隊は国家の暴力装置に決まってるだろう(参照:「仙谷氏「自衛隊は暴力装置」 参院予算委で発言、撤回」(asahi.com))。国家が(ほぼ)独占的に保有する暴力こそがその強制力の保証だというのは政治学にせよ法哲学にせよ基中の基であり、その中心をなすのが「外向きの暴力」としての軍隊と「内向きの暴力」としての警察である。で、日では主として歴史的経緯によりこの両者が相当明確に区別され、かつ現実的にもあまり仲が良かったり悪かったりという話があるわけだが(戦前ならゴーストップ事件が典型ね)、フランスやイタリアにある国家憲兵隊制度や、発展途上国に多い警察軍制度に示されているように暴力としての質に違いがあるわけではなく向きを変えれば同じものであると、そう整理されることになる。 その上で、まあ法哲学的にはゆえに国家は質的に悪であるとする立場と、しかしこの暴力抜きには社

  • Uターンする日本:そこに未来はあるのか? : 金子勝ブログ

    2010年10月25日 10:16 カテゴリ Uターンする日:そこに未来はあるのか? Posted by kaneko_masaru 「淋しかったら帰っておいでと手紙をくれた母さん元気?帰りたい 帰れない帰りたい 帰れない」加藤登紀子が歌った「帰りたい 帰れない」の一節です。 古い歌で、オヤジしか知らんでしょうが…。「母さん」を「自民党」に置き換えれば、官僚の皆さんが今歌っているのかもしれません。でも、哀しいけれど、もう戻る場所がないんですね。 後戻りするにも、今だに世界は百年に一度の経済危機にただ中にあり、世界中の先進諸国で政権が不安定化しています。イギリス、オーストラリアでは総選挙で与党が単独過半数を得られませんでした。仏独両国でも与党が地方選挙で敗北し、とくにドイツでは与党が上院(連邦参議院)で過半数を失いました。日と同じですね。オバマ米大統領も支持率が落ち、来月の中間選挙で敗北

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  • 小沢一郎とTPPとozw信者と - kojitakenの日記

    小沢一郎は、日政治家の中でももっとも強硬な自由貿易論者である。そんなことは、少しでも小沢一郎の発言や著書に目を通してみればすぐにわかることだ。 ところが、菅直人首相がTPP参加への検討を口にすると、これを政局にしたい前首相の鳩山由紀夫が、かつて総理大臣としてTPP参加検討を指示した張人でありながら、TPP反対派の会合に加わり、小沢派といわれる人たちが一斉に反TPPへと走った。 だが、TPPへの賛成、反対は小沢・反小沢の問題ではない。ozw信者に蛇蝎のごとく嫌われているばかりか、私も大嫌いな渡部恒三も、TPP参加反対論者である。私自身も、不勉強ゆえ結論は留保するものの、従来から反対に近い。だがそれ以前に、賛成・反対いずれの立場に立つにせよ、政府支出を増やすことなくして農業問題を解決することなどできないと思う。それは、TPPに参加する場合に、特に強く当てはまると思うが、強硬な「小さな政府

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  • 『菅首相自縄自縛のTPP』

    government of the people, by the people, for the people 菅首相いわく「平成の開国」だそうである。TPPは黒船だという。 米、豪、チリ、マレーシアなど太平洋を取りまく9カ国が参加し、貿易、投資、人の移動などで、例外なき自由化を進めようと交渉するTPP。経済界は大歓迎、農業団体は大反対で、俄然かまびすしくなってきた。 それにしても菅首相、言うことやることがちぐはぐである。 TPPで国を開くというのなら、菅首相はなぜ元自民党農水族の鹿野道彦を農相にし、政調会を復活させて、高いコメ関税撤廃に反対する農水族を党内にはびこらせる道を選んだのだろうか。 反対勢力をあらかじめ内部に養いながら、いまになって声高にTPPの必要性を唱えるのでは、コトはうまく運びそうにない。 案の定、農業団体や党内のコメ議員が反対のノロシを上げ、9日の閣議決定は「TPPは情

    『菅首相自縄自縛のTPP』