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韓国静かに「漢字復活」の潮流 子ども向けマンガが大ヒット(1/3ページ)2010年8月30日11時2分 BOOK21の金永坤社長は「日本では11月から、iPadやiPhone向けに『魔法千字文』日本語版の提供を始める」という=韓国坡州市、竹端写す 『魔法千字文』の3Dアニメ化を進めるG&Gエンターテインメントの鄭極布CEO=ソウル市、竹端写す ハングル文字を重視してきた韓国で、静かに“漢字復活”の動きがある。楽しみながら漢字を学べる小学校低学年向けの学習マンガ『魔法千字文』シリーズが大ヒットしているのだ。漢字の魔法を武器に主人公のソン・ゴクウ(孫悟空)が大暴れするストーリーが人気で、既にテレビアニメ化も決まった。 戦う相手を小さくするには「小」、火で攻めてきた相手には「風」。一つ一つの漢字を魔法の呪文として使い、サル族のボス、ソン・ゴクウが次々と怪物や悪党を倒していく。主人公を応援しながら
1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日本なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日本企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日本ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 北海道の千歳空港で東京に帰る飛行機の搭乗を待っていて、手元の全国紙を広げると、韓国で「漢字復活」の潮流があると報じる記
経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアとフィリピンから受け入れた看護師候補者の負担を軽くするため、厚生労働省の検討会は24日、看護師国家試験で、日本語の病名に英語を併記したり、一部の漢字にふりがなをふったりするなどの基本方針案を固めた。同日午後、有識者の検討会で認められる見通し。 候補者の国家試験合格率が著しく低いため、専門家らが医療現場が混乱しないよう対応策を議論していた。 対応策として、医学や看護の専門用語については、日本語の病名に英語を添えることを検討。候補者は母国で看護師の経験があるため、病名がすぐにわかれば、何を聞かれているか理解が進み解答がしやすくなる。例えば「糖尿病」は「Diabetes Mellitus」、「関節リウマチ」は「Rheumatoid Arthritis」などと併記。また「ヘモグロビン」に対する「Hb」など、国際的に認定されている略語も、理解を助けて問題
京都府宇治市に「ジャパンリード」という中小企業がある。従業員は5人。かつては大手家電メーカー向けなどの電子部品を生産する下請け企業だったが、2001年に教育事業に新規参入し、今では売上の8割が教育事業になった。社名も日本リード線工業から教育事業への新規参入と同時期に現在のものに変えた。 社長は安本真樹さん(46)。高校・大学は海外に留学し、東京で有名ブランドのデザイナーをしていたが、父が創業した家業を継いだ。 「教育のプロではありませんが、4人の子どもを育てており、親のプロだと自負しています。親の視点を入れた教育事業をしていきたい」と安本さんは話す。 従来、教育とは「与える(Given)」だったものを、親として与えたい教育・子どもとして受けたい「分かち合う(Share)」教育を提案する。 教育事業の中心は、学校支援ビジネス。たとえば、休日に私立の中学校の遊休施設を活用し、近隣小学生を対象に
英語ができない社員はクビだ---。横文字が苦手な人には悪夢のような世界が、現実になりつつある。時代を先取りする優れた戦略なのか、世紀の愚策なのか。各界の論客たちが熱く語る。 「普通、バカだと思われます」 「会社の幹部ならともかく、一般社員にまで社内で英語を使わせることに、何の意味があるのでしょうか。5年に一度のハワイ旅行のために、お金を払って英会話教室に通ったら、その人は普通、バカだと思われますよね。海外赴任の可能性もない社員に英語を覚えさせるのは、それと同じくらいムダで愚かなことです」 こう呆れるのは、マイクロソフト日本法人元社長でインスパイア取締役ファウンダーの成毛眞氏だ。 今、日本企業に「英語の社内公用語化」という巨大な波が押し寄せている。その先頭に立っているのは、インターネット通販大手の楽天だ。 楽天は6月30日の説明会で、2012年のうちに社内の公用語を英語にすると発表。三木谷浩
数学者で時事問題にも鋭い視点で論評し、「よろず評論家」として活躍した京都大名誉教授の森毅(もり・つよし)さんが24日、敗血症性ショックのため大阪府内の病院で死去した。82歳だった。2009年2月27日、自宅で料理中にコンロの火が服に燃え移り、重いやけどを負って入院していた。葬儀は行わない。 東京都生まれ。東京大理学部で数学を専攻。卒業後、北海道大助手などを経て1957年に京大助教授、71年から同教授。京大教員時代からテレビに出演し、関西弁の独特の語り口が評判になった。91年に退官後、講演や執筆活動のほか、テレビのコメンテーターでも幅広く活躍した。 画家の安野光雅さんとの話を収めた「対談 数学大明神」や「異説 数学者列伝」など著書も多数ある。
甲賀市水口町綾野の主婦万木(ゆるぎ)筆子さん(74)が15年以上かけて、通信制の放送大教養学部の各コース(専攻)を順番に受講し続けている。卒業研究に取り組んでいる「社会と経済」分野を終えれば、同大学にある全5コースを制覇することになる。滋賀県では初で、全国でも12人しか達成していない快挙だが、本人は「学ぶ楽しみは生涯、追い続けたい」と意欲的だ。 ■県内初 「学ぶ楽しみ生涯追う」 万木さんは1994年、放送大に入学した。9歳の時に終戦を迎え、墨塗りの教科書や学制改革をただ中で体験し、「勉強が中途半端だった」という思いを抱えていた。 子育てや親の介護が一段落したころ、妹の勧めで放送大を知った。高校の授業で源氏物語に魅せられた記憶もあり、文学や歴史を学ぶ「人間の探究」専攻に入学、7年かけて卒業した。受講した他の分野にも興味を広げ、「生活と福祉」「発達と教育」「自然の理解」の各専攻は2〜3年
成長著しい中国。孟母三遷(もうぼさんせん)という言葉もあるように、昔から教育は重視されていたが、日本とどのように異なっているのだろうか。 矢野経済研究所の調査によると、日本の3~6歳の未就学児を持つ母親と北京・上海の3~6歳の未就学児を持つ母親に「育児で関心の高いこと」を尋ねたところ、日本では1位「生活習慣(早寝早起きなど)」(53.4%)、2位「あいさつ・礼儀」(46.2%)、3位「栄養管理(好き嫌いをなくす)」(33.1%)など身の回りに関することへの関心が高かったが、中国では1位「学力向上」(67.3%)、2位「体力向上」(61.3%)、3位「習い事」(46.0%)など、子どもの教育に直結した分野を重視している母親が多かった。 習い事の状況を見ると、日本では42.9%しか習い事をしていないのに対し、中国では88.0%が習い事をしていた。習い事の種類では、日本では1位「水泳」(35.2
大阪に「科学者維新塾」という集まりがある。 理系の博士号を取得して研究者になるのではなく、政治家やジャーナリスト、作家やプロデューサーなど知見を活かした職業に就くにはどうしたらよいかを考える勉強会である。月に一度、こうした分野から講師を呼んでいる。 大阪大学工学部の河田聡教授が中心になって昨年から始めた。河田教授はナノテクの学者であり、理化学研究所の主任研究員も兼任しているが、大学と社会の間にある「壁」を取り除くことを常に考えている。 そうした発想の中から生まれた塾だ。筆者も2年連続で講師に呼ばれた。塾生は阪大の院生が中心だが、他大学からも集まっている。 この塾の志は、幕末に大阪にあった「適塾」を思わせる。 医者である緒方洪庵が開いた「適塾」は当時、国内では最先端の学問であった「蘭学」を学ぶ塾であり、医学塾でもあった。塾生からは日本赤十字社を創設した佐野常民、五稜郭に立てこもった幕府医師の
Y 山田さん、鶴見さん、お久しぶりです。日経ビジネスオンラインで好評を頂いておりました連載「新人諸君、半年は黙って仕事せよ。」が、この度単行本として筑摩書房さんから発売されました。そこで今回は、これまでとは逆に新人を迎える立場の人、特に40代くらいの年代へ向けての、「新人諸君」と向き合う際のアドバイスをお願いしたいと思います。 筑摩書房・鶴見 40代というと、管理職や現場のリーダーの世代ですから、これからスタートを切る新人をきちんと教育しなければと考えていると思います。その際に、この本を読んでいただくと「そうか、彼らはこういう概念が分からないのか」と、実戦的に参考になるのではないかと。 山田 そうですね、上の世代の人には、新人が何に困っているか理解できない部分があると思うので、それに気付くきっかけにしていただけると思います。 鶴見 私やYさんの年代が「新人」だったのは、もう20年以上前です
電子書籍が教育分野、特に電子教科書の領域で大きくブレイクしていくことが予想されている。教育ソリューションを手がけるXplanaが実施した最新の調査報告によれば、米国での教科書市場に占める高等教育での電子教科書の割合が2010年に1%程度だったものが、4年後の2014年には18.8%と、実に全市場の2割程度まで急成長するとの予測されている。一般向けの電子書籍に比べて教育市場での電子化は比較的相性がいいとみられるが、その理由はどこにあるのだろうか? 今後5年間での電子教科書販売シェアの推移予測(出典:Xplana) このデータはXplana Blogの「教科書出版社がデジタル世界でフォローすべき戦略計画の6つのルール」という投稿の一番下にある、「Digital Textbook Sales in U.S. Higher Education - A Five-Year Projection」とい
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