ソニーは日本時間の13日、テレビ番組とインターネットを同時に楽しめる新型のネット対応テレビ「ソニー・インターネットTV」を、米国で16日から発売すると発表した。米検索最大手グーグルの基本ソフト(OS)を搭載したもので、テレビ番組を見ながら、キーボードの付いたリモコンで、動画のダウンロードや検索ができる。米国では量販店などで販売、日本での発売も検討している。テレビにネット機能を搭載する動きは世界的に進んでおり、新たな競争をテコに世界的な普及が進むとの見方が強まっている。【弘田恭子、米川直己、ニューヨーク斉藤信宏】 「世界で初めて真のインターネットテレビ体験を届けられる。新たな価値を創造したい」。ソニーの石田佳久・ホームエンタテインメント事業本部長は、ニューヨークでの会見で「世界初」を強調、ライバルメーカーに後れを取るテレビ市場での販売巻き返しに自信を見せた。 「ソニー・インターネットTV