通算17回の災害現場に出動した救助犬、実は殺処分される元野犬だった 引退後は保護団体のアンバサダーに 拡大 殺処分されるところを救い出され、人の命を救う災害救助犬として活躍した元野犬の夢之丞(ゆめのすけ)。そのストーリーと、愛くるしいルックスから複数の本が刊行されるほどの注目を集めた一方、この夢之丞との出会いは、行き場のない犬の保護・譲渡活動を行うピースワンコ・ジャパンの本格的な活動のきっかけにもなりました。同団体がこれまでにつないできた命は7000頭以上。これも夢之丞との出会いがなかったら実現できなかったことと言って良いでしょう。 そんな夢之丞ですが、2021年に11歳になったことで災害救助犬を引退しました。以降は「日本のワンコの殺処分ゼロ」を目指す「ワンドリーム・プロジェクト」アンバサダーに就任し、新しい目標に向かって進み始めています。 ■殺処分直前で保護され、災害救助犬として活躍する