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三菱航空機の検索結果1 - 40 件 / 140件

  • 三菱MRJはなぜ失敗したのか|ブースカちゃん

    とても長くなりました。10,000字を超えています。 途中で読み疲れちゃうようだったら、ブックマークなどを利用して、分けて読んでいただけると幸いです。 なにがあったのか、まず事実関係を確認「売れなかった」からではない。一部の論者は「MRJはユーザーのニーズに合っていないから失敗した」とかいう誤解をしているようですが、そうではありません。ニーズに合っていたか、よい飛行機だったか、という問題ではないのです。旅客機の開発はお金と時間がかかるので、最初に「見込み客」との契約を行い、それが成立した時点で開発を決定するのです。この顧客を「ローンチ・カストマー」と言います。 MRJの場合、ローンチ・カストマーは全日空でしたが、開発が進むにつれて海外からの発注も獲得しており、将来的に採算がとれるかどうかは別として、「顧客ニーズに合わない」的外れの製品ではありませんでした。 もちろん、これから開発する飛行機

      三菱MRJはなぜ失敗したのか|ブースカちゃん
    • MRJ計画失敗、技術者が「謙虚さに欠けていた」 元社長が激白 破綻の原因はたった1枚の書類

      愛知を拠点に三菱航空機が開発していた国産初のジェット旅客機、MRJ。ニッポンの航空産業の中核として量産化が期待されていましたが2023年2月、ついに計画の中止が発表されました。 夢の開発プロジェクトがなぜ頓挫したのか。三菱航空機の元社長の川井昭陽氏が、当時の胸中を明かしました。 【動画・元社長が激白】MRJ計画失敗、技術者が「謙虚さに欠けていた」破綻の原因はたった1枚の書類 三菱重工が国産初のジェット旅客機として開発を決めたのが「三菱リージョナルジェット(MRJ)」です。 100席以下の小型機ながら、部品点数は車の30倍にあたる約95万点。県営名古屋空港を開発拠点にした夢の国産ジェット旅客機の生産は、この地方に新たな基幹産業の誕生を期待させるものでした。 しかし度重なる設計変更で、プロジェクトは6度にわたって計画延期。2019年には名前から三菱の“M”の文字も消えました。そして2023年2

        MRJ計画失敗、技術者が「謙虚さに欠けていた」 元社長が激白 破綻の原因はたった1枚の書類
      • 三菱重工 | 社名変更のお知らせ

        三菱航空機株式会社は、2023年4月25日を以て、「三菱航空機株式会社」から「MSJ資産管理株式会社」へ社名変更致しましたので、以下のとおりお知らせ致します。 【新会社名】 MSJ資産管理株式会社 (英語表記:MSJ Asset Management Company) 【社名変更日】 2023年4月25日 住所や電話番号に変更ございません。 三菱航空機株式会社のホームページについては同日2023年4月25日を以て閉鎖致します。 三菱重工グループについて 三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。 長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発

          三菱重工 | 社名変更のお知らせ
        • 三菱国産ジェット事業凍結へ 開発費巨額に、コロナで需要消滅 | 共同通信

          三菱重工業が国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発費や人員を大幅に削減し、事業を凍結する方向で最終調整していることが22日、複数の関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの流行が直撃し、納入先の航空会社の需要回復が当面見込めないと判断した。巨額の開発費を投じ、官民で約半世紀ぶりの国産旅客機を目指したが、ノウハウ不足で6度納期を延期していた。国の産業政策にも大きな打撃となりそうだ。 30日に発表する中期経営計画で詳細を説明する。今後は航空需要の動向を見ながら、事業を再開するかどうかを検討するとみられる。

            三菱国産ジェット事業凍結へ 開発費巨額に、コロナで需要消滅 | 共同通信
          • 三菱重工、国産ジェット旅客機撤退へ 開発会社も清算 - 日本経済新聞

            三菱重工業が国産ジェット旅客機の事業から撤退する方針を固めたことが6日、分かった。2020年秋に「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発を事実上凍結していたが、今後の事業成長を見通せないと判断した。開発子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)も清算する方針。累計1兆円の開発費を投じながら納期を6度延期するなど空回りが続いた。新たな産業育成に向けた官民による国産旅客機の構想は頓挫した。7日にも発表する

              三菱重工、国産ジェット旅客機撤退へ 開発会社も清算 - 日本経済新聞
            • MRJ開発遅延の真相、知見不足で8年を浪費 直面した900件以上の設計変更

              三菱航空機は2008年にMRJの開発を開始し、当初設定した納入時期は2013年だった。その後、5度の延期を繰り返し、現在は2020年半ばの納入を予定している。ところが、機体の安全性を国(国土交通省航空局)が証明する「型式証明(TC)」の取得に使う試験機(10号機)の開発が遅れており、「2020年半ばの納入は絶望的」との声が一部で上がる厳しい状況にある。三菱航空機代表取締役社長の水谷久和氏は「進捗状況を見極めており、スケジュールを精査している」と、6度目の納入延期の可能性について言葉を濁す*。 * 2020年1月6日、設計変更を施した10号機が製造を担う三菱重工業から三菱航空機に引き渡された。日本で動作確認を実施した後、米国に運び、TCを取得するための飛行試験を実施する計画。その後の同月24日、TC取得が間に合わずに6度目の納入延期となり、納入予定は2021年以降となると報じられた。だが、三

                MRJ開発遅延の真相、知見不足で8年を浪費 直面した900件以上の設計変更
              • 三菱スペースジェット納入延期へ 6回目 受注キャンセル懸念も | NHKニュース

                国産初のジェット旅客機、「三菱スペースジェット」の開発を進める三菱航空機は、「ことし半ば」としていた初号機の納入時期を来年以降に延期する方針を固め、来月上旬に明らかにする見通しとなりました。電子機器の不具合の可能性から、設計を変更した試験機の完成が遅れたほか、機体の安全性を証明する国の審査に時間がかかるためで、延期は6回目となります。 国産初のジェット旅客機、「三菱スペースジェット」は、ことし半ばの初号機の納入を目指し、機体の安全性を証明する国の「型式証明」を取得するための飛行試験などをアメリカで行っています。 関係者によりますと開発を進める三菱航空機は、電子機器に不具合がある可能性があるとして、設計を変更した新たな試験機の完成が遅れたことや、型式証明を取得する国の審査に時間がかかっていることなどから、初号機の納入を来年以降に延期する方針を固めました。 納入延期は、親会社の三菱重工業が来月

                  三菱スペースジェット納入延期へ 6回目 受注キャンセル懸念も | NHKニュース
                • 【独自】スペースジェット、開発中止決定 次期戦闘機に知見生かす

                  三菱重工業(7011)は、ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発を中止する方針を固めた。近く正式発表する。同社は取材に対し「開発を中止した事実はない」とコメントした。国が機体の安全性を証明する「型式証明(TC)」を取得しても事業として成立しないため、これ以上の投資は難しいと判断した。スペースジェットの開発で得た知見は、日本と英国、イタリアの3カ国で共同開発する次期戦闘機などに生かす。 *開発中止を正式発表。記事はこちら。 三菱重工は「一旦立ち止まる」との表現で、スペースジェットの開発を2020年10月30日 に事実上凍結。関係者によると、TC取得に関する費用は今後も数千億円規模でかかる見通しで、開発を続けても事業として成立しないとの結論に至ったという。 スペースジェットの納期は当初、2013年だった。2008年に開発がスタートし、納期は6度もの延期で2021年度以降として

                    【独自】スペースジェット、開発中止決定 次期戦闘機に知見生かす
                  • 国産三菱ジェット、米百機解消 6度目の納入延期も | 共同通信

                    三菱航空機は31日、開発中の国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)について、米航空会社から最大100機を受注していた契約が解消されたと発表した。親会社の三菱重工業の泉沢清次社長は同日の決算記者会見で、開発状況を巡り、最新試験機の完成が遅れているとして「スケジュールの見直しをしている」と説明。2020年半ばを目指す初号機の6度目の納入延期に含みを持たせた。 受注を解消したのは「トランス・ステーツ・ホールディングス」。受注解消は18年の米イースタン航空に次ぎ2度目。全体の受注の約4分の1に当たる大規模キャンセルで、経営への悪影響は避けられない。

                      国産三菱ジェット、米百機解消 6度目の納入延期も | 共同通信
                    • MRJの失敗は必然だった? 元航空機エンジニアの私が感じた「うぬぼれ技術者」発言への違和感、部下への責任転嫁に民間産業の未来なし | Merkmal(メルクマール)

                      三菱航空機の社長として一時期のMSJ開発を率いた川井昭陽(てるあき)氏が、テレビ愛知のインタビューに対し、日本人技術者の「うぬぼれ」が失敗の理由だと発言し、一部のひんしゅくを買っている。いったいなぜか。 国産旅客機スペースジェット(MSJ、旧称MRJ)開発の失敗は、日本国民に大きな失望を招き、今もその理由について議論が続いている。 そんななか、三菱航空機の社長として一時期のMSJ開発を率いた川井昭陽(てるあき)氏が、テレビ愛知のインタビューに対し、日本人技術者の 「うぬぼれ」 が失敗の理由だと発言し、一部のひんしゅくを買っている。 川井氏は経験豊富な外国人技術者を招聘(しょうへい)したが、日本人技術者は傲慢(ごうまん)で彼らのいうことを聞かなかったというのだ。 川井氏は、かつて三菱が開発したビジネスジェット機MU-300の飛行試験に関わった経歴を持ち、連邦航空局(FAA)による型式証明審査

                        MRJの失敗は必然だった? 元航空機エンジニアの私が感じた「うぬぼれ技術者」発言への違和感、部下への責任転嫁に民間産業の未来なし | Merkmal(メルクマール)
                      • 三菱重工 | SpaceJet事業に関する一部報道について

                        10月22日(木)以降、共同通信等の報道において、SpaceJet事業に関する報道がありましたが、これは当社及び当社子会社である三菱航空機株式会社(取締役社長:丹羽高興、本社:愛知県西春日井郡豊山町)が発表したものではありません。 SpaceJet事業については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響も踏まえ、引き続き開発スケジュールの精査を行うとともに、現下の当社グループを取り巻く厳しい状況を考慮した適正な規模の予算で開発を推進しております。こうした中で、様々な可能性を検討していることは事実ですが、開発の凍結を決定した事実はありません。 SpaceJet事業も含めた、当社グループの次期事業計画については、10月30日に公表予定の当社2020年度第2四半期決算とあわせて、お知らせする予定です。 以上

                          三菱重工 | SpaceJet事業に関する一部報道について
                        • 国産初のジェット、人員半減へ 海外拠点閉鎖、三菱航空機(共同通信) - Yahoo!ニュース

                          国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)が、業績の悪化に伴い進めている体制縮小の全容が12日、分かった。約2千人の従業員を半分以下に削減し、海外拠点は米西部ワシントン州の試験拠点1カ所を除いて全て閉鎖。開発責任者も刷新する。週明けにも新体制を公表する。 最高開発責任者のアレクサンダー・ベラミー氏が退任し、米試験拠点で勤務経験がある川口泰彦氏が7月1日付でチーフ・エンジニアに就き、開発を主導する。ベラミー氏はカナダの競合ボンバルディアで勤務経験があり、2016年に入社。安全認証取得に向けた作業を推進していた。

                            国産初のジェット、人員半減へ 海外拠点閉鎖、三菱航空機(共同通信) - Yahoo!ニュース
                          • 「撤退」言えぬ国産ジェット 部品企業「もう信頼ない」:朝日新聞デジタル

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                            • 三菱航空機 従業員を約20分の1に削減へ 開発費大幅縮小で | NHKニュース

                              三菱航空機は、ジェット旅客機「スペースジェット」の開発費を大幅に縮小することに伴って、来年4月以降、従業員をおよそ20分の1に減らすなど、最小限の体制とする方針を固めました。 国産初のジェット旅客機「スペースジェット」をめぐっては、開発を手がける三菱航空機の親会社、三菱重工業が新型コロナウイルスの影響で需要の回復が見通せないため「いったん立ち止まる」とし、開発費を大幅に縮小する方針を示しています。 関係者によりますと、これに伴って三菱航空機は来年4月以降、従業員を150人程度まで減らす方針を固めました。 これは1年前と比べおよそ20分の1の規模で、人員の削減にあたっては原則としてグループ内で配置転換を行うとしています。 また、アメリカ・ワシントン州にある開発拠点についても、来年4月までに試験飛行などの活動をやめ、4機ある機体の保守や管理に限る方針を決めました。 これによって、スペースジェッ

                                三菱航空機 従業員を約20分の1に削減へ 開発費大幅縮小で | NHKニュース
                              • 「お飾りだった」元社長の独白 赤裸々に明かされる三菱航空機の混乱:東京新聞 TOKYO Web

                                【連載】MJの本質 未完の国産旅客機 第4部 三菱重工業が開発を凍結中の日本初の国産ジェット旅客機。機体の登録記号は「MJ」と三菱ジェットの頭文字を持つ。今回は、三菱重工業の開発子会社「三菱航空機」の元トップが、羅針盤のない航海に乗り出して混乱する社内の様子を赤裸々に語る。川井昭陽(てるあき)元社長の独白が始まった―。(中日新聞経済部)

                                  「お飾りだった」元社長の独白 赤裸々に明かされる三菱航空機の混乱:東京新聞 TOKYO Web
                                • 東京都以外に本社がある有名企業リストを作ってみた - hideboxのブログ

                                  有名企業の本社は東京(東京都内、23区内)に多いイメージだけど、時々「こんな企業が東京以外に」と思う有名企業・大企業がある。そんな企業は見つけては忘れを繰り返すことが多く、一度に思い浮かぶ企業は限られてしまう。「本社が東京以外 企業」「地方 本社」などでWeb検索しても、ちょっと物足りない情報量だったりすることが多い。「××県に本社がある企業」で検索する手もあるけど46道府県の検索の手間や一目で見渡せないのが不便。 というわけで、東京以外(都市部、郊外、地方)に本社がある企業を見つけたらこまめにメモして、それらをまとめたらけっこうな数になるのではと思い数か月メモを取ってリストにまとめてみた。自分にとって適度なサイズ感のリストを1ページ(1ブログ記事)でざっと見渡せるようにした。 ●東京都以外(都市部、郊外、地方)に本社がある有名企業一覧 (順不同、ざっくりジャンル分け、ほかに見つかったら追

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                                  • 三菱スペースジェット「再開は市場を見て」の苦しさ | MRJが世界を飛ぶ日 | 平野純一 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                    国産初のジェット旅客機を目指す三菱航空機の「スペースジェット」は、新型コロナウイルスで航空業界が大打撃を受けたことで、開発を一時中断している。今後の事業の継続性について、親会社・三菱重工業の泉沢清次社長は5月10日、同社の21年3月期決算の記者会見で「事業環境と市場性などを複合的に見てやっていく。市場環境は非常に厳しいので、よく見極めながら進めていく」と苦しい胸の内を明らかにした。 航空需要はコロナ前の半分以下 航空業界は依然として厳しい環境にある。国際航空運送協会(IATA)が4月に発表した2021年の世界の航空需要予測は、新型コロナウイルスの感染拡大前の19年に比べて43%の水準にとどまるとした。昨年12月時点では51%としていたが、各国政府の新型コロナに対する慎重な姿勢やワクチン接種の遅れなどから下方修正した。 ボーイングの21年1~3月期決算は、最終(当期)利益が5億6100万ドル

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                                    • 三菱スペースジェット失敗の理由、ホンダジェットとの比較を詳解 三菱に欠けホンダにはあったリーダーシップと信念 | JBpress (ジェイビープレス)

                                      三菱重工業は2023年2月7日、連結子会社の三菱航空機が取り組んでいた「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発事業から撤退すると発表した。 同社が、国産リージョナルジェット機の事業化を決定し、三菱航空機を設立したのは、2008年である。 三菱航空機は、最初の顧客となる予定だった全日本空輸への機体の納入を2013年に始めるはずだった。 しかし、2009年に設計変更を理由に納入延期すると、その後も検査態勢の不備や試験機の完成遅れなどで6度の納期延期を繰り返した。 三菱重工業が約1兆円の巨費を投じ、経済産業省も約500億円の国費を投入し開発を支援した、国産初の「日の丸ジェット旅客機」の開発は、一機も納入されることなく 開発が中止された。 実際には2020年10月30日に三菱スペースジェット事業は打ち切られていた。 三菱重工は同日、三菱スペースジェットの開発活動は「いったん立ち止まる」と発表した

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                                      • 三菱航空機、100機の受注キャンセル 米航空会社から 90席→70席級への切り替え協議 - 日本経済新聞

                                        三菱重工業傘下の三菱航空機(愛知県豊山町)は31日、開発中の民間旅客機「スペースジェット(旧MRJ)」の90席級の機体について、米地域航空会社と結んでいた最大100機の受注契約を解消すると発表した。90席級は米国市場での地域路線の席数を制限する労使協定を満たせないためという。今後はキャンセル分を70席級へ切り替えるよう協議する(詳報「三菱重工、旅客機100機契約解消 計画も見直し」参照)。米地

                                          三菱航空機、100機の受注キャンセル 米航空会社から 90席→70席級への切り替え協議 - 日本経済新聞
                                        • 三菱スペースジェット 6回目の納入延期を発表 2021年度以降に | NHKニュース

                                          国産初のジェット旅客機の開発を進める三菱重工業は、ことし半ばとしていた初号機の納入時期を、2021年度以降に延期することを正式に明らかにしました。設計を変更した試験機の完成が遅れたことによるもので、延期はこれで6回目となります。 これは6日の決算会見で三菱重工の泉澤清次社長が明らかにしました。 子会社の三菱航空機が開発を進める国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」は、ことし半ばの初号機の納入を目指して来ましたが、これを2021年度以降に延期するということです。 電子機器に不具合がある可能性があるとして、設計を変更した試験機の完成が遅れたことで、機体の安全性を証明する国の審査に時間がかかるためです。 延期はこれで6回目で、当初計画していた2013年から大幅に遅れることになります。 ジェット旅客機の開発の遅れなどに伴って、三菱重工は去年12月までの9か月間の単体の決算で4964億円の特

                                            三菱スペースジェット 6回目の納入延期を発表 2021年度以降に | NHKニュース
                                          • 三菱重工ジェット旅客機「いったん立ち止まる」開発費大幅縮小 | NHKニュース

                                            三菱重工業は国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」について、新型コロナウイルスの影響で需要の回復が見通せないため「いったん立ち止まる」という方針を表明し、当面は飛行試験を見合わせて開発費を大幅に縮小することになりました。 三菱重工業は30日、来年度から3年間の経営計画を公表し、子会社の三菱航空機が開発している「スペースジェット」について、新型コロナウイルスの影響で航空機の需要の回復が見通せないため、開発は「いったん立ち止まる」としました。 三菱重工としては、開発費をこれまでの10分の1程度に縮小して1年当たりおよそ70億円、3年間で200億円程度とし、当面は飛行試験を見合わせますが、機体の安全性を担保する国の型式証明を取得するための作業は今後も続けるとしています。 スペースジェットは2008年に事業が始まり、日本の航空機産業を育成するプロジェクトとして期待を集めてきましたが、部品の

                                              三菱重工ジェット旅客機「いったん立ち止まる」開発費大幅縮小 | NHKニュース
                                            • MRJ計画失敗、技術者が「謙虚さに欠けていた」 元社長が激白 破綻の原因はたった1枚の書類(テレビ愛知) - Yahoo!ニュース

                                              愛知を拠点に三菱航空機が開発していた国産初のジェット旅客機、MRJ。ニッポンの航空産業の中核として量産化が期待されていましたが2023年2月、ついに計画の中止が発表されました。 【動画・元社長が激白】MRJ計画失敗、技術者が「謙虚さに欠けていた」破綻の原因はたった1枚の書類 夢の開発プロジェクトがなぜ頓挫したのか。三菱航空機の元社長の川井昭陽氏が、当時の胸中を明かしました。 三菱重工が国産初のジェット旅客機として開発を決めたのが「三菱リージョナルジェット(MRJ)」です。 100席以下の小型機ながら、部品点数は車の30倍にあたる約95万点。県営名古屋空港を開発拠点にした夢の国産ジェット旅客機の生産は、この地方に新たな基幹産業の誕生を期待させるものでした。 しかし度重なる設計変更で、プロジェクトは6度にわたって計画延期。2019年には名前から三菱の“M”の文字も消えました。そして2023年2

                                                MRJ計画失敗、技術者が「謙虚さに欠けていた」 元社長が激白 破綻の原因はたった1枚の書類(テレビ愛知) - Yahoo!ニュース
                                              • 三菱航空機、開発凍結2年 ブラジルの翼の攻勢になすすべなし

                                                  三菱航空機、開発凍結2年 ブラジルの翼の攻勢になすすべなし
                                                • 三菱スペースジェット、「開発凍結を決定した事実なし」 三菱重工が声明 - TRAICY(トライシー)

                                                  三菱重工業は、三菱航空機が開発する国産旅客機、Mitsubishi SpaceJet(三菱スペースジェット)の開発凍結を決定した事実はないとの声明を発表した。 共同通信などが10月22日、開発を事実上凍結すると報じていたもの。三菱重工業では、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響も踏まえ、引き続き開発スケジュールの精査を行うとともに、現下の当社グループを取り巻く厳しい状況を考慮した適正な規模の予算で開発を推進しております。こうした中で、様々な可能性を検討していることは事実ですが、開発の凍結を決定した事実はありません。」としている。 両社が発表したものではなく、三菱スペースジェットを含めたグループの次期事業計画は10月30日に公表する予定であるとしている。

                                                    三菱スペースジェット、「開発凍結を決定した事実なし」 三菱重工が声明 - TRAICY(トライシー)
                                                  • 三菱スペースジェット開発遅れ「技術の過信」がアダに | MRJが世界を飛ぶ日 | 平野純一 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                    どうなるスペースジェット(2) 三菱重工業の泉沢清次社長が10月30日、スペースジェットの「開発中断」を発表した時、「スペースジェットの技術については、それなりの評価をいただいていると考えている」と述べた。 エンブラエル社(ブラジル)のライバル機と比べると、スペースジェットの性能は勝っている。乗客数がほぼ同じスペースジェット「M90」とエンブラエル「E175-E2」では、重さはスペースジェットが約10%軽く、離陸に必要な滑走路の距離も300メートル短い。 しかし、エンブラエルの「E2」は2013年に開発を始め、そのシリーズの「E190-E2」は5年後の18年に「型式証明」を取得した。「E2」は元々ある「E」ジェットの発展形で、ベースとなる機体があるため、5年で取れたとはいえる。だが、開発を始めて12年たっても型式証明を取れないスペースジェットは、やはり時間がかかりすぎの批判は免れないだろう

                                                      三菱スペースジェット開発遅れ「技術の過信」がアダに | MRJが世界を飛ぶ日 | 平野純一 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                    • 三菱スペースジェット「おカネがなくて飛べない」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                      新型コロナウイルスの感染拡大で、三菱スペースジェットの開発は事実上の中断に追い込まれている。6月以降、三菱航空機が持つ試験機はすべて試験飛行を行っていない。大きな理由は開発費の制約があるからだ。【毎日新聞経済プレミア・平野純一】 ◇データの再検証などを優先 三菱航空機は、航空当局から安全性の承認を得る「型式証明」を早期に取得したい考えは変わらないとするが、試験飛行ができなければ、いったん立ち止まるしかない。 現在、飛行できる試験機は、米国の拠点・ワシントン州モーゼスレークの空港に4機、名古屋空港に1機の計5機がある。ただ、米国の4機は古い設計によるもの。名古屋空港にある試験機(10号機)は、飛行制御機器の配置を変更して1月に完成した新型機だ。型式証明を取るためには10号機の試験飛行を繰り返す必要がある。 新型コロナ問題が起きる前、三菱航空機は10号機を早期に米国に送り、型式証明の取得を急ぐ

                                                        三菱スペースジェット「おカネがなくて飛べない」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                      • 「お飾りだった」元社長の独白 【未完の国産旅客機・第4部】:中日新聞Web

                                                        【連載】MJの本質 未完の国産旅客機 第4部 三菱重工業が開発を凍結中の日本初の国産ジェット旅客機。機体の登録記号は「MJ」と三菱ジェットの頭文字を持つ。今回は、三菱重工業の開発子会社「三菱航空機」のトップが、羅針盤のない航海に乗り出して混乱する社内の様子を赤裸々に語る。川井昭陽元社長の独白が始まった―。(中日新聞経済部)

                                                          「お飾りだった」元社長の独白 【未完の国産旅客機・第4部】:中日新聞Web
                                                        • 「外国人への不満ばかり」 三菱ジェット、開発現場に溝 日の丸ジェットの挫折(2) - 日本経済新聞

                                                          名古屋空港(愛知県豊山町)の近く。国産旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」の組み立て工場はかつてのにぎわいとは打って変わり、ひっそりとしていた。「MSJの開発体制を大きく見直す」。半年前の5月29日、東京・丸の内の三菱重工業本社。社長の泉沢清次は労働組合幹部にこう告げた。国内外で約2千人いた子会社、三菱航空機(豊山町)の従業員をほぼ半減するという荒療治だ。それでも通達を聞いた技術者たちは

                                                            「外国人への不満ばかり」 三菱ジェット、開発現場に溝 日の丸ジェットの挫折(2) - 日本経済新聞
                                                          • 「撤退の文化はない」 三菱ジェット、決断妨げた社風 日の丸ジェットの挫折(1) - 日本経済新聞

                                                            「いったん立ち止まる」。10月30日の三菱重工業の中期経営計画説明会。社長の泉沢清次は入念に準備した言葉を使い、国産旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」の事業化を凍結する方針を示した。官民肝煎りで12年にわたって進めてきた「日の丸ジェット」が一つの区切りを迎えた瞬間だった。【関連記事】三菱ジェット、ホンダジェットと明暗分けた「鉄則」誰も責を負わない 三菱スペースジェット失敗の本質三菱重工、空回りの航空機1兆円投資 決断先送りのツケ遡ること9カ月。三菱重工社内で一つの会議がひっそりと幕を閉じた。「事業推進委員会」。泉沢や会長の宮永俊一、開発子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)の首脳らが集まり、MSJの事業進捗を月1回

                                                              「撤退の文化はない」 三菱ジェット、決断妨げた社風 日の丸ジェットの挫折(1) - 日本経済新聞
                                                            • ジェット機撤退の三菱航空機 社名「MSJ資産管理」に - 日本経済新聞

                                                              三菱重工業子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)は25日、同日付で社名をMSJ資産管理(同)に変更したと発表した。三菱重工は2月に、総額1兆円をかけた国産ジェット機「三菱スペースジェット(MSJ、旧MRJ)」事業からの撤退を発表していた。三菱航空機のウェブサイトも4月25

                                                                ジェット機撤退の三菱航空機 社名「MSJ資産管理」に - 日本経済新聞
                                                              • 東レ、三菱ジェット部品の生産停止 三菱重が自社加工 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞

                                                                東レは、三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の民間旅客機「スペースジェット(旧MRJ)」向けの主要部品の生産を停止する。軽量性に優れる炭素繊維を使った部品だが、機体の開発が大幅に遅れて採算の確保が難しいと判断した。今後は親会社の三菱重工業が自社で部品を加工する。主要サプライヤーの離脱は国産旅客機の開発の厳しさを浮き彫りにしている。東レが生産を予定していたのは、飛行機の姿勢を安定させる尾翼向けの部

                                                                  東レ、三菱ジェット部品の生産停止 三菱重が自社加工 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞
                                                                • 三菱ジェット6度目の延期「どこで道を間違えたか」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                  三菱航空機が開発する国産ジェット旅客機「スペースジェット」(旧MRJ)の6度目の納入延期が固まった。2020年半ばとしていたANAグループへの量産1号機の納入を21年以降に延期する。当初の納入予定は13年。8年の遅れとなり、航空業界に対する三菱航空機の信頼回復は厳しい道のりとなりそうだ。【毎日新聞経済プレミア・平野純一】 延期の理由は、日米の航空当局から安全性のお墨付きをもらう「型式証明」の取得が遅れに遅れているからだ。これが取れない限り量産には入れない。 しかし、最終の試験飛行に使う新しい「試験10号機」は1月6日に完成したばかり。まだ地上試験中で初飛行もできていない。あと半年程度で型式証明を取り、量産機を納めるには「常識的に考えて時間が足りない」というのは、関係者の一致した見方だった。 ◇「日本人の手で」で始まったが MRJ(三菱リージョナルジェット)の事業化は08年に決定し、同時に三

                                                                    三菱ジェット6度目の延期「どこで道を間違えたか」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                  • 賛否両論の麻布台ヒルズ…「森ビルの考える“街”の姿に日本人の影が薄い」ワケ | 文春オンライン

                                                                    11月に満を持してオープンした森ビルの「麻布台ヒルズ」。12月には巨大クリスマスツリーなどを楽しむ人々でにぎわいを見せ、さまざまな話題を呼んでいる。「地域価値を上げる開発」とは何か、不動産コンサルタントの牧野知弘氏が考察する。 ◆ ◆ ◆ 新宿からJR中央線特別快速電車に乗って25分のところに立川駅がある。多摩エリアの中核都市として発展する人口18万人の街だ。この立川駅の北口に出て、多摩モノレールの高架下にあるサンサンロードという遊歩道を10分ほど北に向かって歩いていくと、「GREEN SPRINGS」という街がある。 立川「GREEN SPRINGS」 ©AFLO コロナ禍の2020年4月にこの街はオープンした。開発を行ったのは地元を本拠とする立飛ホールディングスだ。馴染みのない名前の会社と思われる方が多いかもしれないが、立川飛行機と聞けば古い世代の方ならわかるかもしれない。 立川飛行機

                                                                      賛否両論の麻布台ヒルズ…「森ビルの考える“街”の姿に日本人の影が薄い」ワケ | 文春オンライン
                                                                    • 国産ジェットから撤退 採算見込めず、開発中止へ―三菱重工:時事ドットコム

                                                                      国産ジェットから撤退 採算見込めず、開発中止へ―三菱重工 2023年02月06日23時16分 三菱航空機の小型ジェット旅客機「スペースジェット」の試験機=2020年3月、愛知県豊山町 三菱重工業が、国産初の小型ジェット旅客機「スペースジェット」の開発を中止する方針であることが6日、分かった。開発の遅れや新型コロナウイルス禍による旅客需要の冷え込みを受け、2020年に開発を事実上凍結していたが、今後も採算が見込めないため事業から撤退する。08年に「日の丸ジェット」の実現を掲げて始まった一大プロジェクトが頓挫した形になる。 〔写真特集〕三菱スペースジェット(旧MRJ) 三菱重工は同日、スペースジェット事業に関し、「さまざまな可能性を検討していることは事実だ」とのコメントを発表した。 スペースジェットは当初、三菱リージョナルジェット(MRJ)として開発がスタート。1960年代に戦後初めて開発され

                                                                        国産ジェットから撤退 採算見込めず、開発中止へ―三菱重工:時事ドットコム
                                                                      • 三菱スペースジェット(旧MRJ)、未完のまま撤退の可能性も…開発の指揮系統が混乱

                                                                        三菱スペースジェット(「Wikipedia」より/CHIYODA I) 3月期決算企業の株主総会は6月26日、ピークを迎えた。東京証券取引所の調べでは747社が開き、集中率は昨年より2ポイントほど高い33%。分散開催の動きが進んでいたが、2016年以降で最も高くなった。 3月決算企業は6月末までに総会を開く必要がある。新型コロナウイルスの感染防止のため、延期や総会を2度に分ける「継続会」を推奨してきた。継続会開催は34社(大和総研調べ)にとどまった。7月以降の開催は東証調べで20社である。 ガバナンスのありようを問われたソフトバンクG ソフトバンクグループ(SBG)は6月25日、東京都内で株主総会を開いた。孫正義会長兼社長はオンライン形式で出席した。例年、議長を務める孫会長の独演会になる。株主の発言も「99歳まで社長を続けてほしい」と孫礼賛一色だったが、今年の総会は様相を異にした。 株主の

                                                                          三菱スペースジェット(旧MRJ)、未完のまま撤退の可能性も…開発の指揮系統が混乱
                                                                        • スペースジェット失敗に漂う壮大な「虚無感」 国家プロジェクトを破壊する“縦割り行政”と今なお続く“対米従属”の宿痾とは | Merkmal(メルクマール)

                                                                          三菱スペースジェット(旧MRJ)の開発企業であった三菱航空機は、社名を「MSJ資産管理株式会社」へ変更し、事業の清算会社となった。事業の失敗には、日本という「国のあり方」そのものが、その根底として関わっている。 三菱スペースジェット(旧MRJ)の開発企業であった三菱航空機は、社名を「MSJ資産管理株式会社」へ変更し、事業の清算会社となった。 既に開発の中止を受けて、予約注文していた航空会社に対しては契約解消と補償が進められているが、今後しばらくは、こうした清算に関わる業務が同社で行われていくのだろう。 国土交通省に登録されていた試作機は5機存在したが、2022年3月に製造番号10003の機体が抹消登録されたのに続き、残り4機も抹消の届け出が行われた(2023年3月6日付)。抹消理由は、いずれも 「航空の用に供さないため」 であり、これによってMRJは企業の財産上も航空機ではなくなった。 ダ

                                                                            スペースジェット失敗に漂う壮大な「虚無感」 国家プロジェクトを破壊する“縦割り行政”と今なお続く“対米従属”の宿痾とは | Merkmal(メルクマール)
                                                                          • 「三菱スペースジェット」開発費さらに削減 納入不透明な状況 | NHKニュース

                                                                            国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」について、三菱重工業は開発費をさらに削減する方針を固めました。「2021年度以降」としている初号機の納入の見通しが一層不透明な状況になっています。 すでに今年度の開発費を従来の半分程度に減らすなど開発体制を大幅に縮小していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長引き航空機需要の回復が見通せないほか、アメリカでの飛行試験も中断を余儀なくされています。 このため三菱重工業は、機体の安全性を証明する「型式証明」の取得に向けた作業は続けるものの、来年度以降の開発費を一段と削減する方針で、来週発表する中長期の経営計画に合わせて明らかにすることにしています。 これによって、「2021年度以降」としている初号機の納入の見通しも一層不透明な状況になりました。 スペースジェットは国産初のジェット旅客機で、日本の航空機産業を育成するプロジェクトとして大きな

                                                                              「三菱スペースジェット」開発費さらに削減 納入不透明な状況 | NHKニュース
                                                                            • 三菱スペースジェット アメリカの飛行試験の拠点 先月末で閉鎖 | NHK

                                                                              国産のジェット旅客機「三菱スペースジェット」のアメリカ西部にある飛行試験の拠点が、先月末(まつ)で閉鎖されたことがわかりました。三菱重工業では、開発体制の縮小を進める中での対応だとしています。 国産のジェット旅客機「三菱スペースジェット」をめぐっては、開発を担う三菱航空機の親会社の三菱重工業がおととし10月、新型コロナウイルスの影響で需要の回復が見通せないため「いったん立ち止まる」として、開発費を大幅に縮小することを公表しています。 そして、三菱重工業によりますと、アメリカ西部 ワシントン州にある飛行試験の拠点「モーゼスレイク・フライトテスト・センター」を、先月末に閉鎖したということです。 この拠点は、機体の安全性を証明する「型式証明」の取得に向けた飛行試験のために設けられましたが、去年4月からは活動を停止していて、担当者らが4機ある試験機の保守管理を行っていました。 三菱重工業では、開発

                                                                                三菱スペースジェット アメリカの飛行試験の拠点 先月末で閉鎖 | NHK
                                                                              • 三菱重工業 国産ジェット機「スペースジェット」事業撤退へ | NHK

                                                                                三菱重工業が“日の丸ジェット”とも呼ばれた国産初のジェット旅客機の事業から撤退する方針を固めたことが分かりました。多額の開発費を投じたものの、事業化のめどが立たないままでの撤退となります。 関係者によりますと、三菱重工業は「スペースジェット」の事業から撤退する方針を固め、こうした方針を近く発表するということです。 スペースジェットは、国産初のジェット旅客機として、2008年に事業化が決まり、新たな産業を育成するプロジェクトとして期待され、国からの支援も受けて開発が進められました。 しかし、部品の不具合など開発の遅れから納入の時期はこれまで6回にわたって延期されました。 さらに新型コロナの影響で航空需要の回復が見通せないとして2020年の10月には会社が「いったん立ち止まる」という方針を表明し、アメリカの飛行試験の拠点を閉鎖するなど、事実上、開発を凍結していました。 今回、会社は航空需要が回

                                                                                  三菱重工業 国産ジェット機「スペースジェット」事業撤退へ | NHK
                                                                                • スペースジェット、開発凍結後初の失注 米エアロリース最大20機

                                                                                  三菱重工業(7011)傘下の三菱航空機は1月8日、開発を「一旦立ち止まる」としているジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の受注について、米国の航空機リース会社エアロリース・アビエーションとの契約が2020年12月31日で終了したと発表した。開発再開時には再契約を検討する方向で合意したという。開発を一旦立ち止まった後、スペースジェットの発注キャンセルが生じたのは初めて。 基本合意を祝う(左から)三菱航空機の森本浩通社長、エアロリースのジェップ・ソーントン代表、三菱航空機の福原裕悟営業部長(肩書きはいずれも当時)=16年2月16日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire エアロリースは、座席数が90席クラスの「SpaceJet M90(旧MRJ90)」を最大20機発注する契約を、2016年8月31日に三菱航空機と締結。2018年から受領する計画で、確

                                                                                    スペースジェット、開発凍結後初の失注 米エアロリース最大20機