ホストクラブを利用した女性が高額な料金を請求され、それをホストが立て替える「売掛金制度」の返済をめぐるトラブルが問題視され、国会などでも議論されている。18歳からホストクラブに通うライターの佐々木チワワさんは、売掛金制度について「女性だけでなくホストも被害者」だと語る。ホストクラブの実態やホストと女性客との関係、売掛金制度のあり方について、佐々木さん自身の見解を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――佐々木さんはどういったきっかけでホストクラブに通うようになったのですか。 佐々木チワワ: 歌舞伎町に初めて行ったのは15歳のとき、2015年の大みそかでした。歩いているだけで超楽しかったです。ここでは学歴とか肩書きで見られない。ただ若い女であればいいし、名前すらどうでもいい。その感覚が居心地良くて非日常だなと感じたことから、歌舞伎町に通うようになりまし