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‘文学の検索結果241 - 280 件 / 2302件

  • ネット文学の網にかかった中国の若者たち――その巨大な収益モデルを探る

    《この記事は約 10 分で読めます(1分で600字計算)》 北京大学・馬場公彦氏による中国の出版事情レポート、今回は「網絡文学」と呼ばれるネット文学の事情について。日本とは桁違いに巨大な市場が広がっているようです。 拡大する巨大ネット文学市場 ここ数年、インターネットと携帯電話の普及に伴って、中国でネット文学(網絡文学)にはまる20代の若者が急速に増えている。ユーザー数は2019年度で4億5500万人、ネット文学の創作者も1755万人に達する。ユーザーは特定の作者・作品の熱狂的なファンになり、物心両面で支援をし、熱烈なコメントを寄せる。作者は感謝を表してファンを囲い込み、ファンの期待に応える作品を次々と発表する。この好循環のスパイラルが、ますます市場規模を拡大させている[1]。 ネット文学を運営する数社のサイトに、作家が自由に作品を発表する。それを多くのファンが閲読する。運営する企業は人気

      ネット文学の網にかかった中国の若者たち――その巨大な収益モデルを探る
    • 能力者たちが跳梁跋扈するアジア都市を舞台にした、世界幻想文学大賞受賞のSFマフィア物──『翡翠城市』 - 基本読書

      翡翠城市(ひすいじょうし) (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5045) 作者: フォンダリー,大谷真弓出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/10/17メディア: 新書この商品を含むブログを見るこの『翡翠城市』は、少ない作品数ながらも軒並み評価の高いフォンダ・リーによる、SFアジアンノワールとでもいうべき独特な雰囲気・舞台設定を持った作品である。巷では「二十一世紀版ゴッドファーザー✕魔術」と評判らしい(凄い評判だな)。 台湾のようなアジア的雰囲気を持つ架空の島を舞台に、マフィア/ギャング物をやる──だけではなく、さらにはそこに「翡翠」と呼ばれる身にまとうことで特別な能力を発揮できる特別な天然資源があって、対立する二大組織の戦闘員は翡翠を身にまとってまるでカンフー映画のように殺し合い──、と西洋と東洋が入り混じったような世界観を作り上げている。で、おもしろいかどうかだが──能力✕マフ

        能力者たちが跳梁跋扈するアジア都市を舞台にした、世界幻想文学大賞受賞のSFマフィア物──『翡翠城市』 - 基本読書
      • 丸内翔子 on Twitter: "【悲報】蟹工船やプロレタリア文学について無知とデタラメツイートして笑い者になった亜留間次郎将(@aruma_zirou )ウィキペディアでも内輪の痛いノリでかかれていることがバレてしまう痛恨のミス https://t.co/KqGSkNdK83"

        【悲報】蟹工船やプロレタリア文学について無知とデタラメツイートして笑い者になった亜留間次郎将(@aruma_zirou )ウィキペディアでも内輪の痛いノリでかかれていることがバレてしまう痛恨のミス https://t.co/KqGSkNdK83

          丸内翔子 on Twitter: "【悲報】蟹工船やプロレタリア文学について無知とデタラメツイートして笑い者になった亜留間次郎将(@aruma_zirou )ウィキペディアでも内輪の痛いノリでかかれていることがバレてしまう痛恨のミス https://t.co/KqGSkNdK83"
        • 『文學界』から干されたオレがなぜかまた文芸時評をやっている件について(第七回)|文学+WEB版

          過去作読み放題。前衛的にして終末的な文学とその周辺の批評を毎月4本前後アップしています。文学に限らず批評・創作に関心のある稀有な皆さま、毎…

            『文學界』から干されたオレがなぜかまた文芸時評をやっている件について(第七回)|文学+WEB版
          • 紫陽花はこれだけ美しくて手入れが楽なのに、なぜ『源氏物語』などの古典文学に登場しなかったのか?→さまざまな説や考察が集まる

            たられば @tarareba722 紫陽花の季節が巡ってくるたびに、これだけ美しくてこれだけ手入れが楽なのに、なぜ『古今和歌集』にも『枕草子』にも『源氏物語』にも、この花が登場しないんだろうと不思議な気分になる。なにかの禁忌があったんだろうか。 2023-06-16 18:55:51 たられば @tarareba722 編集者/だいたいニコニコしています/Fav→/大屋雄裕/鴻上尚史/東浩紀/士郎正宗/西原理恵子/伊坂幸太郎/みなもと太郎/中村珍/リアル脱出ゲーム/まどマギ/嵐/おかざき真里/ゆうきまさみ/羽海野チカ/末次由紀/小山宙哉/内藤泰弘/篠原健太/清少納言/羽生結弦/FGO/葦原大介/杉田圭/山本淳子/御用はリプ→DMで

              紫陽花はこれだけ美しくて手入れが楽なのに、なぜ『源氏物語』などの古典文学に登場しなかったのか?→さまざまな説や考察が集まる
            • 完読総評! 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 全冊 - ウラジーミルの微笑

              輝く時間を分けあった あの日を胸に今日も生きている 2017年7月13日に最初の一冊を読んで、約5年半もかかったこの企画。途中に『失われた時を求めて』を再読したり、ナボコフ・コレクションを読んだり、まるっきり初心者から1年かけて将棋の段位を取得したり、さんざん寄り道をしてようやく完結をした。1記事5000字として、42作品*121万字。原稿用紙500枚分だから、厚めの文庫本1冊分は書き散らかしたことになる。 既に、第1集、第2集、第3集とそれぞれの総括記事を挙げているので、各作品の短評等はそちらをご参照いただきたい。 これとは別に今回は総まとめとして、いくつかの観点から本全集を眺めなおし、最後に本全集の企画全体に対する感想を述べて締めくくりとしたい。 面白かった作品3選 最初は、記事としては一番面白みのない「面白かった作品」から。何が面白くないって、セレクトがあまりにベタで、我ながら恥ずか

                完読総評! 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 全冊 - ウラジーミルの微笑
              • 文豪ストレイドッグスと太宰治文学サロンの旅のしおり - おやこ2人3脚 塾なしで地域トップ高校に受かるまで 本をすきになる♬

                受験休みにひめちゃんと ひさしぶりに お出かけしたいなぁと思っていて テーマパークはお友達と行くので ひめぐまとはマニアックに ひめちゃんの好きな作家さんの 文学館にお誘いしようと思っていたら コロナウイルス騒動で あえて電車に乗って 出かけたりしない方が良いかと 悩んでおります なので新しい試み旅のしおりシリーズ💕 行った気分が味わえるように そしてコロナが収まったら迷わず行けるように 旅のしおりを作ろうかと思います(*^-^*) 行先は去年の夏行ってみたいと話していた 三鷹にある太宰治文学サロン みなさん 『文豪ストレイドッグス』てご存じですか? ひめちゃんが中学生の時に始まった 本当の文豪とは何の関係もない アニメなのですが マフィアと探偵社と異能力 を文豪さんたちに演じてもらうと なんとも奥深いミステリアスな 世界に仕上がるのです(*^-^*) リンク 太宰治は文豪ストレイドッグ

                  文豪ストレイドッグスと太宰治文学サロンの旅のしおり - おやこ2人3脚 塾なしで地域トップ高校に受かるまで 本をすきになる♬
                • 『枕草子』や『走れメロス』等のパロディを見るので各国の文学作品のスタンダードを知りたい

                  ちんしゃんつぇくちー(おうち中国語ゆるく研究中) @harumon9 ここ数日、枕草子、羅生門、走れメロスの素晴らしいパロディを見たのであるが、このように「○○国で教育を受けた人ならば確実に元ネタを知っていてパロディを見るとみんな大草原」的な文学作品の各国のスタンダードが知りたい。 国というよりも言語ごとに分けた方が良いのかな? 2023-05-23 10:05:03 ちんしゃんつぇくちー(おうち中国語ゆるく研究中) @harumon9 ちな枕草子に至っては「夜は揚げ物」のわずか1フレーズであり、いや〜みんなに共通に認知されてる文学作品は1行の重みが違うなと思った次第。 でも確かに日本の文学作品の最初の2文字程度抜き出しても特徴ありすぎてだいたいどれか分かるよね。 春は 吾輩 国境 メロ 昔々 2023-05-23 10:15:10

                    『枕草子』や『走れメロス』等のパロディを見るので各国の文学作品のスタンダードを知りたい
                  • 『ジョーカー』をアウトサイダー文学の歴史から辿り考察しよう

                    惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj ジョーカーで描かれた主人公・アーサー・フレックの人物像とその転換はアウトサイダーの典型だった。 そもそもアウトサイダーとは何か? 「社会の既成の枠組みにとらわれず、独自の思想・信念の元に行動する人」 インサイダー(組織人)の対義語である。 2019-12-18 17:51:59 惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj 1956年に評論家のコリン・ウィルソンが発表した著作に『アウトサイダー』という文学集をまとめた評論本がある。 その内容はバルビュスの『地獄』から始まりドストエフスキーの『地下室の手記』サルトルの『嘔吐』ニーチェの作品集等多岐に渡り共通項を比較し述べていくものだ。 pic.twitter.com/jXj6JqrGtX 2019-12-18 17:58:21

                      『ジョーカー』をアウトサイダー文学の歴史から辿り考察しよう
                    • ムット on Twitter: "前に読んだ本、日本近代文学を「家長になりそこねた男たちの恨み節の系譜」って評してて、キレキレで面白かったんだけど、ほんとそれで、おじさんが書いておじさんが評価しておじさんが共感できるおじさんストーリーを教養とか権威としてきたんだよな"

                      前に読んだ本、日本近代文学を「家長になりそこねた男たちの恨み節の系譜」って評してて、キレキレで面白かったんだけど、ほんとそれで、おじさんが書いておじさんが評価しておじさんが共感できるおじさんストーリーを教養とか権威としてきたんだよな

                        ムット on Twitter: "前に読んだ本、日本近代文学を「家長になりそこねた男たちの恨み節の系譜」って評してて、キレキレで面白かったんだけど、ほんとそれで、おじさんが書いておじさんが評価しておじさんが共感できるおじさんストーリーを教養とか権威としてきたんだよな"
                      • ノーベル文学賞に米国の詩人 長年研究、札幌の木村さん喜び 日本で無名「光当たった」 「現代人の心に響くはず」 | 北海道新聞 どうしん電子版

                        ノーベル文学賞発表から一夜明けた9日、受賞した米国の女性詩人ルイーズ・グリュックさんを長年研究してきた北海道武蔵女子短大名誉教授の木村淳子さん(84)=札幌市北区=が「日本であまり知られていない詩人に光が当たった」と喜びを語った。作品は孤独や死をテーマにしながも希望や救いが根底にあるといい、「コロナ禍の苦しい今だからこそ、現代人の心に響くはずだ」とその詩の魅力を語った。 木村さんは同短大で2006年の退官まで38年間、英語や英文学を教えた。作品との出合いは01年。旅行で訪れた米国の書店で、ピュリツァー賞受賞の「ワイルド・アイリス」を購入。「社会問題を声高に取り上げるのではなく、普通の人の心の動きを静かに描いた詩に引きこまれた」

                          ノーベル文学賞に米国の詩人 長年研究、札幌の木村さん喜び 日本で無名「光当たった」 「現代人の心に響くはず」 | 北海道新聞 どうしん電子版
                        • 2019年に読んだ231冊から星5の15冊を紹介 - 海外文学読書録

                          このブログでは原則的に海外文学しか扱ってないが、実は日本文学やノンフィクションも陰でそこそこ読んでおり、それらを読書メーターに登録している。 今回、2019年に読んだすべての本から、最高点(星5)を付けた本をピックアップすることにした。読書の参考にしてもらえれば幸いである。 評価の目安は以下の通り。 ★★★★★---超面白い ★★★★---面白い ★★★---普通 ★★---厳しい ★---超厳しい モンテ・クリスト伯 7冊美装ケースセット (岩波文庫) 作者:アレクサンドル デュマ 岩波書店 Amazon 19世紀は小説の黄金時代だったが、その精華と言えるのが本作だろう。19世紀大衆小説の頂点である。内容は復讐もので、謀略によって監獄に収監された青年が14年後に脱獄、財宝を手に入れて大金持ちになり、モンテ・クリスト伯を名乗って自分を陥れた者たちに復讐する。本作は文庫本7冊にわたる大長編だ

                            2019年に読んだ231冊から星5の15冊を紹介 - 海外文学読書録
                          • saebou on Twitter: "英語版ウィキペディアを日本語に翻訳するクラスを理系と文系両方の学生に教えたことありますが、理系の記事は英語は極めて簡単なのですが単語が特殊で、一方で歴史とか文学の記事は特殊な単語は固有名詞以外は少ないのですがそもそも英文じたいの構… https://t.co/LuQcr88BNR"

                            英語版ウィキペディアを日本語に翻訳するクラスを理系と文系両方の学生に教えたことありますが、理系の記事は英語は極めて簡単なのですが単語が特殊で、一方で歴史とか文学の記事は特殊な単語は固有名詞以外は少ないのですがそもそも英文じたいの構… https://t.co/LuQcr88BNR

                              saebou on Twitter: "英語版ウィキペディアを日本語に翻訳するクラスを理系と文系両方の学生に教えたことありますが、理系の記事は英語は極めて簡単なのですが単語が特殊で、一方で歴史とか文学の記事は特殊な単語は固有名詞以外は少ないのですがそもそも英文じたいの構… https://t.co/LuQcr88BNR"
                            • 労働者や外国人の「使い捨て」は許さない…小説家志望の「文学青年」だった指宿昭一弁護士の原点 - 弁護士ドットコムニュース

                                労働者や外国人の「使い捨て」は許さない…小説家志望の「文学青年」だった指宿昭一弁護士の原点 - 弁護士ドットコムニュース
                              • 「村上龍は村上春樹がノーベル文学賞候補になるたびに受賞お祝い文を出版..

                                「村上龍は村上春樹がノーベル文学賞候補になるたびに受賞お祝い文を出版社から依頼されて準備しているため、年々内容が洗練されていってすごいことになっている」という話を思い出した

                                  「村上龍は村上春樹がノーベル文学賞候補になるたびに受賞お祝い文を出版..
                                • 「イギリスで書店が増え続ける理由」清水玲奈|京都文学レジデンシー

                                  イギリスの新年の幕開け、出版業界に2つの明るいニュースイギリスの2023年は、ギネスブック掲載が確実になった書籍の出版で幕を開けた。1月10日に出版された英王室のヘンリー王子による自伝『スペア(Spare)』だ。出版数日前の1月6日、スペインの書店で誤ってフライングで発売された本をもとに「ガーディアン」紙が内容をスクープ報道すると、イギリス国内はその内容をめぐる議論で持ちきりになった。 そしていよいよ公式の出版日である1月10日、かつてのハリー・ポッターシリーズ最新刊の発売日と同じように、イギリスのいくつかの書店が未明の夜12時に店を開けて本を売り出した。ただし、どこも長い行列ができるまでには至らなかった。たとえばイギリスの大手書店チェーン、ウォーターストーンズのロンドン・ピカデリーの旗艦店では、各メディアのカメラが待ち構える中で、イギリスでは少数派であるヘンリー王子夫妻のファンだという女

                                    「イギリスで書店が増え続ける理由」清水玲奈|京都文学レジデンシー
                                  • ロシア文学者が心酔するナウシカ 宮崎駿とトルストイの虚無との闘い:朝日新聞デジタル

                                    宮崎駿監督の傑作漫画『風の谷のナウシカ』を徹底的に読み解くこの連載、今回はモスクワ大学で教えるロシア文学者・佐藤雄亮さんにお話をうかがいます。佐藤さんは、史上最高の文学作品と称されるレフ・トルストイ作『戦争と平和』と『ナウシカ』のテーマの共通性、さらにはトルストイと宮崎駿監督の心を占める「人類は滅びるしかないのか」という絶望的な問いかけについて考察します。『ナウシカ』と『戦争と平和』が試みた「背水の陣の実験」とは何か。宮崎さんが描いていた「ナウシカの前日譚(たん)」とは? 百数十年の歳月を超えて共振する二つの物語は、私たちに何を伝えようとしているのでしょうか。 ――以前、『戦争と平和』について佐藤さんにお話をうかがった時、作品の世界観や目指すところが、漫画『ナウシカ』と直接響き合っていると感じました。それで僕からお願いして『ナウシカ』を読んでいただいたのですがいかがだったでしょう。 この2

                                      ロシア文学者が心酔するナウシカ 宮崎駿とトルストイの虚無との闘い:朝日新聞デジタル
                                    • 2023ノーベル文学賞にノルウェーの劇作家ヨン・フォッセ氏 | NHK

                                      ことしのノーベル文学賞に、世界各国で戯曲が上演され、詩のような特徴的なせりふ回しで知られるノルウェーの劇作家、ヨン・フォッセ氏が選ばれました。 スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は5日、ことしのノーベル文学賞にノルウェーの劇作家、ヨン・フォッセ氏を選んだと発表しました。 フォッセ氏は1959年、ノルウェーに生まれ、1980年代前半から小説や詩集、それにエッセイなどを次々と発表しました。 1990年代からは生や死などをテーマに、句読点がなく、詩のような特徴的なせりふ回しの戯曲を数多く手がけました。 このうち代表作の「だれか、来る」についてノーベル賞の選考委員会は、作品のなかでことばや劇的な行動を減らし、不安や無力感という人間の最も強い感情を最も簡単な日常の会話で表現しているとしています。 フォッセ氏は「近代演劇の父」と言われるノルウェーの劇作家、イプセンの再来とも呼ばれ、その作品は

                                        2023ノーベル文学賞にノルウェーの劇作家ヨン・フォッセ氏 | NHK
                                      • 文学作品を分析して“次の戦争”を予測─ドイツ国防省の「プロジェクト・カサンドラ」とは | 文学は「危機予測システム」として機能するか?

                                        2018年2月1日、ドイツの名門テュービンゲン大学の敷地に、一台の軍用車が乗り入れた。左翼色の強い同校を軍人が訪ねることは実に稀である。車から降り立った2人の将校が向かったのは、理系学部でも政治学部でもなく、あろうことか文学部だった。 彼らを迎えたのは、同校比較文学教授ユルゲン・ヴェルトハイマー。この日、彼の研究チームとドイツ国防省の将校たちは、文学テクストを用いた国際危機予測のための共同研究、その名も「プロジェクト・カサンドラ」の成功を願い、固く握手を交わしたのだ。 ある新聞は、「文学が危機予測に役立つなんて馬鹿げている」と書き立てた。「どうして軍は無駄だとわかっていることに金をつぎ込むのか?」と。

                                          文学作品を分析して“次の戦争”を予測─ドイツ国防省の「プロジェクト・カサンドラ」とは | 文学は「危機予測システム」として機能するか?
                                        • ポーランド文学案内

                                          読者の皆さんそれぞれの好みに合った作家をご紹介するために、Culture.plでは、歴史的背景の解説と、関心に沿った本の推薦の両方を兼ね備えた、特別の文学ガイドをご用意しました。

                                            ポーランド文学案内
                                          • AIと少女の深い愛情を描き出す、カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞後第一作──『クララとお日さま』 - 基本読書

                                            クララとお日さま 作者:カズオ イシグロ発売日: 2021/03/02メディア: Kindle版この『クララとお日さま』は、カズオ・イシグロが2017年にノーベル文学賞を受賞してからはじめての著作となる。原題は『clara and the sun』だが、「太陽」ではなく「お日さま」なのは(加えて、デザインがとても童話・児童書っぽいのは)、本作がそもそも5、6歳の子向けの話として始まったから、という理由がある。 そういう前提があって、読み始める前はあまりにも子供向けっぽい感じだったら楽しめないかもなあと思っていたのだけど、読んでみたらそんな杞憂は吹き飛ばされてしまった。児童書っぽいスタイルなのだけれども、それはまだ人間とこの社会について何も知らないAIのクララが世界を知っていく過程が描かれているからであって、しっかりカズオ・イシグロの最新長篇として成立している。丹念に感情のゆらぎ、世界の情景

                                              AIと少女の深い愛情を描き出す、カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞後第一作──『クララとお日さま』 - 基本読書
                                            • ウクライナは明後日の日本 島田雅彦さんが語る侵攻1年と文学の役割:朝日新聞デジタル

                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻

                                                ウクライナは明後日の日本 島田雅彦さんが語る侵攻1年と文学の役割:朝日新聞デジタル
                                              • “株”選びにGPT-4の利益予測は使えるのか? “文学作品”を翻訳する複数AIが働く出版社「TransAgents」など重要論文5本を解説(生成AIウィークリー) | テクノエッジ TechnoEdge

                                                2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップし、解説をする連載です。第48回目は、生成AI最新論文の概要5つを紹介します。 生成AI論文ピックアップ “文学作品”を翻訳する、実際の出版社を真似たAI会社「TransAgents」 任意のアスペクト比と高解像度の画像を効率的に認識できる大規模マルチモーダルモデル「LLaVA-UHD」 GPT-4は投資先選びに活用できるのか? 企業の財務諸表を分析し将来の利益を予測 「Claude 3.0 Sonnet」が内部でどう考えているかをAnthropicが公開 LoRAより効率的な高いランクでファインチューニングする新しい手法「MoRA」 “文学作品”を翻訳する、実際の出版社を真似たAI会社「T

                                                  “株”選びにGPT-4の利益予測は使えるのか? “文学作品”を翻訳する複数AIが働く出版社「TransAgents」など重要論文5本を解説(生成AIウィークリー) | テクノエッジ TechnoEdge
                                                • 「昔好きだった作品」の表現に戸惑ってしまったら? フィクションが与える2つの影響——文学研究者・小川公代さん | こここ

                                                  「昔好きだった作品」の表現に戸惑ってしまったら? フィクションが与える2つの影響——文学研究者・小川公代さん こここスタディ vol.19 子どものころ夢中になっていた漫画やアニメ、小説。大人になった今見てみると、当時を懐かしく思う一方で、「男らしさ」や「女らしさ」の表現が目についたり、「セクハラ」や「パワハラ」とも取れるシーンが気になったりしてしまって、昔のように無邪気に楽しめなくなることが増えた。 描かれている振る舞いと、現代の価値観とのギャップに少しでも気づいてしまうと、「私、その作品好きだったんだよね」という言葉さえ、もはや言い出しにくい気持ちになる。時代や自分の価値観が変わった……と言ってしまえばそうだけれど、その作品が好きだった過去の自分さえも否定するようで、どこかさみしい。 私たちは、自分の、あるいは社会の変化を受け止めながらも、かつてのめり込んだ“古い”作品を楽しむことはで

                                                    「昔好きだった作品」の表現に戸惑ってしまったら? フィクションが与える2つの影響——文学研究者・小川公代さん | こここ
                                                  • 「日本文学」女性作家が英語圏で躍進 背景に出版界の潮流変化

                                                    現代の日本文学作品への注目度が英語圏で高まっている。ここ数年は女性作家が著名な文学賞を相次ぎ受賞しており、今年の英ブッカー国際賞の最終候補6作品の中にも川上未映子さん(45)の長編小説「ヘヴン」が入っている。躍進の背景には、作品の力に加え、英米の出版界の潮流の変化がある。 「自分の作品が異なる言語で読まれることに感動がある」。そう喜ぶのは5月26日(現地時間)に受賞作発表が迫るブッカー国際賞にノミネートされた川上さん。同賞は英国で最も権威のあるブッカー賞の翻訳書部門で、受賞者が後にノーベル文学賞に選ばれた例もある。日本の作家で最終候補に残るのは、一昨年の小川洋子さん(60)に続き2人目となる。 候補作「ヘヴン」(平成21年、講談社刊)は、いじめを受ける14歳の少年の物語。昨年に英語版が出ると〈美しくも残酷な10代の少年が自分の胸に座っているような気持ちになる〉(英紙インディペンデント)など

                                                      「日本文学」女性作家が英語圏で躍進 背景に出版界の潮流変化
                                                    • 宇多田ヒカルと海外文学、「自由」と「責任」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                      「宇多田ヒカルと友達になれそうな気がする」と言うと、8割くらいの人たちが「自分もそう思う」と同意する。その度に「なんて横柄なやつらだ」と笑い合うのだが、宇多田ヒカルと彼女の歌曲には、それだけの親近感がある。 同じふるさとを持つ者だけがわかるような郷愁感とか、孤独な寂しがり屋みたいな矛盾とか。そこには小さい頃に読んだ物語のような世界観があり、それは、宇多田ヒカルが愛読家であることにも起因する。 宇多田ヒカルが本好きなのはとても有名な話で、曲づくりにも文学の影響を受けているというのは本人も公言しているし、自身の歌詞を綴った書籍『宇多田ヒカルの言葉』(エムオン・エンタテインメント、2017年)でも「幼い頃小説家になることを夢見ていた」と書いている。 昨年12月には宇多田ヒカルおすすめの書籍を集めた『宇多田書店』が開催され、好評を博した。なかでも海外文学作品のラインナップは絶妙で、メジャーどころも

                                                        宇多田ヒカルと海外文学、「自由」と「責任」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                      • フェミニズム文学21選+1 ~これであなたもフェミニストになれる!~ - 海外文学読書録

                                                        ネットでは男女ネタで意見が対立することが多く、良くも悪くも議論が盛んです。最近では、日本赤十字社の献血ポスターを巡って侃々諤々の大議論が巻き起こりました。ポスターに使われた『宇崎ちゃんは遊びたい!』【Amazon】のイラストに対し、「過度に性的ではないか」と物言いがついたのです。この件ではフェミニストとおたくが血みどろの争いを繰り広げました。 それはそれとして、このブログではタイトル通り海外文学を扱っています。近年流行しているフェミニスト文学についてもいくつか取り上げてきました。文学はジェンダーをどう表現しているのか? それを知るためにフェミニスト文学を読むことには意義があるでしょう。古典から現代文学まで。さらには海外文学から日本文学まで。いい機会なのでこのジャンルの本をまとめて紹介したいと思います。視野を広げるためにも是非、文学の冒険に旅立ってください。 なお、紹介した22作品のうち、1

                                                          フェミニズム文学21選+1 ~これであなたもフェミニストになれる!~ - 海外文学読書録
                                                        • スペインの文学祭、ホモフォビックな米作家を今年の目玉に 西作家3人が参加辞退 - 石壁に百合の花咲く

                                                          スペインの文学祭「セルシュース232(Celsius 232)」が、2020年の催しの目玉として米作家オーソン・スコット・カード(Orson Scott Card)を招待。カードのこれまでの多数のアンチゲイ発言を問題視した他の作家らが、同イベントへの参加辞退を発表しています。 詳細は以下。 elpais.com セルシュース232は、2011年からスペイン・アストゥリアス地方のアビレスという町で夏に開催されているホラー・ファンタジー・SF小説のフェスティバルです。名前の由来はブラッドベリの小説『華氏451度』。ほら、華氏451度って摂氏232度(Celsius 232)ですから。これまでにジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)やアーサー・C・クラーク(Arthur C. Clarke)などが登場してきた同イベントは、2019年の時点で241人のゲスト作家を集

                                                            スペインの文学祭、ホモフォビックな米作家を今年の目玉に 西作家3人が参加辞退 - 石壁に百合の花咲く
                                                          • 論理と文学は「切り分けられない」 国語改革に恣意的との疑念 | 毎日新聞

                                                            2023年度から高校生が使う教科書の検定結果が公表され、国語は申請のあった選択科目の計39点全てが合格した。新しい学習指導要領の下では、これまで一つの科目で扱ってきた論理的、文学的な文章を分けて教えることになる。だが、教科書会社や学校現場からは「切り分けられない」との声も根強く、今回の検定では2社が主に評論や実用文を扱う「論理国語」にあえて小説を盛り込んだ。 「適切」の基準見えず 国語教科書を巡っては、前年度の検定から文部科学省に対する教科書会社の疑念がくすぶり続けている。 「そこまで踏み込んでくるのか」。今回の検定が進む中、桐原書店の編集者は違和感を覚えた。来年の高校2年生から学ぶ「論理国語」で、宮沢賢治らの小説3点の載せ方に厳しいチェックが入ったからだ。 4月から高校で実施される新しい学習指導要領が「論理国語」の「読むこと」の主教材として想定するのは評論や学術論文、法令文などだ。小説や

                                                              論理と文学は「切り分けられない」 国語改革に恣意的との疑念 | 毎日新聞
                                                            • ドイツ中世の代表的エロ文学作品、起源が二世紀も遡る歴史的大発見

                                                              オーストリア科学アカデミー(英語”Austrian Academy of Sciences”,ドイツ語” Österreichische Akademie der Wissenschaften”)の調査でオーストリアのメルク修道院の図書館から、中世ドイツのエロティックな詩「ヴァギナ・モノローグ”vagina monologue”」として知られる” Der Rosendorn”(薔薇の棘)の十三世紀頃のものと見られる断片が見つかった。オーストリア科学アカデミーのリリース”EROTIC POEM FROM THE MIDDLE AGES“他、The Guardian紙などが報じている。 “Der Rosendorn”は処女の女性と擬人化された彼女の女性器との対話と冒険を描いたドイツ中世詩で、両者は男性が女性に求めるものは何かということについて議論し、女性は自身の外見の美しさだと主張するが、女性

                                                                ドイツ中世の代表的エロ文学作品、起源が二世紀も遡る歴史的大発見
                                                              • "その国"の芸術とどう向き合うか ロシア文学者・亀山郁夫さんに聞く

                                                                このような事態は予想もしていなかったので、侵攻の事実を知ったときは本当に衝撃的でした。理不尽な暴力に対して、なぜウクライナの人々がこれほどまでの苦しみを受けなければいけないのかと感じます。ロシアは旧ソ連時代、第2次世界大戦で多くの人が犠牲になっていますが、そうした歴史からいったい何を学び取ったのかという思いすらあります。 トルストイという作家のことばに「悪に報いるに、暴力を持ってするなかれ」ということばがあります。プーチン大統領の行う"悪"に対して「"暴力"で抵抗してはいけない」という考え方もあるんですが、今はそうしたことばが通用しない段階にまで来てしまっていて、非常に残念です。少しでも理性が残されているのであれば、なんとか対話の中で和解への道を図ってほしいと願うのですが、それが難しい状況に来てしまったと認識しています。 世界的に活躍するロシアの芸術家の中には、プーチン大統領と親しい関係に

                                                                  "その国"の芸術とどう向き合うか ロシア文学者・亀山郁夫さんに聞く
                                                                • 豊崎由美≒とんちゃん on Twitter: "香山さん、今の「サブカル」って漫画とアニメとゲームを指すんですよ。1980年代における文学も映画も演劇も漫画も格闘技も音楽も澁澤龍彦もっていうサブカルとはまるで様相が異なっているというのが、ここ20年のわたしの観測です。今「サブカ… https://t.co/ZSTxGEB0tv"

                                                                  香山さん、今の「サブカル」って漫画とアニメとゲームを指すんですよ。1980年代における文学も映画も演劇も漫画も格闘技も音楽も澁澤龍彦もっていうサブカルとはまるで様相が異なっているというのが、ここ20年のわたしの観測です。今「サブカ… https://t.co/ZSTxGEB0tv

                                                                    豊崎由美≒とんちゃん on Twitter: "香山さん、今の「サブカル」って漫画とアニメとゲームを指すんですよ。1980年代における文学も映画も演劇も漫画も格闘技も音楽も澁澤龍彦もっていうサブカルとはまるで様相が異なっているというのが、ここ20年のわたしの観測です。今「サブカ… https://t.co/ZSTxGEB0tv"
                                                                  • 遊撃部長F/S&RWAs on Twitter: "このところ文系への風あたりが厳しいですが、絶対に人文科学(社会学・哲学・文学・歴史学)を生贄に差し出してでも俺たち社会科学(経済学・経営学・法学)は生き残っていこうな。"

                                                                    このところ文系への風あたりが厳しいですが、絶対に人文科学(社会学・哲学・文学・歴史学)を生贄に差し出してでも俺たち社会科学(経済学・経営学・法学)は生き残っていこうな。

                                                                      遊撃部長F/S&RWAs on Twitter: "このところ文系への風あたりが厳しいですが、絶対に人文科学(社会学・哲学・文学・歴史学)を生贄に差し出してでも俺たち社会科学(経済学・経営学・法学)は生き残っていこうな。"
                                                                    • Wikipediaは誤解されている 人気記事「ウィキペディア三大文学」から考える

                                                                      趣味を持っていると、あるジャンルの中で知名度が高いコンテンツに対して、門外漢は その界隈の代表的な文化だ 時間をかけて培われた文化だ おもしろい と思っているにもかかわらず、その道の信奉者はそんな印象の持たれ方に対して 不本意だ そのコンテンツはジャンルの代表にはふさわしくない ジャンルの正道のコンテンツを見て欲しい と怒っているようなことがある。 当たり前だが、人は知らないジャンルに足を踏み入れるとき、ほぼ確実に何かを誤解した状態で入っていく。 この記事では、ウィキペディアンである私の視点から、Wikipediaの人気記事として知られる「Wikipedia三大文学」について、なぜそのような呼ばれ方がなぜ本意ではないのかを解説していく。 自分の信奉するジャンルの誤解が世間に広まったとき、何をすればいいのか。 なぜウィキペディアンはWikipedia三大文学が嫌いなのか 「Wikipedia

                                                                        Wikipediaは誤解されている 人気記事「ウィキペディア三大文学」から考える
                                                                      • 若草物語「お父さんはいま、いないじゃん」 新訳した文学全集に賛否両論、出版社に理由を聞いた

                                                                        小学館で出版予定の『小学館世界J文学館』に掲載される著名な文学作品が、今の子ども向けにリズムを重視した新訳となることに、ネット上でさまざまな意見が上がっています。小学館に対し、今回の新訳に込めた思いや変更したきっかけなどを聞きました。 旧約と新訳を比較した一例(『小学館世界J文学館』のWebサイトより) 『小学館世界J文学館』は、小学館創立100周年記念企画として、「シェイクスピア物語」や「赤毛のアン」、「魔女の宅急便」など世界の名作125冊を「今の時代にふさわしいカタチ」にまとめた全集。紙の書籍では図鑑形式で名作の見どころやキャラクターなどが紹介され、記載されたQRコードを読み取ることで、作品の本文を電子書籍で読むことができます。11月22日ごろに5500円で発売予定です。 (『小学館世界J文学館』のWebサイトより) Twitterで話題に上がったのは、『小学館世界J文学館』の紹介サイ

                                                                          若草物語「お父さんはいま、いないじゃん」 新訳した文学全集に賛否両論、出版社に理由を聞いた
                                                                        • 日本における戦争への文学的抵抗〜戦争に協力せず関係ないこと書くだけでも抵抗だった - 日々是〆〆吟味

                                                                          日本における戦争への文学的抵抗 ~関係ないこと書くだけでも抵抗だったのだ。 戦時文学と非国民 戦争協力しなかった文学者 谷崎潤一郎 渡辺一夫 神西清 参考となる本 【谷崎潤一郎『細雪』】 【ラブレー『ガルガンチュワとパンタグリュエル』】 【加藤周一『日本文学史序説』】 【チェーホフ『桜の園・三人姉妹』】 日本における戦争への文学的抵抗 ~関係ないこと書くだけでも抵抗だったのだ。 戦時文学と非国民 文化と専制的な政治状況をソ連を例にして書いてみましたが、日本でも戦時中は同じようなことがありました。戦争に協力しない創作は非国民と非難されたのです。 これが厄介なのは、なにも上から言われただけでもないということです。そうではなく、文学者自らが率先して、こんな大変な戦争の最中、能天気な小説など書いていてはいけない、と協力的だったのです。 ですから戦意高揚するような小説や、戦地に赴いて現地記事を書いた

                                                                            日本における戦争への文学的抵抗〜戦争に協力せず関係ないこと書くだけでも抵抗だった - 日々是〆〆吟味
                                                                          • 文学賞「星新一賞」で“AIと作った小説”が初入選 人間以外の作品が応募の4%に増加

                                                                            日本経済新聞社は2月18日、文学賞「星新一賞」で初めて、AIを使って執筆した小説が入選したと発表した。一般部門優秀賞を受賞した「あなたはそこにいますか?」の作者・葦沢かもめさんは、AIが生成したあらすじを基にした執筆や、AIが書いた文章の編集などを通して、AIと共同で小説を作っているという。 「あなたはそこにいますか?」の内容は「作家AIの文章を校正するアルバイトの大学生が、やりとりの中でAIに意識がないことを確認し、作家には意識が大事だと気付く」というもの。 星新一賞は、応募規定で「人間以外(人工知能など)の応募作品も受け付けます」とAIなどによる作品の応募を認めている文学賞。今回の応募総数は2603編。そのうちAIを利用して作られた作品は114編(前年14編)あったという。

                                                                              文学賞「星新一賞」で“AIと作った小説”が初入選 人間以外の作品が応募の4%に増加
                                                                            • 英児童文学作家ロアルド・ダール氏の人種差別発言、遺族が謝罪 - BBCニュース

                                                                              イギリスの児童文学作家、故ロアルド・ダール氏(1990年逝去)によるユダヤ人への差別的発言について、ダール氏の遺族が謝罪した。 遺族と版権管理会社ロアルド・ダール・ストーリー・カンパニーによる声明は、ダール氏の公式ウェブサイトの目立たない場所に日付のない状態で掲載されていた。英日曜紙サンデー・タイムズが発見し、6日に報道した。 ノルウェー移民の両親のもと、英ウェールズで生まれたダール氏は、「チョコレート工場の秘密」や「マチルダはちいさな大天才」、「オ・ヤサシ巨人BFG」などの多数の人気作品の作者。「チャーリーとチョコレート工場」、「マチルダ」、「BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」など、多くの映画やテレビドラマ、ミュージカルなどになっている。

                                                                                英児童文学作家ロアルド・ダール氏の人種差別発言、遺族が謝罪 - BBCニュース
                                                                              • ChatGPTに『芥川龍之介が“大乱闘スマッシュブラザーズ”対戦中に口走るであろう暴言を予測してください』と言ったらこうなった「文学とは」

                                                                                リンク Wikipedia 芥川龍之介 芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ、1892年〈明治25年〉3月1日 - 1927年〈昭和2年〉7月24日)は、日本の小説家。号は澄江堂主人(ちょうこうどうしゅじん)、俳号は我鬼(がき)。東京出身。『鼻』、『羅生門』、『地獄変』、『歯車』などで知られる。 東京市京橋区入船町8丁目(現・東京都中央区明石町)に牛乳製造販売業を営む新原敏三、フクの長男として生まれる。出生時刻については資料がないため不明である。 戸籍上の正しい名前は「龍之介」であるが、養家である芥川家や府立三中、一高、東京大学関係の名簿類で 30 users 214

                                                                                  ChatGPTに『芥川龍之介が“大乱闘スマッシュブラザーズ”対戦中に口走るであろう暴言を予測してください』と言ったらこうなった「文学とは」
                                                                                • 川端文学、国境抜けて 中国で著作権切れ、出版ラッシュ 著名作家に影響、踊る市場 | 毎日新聞

                                                                                  「伊豆の踊り子」「雪国」で知られる作家・川端康成さん(69)に、1968年(昭和43年)10月17日、日本人で初めてのノーベル文学賞受賞が決まった。受賞決定の知らせをうけて三島由紀夫さん夫妻が赤いバラの花束を持ち祝福におとずれると愛弟子の訪問に、川端康成さんの顔がすっかりほころびた。三島由紀夫さん(左)の祝福を受ける川端康成さん=神奈川県鎌倉市の川端康成さんの自宅で、1968年(昭和43年)10月17日 米津孝撮影 サンデー毎日1968年(昭和43年)11月3日号 表紙のカット 中国でノーベル文学賞作家、川端康成(1899~1972年)作品の出版ラッシュが続いている。2023年1月以降、代表作「雪国」だけでも既に十数社から出される盛況ぶりだ。著作物の保護期間が日本では作者の死後70年なのに対し中国は50年で、川端の没後50年を経て保護期間が切れたとして、各社が競うように出版を手がけている。

                                                                                    川端文学、国境抜けて 中国で著作権切れ、出版ラッシュ 著名作家に影響、踊る市場 | 毎日新聞