このロボットもジャンプしているように見えますが、実際は屈伸しているだけ。背景を加速させることで、ジャンプして着地しているように錯覚するんです。空中浮遊写真の記事と同じで、背景でそれっぽく見せているだけ。 最近ではNTTコミュニケーション科学基礎研究所の河邉隆寛さんがプロジェクタを用いて絵や文字をを浮かすことができる『浮像(うくぞう)』という研究をされています。こちらの動画が原理も含めてわかりやすいです。 このように、デイリーポータルZの記事は、私たちがやっている研究とつながる、あるいは研究の種になるようなものが多いように思います。記事をきっかけに、みなさんに実験してもらえるのもいいですよね。 研究者が本気で悔しがった「通勤タイムアタック!」 「通勤タイムアタック!」という記事も面白かったです。いや、面白いというより、悔しかったですね。私に限らず、多くの研究者が「してやられた!」と思ったんじ