秋が旬といえば“きのこ”。福島県に実家がある私は子どものころから山の幸が食卓に並ぶのが普通でした。でも原発事故以降、生活は一変。山菜や野生のきのこには出荷制限がかかり、山で見かけても「これは食べても大丈夫なのか」というモヤモヤした気持ちを抱えるようになってしまいました。原発事故から10年目のことし、山のきのこはどうなっているのか。取材を進めると見過ごされてきた課題が見えてきました。(福島放送局記者 矢部真希子)
仮放免されている外国人の中には、劣悪な労働環境に耐えられず失踪した技能実習生も多い。正式な労働者と認められないまま、低賃金・重労働の職場を支える労働力として実習生らが利用されてきた矛盾が、コロナ禍での生活困窮という問題を引き起こしている。 外国人労働者は昨年10月末時点で165万8000人と、5年前の2倍に増えた。ただ、就労目的に在留が認められているのは全体の2割ほど。技術を学んで母国に持ち帰る技能実習生や留学生らが、建設業や農業、製造業、サービス業など幅広い現場を支えてきた。 特に技能実習生は自由に職場を変えられない仕組みで、受け入れ先の環境が劣悪で逃げ出す事例が続出。2014年に4847人だった失踪者は、18年には9052人に達した。その後に不法就労が発覚するなどして、入管施設に収容されることが多い。
JR中央・総武線の車両の座席シートを切り裂いたとして、警視庁は、ビル清掃員斉藤直人容疑者(60)=東京都杉並区南荻窪3丁目=を器物損壊容疑で逮捕し、21日発表した。容疑を認め、「鉄道会社として不適切な対応をされてどうしても許せなかった」と供述しているという。 荻窪署によると、斉藤容疑者は3日午後7時すぎ、JR荻窪駅から西荻窪駅を走行中の中央・総武線で、カッターナイフを使い、7人掛けの座席シートを3カ所切り裂いた疑いがある。損害額は約8千円だった。 斉藤容疑者は、動機について、落とし物をした時にぞんざいに扱われた▽ほかの客の降車を電車の外で待っていたらドアを閉められ、仕事に遅れた▽アナウンスがないのにドアを開閉されて腰をぶつけた――などで不満を持ったと説明。自ら鉄道好きだとした上で、「電車を愛する分、駅員や職員には適切な対応を期待してしまう」などと供述しているという。 JR東日本広報部は「(
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