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デニソワ人の検索結果41 - 80 件 / 84件

  • 日本人の祖先は3つの系統に関わっていることが全ゲノム解析で明らかに : カラパイア

    理化学研究所は、日本人の全ゲノム情報を解析し、日本人の祖先には大きく3つの系統が関わっているとする研究結果を報告した。日本人の祖先は縄文人と弥生人の他に、新たな3つ目の系統が発見されたという。 また現代の日本人は、ホモ・サピエンスだけでなく、ネアンデルタール人やデニソワ人といった絶滅した旧人類からも遺伝子を受け継いでいることも判明し、これが体の特徴や病気と関係していることがわかったという。

      日本人の祖先は3つの系統に関わっていることが全ゲノム解析で明らかに : カラパイア
    • 欧米ネトウヨ事情 過激主義は「無理ゲー社会」への異議申立て – 橘玲 公式BLOG

      ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2022年3月24日公開の「「白人至上主義」などすべての過激主義は「無理ゲー社会」への異議申立て」です(一部改変)。 Johnny Silvercloud/Shutterstock ****************************************************************************************** 1999年公開の映画『マトリックス』に、主人公のネオが謎の組織の男モーフィアスから、ブルーピルかレッドピルかを選ぶよう迫られるシーンがある。モーフィアスはネオにいう。 「青い薬(ブルーピル)を飲めば、話はここで終わる。おまえはベッドで目覚め、

      • 1万2000年前に人口爆発を生み出した「新石器革命」とは何なのか?

        世界人口は急激に増え続けており、2050年には97億人に、2100年には109億人に達すると推計されています。この急激な人口爆発は現代からおよそ1万2000年前に生じた「新石器革命」から続く現象だと、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtがアニメーションムービーで解説しています。 When Time Became History - The Human Era - YouTube 「誰かがあなたの台所からいくつかの道具・鍋・ゴミを持って行って、森の中に埋めると想像してみてください」という言葉からムービーはスタート。 現代の考古学者が行っているのは、1万2000年後に埋められた道具などから「あなたがどのような人物だったか」を捉えるという試みとのこと。 もし人類が複数の惑星に植民地を持つような時代に達したならば、人口は爆発的に増加し、技術と生活水準は想像も付かないレベルに到達する

          1万2000年前に人口爆発を生み出した「新石器革命」とは何なのか?
        • ネアンデルタール人などのタンパク質をAIで予測することで「絶滅した」抗生物質を復活

          ペンシルベニア大学の生物工学者であるセザール・デ・ラ・フエンテ氏らが、現生人類のホモ・サピエンスと旧人類の絶滅種あるいは亜種と考えられているネアンデルタール人やデニソワ人のタンパク質を、AIを用いて構造予測するという研究を行いました。分析の結果、病気の原因となる細菌を殺せる分子を特定しており、人間の感染症を治療するための新薬のヒントとなる可能性も示されています。 AI search of Neanderthal proteins resurrects ‘extinct’ antibiotics https://www.nature.com/articles/d41586-023-02403-0 抗生物質の開発は過去数十年にわたって減速しており、現在処方されている抗生物質のほとんどは、30年以上前から販売されているものです。一方で、抗生物質に対する抵抗力が高い耐性菌が増加しているため、新しい

            ネアンデルタール人などのタンパク質をAIで予測することで「絶滅した」抗生物質を復活
          • 日本人の祖先は思いもよらない方法で大陸から日本列島へやって来た! - takabonblog.com

            前回の記事で我々の祖先の人類(ホモ・サピエンス)は歩いて日本列島に着いたと書いたのですが、実はそうではなかったのです。 前回の記事はこちらからどうぞ。 www.takabonblog.com こんにちは!たかぼんブログドットコムのたかぼんです。 今回は『日本人の祖先は思いもよらない方法で大陸から日本列島へやって来た!』について解説させていただきたいと思います。 【目 次】 タップできます 日本人の祖先は約4万年前に九州にたどり着いた 我々の祖先は約4万年前にどうやって海を渡って来たのか? 人類の歴史 まとめ 日本人の祖先は約4万年前に九州にたどり着いた 前回の記事では約4万年前の地球上は氷河期だったため、海面が現在より145m低かったので、日本列島は大陸と繋がっていたと書きました。 しかし約4万年前の地球は、確かに氷河期ではあったはずなのですが、実は海面が現在より80m低いだけであったこと

              日本人の祖先は思いもよらない方法で大陸から日本列島へやって来た! - takabonblog.com
            • 数十万年前の人類は冬眠に近い状態で飢えをしのいでいた可能性

              クマが冬季のエサ不足をしのぐため体温を下げて冬眠するように、数十万年前の人類は「冬眠」によって飢えをしのいでいた可能性が先史人類学者によって指摘されています。 Hibernation in hominins from Atapuerca, Spain half a million years ago - ScienceDirect https://doi.org/10.1016/j.anthro.2020.102797 Early humans may have survived the harsh winters by hibernating | Science | The Guardian https://www.theguardian.com/science/2020/dec/20/early-humans-may-have-survived-the-harsh-winters-by

                数十万年前の人類は冬眠に近い状態で飢えをしのいでいた可能性
              • 未知の人類か、謎の頭骨がイスラエルで見つかる

                イスラエルのネシェル・ラムラで出土した頭骨の一部から、バーチャル復元された頭部。彼らは比較的最近まで生きていた人類だが、「おとがい(顎先)」がないなど、非常に古い特徴も備えている。(IMAGE BY ARIEL POKHOJAEV, SACKLER FACULTY OF MEDICINE, TEL AVIV UNIVERSITY) イスラエルの古人類学者たちは、その頭骨化石を目にした瞬間、「私たち」の仲間ではないことに気づいた。見つかったのは、平らで高さが低い頭蓋の一部と、おとがい(顎先)のないほぼ完全な下顎骨、そして1本の歯だ。 私たちホモ・サピエンスは、大きな脳を包む、高さがあり丸みを帯びた頭蓋をもっている。しかし、研究者たちが目にした化石骨は、ホモ・サピエンスの出現時期より数十万年も古い人類の特徴をもっていた。見つかった歯も、現地で発見されている40万年前の人類やネアンデルタール人の

                  未知の人類か、謎の頭骨がイスラエルで見つかる
                • OISTのスバンテ・ペーボ教授がノーベル賞を受賞

                  ノーベル賞選考委員会は、マックス・プランク進化人類学研究所所長で、OISTの教授(アジャンクト)も務めるスバンテ・ペーボ教授が、「絶滅したヒト科のゲノムと人類の進化に関する発見」により大きな貢献をしたとして、2022年のノーベル生理学・医学賞を授与することを発表しました。 この栄誉ある賞は、カロリンスカ研究所で日本時間10月3日に発表されました。 ペーボ教授は人類の進化とゲノムに関するいくつかの画期的な研究において高い成果を上げ、古遺伝学という新しい学問分野の確立に貢献しました。 ペーボ教授は、人類の祖先であるホモ・サピエンスと共存していた絶滅種ネアンデルタール人のDNA配列の解読に初めて成功し、後に全ゲノムの解読に成功しました。 また、2008年にシベリアの洞窟で発見された古代人の指の骨のDNAから、これまで知られていなかった絶滅したヒト科の一種「デニソワ人」を特定し、人類の歴史に大きな

                    OISTのスバンテ・ペーボ教授がノーベル賞を受賞
                  • 未知の人類か、謎の頭骨がイスラエルで見つかる:日経ビジネス電子版

                    イスラエルのネシェル・ラムラで出土した頭骨の一部から、バーチャル復元された頭部。彼らは比較的最近まで生きていた人類だが、「おとがい(顎先)」がないなど、非常に古い特徴も備えている。(IMAGE BY ARIEL POKHOJAEV, SACKLER FACULTY OF MEDICINE, TEL AVIV UNIVERSITY) イスラエルの古人類学者たちは、その頭骨化石を目にした瞬間、「私たち」の仲間ではないことに気づいた。見つかったのは、平らで高さが低い頭蓋の一部と、おとがい(顎先)のないほぼ完全な下顎骨、そして1本の歯だ。 私たちホモ・サピエンスは、大きな脳を包む、高さがあり丸みを帯びた頭蓋をもっている。しかし、研究者たちが目にした化石骨は、ホモ・サピエンスの出現時期より数十万年も古い人類の特徴をもっていた。見つかった歯も、現地で発見されている40万年前の人類やネアンデルタール人の

                      未知の人類か、謎の頭骨がイスラエルで見つかる:日経ビジネス電子版
                    • 古代人類ネアンデルタール人とデニソワ人を語る-私たち現生人類を定義するものとは?

                      4万年前までは、私たちはこの地球上で唯一の人類というわけではありませんでした。ヨーロッパの大草原地帯ではネアンデルタール人が歩き回り、デニソワ人はアジア中に広がっていました。インドネシアには小型の人類「ホビット」が、アフリカには他に少なくとも3種のヒト族が存在していたのです。これらの初期人類は多くの点で現代人と似ていたことがわかっています。彼らは比較的大きな脳を持ち、狩猟採集社会に住み、火を使うことができました。その後、現生人類が地球全体に広がったのと時を同じくして、他の人類種はほぼ一斉に姿を消しました。その結果、3~4万年前から現在までは、私たちが唯一の人類種として存在してきましたが、それは、歴史の中では非常に特殊な期間といえるでしょう。 いえいえ、私たちは完全に唯一の人類だったわけではないようです。沖縄科学技術大学院大学(OIST)に新しく着任したスバンテ・ペーボ教授がこれまでに発見し

                        古代人類ネアンデルタール人とデニソワ人を語る-私たち現生人類を定義するものとは?
                      • 遺伝人類学が解き明かす「人類誕生」と「人種」の謎 – 橘玲 公式BLOG

                        人類学者の篠田謙一さんと対談させていただいたので、関連記事として、デイヴィッド・ライク『交雑する人類 古代DNAが解き明かす新サピエンス史』(日向 やよい 訳、NHK出版)の紹介をアップします。一緒にお読みいただければ。 原題は“Who We Are and How We Got Here: Ancient DNA and the new science of the human past(我々は何者で、どのようにしてここに至ったのか 人類の過去を探る古代DNAと新しい科学)”(「海外投資の歩き方」のサイトでの公開は2018年10月19日。一部改変)。 ****************************************************************************************** 30億ドル(約3300億円)の予算をかけたヒトゲノム計画が

                        • 週刊Railsウォッチ(20200609後編)Rubyにカスタマイズ可能な軽量fiberスケジューラを実験導入、RailsとGraphQL、DBについて知って欲しいことほか|TechRacho by BPS株式会社

                          2020.06.09 週刊Railsウォッチ(20200609後編)Rubyにカスタマイズ可能な軽量fiberスケジューラを実験導入、RailsとGraphQL、DBについて知って欲しいことほか こんにちは、hachi8833です。 追記(20200612): 冒頭セクションにおけるツイートの引用方法がツイートの意図と異なるというご指摘をいただきました。大変申し訳ございません🙇‍♂️。 該当セクションを削除いたしました。削除前のスクショ: 1、2 各記事冒頭には⚓でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 ⚓Ruby ⚓Rubyに軽量なfiberスケジューラを実験的に導入(Ruby Weeklyより) issue: Feature #1678

                            週刊Railsウォッチ(20200609後編)Rubyにカスタマイズ可能な軽量fiberスケジューラを実験導入、RailsとGraphQL、DBについて知って欲しいことほか|TechRacho by BPS株式会社
                          • 未知の旧人デニソワ人の姿を再現、化石のDNA分析で イスラエル大

                            エルサレム・ヘブライ大学で、3D技術で再現したデニソワ人の頭部を公開するリラン・カルメル教授(2019年9月19日撮影)。(c)MENAHEM KAHANA / AFP 【9月20日 AFP】ネアンデルタール(Neanderthal)人の外見はよく知られているが、ネアンデルタール人に近い初期人類で約5万年前に絶滅したデニソワ(Denisovan)人の姿は長らく謎のままだった。しかし、イスラエルの研究チームがこのほど、わずかなデニソワ人の化石――歯3本、小指の骨1本、下顎の骨――のDNAを分析し、デニソワ人の外見を突き止めた。 これまでほとんど手掛かりのなかったデニソワ人の姿を再現したのは、エルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)のリラン・カルメル(Liran Carmel)教授が率いるチーム。教授らは、3年かけてデニソワ人の化石のDNAの化学

                              未知の旧人デニソワ人の姿を再現、化石のDNA分析で イスラエル大
                            • ノーベル生理学・医学賞 ペーボ博士 研究を続けるうえで大切なことは | NHK

                              Q.ノーベル賞受賞、改めてどう受け止めておられるか聞かせてください。 A.今でもまだ少し圧倒されていますが、少しずつ慣れてきました。ノーベル賞を受賞するなんて思ってもいませんでしたし、その日に発表されることすら知りませんでした。電話がかかってきたときにはいたずらだと思いました。20秒ほどして、ジョークにしてはシリアスだな、と。 ペーボ博士は、スウェーデン出身の67歳。 ドイツのマックス・プランク研究所に所属しながら、OIST=沖縄科学技術大学院大学の客員教授を務め、研究グループを率いています。ペーボ博士は、絶滅した人類の遺伝情報を残された骨から解析する技術を確立しました。 実は、絶滅した人類の骨はDNAが壊れてしまっていたり、新しい年代のほかの動物のDNAと混ざってしまっていたりして、うまく分析できませんでした。 そこで、ペーボ博士は細胞の核にあるDNAではなく、細胞の中に複数存在するミト

                                ノーベル生理学・医学賞 ペーボ博士 研究を続けるうえで大切なことは | NHK
                              • 4万5500年前のイノシシの絵、世界最古の壁画をインドネシアの洞窟で発見

                                洞窟の壁に描かれていたイノシシ その壁画が見つかったのは2017年、場所はインドネシアのスラウェシ島にある「Leang Tedongnge洞窟」の中とされている。 論文の共同執筆者であるオーストラリア・Griffith大学のMaxime Aubert氏によれば、発見したのは同大学の博士課程の学生であるBasran Burhanさんだという。彼は当時、インドネシア当局と共に、この洞窟の調査を行っていたそうだ。 その際、洞窟の壁に描かれた等身大のイノシシ「Sulawesi warty pig」の絵を発見。その後、調査が進められ、今年の1月13日に科学誌「Science Advances」において研究結果が発表された。 YouTube/Griffith University 4万5500年前に描かれたもの この壁画は大きさが136cm×54cm。暗い赤色をした土性の色素を使って描かれ、逆立った短

                                  4万5500年前のイノシシの絵、世界最古の壁画をインドネシアの洞窟で発見
                                • なぜヒトは閉経後も長く生きられるのか…進化生物学が解き明かした「おばあちゃん仮説」をご存知か シニアがいたからホモサピエンスは生き残れた

                                  チンパンジーに「老後」はない ――日本ではいま、人口の3割を65歳以上の高齢者が占めています。そのなかでシニア世代にはどのような役割があるのか。小林先生は生物学的視点から、どのように考えていますか? 【小林】動物学的には、子どもを産めなくなった時期、つまりメスの閉経を「老化」、それ以降を「老後」としています。その定義で言えば、ヒト以外の哺乳動物で老後があるのは、シャチとゴンドウクジラだけなんです。ヒトとゲノムが99%同じチンパンジーでも、死ぬ直前まで排卵があって生殖可能なので、老後はありません。寿命は40~50歳です。 ではなぜヒトの女性は、50歳前後で閉経した後も30年以上生きるのか。進化学の世界ではその理由の一つを、おばあちゃんは若い世代の子育てを手伝うなどの役に立つからだとしています。これを「おばあちゃん仮説」といいます。もう少し詳しくお話ししましょう。 ヒトのご先祖様は今で言うとこ

                                    なぜヒトは閉経後も長く生きられるのか…進化生物学が解き明かした「おばあちゃん仮説」をご存知か シニアがいたからホモサピエンスは生き残れた
                                  • 人類の祖先に乗っ取られた、ネアンデルタール人のDNA 遺伝子の交換からたどる進化の謎

                                    人類の祖先に乗っ取られた、ネアンデルタール人のDNA 遺伝子の交換からたどる進化の謎 How Neanderthals Ended Up With Human Chromosomes 現生人類であるホモサピエンスは、絶滅してしまったネアンデルタール人とデニソワ人と同じ時代を生きていました。化石の中のDNAを分析することで、人類の祖先のゲノムの一部がネアンデルタール人のDNAを乗っ取ったのではないかということが明らかになりました。今回のYouTubeのサイエンス系動画チャンネル「SciShow」では、太古の人類の交雑の系譜をたどります。 現生人類の中に残る、古代人類のDNA ハンク・グリーン氏:私たち人類は、数パーセントながらもゲノムにネアンデルタール人のDNAを持っています。これは、現生人類の祖先と、絶滅したいとこであるネアンデルタール人との交雑の、長い歴史によるものです。つまり、ネアンデ

                                      人類の祖先に乗っ取られた、ネアンデルタール人のDNA 遺伝子の交換からたどる進化の謎
                                    • 現生人類の統一的系図

                                      現生人類(Homo sapiens)の統一的系図に関する研究(Wohns et al., 2022)が公表されました。日本語の解説記事もあります。個体と人口集団と種の間の関係を決定する能力は、医療標本の人口集団規模のバイオバンク(関連記事)、数千の古代人ゲノムの収集、比較ゲノム分析のための数百万の真核生物種の配列決定の取り組みにより、一変しつつあります。このような関係や、その結果として得られる遺伝的および表現型の変異の分布は、選択と人口統計学と分子の過程一式と、現生人類などの種を形成してきた事象を反映しています(関連記事)。 しかし、ヒトもしくは他の種において、ゲノム変異の全体から進化の事象や過程について学ぶことは困難です。たとえ同じ種内でも、複数のデータセットからの情報を組み合わせることは技術的に困難です。エラーによるコホート(特定の性質が一致する個体で構成される集団)間の不一致、異なる

                                        現生人類の統一的系図
                                      • 人はみな「少々ネアンデルタール人」。アフリカ人にもDNA。全地球規模で異種交配

                                        人はみな「少々ネアンデルタール人」。アフリカ人にもDNA。全地球規模で異種交配2020.03.06 14:0022,632 George Dvorsky & Ryan F. Mandelbaum [原文] ( satomi ) 出アフリカ説があっけなく崩壊。 10年前に公開されたネアンデルタール人のゲノム解析では、アフリカを出た現生人類60億人の遺伝子にネアンデルタール人の遺伝子が約2%も混じっていて、東アジアとオセアニアではデニソワ人の遺伝子も5%ぐらい混じってるって部分が衝撃でしたけど、プリンストン大学のジョシュア・エイキー進化生物学教授らがよくよく調べてみたら、アフリカの現生人類にもネアンデルタール人の遺伝子が想像以上に混じっていることがわかりました! ネアンデルタール人ゲノム研究の権威、マックスプランク研究所スヴァンテ・パーボ博士(下記動画の方)にさっそく感想を伺ってみたら、「欧州

                                          人はみな「少々ネアンデルタール人」。アフリカ人にもDNA。全地球規模で異種交配
                                        • 約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった (2/2) - ナゾロジー

                                          約11万7000年もの間、人類は約1280人だった100万年近く前に発生したボトルネックを推測するために研究者が使用した公式 / Credit:Shanghai Institute of Nutrition and Health, CAS研究チームのフー氏は、「私たちの祖先は長い間、厳しい状況に直面していました。人口が一時的に激減し、絶滅する寸前だったのです」と、語っています。 今回の研究によると、約11万7000年もの間、繁殖可能な人類の個体数は、約1,280人だったと推測されています。 しかし、なぜこんなにも人口が減少したのでしょうか。 研究者たちは、この人口激減の時期は、氷河が出現し、海水温が低下して、アフリカとユーラシア大陸に長期間の干ばつが起きた、深刻な寒冷化の時期と一致していると語ります。 そのため厳しい気候変動が人類祖先の個体数を大きく減少させた原因である可能性が高いと考えら

                                            約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった (2/2) - ナゾロジー
                                          • アジア人の祖先は三度目のアバンチュールを楽しんでいた。その相手は絶滅人類のネアンデルタール人とデニソワ人のハーフ : カラパイア

                                            2018年、アルタイ山脈から5万年以上前の10代の少女の遺体が発見された。この少女が何者かはわからないが、奇妙なことに、彼女にはネアンデルタール人とデニソワ人のハーフであるかのような特徴があったのだ。 古代の絶滅人類の異種交配ということで世界中の研究者たちに衝撃を与えたが、現生人類の先祖も絶滅人類とアバンチュールを楽しんでいたようだ。 人工知能を使ったゲノム解析によると、現生人類が数千年前にアフリカからの長い旅路で遭遇し、交際した結果生まれた未知の人類の祖先の種が特定されたという。

                                              アジア人の祖先は三度目のアバンチュールを楽しんでいた。その相手は絶滅人類のネアンデルタール人とデニソワ人のハーフ : カラパイア
                                            • 人間のルーツ - 幸せに生きるための、たった1000のこと

                                              【1000個中の 642個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 今日のキーワードは「人間」 歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリさんの著書「サピエンス全史」を読み始めました。 とても分厚い本です。 電子書籍なので物理的な重みはないのですが、精神的な重みはずっしりあります。 人間の神秘と残酷さを学ぶために、ゆっくり読み進めながら、ゆっくり人間について考えたいと思います。 果たして僕達人間はどこから来て、どこに行くのか。 そのヒントをもらえることを少し期待しつつ。 本の内容に移ります。 人類の誕生は250万年前の東アフリカと言われている。 人類は1つの種族として徐々に進化したわけではなく、枝分かれしながら進化を続けた。 たとえば100万年前には、少なくとも6種のヒト属が同時に存在していた。 他の動物がそうであるように、複数の種族がいるのは普通のことのようです。 現代の僕達人間はホモ・サピエンスとい

                                                人間のルーツ - 幸せに生きるための、たった1000のこと
                                              • 10月4日はラーメンフォークの日、ピザ テン.フォーの日、ロールキャベツの日、LINEスタンプの日、天使の日、糖質ゼロの日、女子会の日、徒歩の日、104の日、探し物の日、宇宙開発記念日、里親デー、陶器の日、イワシの日、古書の日、世界動物の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                                おこしやす♪~ 10月4日は何の日? その時そして今日何してた? 2022年令和4年 10月4日はラーメンフォークの日、ピザ テン.フォーの日、ロールキャベツの日、LINEスタンプの日、天使の日、糖質ゼロの日、女子会の日、徒歩の日、104の日、探し物の日、宇宙開発記念日、里親デー、陶器の日、イワシの日、古書の日、世界動物の日、等の日です。 ●ラーメンフォークの日 愛知県名古屋市に本社を置き、ラーメンとあんみつなどの甘いものを主力とするファストフードサービスチェーン「スガキヤ」を運営するスガキコシステムズ株式会社が制定。 MoMA スガキヤラーメンフォーク Masami Takahashi Amazon ラーメンフォークはスープを飲むためのスプーンと麺を食べるためのフォークがひとつになった形で、1978年から「スガキヤ」で出され、多くの人に愛され続けている。記念日を通してラーメンフォークをよ

                                                  10月4日はラーメンフォークの日、ピザ テン.フォーの日、ロールキャベツの日、LINEスタンプの日、天使の日、糖質ゼロの日、女子会の日、徒歩の日、104の日、探し物の日、宇宙開発記念日、里親デー、陶器の日、イワシの日、古書の日、世界動物の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                                • 人類の出アフリカ説、ここ最近の発見の全部入りになる

                                                  人類はいつアフリカを出て、いつごろ世界に広まったのか。ここ5年くらいの間に色んな新たな説が山盛り出て来て、あっこれもうめちゃくちゃやん? どうすんの? って思ってたけど、…ご安心ください、一つにまとまりました! 全部入りで一つに そう…全部…入りで… こうなりました… https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/061600354/?P=2 いや、うん。 なんかこうするしかないだろうなとは思ってたけど、改めて文字で見ると「…そうか」って真顔になっちゃうやつ。 おおまかに説明すると、こういうこと。 ◆事実 現在生きているホモサピエンスの遺伝的な差異は少なく、元集団の人数はかなり少なかったと推測される ◆そこから推測された以前の説 人類の出アフリカは1回きりで、少数だけがアフリカを出た。 (その「出アフリカx年」の年代がちょっとずつ遡っていたのが以前の

                                                    人類の出アフリカ説、ここ最近の発見の全部入りになる
                                                  • 「弥生人」の定説に待った、ゲノム解析で迫る日本人の由来の新説(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                    化石となった人骨のゲノム(遺伝情報)を解析できるようになり、数十万年に及ぶ人類の歩みが次々と明らかになってきた。自然科学に詳しい作家・橘玲(たちばな・あきら)氏が、国立科学博物館の館長でもある遺伝人類学者・篠田謙一氏に、人類の歴史にまつわる疑問をぶつける特別対談。後編では、日本人の歴史に焦点を当てる。現在の日本人に連なるいにしえの人々は、いったいどこからやって来たのだろうか――。(構成/土井大輔) 【この記事の画像を見る】 >>橘玲×篠田謙一対談(前編)『ホモ・サピエンスが繁栄し、ネアンデルタール人が絶滅した「意外な理由」』 ● 日本人のルーツは? 縄文人のDNAから考える 橘玲氏(以下、橘) 日本人の話題に入りたいと思います。6万年ほど前に出アフリカを敢行した数千人のホモ・サピエンスは、ネアンデルタール人やデニソワ人などの旧人と各地で出会い、交わりながらユーラシア大陸を東に進んでいきます

                                                      「弥生人」の定説に待った、ゲノム解析で迫る日本人の由来の新説(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                    • ネアンデルタール人遺伝子が「ファクターX」!?

                                                      10月に入って欧米各国で新型コロナウイルス感染の第2波が急拡大している。 10月下旬現在、世界最多の22万人強の死者を出しているアメリカは、1日当たりの新規感染者が過去最高の8万人を越え、欧州ではスペインやフランスで感染者数が100万人を超過し、欧州全体では合計約560万人。EU(欧州連合)の感染者数が、アメリカとインドに次いで世界で3番目の規模になった。 こうなってくると、感染者の合計が9万6000人、新規の感染が数百人(死者は連日10人内外)に止まっている日本の特殊さが、以前にも増して際立ってくる。 日本だけではない。中国、韓国、台湾、ベトナムなど東アジア全域が、第2波の感染爆発を免れている状況なのだ。 改めて浮上するのは、5月段階で山中伸弥京大教授が提唱していた「ファクターX」である。 ロックダウン(都市封鎖)を行わず、PCR検査も少ない日本。それなのになぜ、欧米よりも感染者や死亡者

                                                        ネアンデルタール人遺伝子が「ファクターX」!?
                                                      • 中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

                                                        14万6000年以上前に、中国東北部の寒冷な地域に暮らした人類「竜人」。(ILLUSTRATION BY CHUANG ZHAO) 1930年代初頭、今の中国黒竜江省のハルビン近郊で、地元の人が川の泥から奇妙な頭骨を発見した。ほぼ完全な形をとどめたその頭骨は、眉骨が大きく突き出ており、その下に四角い眼窩があった。 【写真】眉の骨が突き出た「竜人」の頭骨 何より尋常でなかったのは大きさだ。「巨大なんです」と、この頭骨の研究に携わった英ロンドン自然史博物館の古人類学者クリス・ストリンガー氏は語る。 見つけた男性は、使われなくなった井戸の中に頭骨を隠した。それから90年近くたった現在、この骨が新種の人類のものであるとの研究成果が、6月25日付けで学術誌「The Innovation」に掲載された。新たに付いた学名はHomo longi(ホモ・ロンギ)、「竜人」といった意味だ。 同誌にはこの頭骨に

                                                          中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
                                                        • デニソワ人の顔を復元したよ! というニュース→ちょっと危ないやつだと思うよ…

                                                          まだ骨の破片しか見つかっていないデニソワ人の顔をDNAから復元した、というニュースが流れていた。 断片しかない状態でどうやって顔を予想しているのかと思ったが、どうやら現代人(ホモサピエンス)と、ネアンデルタールのDNAとを比べて、その「差分」から特徴を掴んで予測しているらしい。なのでこれ、かなりあてずっぽうに近いと思う。 Extinct Denisovan Woman Gets Her First Portrait Thanks to DNA from Her Pinky Bone 別の記事 Scientists use fossilised finger bone DNA to rebuild ancient human https://www.theguardian.com/science/2019/sep/19/scientists-use-fossilised-finger-bon

                                                            デニソワ人の顔を復元したよ! というニュース→ちょっと危ないやつだと思うよ…
                                                          • ヒトは未知の古代人のDNAを持っていた!? 「他人種との交配の歴史」が丸はだかに - ナゾロジー

                                                            古代ゲノムの新たな解析から、一部のヒトが古代の未知の祖先のDNAを受け継いでいるとわかった新たな研究では、未知の供給源のDNAセグメントを識別できる解析アルゴリズムを開発したこの古代人類のDNAはネアンデルタール人やデニソワ人にも数%含まれていた 私たち人類の祖先には陽キャが多かったらしく、ネアンデルタール人やデニソワ人など異なる種族との間でも交配を行っていたことがDNAの解析から明らかになっています。 こうしたDNAの解析は、ネアンデルタール人やデニソワ人の骨などから行われます。 彼ら古代人のDNAと現代人のDNAを解析すると、現代人の中に数%ネアンデルタール人の遺伝子が残っていることがわかるのです。 しかし、新たな研究はさらに高度な解析方法を考案し、特定できていない未知の祖先の遺伝子がどの段階で混入したかということまで突き止めたのです。 遺伝子の解析からは、さまざまな種の交雑の歴史が読

                                                              ヒトは未知の古代人のDNAを持っていた!? 「他人種との交配の歴史」が丸はだかに - ナゾロジー
                                                            • 第2回 森のゴリラのダンスパーティ

                                                              ロックとはなんだったのか? 情熱的に語られがちなロックを、冷静に、理性的に、「縁側で渋茶をすするお爺さんのように」語る連作エッセイ。ロックの時代が終わったいま、ロックの正体が明かされる!? インターネットの普及により、初期のビートルズやそれ以前の時代のロックバンドの演奏動画を見ることが可能になった。当時の欧米のテレビ番組で流れたものが多いと思われるが、それらの映像にはバンドの演奏に合わせて踊る若者たちの姿が記録されている。 特に興味深かったのがチャック・ベリーの名曲ジョニー・B・グッドの映像だ。黒人のベリーがギターを弾きながら歌う、その周囲には大勢の白人の若者が踊っているのだ。なるほど、これがロックンロールの始原の形なのかという驚きがある。いわゆるダンスパーティーである。僕なんぞよりも上の世代はこれを略してダンパと称した。ロックバンドというのは、パーティで踊る若者たちのために演奏する小規模

                                                                第2回 森のゴリラのダンスパーティ
                                                              • 【最新人類史】縄文人と渡来人の混血比率や東アジア人の分岐と混血の歴史など日本人の起源を出アフリカにまで遡り解説/朝鮮半島の縄文人とは/縄文人とホアビニアンとの繋がり/Y染色体ハプログループDの謎

                                                                東アジア人類集団人の形成過程に関する研究はヨーロッパに比べ遅れていましたが、ここ数年で東アジアでも古代DNAデータが揃いつつ有り、多くの研究成果が報告されています。 今回は近年の研究で明らかになってきた東アジア人と日本人の起源について解説していきます。 参考書籍 人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 https://amzn.to/416LMkx Kindle版 https://amzn.to/3S7C2CK 交雑する人類 古代DNAが解き明かす新サピエンス史 https://amzn.to/3WLzvie Kindle版 https://amzn.to/3RcJyvD #東アジア人の起源 #日本人の起源 #新モンゴロイド 関連動画 https://youtu.be/pzLQVY-xOmQ ヨーロッパ人と東アジア人は同一集団の子孫~2022年の研究で明らか

                                                                  【最新人類史】縄文人と渡来人の混血比率や東アジア人の分岐と混血の歴史など日本人の起源を出アフリカにまで遡り解説/朝鮮半島の縄文人とは/縄文人とホアビニアンとの繋がり/Y染色体ハプログループDの謎
                                                                • ネアンデルタール由来のタンパク質を組み込むとマウスの「骨格」が変化すると判明! - ナゾロジー

                                                                  ネアンデルタール由来のタンパク質を組み込むと「骨格」が変化するようです。 これまでの研究で、ネアンデルタール人やデニソワ人などの絶滅人類は「GLI3(グリ・スリー)」というタンパク質に変異を持つことが分かっていました。 そして京都府立医科大学は今回、絶滅人類のGLI3をマウス胚に組み込んだところ、通常とは異なる骨格を持ったマウスが生まれることを発見したのです。 このタンパク質変異は一部の現生人類にも受け継がれており、人種ごとの「遺伝子や見た目の多様化」に寄与していると見られます。 研究の詳細は、2023年11月2日付で科学雑誌『Frontiers in Cell and Developmental Biology』に掲載されました。

                                                                    ネアンデルタール由来のタンパク質を組み込むとマウスの「骨格」が変化すると判明! - ナゾロジー
                                                                  • 発掘された5万年前の古代石器は、人間ではなくサルが作ったものである可能性 : カラパイア

                                                                    ブラジルで発掘された約5万年前の古代の石器は、これまで初期の人類のものと考えられていたが、実際には、サルが木の実を割るために作った道具である可能性が高いという。 『Holocene』(2022年11月15日付) に掲載された研究では、「ブラジルの初期の遺跡は、人間ではなく、オマキザルの先祖のものだろうと確信している」と説明されている。 広告 ブラジルで発見された5万年前の石器 問題の石器は、ブラジル北東部ピアウイ州にある800以上の遺跡で構成されたセーハ・ダ・カピヴァラ国立公園内にある「ペドラ・フラーダ岩陰遺跡」で以前発掘されたものだ。 その地域で産出する石英や珪岩で作られた石器で、一番古いものは5万年前にまでさかのぼる。このことから、この地域に初期の人類が暮らしていた証拠とされていた。 ところが、2016年に意外な発見があり、その説の信憑性が揺らぐことになった。なんとブラジル北東部に生息

                                                                      発掘された5万年前の古代石器は、人間ではなくサルが作ったものである可能性 : カラパイア
                                                                    • 現生人類の起源を巡る謎とは?

                                                                      現生人類が属する「ホモ・サピエンス」の起源に関して、「東アフリカの単一の部族から進化した」という学説が広く支持されている一方、さまざまな血統をたどれることも研究により明らかになってきています。そんなホモ・サピエンスの起源を巡る謎について、遺伝学者のラジブ・カーン氏が解説しています。 Yo mama's mama's mama's mama... etc. https://razib.substack.com/p/yo-mamas-mamas-mamas-mama-etc 現生人類であるホモ・サピエンスは今から6万年前に前の種から進化したと考えられています。この6万年前という時期にはホモ・サピエンスだけでなく、同じヒト科であるネアンデルタール人やホモ・エレクトスが共存していたとされていますが、これら近縁種は時間がたつにつれ絶滅していきました。しかし、遺伝学者であるカーン氏は「これらの血統は全

                                                                        現生人類の起源を巡る謎とは?
                                                                      • 西アフリカに住む現代人のDNA解析により、「未知の初期人類」の存在が浮上

                                                                        科学者が現代のアフリカ人のDNAを調べていたところ、これまで見つかっていなかった「未知の初期人類」の存在が浮上した。 2%から19%が未知の集団からのもの この調査を行ったのはアメリカ、ロサンゼルスにあるカリフォルニア大学の研究チームだ。 彼らは西アフリカのシエラ・レオネで暮らすメンデ族や、ナイジェリアのヨルバ族、Esan族、さらにガンビア西部に住む他のグループのDNAを調べたという。 その結果、それらのDNAの2%から19%は、これまで発見されてこなかった未知の初期人類のもので構成されていることが示唆されたそうだ。 このため研究者は現生人類がネアンデルタール人やデニソワ人などと交配していたように、この未知のグループとも約4万3000年前に交配していた可能性があると信じている。 今までの集団とは異なる そもそも数十万年前、現生人類を含め、ネアンデルタール人やデニソワ人など、さまざまなグルー

                                                                          西アフリカに住む現代人のDNA解析により、「未知の初期人類」の存在が浮上
                                                                        • イヌイットが寒さに強い理由とは?

                                                                          カナダ北部など極寒地帯に暮らすイヌイットは、何らかの形で寒さに適応してきたと考えられてきました。2016年に発表された研究では、イヌイットが「特定の体脂肪から熱を生産させる遺伝子」を旧人類から受け継いでいたことが判明しています。 Archaic Adaptive Introgression in TBX15/WARS2 | Molecular Biology and Evolution | Oxford Academic https://doi.org/10.1093/molbev/msw283 Arctic Inuit, Native American Adaptations to Cold and Body Fat Distribution May Originate from Extinct Ancient Hominid Interbreeding | Molecular Biol

                                                                            イヌイットが寒さに強い理由とは?
                                                                          • 新型コロナの重症化リスクはネアンデルタール人由来。日本など東アジアは遺伝的影響をほぼ受けず(Impress Watch) - Yahoo!ニュース

                                                                            沖縄科学技術大学院大学(OIST)は9月30日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の重症化リスクが、ネアンデルタール人由来のものであるとの研究結果がネイチャー誌に掲載されたことを報告している。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化は年齢や持病の有無などいくつかの要因があるが、遺伝的要因が影響することもわかっており、最近発表されたCOVID-19ホストジェネティクスイニシアチブの研究によると、3番染色体のある領域の遺伝子多様体(バリアント)が重症化リスクを高めているという。 そしてネイチャー誌が9月30日に掲載した研究結果には、この遺伝子領域が南欧で発見された5万年前のネアンデルタール人のものとほぼ同じであること、さらにこのバリアントが約6万年前にネアンデルタール人との交配によって現代人の祖先に渡ったことが明らかになったと記されている。 COVID-19ホストジェネテ

                                                                              新型コロナの重症化リスクはネアンデルタール人由来。日本など東アジアは遺伝的影響をほぼ受けず(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
                                                                            • 【ホモ・サピエンスが絶滅させた】“「永遠の雪」の民”が残した「驚きの遺伝子」とは?

                                                                              「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

                                                                                【ホモ・サピエンスが絶滅させた】“「永遠の雪」の民”が残した「驚きの遺伝子」とは?
                                                                              • 絶滅人類デニソワ人の遺伝子、パプアニューギニアで受け継がれ活躍していた! - ナゾロジー

                                                                                パプアニューギニアの健康は「デニソワ人の遺伝子」によって守られていたようです。 エストニア・タルトゥ大学(University of Tartu)を中心とする国際研究チームはこのほど、パプアニューギニアの人々が絶滅人類のデニソワ人から受け継いだ遺伝子の恩恵を受けていたことを新たに発見。 しかもその機能は低地住民と高地住民で異なっており、低地では白血球を増やしてマラリアなどの病原体に対する免疫力を強化しており、高地では赤血球を増やして低酸素症への抵抗力を高めていたのです。 研究の詳細は2024年4月30日付で科学雑誌『Nature Communications』に掲載されています。 Genetic adaptations have impacted the blood compositions of two populations from Papua New Guinea https://

                                                                                  絶滅人類デニソワ人の遺伝子、パプアニューギニアで受け継がれ活躍していた! - ナゾロジー
                                                                                • 仔犬の骨はおっぱいの夢を見るか? – 古代プロテオミクス分析による1000年前の乳タンパク質の検出

                                                                                  遺跡からは、数百年からときには数百万年もの長い時間を経た、さまざまなモノが発掘されます。そうした昔のモノには、DNAやタンパク質などの古代分子が意外にも残っていることが、最近の研究によって明らかにされつつあります。ここで紹介するのは、最先端の分析によってどこまで微量の古代分子を検出できるか、という限界を押し広げた研究事例です。生後2週間で死亡した1000年以上昔の仔犬の骨から、驚くべきことに、死亡直前に摂取した母犬の乳に由来すると考えられるタンパク質が検出できたのです。 イメージ画像(東京都文京区の牛天神・北野神社にて撮影) 古代分子の研究の発展 遺跡から発掘された昔のもの(遺物)を最先端の手法で分析することによって、当時生きていた人びとのことやその生活環境を明らかにできます。近年そうした研究が大きく発展しています。古代ゲノミクスはそうした発展の最たるものでしょう。古人骨から解読されたゲノ

                                                                                    仔犬の骨はおっぱいの夢を見るか? – 古代プロテオミクス分析による1000年前の乳タンパク質の検出