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我々は知らない内に創作の終末へと向かう特急列車に乗せられているのか? 去年の8月、画像AI、Midjourneyが登場した時、これで漫画の背景描けるやんと喜んだ。
今日はエンジニアフレンドリーシティ福岡フェスティバル(長い)に参加した。暗号屋はエンジニアフレンドリーシティの賛同企業にも名前を連ねていて、福岡がエンジニアに優しい街になってくれるのは歓迎している エンジニアに優しい街、サイトを見る限り「エンジニアが集まる、活躍する、成長する街」ってなんのことなのか若干迷走している気がしなくもないが、そういう雰囲気を作ろうとしてくれているのは有り難い。しかし実際なにしてくれてるんだっけ?っていうのはまだわからないし、もっと福岡のエンジニアがみんな集まって、こんなエンジニアが考えたさいきょうの福岡にしようぜっていうデカいミーティングをやったりと一部の人で盛り上げるのではなく他人事にならない感じでやったらいいんジャマイカ。知らんけど。 聞いてた講演の中でもいろいろエモい話が聞けて学びがあった。Google の方の円周率の話は人としての多様性のこととか、エンジニ
こんにちは、開発エンジニアの amdaba_sk(ペンネーム未定)です。 昨年度まで、ラクスの開発部ではこれまで社内で利用していなかった技術要素を自社の開発に適合するか検証し、ビジネス要求に対して迅速に応えられるようにそなえる 「開(か)発の未(み)来に先(せん)手をうつプロジェクト(通称:かみせんプロジェクト)」というプロジェクトがありました。本年度からは規模を拡大し、「技術推進プロジェクト」と名称を改めて再スタートされました。 本記事では、昨年度かみせんプロジェクトとしての最後のテーマとなった機械学習テーマの延長として 2020 年度上期に行った「AutoML ツールの調査と評価」について取り組み結果を報告します。 (ちなみに機械学習テーマは前年度から継続していたこともあり、上期で終了となってしまいました。残念……) なお過去の報告記事はかみせんカテゴリからどうぞ。技術推進プロジェクト
0. 自己紹介皆さんこんにちは、株式会社ACESの代表の田村(@7142857)です。簡単に自己紹介させていただくと、私は東京大学の工学系研究科博士課程で松尾研究室に所属し、Deep Learningの金融への応用について研究しつつ、株式会社ACESという会社を経営しております。先週はIPOのタマゴにも出させていただきました。 【IPOのタマゴ~磨けイノベーション】テーマは「人の知見を数式化する」。ACES 田村 浩一郎社長をゲストに迎え、今後の事業展開や戦略を聞く。視聴は→https://t.co/8KbwDmPBWM pic.twitter.com/go4nZTnDy1 — 日経CNBC (@NIKKEI_CNBC) September 9, 2021 1. AI技術がコモディティ化しているという主張の理解 Deep Learningが登場してから、"AIブーム"が続いていました。 -
今回の文章は、この2年ほど色々書いてきた「SNS時代の表現」というテーマの、現状におけるまとめみたいな話になります。最初に要旨を書くと、たった一文でまとめられます。それはこういうことです。 SNSにおける情報伝達の超高速化によって引き起こされる「表現のコモディティ化」に、我々はどうやって抗うのか。この場合のコモディティ化とは、「ある表現が瞬く間に代替可能品で溢れかえるようになること」を指します。つまりSNS時代、特に今後5Gが整備され、情報伝達がさらに加速化し、空間の距離や言語の壁もさらに低くなることが予見される2020年代においては、あらゆる領域における表現は、超高速のコモディティ化を念頭に置かざるを得なくなるということなんです。これが今回のまとめ。 SNS系の記事をまとめたマガジンも作ったので、よかったらそちらも。 さて、ここからは個別論になります。長くなりそうですが、よかったら正月休
スキルのコモディティ化、つまり、自分の売りだったものが、誰しも持っているものになったために市場価値が下落するという現象の話です。 マーケティング専門の人ならこういう表現になるのか、という記事をご紹介します。 toyokeizai.net 「社会人になってから長い間『暗黒時代』が続きました。そこから抜け出せたのは、『生きる知恵としてのマーケティング』のおかげです」 数々のグローバル企業でマーケターとして活躍している井上大輔氏は、自らの経験を振り返って語る。 「マーケティングのエッセンスを『生きる知恵』として人生に活かせば、仕事・キャリア・プライベートのすべてで『求められる人』になれると気づいたんです」 そんな「生きる知恵」を解説する書籍『マーケターのように生きろ:「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動』を上梓した井上氏に、「スキルがどんどんコモディティ化する時代」に私たちはどのように
時価総額が2.6兆ドル(約410兆円)を超え、2.9兆ドルで世界2位の米Apple(アップル)の背中が見えてきた米NVIDIA(エヌビディア)。エヌビディアの専売特許であるGPU(画像処理半導体)の今後を占う連載の第2回は、2つめの死角「コモディティー化」の可能性を検討する。 GPUにとって2つめの死角は低価格化だ。コモディティー化ともいえる。市場参入時には高付加価値を持っていた製品が、市場の活性化や競合の出現などによって他の製品との機能・サービスの差がなくなり、価格競争を余儀なくされる状態を指す。 例えば2010年代に日系電機メーカーが苦しんだ薄型テレビはその典型だろう。当時、売れ筋だった40インチの薄型テレビの店頭実売価格は2009年には14万円程度だったが、3年後の2012年には6万円台と半額以下になった。「3年で半額」という法則はDVDやブルーレイディスクのレコーダーにも当てはまっ
AIのトレンドをキャッチアップするために意識していることは? 西勝清氏(以下、西):では、いったんここでパネルディスカッションは終わって、次のセッションに進んでいければと思います。ここからは質問に随時答えてもらえればと思っています。では私がどんどん拾っていくので、どなたか答えられる方にお答えいただければと思います。 1個目は「AIに関するトレンド変化をキャッチアップするのに、使い倒す以外に隙間時間などで意識していることを教えてください」ということです。 木村俊也氏(以下、木村):みなさん基本的には会社に所属されていると思っていて、各社が「ChatGPTの有料版の利用を全社で開始しました」みたいな話が出てきていると思います。やはり興味がある方はなるべく会社に仲間を作ってほしいと思います。 今は本当に始まりに過ぎないので、Twitterとかでもいろいろな情報が流れては来るとは思うんです。だけど
牛丼やガソリン、家電などを見ればわかるが、世の中はコモディティ化に溢れている。コモディティ化の先にあるのは、価格競争だ。技術も同様だ。コンテナ技術やクラウドサービス、マシンラーニングなど新しい技術が続々登場するが、魅力的な技術であればたくさんのプラクティスが出てきたり、技術の標準化や規約化が行われたり、X as a Service(XaaS)として提供されたりする。せっかく武器にしようと苦労して身につけた技術が、平等に利用可能な武器となる。つまりスキルだけでは、エンジニア自身がコモディティ化してしまう。どうすれば淘汰されずに、生き残ることができるのか、そのためのキャリア戦略について、DMM.comプラットフォーム事業本部 部長 兼 VPoE室の石垣雅人氏が解説した。 合同会社DMM.com プラットフォーム事業本部 部長 兼 VPoE室 石垣 雅人氏 技術をどれだけ身につけてもコモディティ
フランス語で「快適」や「利便性」という意味を持つcommoditéを語源に持つcommodity(コモディティー)。「商品」「役に立つもの」など複数の意味を持ちますが、産業界で使われる「コモディティー」は、時に良い文脈で、時に悪い文脈で用いられます。 「小麦の味から、誰がそれを生産したか、ロシアの農奴か、フランスの農民か、イギリスの資本家かは分からない」。『資本論』で有名なカール・マルクスは1859年に出版した『経済学批判』の中でこう触れています。一般的に産業界でコモディティー(汎用品)化といえば、付加価値を持っていた商品が競争とともに市場価値が低下し、一般的な商品になることを指します。 今週、日立製作所は家庭用エアコンの製造撤退を発表しました(「日立、『白くまくん』製造終了 業務用空調へ投資も多難の道」)。業界関係者は家庭用エアコン市場を「コモディティー化しつつあり、差別化も簡単ではない
スマホは最も重要なITデバイスだと思っていて、かつApple陣営とAndroid陣営は、その最重要なプレイヤーです。そのため、Apple端末とAndroid端末を定期的に入れ替えて使っているという、不思議なことをしています。 というわけで、Googleのかなり気合いの入った端末であるPixel6を、ちょっと遅れましたが購入しました。 Android遍歴 オリジナルチップTensor搭載のPixel6 Pixel6の魅力 確かにサクサク動くけれども Android遍歴 iPhone 3Gの時からのiPhoneユーザーですが、同時に初期からのAndroidユーザーでもあります。iPhoneは、2年おきに買い換えて使っていますが、Androidのほうはだいたい次のような遍歴でした。 GALAXY SII 2011年 NEXUS 5 (メイン端末) 2013年 XperiaZ2 (メイン端末)
ゴジラの3DCGがすごいと話題になっているが、製作費は1500万ドル程度だと聞いた。 ハリウッド映画の製作費に比べれば微々たるものだが、日本映画としてはビックバジェットだ。 ただ、重要なのはこの製作費でクオリティに金額ほどの差がないように見えることだ。 最近驚いたのが、陰陽師0の予告編のCGIもかなりクオリティが高いようにみえる。 これも日本映画なので出せる費用にも限界があるはずだ。 反対にハリウッド映画はインフレなどの影響もあり大作映画の予算の高騰化に苦労し始めているように見える。 スーパーヒーロー物は顕著だが、リトルマーメイドなども製作費が異常な値段になり利益を出すのにかなり苦労していたからだ。 リトルマーメイドの製作費は2.5億ドルと言われていて、こんなに製作費が高くなければあれほど騒がれなかった(容易に黒字化していたはず もしこの傾向が続くようであれば、遂に3DCG映画はコモディテ
コロナ禍の株価乱高下により、ネット証券各社には新規口座開設者が殺到、売買高は高い水準となり、直近のネット証券各社の業績は好調だ。しかし長期的に見れば、この業界は売買手数料の無料化という大きなトレンドのさなかにある。 そのトレンドを推し進める出来事が起きた。auカブコム証券(カブコム)は7月8日、国内の金融機関としては初めて投資信託の販売会社機能をAPIとして開放した。これにより、「通常、数億円から数十億円の投資が必要となる投資信託の販売会社機能をフルラインで構築しなくても、as a serviceとして外部から利用することで、多様なサービス提供者のスピーディな事業参入を容易にする」(auカブコム証券)ことができるようになる。 しかし、これは証券業者にとっては諸刃の剣だ。日本資産運用基盤グループの大原啓一社長は、これにより「オンラインの陣取り合戦が始まった」と指摘する。既存の金融業にとどまら
ロックメディア 第10回 コンテンツ・ウィンドウ戦略概論2: フィン・シンルール、映像のコモディティ化 自分でモノを作ると自分で売ってみたくなる。だけど、自分で売ろうとすると、結構面倒で、結局全てお店に任せたほうがいいやということになる。かといって、人に預けるとあまり熱心に売ってくれなさそうで心配だ。 メーカーと流通という視点で、ビジネスを理解すると面白い。 メーカーと流通ではどちらが力をもつのか、なぜなのか、映像コンテンツの世界もこの視点で捉えると、テレビ局と映画会社、番組制作会社、ネット配信などの動きが整理される。 食品、ジュース、シャンプー、髭剃りとか値段勝負の生活必需品をコモディティとよぶ。必需品を売るお店は来店頻度も高いし繁盛する。売れている店はメーカーに対しパワーを発揮しそうである。売れてるお店が他のお店を合体していって、大きくて有名なチェーン店となる。 生活必需品ではないブラ
変わりゆくビジネスモデルのプレッシャーと、ブランドと協働するための新たな方法を見つける必要性は、エージェンシーに影響を与えているだけではない。制作会社はいま、より競争が激しい市場で重圧にさいなまれている。その市場では、予 […] 変わりゆくビジネスモデルのプレッシャーと、ブランドと協働するための新たな方法を見つける必要性は、エージェンシーに影響を与えているだけではない。制作会社はいま、より競争が激しい市場で重圧にさいなまれている。その市場では、予算はさらに厳しい。支払い期限は延長されつつあり、一度限りのプロジェクトワークが当たり前になりつつある。 デジタルコンテンツやソーシャルコンテンツに対するニーズが、ビジネスの制作部門に大きな影響を与えている。かつては「ブランド─エージェンシー─制作会社」というリニアチェーン(線形的連鎖)の最後のリンクだった制作という仕事は、いまやひとつのタイプの会社
そこで最初に書いた記事は、小笠原に入る前の船旅の記事でした。Day 0として書いたその記事では、小笠原に行くための現在たった一つの航路である「おがさわら丸」での、24時間の船旅について書いています。その中で僕はこんなことを書きました。 コロナを奇貨として捉えることができる可能性があるとするならば、この「止まったこと」自体の経験によって、僕らの社会を再検証する機会を得たことだろう。僕らが捨て去ってきた空間や余白、「距離を隔てるもの」の中にあった物語の中に手を伸ばす、そんな瞬間を模索するための通過儀礼として、この24時間の船旅は僕の感情を揺さぶりつつある。(上記記事より引用) 24時間の船旅を、僕はある種の「通過儀礼」のように感じました。その根源を考えると、やはりネットに全く繋がらないという経験が大事だったのでしょう。そしてその後、小笠原に着いたあとは普通にネットに接続できるようになるのですが
コモディティー化が進む事業を切り離して向かう先は? M&Aアドバイザリーのプロが読み解く自動車業界の構造変化 トヨタ、ホンダ、デンソー、ボッシュ…自動車メーカーとサプライヤーが迫られる戦略転換 大変革期を迎えている自動車産業。最近やや伸び悩みの感はあるものの、EV市場は着実な成長を続けている。ハードウエアからソフトウエアへの価値のシフトも進行中だ。構造的な変化の中で自動車産業が大きな課題に直面していることは確かだが、同時に新たなチャンスを切り開こうとする動きも見られる。 国内メーカーを中心に、自動車メーカーとサプライヤーの動向、戦略についてフーリハン・ローキーのシニアヴァイスプレジデント、平野恭広氏に聞いた。 ハードウエアからソフトウエアに価値がシフトする 自動車産業は「100年に一度の変革期」にあると言われる。大きな変動のいわば「台風の目」に当たるのがEV(電気自動車)だろう。ただ、最近
2021/05/20 (更新日: 2021/05/21) シュコダ(Skoda)「エンヤック」から感じる「EVのコモディティ化」とは?【兄弟車VW「ID.4」のGTXも紹介】お金 ビジネス 趣味 車 おはようございます、@kojisaitojpです。先日ヨーロッパ諸国の比較的早めに前月の販売台数が出てくる国を取り上げましたが(ノルウェー・イギリス・ドイツ・フランスなど)、オランダの統計を見ていると面白いことに気づきました。 【速報値】オランダの4月のプラグイン車シェアは21%(BEVは10%)、前年同月比で2倍近くに。 2021年累計でも17%(BEVは6.6%)に達し、年末には30%前後まで増えると予想されています👀 EV Sales: Netherlands April 2021 https://t.co/Sil0fGzVyU pic.twitter.com/nc5CIIdAUl —
Large Language Model (LLM) の進化によって、プログラミングの現場は大きく飛躍を迎えることとなった。 集合知の代名詞であった Stack Overflow は、Open AI の開発する ChatGPT に取って代わられた。簡単なコードを生成したり、エラーの内容について説明してもらったり、複雑な概念を教えてもらったりするために、Google の検索ボックスではなく ChatGPT を使うのが当たり前になった。教師やメンターと対話するように、苛立ちを見せることもない万能な対話型学習の相棒として使うことも増えてきた。複雑な正規表現のルールを覚えるために 500 ページの本を読む必要はなく、ユースケースと制約条件を与えるだけで答えが出てくるようになった。 ChatGPT だけではない。GitHub Copilot は、日常のプログラミングにおけるつまらないボイラープレート
時価総額が2.6兆ドル(約410兆円)を超え、2.9兆ドルで世界2位の米Apple(アップル)の背中が見えてきた米NVIDIA(エヌビディア)。エヌビディアの専売特許であるGPU(画像処理半導体)の今後を占う連載の第2回は、2つめの死角「コモディティー化」の可能性を検討する。 GPUにとって2つめの死角は低価格化だ。コモディティー化ともいえる。市場参入時には高付加価値を持っていた製品が、市場の活性化や競合の出現などによって他の製品との機能・サービスの差がなくなり、価格競争を余儀なくされる状態を指す。 例えば2010年代に日系電機メーカーが苦しんだ薄型テレビはその典型だろう。当時、売れ筋だった40インチの薄型テレビの店頭実売価格は2009年には14万円程度だったが、3年後の2012年には6万円台と半額以下になった。「3年で半額」という法則はDVDやブルーレイディスクのレコーダーにも当てはまっ
今夜緊急配信‼️ 昨日引退した 元 琴貫鐡が今の心情をブチ撒けます。 この気持ち、どうか皆様に届け。 今夜8時配信です。#相撲協会 #琴貫鐵 #貴闘力部屋 pic.twitter.com/UN3PcZvnsu— 【公式】貴闘力部屋〜相撲再生計画〜 (@takatorikibeya) January 10, 2021 貴闘力チャンネルでコロナ引退力士が激白www.youtube.com コメントもたくさんついた。 ちょっと感動している。 なにがか、というと。コロナ引退そのものじゃない。 何度も紹介している細野不二彦「電波の城」の一節だけれども であろうな、と。 今さっきのやりとりなんだけど これ写真撮影という「専門技術」をメディアが独占できなくなった好例で、そうして陳腐化すると報道という職業はコモディティ化して昔の.. https://t.co/QycZ5aA6Sg 「同じ時間帯・同じ場所で
まさかこの短期間でEVに対する認識がここまで変わろうとは ロンドンにてフィナンシャル・タイムズ紙主催による「Future of the Car」カンファレンスが開催され、そこで講演したリマックの最高経営責任者(CEO)、メイト・リマック氏が「自社は電気自動車専門メーカーではなくテクノロジー企業であり、リマックは常に”最もエキサイティングなことは何でも”やってゆく」とコメント。 報道によると、リマックはネヴェーラの予定生産台数150台すべてをまだ売り切っておらず、メイト・リマック氏は「もはや富裕層はエレクトリックハイパーカーを欲しがっていない」という衝撃の発言も行っています。 電気自動車は「もうクールではない」「時代は代わった」 メイト・リマック氏によると、7年以上前にリマックがネヴェーラの開発を開始したとき、「電動車そのものがクールだった」。 しかしそこから時代が変わり、世界的な法律や規制
観光マーケティングはズレている。 すぐ模倣され、汎用品・低価値にされる時代。高付加価値、差別化の鍵は「歴史」にこそあった。 大事な点はハード(城や古民家)だけが歴史文化ではないこと。歴史とは模倣できない地域性だ。文献資料などのソフトこそ、地域ブランドを生む無形資産として大きい。経済的価値のみ重視し、歴史文化を破壊する手法は否定し、各地で観光と歴史文化の共生に取り組む実践者にして研究者が実例を基に理論と手法を具体的に解説する。 ■ブランドの創出とは、「勝つための競争」から「負けないための競争」へ転換すること。 ■認知拡大だけでは需要は生まれない、歴史的景観だけでは消費につながらない ■ハードはいずれコモディティになる 【目次】 はじめに――コモディティ化が進む世界 第一部 観光によるヒストリカル・ブランディング 第一章 保存vs.開発を超える――北海道小樽運河 第二章 無形価値を可視化する―
だいぶ前に、あらゆるものがコモディティ化しているということを書いた。 www.crazy-investor.jp ふと思ったのが、労働もコモディティ化しているのではないかということだ。 長年のデフレが続き、賃金水準は一向に上昇していない。ようやく最近は賃上げムードになっているが、物価上昇によって打ち消されてしまっている状況だ。また、非正規雇用の割合が増大していることもある。 だがそれだけではないのではないか。 IT化やデジタル化が遅れているといっても、ネット環境が普及しそれが当たり前になったことで仕事のやり方もだいぶ変化している。それによって、それまではその人しかできない職人技のような仕事がそこら中にあふれていたものが、コンピューターに置き換わったことで誰でもこなせるようになった。誰でもできるということはその仕事の価値も低下することであり、結果的に賃金は上がらなくなる。こうしたことがあらゆ
2010年前後くらいでしょうか、液晶パネルとチューナーがあればどんな会社でもテレビを作れる時代になり、色んな会社から液晶テレビが売られるようになりました。テレビはコモディティ化されたと呼ばれ、テレビの値段はがくんと下がりました。 それまでテレビを作っていたメーカーはテレビでは儲けられない時代が始まったんですが、同じような話はデスクトップパソコンにも当てはまります。 こんな昔の話を思い出したのは、最近読んだ本に、投資がコモディティ化したと書かれていたからです。 教養としての投資入門 (朝日新書) 作者:ミアン・サミ 朝日新聞出版 Amazon それを実感する身近かな例で言えば、自分は「つみたてNISA」を2020年から始めてますが agura-huma.hatenablog.com 現状こんな感じでプラスになっています。 自分のした事は、当たり前すぎるほど有名で人気な投信を、積立てた(Web
KiteRa のチームメンバー。後列左端が CEO 植松隆史氏、右端が COO 藤田智人氏。 Image credit: Kitera KiteRa は19日、直近のラウンドで3億円を調達したと発表した。ポストシードもしくはプレシリーズ A ラウンド相当と見られる。このラウンドに参加したのは、XTech Ventures、DIMENSION、三井住友海上キャピタルと名前非開示の個人投資家。調達金額には、日本政策金融公庫からのデットが含まれる。 KiteRa にとっては、2019年12月のシードラウンドに続く資金調達。ライフタイムベンチャーズは前回ラウンドに続くフォローオンでの参加となる。 KiteRa は2019年4月、大手化学メーカーでの人事労務担当を経て、株式公開のための内部統制整備に長年従事してきた社会保険労務士(社労士)の植松隆史氏(現 CEO)と、SI-er や大手不動産会社でア
株式会社クラシコムが企業のマーケティング担当者様向けに、マーケティングやブランドについての考え方を議論するクラシコムサロン。ラジオ感覚でのおしゃべりという気軽な形式で招待制で開催された今回のテーマは、「ブランドのコモディティ化を考えてみる」です。 ブランドがコモディティ化することの意義。独自性を出すにはどうすればいいのか? ニッチにならない差別化の手法はあるのか。 ブランドのコモディティ化にまつわる悩みについて、クラシコムのブランドソリューショングループマネージャーの高山と、代表の青木が話し合いました。 写真左から)クラシコム青木、クラシコム高山 山のてっぺんは意外と賑わっている 高山 今回のテーマは「ブランドのコモディティ化を考えてみる」です。僕はブランドソリューショングループとして、普段からさまざまな企業のマーケティング担当者さん、ブランドマネージャーさんなどとお話しする機会が多いので
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