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  • 「正社員以外ありえない」と思い込んでいた自分が「雇用形態よりも大事なこと」に気がつくまで|碇雪恵 - りっすん by イーアイデム

    当たり前に「正社員」を選択しているけれど、今の働き方にしっくり来ているわけではない。転職サイトで見かける転職の経験談や、近ごろ話題の“自由な働き方”に憧れを持つこともあるけれど、自分には縁遠く感じる。 自分に合った働き方が分からず、モヤモヤを抱いている方に向けて、「ちょうどいい働き方」を模索してきた碇雪恵さんの寄稿をお届けします。 現在、フリーランスのライターとして活動しつつ、バーでアルバイトもしているという碇さん。これまで正社員・契約社員・派遣社員など、さまざまな働き方を取り入れてきましたが、以前は「正社員以外ありえない」と思い込んでいたそうです。 そんな碇さんが柔軟な働き方を選ぶに至った経緯や、そこで得た気付きや変化をつづっていただきました。 *** 昼の12時ごろ、自宅から歩いて5分ほどのコワーキングスペースで仕事を始める。コンビニやドラッグストアに行ったり、食事休憩をとったりしなが

      「正社員以外ありえない」と思い込んでいた自分が「雇用形態よりも大事なこと」に気がつくまで|碇雪恵 - りっすん by イーアイデム
    • 書店・取次の顔を立てて業界のモラール・ハザードを生んだ週刊ダイヤの自主規制 | PortSide Yokohama

      週刊ダイヤモンドが「電子書籍と出版業界」(仮題)という特集を経営からの圧力で中止した。すでに池田信夫氏のブログをはじめTwitter上の注目を集めているが、これは日本の出版界の今後を予測する上で重要な要素を含んでいるので、元社員としてまた株主として感じたことをメモにしておく。 ●鹿谷社長は“フタをする”のが上手な元銀行広報マン 3月24日に日本電子書籍出版社協会(電書協)が発足した。ダイヤモンド社からは社長の鹿谷史明君が出席した。池田信夫氏のブログによると、週刊ダイヤの電子出版特集が中止と池田氏の元に担当者から連絡があったのは26日。時間的経緯を見ると、24日の会合で鹿谷君はきっと業界の空気を感じて中止に向かってアクションを起こしたのだろう。何があったのか詳細は分からないが、鹿谷君がはっきりとした社内議論なしに、個人的に感じた業界の空気で自主規制に動いたことはかなり大きな問題だ。 ダイ

      • ―本屋は世界に必要ないのか― 出版の街「神楽坂」で校閲として考えたこと - SUUMOタウン

        著:柳下恭平 バカじゃないのって僕は思った その日、2014年4月7日は月曜日で、僕はいつものように会社に行こうと神楽坂を歩いていた。 坂上の交差点から神楽坂を登れば、道はなだらかに伸びていて、六丁目の角でゆるやかに曲がっている。 毘沙門天の裏、そのさらに奥の北町に住んでいた僕は、牛込北町の交差点をそのまま上がらずに、坂上の交差点から通勤するのが好きだった(コーヒーも飲めるしね)。 少しだけ遠回りだけれど、その日の予定を考えながら歩くのにはちょうどいい。 一日を本格的に始める前の、このちょっとした時間の隙間は、滑走路で暖機をとる双発の複葉機みたいだ。つまり、飛ぼうと思えばいつでも飛べるんだってこと。でも、僕はまだ飛ばない。 坂を歩く——頭の中で今日の会議とアポイントメントを積み木みたいに並べてみる——どうやら大きな問題はないみたい——能動的というよりは受動的な一日になりそうだ——今日は天気

          ―本屋は世界に必要ないのか― 出版の街「神楽坂」で校閲として考えたこと - SUUMOタウン
        • 新潮の中づり広告、競合の文春に渡す 出版取次トーハン:朝日新聞デジタル

          出版取次会社「トーハン」(東京)が、週刊新潮(新潮社)の中づり広告をライバル誌である週刊文春(文芸春秋)側に渡していたことが、トーハンへの取材でわかった。中づり広告は、発売される週刊誌の掲載内容を一覧で示したもの。同社は「他社に関する情報なので配慮すべきだった」として、今後は取りやめることを検討している。 中づり広告は、鉄道車両内に掲示されるほか、トーハンなどを通じて全国の書店にも配布される。 トーハンによると、文芸春秋の社員が定期的にトーハンを訪れ、新潮の中づり広告を借りていたという。始まった時期などは調査中だという。トーハンの広報担当者は中づり広告について「秘密保持の規定がなく、仕入れ部数交渉のための販促資料という認識だった」と説明。「他社に関する情報なので配慮すべきだった」としている。 新潮社によると、新潮の中づり広告の締め切りは、週刊誌本体の締め切りより1日早い。新潮と文春の発売日

            新潮の中づり広告、競合の文春に渡す 出版取次トーハン:朝日新聞デジタル
          • 竹村さん(竹書房)の「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は端的に言って間違ってるんだけど運用的には間違ってなくて、でも小零細はちょっと違うんじゃないかと思った点と、在庫情報の業界標準を作ろうとした|高島利行

            竹村さん(竹書房)の「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は端的に言って間違ってるんだけど運用的には間違ってなくて、でも小零細はちょっと違うんじゃないかと思った点と、在庫情報の業界標準を作ろうとした取り組み、2017年春のamazonショック、及び、一部大手における「品切・重版未定」の考え方について 今回も、ちょっと長いです。すみません。 竹書房、勢いありますよね。飯田橋駅至近のビル、何回も壊されても不死鳥のように蘇るという。儲かってんだろうなあ。羨ましいです。 すごく端的に書くと、竹村さんのおっしゃる「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は、在庫ステータス(詳細後述)の解釈としては間違ってると思います。なぜなら在庫ステータス[33:品切・重版未定]は30番代なので「出庫不可」が原則だから。ですが、運用から見ると簡単に間違ってるとは言えないのではないか、とも思っています。 今回は、

              竹村さん(竹書房)の「品切れ重版未定とは品切れじゃないんだよ」は端的に言って間違ってるんだけど運用的には間違ってなくて、でも小零細はちょっと違うんじゃないかと思った点と、在庫情報の業界標準を作ろうとした|高島利行
            • 今、ひとりの書店主として、伝えたいこと 期待していた経産省のプロジェクトの中身を知って、地団駄踏んだ、そのあと泣けてきた。|二村知子 隆祥館書店

              今、ひとりの書店主として、伝えたいこと 期待していた経産省のプロジェクトの中身を知って、地団駄踏んだ、そのあと泣けてきた。 経済産業省の「文化創造基盤としての書店振興プロジェクトチーム」が、齋藤健経済産業大臣と書店経営者などによる「車座ヒアリング」を実施したというニュースが流れた。齋藤経産大臣 書店の意見聞く「車座ヒアリング」開催 補助金・無人書店・キャッシュレスなど話題に - The Bunka News デジタル より この経産省の「文化創造基盤としての書店振興プロジェクト」については立ち上げの報道がなされた直後より、沢山のお客様から、メールをいただいたり、店頭でもお声をかけていただいていた。中には、「もうちょっとしたら、経産省が、助けてくれるから、それまで踏ん張りや!」という声もあり、なんだか少しずつ期待するようになっていた。 しかし「車座ヒアリング」の、取次トーハン元社長の発言に触

                今、ひとりの書店主として、伝えたいこと 期待していた経産省のプロジェクトの中身を知って、地団駄踏んだ、そのあと泣けてきた。|二村知子 隆祥館書店
              • 出版業界終了のお知らせ

                ■編集元:ニュース速報板より「出版業界終了のお知らせ 売上減少を大量の新刊で補う自転車操業にも限界」 1 焚き火(福島県) :2011/01/01(土) 19:37:08.39 ID:aaYF3mrA0 ?PLT(18000) ポイント特典 書籍の新刊点数が減り続けている。出版界は“新刊洪水”と呼ばれる増加傾向が10年来続いていたが、 ここ9カ月連続で前年を下回る異例の事態となり、年間でも前年比4%台の落ち込みになりそうだ。 出版不況が深刻化し、売り上げの減少を新刊の点数増で補う自転車操業が限界に来たとの見方が 広がっている。 出版科学研究所(東京)によると、昨年1~10月の書籍の新刊点数は前年比4・6%減の6万2492点。 月別(取次経由)では9カ月連続で前年同月を下回り、特に5月(11・8%減)と10月(8・6%減)の 落ち込みが大きかった。 点数減の要因にあげられる

                • 松井市長に提言書を送った久保校長を処分、「見せしめ」なのか(前屋毅) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  松井一郎大阪市長に提言書を送ったことで、大阪市立木川南小学校の久保敬校長を大阪市教育委員会(市教委)は20日、文書訓告とした。久保校長の提言書に正面から向き合うことをせず、市長や市教委の方針に異を唱えたことに対する「見せしめ」のような処分は、これから波紋を広げることになるだろう。 |混乱を招いたのは松井市長の独断発言 文書訓告の内容は、「他校の状況等を斟酌することなく、独自の意見に基づき、本市の学校現場全体でお粗末な状況が露呈し、混乱を極め、子どもの安心・安全が保障されない状況を作り出していると断じた」と批判しているらしい。この認識からして、おかしい。 新型コロナウイルス(新型コロナ)の感染拡大を受けて今年4月23日に政府は、3回目となる緊急事態宣言を東京都、兵庫県、京都府とともに大阪府を対象に発出することを決めた。それを前にした19日、松井市長は記者会見で、緊急事態宣言が発出された場合に

                    松井市長に提言書を送った久保校長を処分、「見せしめ」なのか(前屋毅) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 出版業界事情:取次大手の日販がコンビニ配送から撤退 雑誌販売に大打撃 永江朗 | 週刊エコノミスト Online

                    取次最大手の日本出版販売(日販)がコンビニ配送から撤退するというニュースが、雑誌出版社に衝撃を与えている。日販はローソン、ファミリーマート、セイコーマートへ雑誌等を配送しているが、業界紙『文化通信』によると、2025年2月までに終了するという。もっとも、代わって取次第2位のトーハンが引き継ぐとみられ、多少の空白期間ができる可能性はあるものの、一般読者への影響は少ないだろう。 ただ、日販の撤退は雑誌販売がすでに抜き差しならない状況にあることを示している。日販がコンビニから撤退するのは利益が出ないからだ。00年代初めには7%ほどあったコンビニの総売上高に占める出版物の売り上げが、最近は1%程度にまで落ち込んでいる。売り上げが減っても配送する手間は変わらない。加えて、人手不足と燃料代の高騰が続いている。しかし、日販の後を引き継ぐとみられるトーハンにしても、その事情は同じだ。 コンビニにとって、雑

                      出版業界事情:取次大手の日販がコンビニ配送から撤退 雑誌販売に大打撃 永江朗 | 週刊エコノミスト Online
                    • 神主だけど、神社の世界ゴミクズ多すぎてワロエナイ・・・・・・ : 暇人\(^o^)/速報

                      神主だけど、神社の世界ゴミクズ多すぎてワロエナイ・・・・・・ Tweet 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/14(木) 01:29:32.29 ID:gIXXatk80 未成年に飲酒の強要当たり前wwwww 休日不定休wwwwしかも休みなのに仕事に呼ばれるwwww 手当無しwwww代休なしwwww 下手すりゃボーナス無しwwwww 雇い主は昼まで寝てるwwwww雇われ神主は朝6時から仕事wwwww 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/14(木) 01:30:30.34 ID:EpvDS5mD0 仕事内容 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/14(木) 01:34:56.78 ID:gIXXatk80 >>2 神社による 普通、朝7時〜8時出社、朝拝(朝のお参り)、掃除 9時頃から社務、お守りの

                        神主だけど、神社の世界ゴミクズ多すぎてワロエナイ・・・・・・ : 暇人\(^o^)/速報
                      • 「アメトーーク!」効果で全国書店から消えた!若林も又吉も大絶賛で今、入手困難のアノ本とは? | ダ・ヴィンチWeb

                        とある本がテレビ番組をきっかけに、現在、入手困難になるほど、注目を集めているのをご存知だろうか。その本とは中村文則氏による『教団X』。もともと評価の高い作品ではあったが、18日に放送されたテレビ朝日系バラエティー「アメトーーク!」の「読書芸人」たちがキッカケで、いっきに火がついたのだ。番組では、オードリー・若林が「作家さんに“オススメの小説は?”と聞くとみんな決まってこの本を挙げる」と『教団X』を紹介すると、いまや芥川賞候補作家となったピース・又吉も「10年に1回あるかってくらいの作品」と大絶賛。その結果、視聴者の間でこの本を読みたいという人が続出し、放送後、本書のAmazonランキングが急上昇、在庫切れとなるほどの売れ行きだ。出版取次大手・日販の「日販オープンネットワークWIN調べ」のグラフを見ても、反響は一目瞭然。いったい、読書好きの芸人たちを虜にしてやまない、『教団X』とはどのような

                          「アメトーーク!」効果で全国書店から消えた!若林も又吉も大絶賛で今、入手困難のアノ本とは? | ダ・ヴィンチWeb
                        • 竹熊さん、インターネットはヤバイですよ。: たけくまメモ

                          えーと、地デジ話の続きです。テレビ局や管轄官庁のお役人たちは、国民が「テレビを見なくなる」可能性をまったく考えてないのでしょうか。たぶん、ないんでしょう。しかしネットが発達している今、テレビから情報を得る必然性は相対的に低くなっているのは確かですよね。 もちろん「地下鉄サリン事件」クラスの大事件が突如発生したら、俺も即行でテレビをつけて、映像で確認したいと思うでしょう。13年前のサリン事件のときは、俺は朝のワイドショーを見ていてあの映像が飛び込んで来たので、テレビによっていきなり「体験させられた」わけですけど。 でも、そこまでの出来事は何年に一度しかありませんしね。しかも今は、たぶん1時間としないうちにネットに映像がアップされる。 インターネットがなかったら、俺がこんなエントリを書くことはたぶんなかったでしょう。 出版や放送を含め、インターネットはあらゆるメディアの「既得権益の構造」を破壊

                          • 震災の後に印刷屋が考えたこと

                            3月11日に発生した大きな地震を、僕はオフィスで迎えた。 僕のオフィスはもともと活版印刷機を回していたビルなので、古いが大変に頑丈な作りをしている。ゆっくりと増幅しながら粘る揺れは、最初は水平方向に縦横に、次いで垂直方向を混ぜた立体的な揺れに変化して、オフィスを気持ち悪く揺さぶった。 僕のすぐ後ろの棚はシート(断裁等していない刷ったままの印刷物)を吐き出し続け、書棚は不恰好なダンスを踊っては壁にぶつかって音をたてた。重い原本棚が摺り足でせり出してくる。上司が「ついに来たか!」と叫んだ。 幸い社屋の損傷は軽微で、けが人も出ることはなかったが、総務部の判断で16時をもって社員は解散ということになった。その一方営業に出たきり連絡の取れない社員もあり、また顧客に呼ばれて出て行くものもあった。こんな時に営業にきたと得意先でアイドルになった営業もいる。 後に聞いたところでは東京西部と埼玉にある印刷現場

                            • 「紀伊國屋書店」など3社が新会社設立へ 仕入れなどを共同で | NHK

                              「紀伊國屋書店」や「蔦屋書店」などライバルどうしの書店が手を結び、仕入れや流通を共同で行う新会社を設立することを正式に発表しました。書店の減少に歯止めが掛からない中、経営の効率化で生まれる余力を書店の魅力づくりに振り向けることが狙いです。 発表によりますと、紀伊國屋書店のほか、「蔦屋書店」などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ、それに出版取次大手でグループで書店を運営する日本出版販売の3社は、仕入れや流通を共同で行う新会社の設立に向けて協議を始めることで合意しました。 3社が持つ販売データを共有化し、AI=人工知能を使った需要の予測に基づく発注システムを共同運営することで、本の返品率を減らし、流通の効率化を進める方針です。 さらに、顧客向けのアプリの開発など書店横断型の新たなサービスも検討します。 新会社はことし秋の設立を目指すとしています。 3社が展開する書店は、全国であわせて

                                「紀伊國屋書店」など3社が新会社設立へ 仕入れなどを共同で | NHK
                              • 出版業界事情:2大取次が本業で赤字 出版流通の危機が深刻化 永江朗 | 週刊エコノミスト Online

                                2大取次の日販(日本出版販売)とトーハンの2023年度決算が発表された。日販は減収減益の赤字決算、トーハンは減収増益の黒字決算ではあるが、両社ともに本業である取次事業は赤字だ。 日販は「課題とその背景」として、①書店売り上げの減少、②コスト効率の悪化、③運賃の上昇を挙げている。なかでも書店売り上げの減少の背景には、店頭売り上げの減少や書店閉店の加速だけでなく、客数の減少がある。同社のPOSシステム導入店舗約300店の実績で見ると、新型コロナウイルス流行前の2019年を100とした場合、23年は75.6%と大きく減少している。客単価は107.7%に上昇しているものの、到底客数減をカバーできるものではない。消費者の書店離れが急速に進んでいる。 日本の近代出版流通は取次を中心に動いてきた。毎日発行される雑誌も書籍もコミックも、そのほとんどは出版社から取次を経由して書店に運ばれ、売れ残ったものも取

                                  出版業界事情:2大取次が本業で赤字 出版流通の危機が深刻化 永江朗 | 週刊エコノミスト Online
                                • 日本の絵本が中国の書店で桁外れに売れる背景

                                  日本の出版市場は2018年も縮小し、書籍・雑誌の推定販売金額は1兆2921億円(出版科学研究所調べ)となり、1997年に前年を割って以来、21年間にわたってマイナスが続いている。その背景には、メディアの多様化や人口の減少など構造的な問題があるため、今後もすぐに市場が拡大に転じることは考えにくい。 そのような中で、海外市場が注目されている。なかでも、巨大な人口を抱え、日本とは文化的にも経済的にも密接な関係を持つ中国市場の存在感が出版業界で高まっているのだ。 「トットちゃん」中国で1000万部突破 2017年、日本でも800万部を超えて戦後最大のベストセラーとなっている黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』の中国版発行部数が、日本を上回る1000万部を突破したというニュースが流れた。また、いま中国で最も売れるフィクションの作家は東野圭吾だという報告もある。たしかに、中国では多くの書店が入り口付近の平

                                    日本の絵本が中国の書店で桁外れに売れる背景
                                  • 書店人に告ぐ | 天狼院書店

                                    実を言うと、僕が起業したきっかけは、消極的な理由からだった。 おそらく、これは業界全体について言えることだろうが、アルバイトから店長に抜擢され、契約社員に取り立ててもらったまではよかったのだが、なかなか、正社員にはなれなかった。 実はその当時、正社員になったら結婚しようと言っていた彼女がいたのだが、それが2年目になると、彼女はしびれを切らせるようになってきた。会えば、ケンカをするようになった。彼女は、僕の働きが悪く、無能だから社員に昇格できないのではないか、と罵るようになった。次第に、会うのが億劫になった。僕は元来、楽天的で、どうにかなるだろうと考えていた。 あの当時は、ずいぶん酷いことを言われたものだと思ったが、今では彼女の気持ちが、よくわかる。いや、彼女というよりも、女性の気持ち、と言った方が、あるいは適切なのかもしれない。 語弊を恐れずにいえば、女性は子を産み、子を育てるように、生物

                                      書店人に告ぐ | 天狼院書店
                                    • トーハン、ファミリーマート・ローソン1万店の雑誌配送終了へ - 日本経済新聞

                                      出版取次大手のトーハン(東京・新宿)がファミリーマートとローソンの計約1万店への雑誌配送を終了することが19日分かった。対象店舗は雑誌の売り上げが少ない店舗を中心にコンビニエンスストア側と協議して決める。トラック運転手の時間外労働の上限が規制される「物流の2024年問題」の影響が出版業界でも顕在化している。トーハンは2025年3月に日本出版販売(東京・千代田)からファミマ約1万6000店、ロー

                                        トーハン、ファミリーマート・ローソン1万店の雑誌配送終了へ - 日本経済新聞
                                      • iPadのインパクト:電子書籍のビジネスモデル

                                        Tech Waveの「iPadに期待する米出版業界、期待すれば裏切り者扱いされる日本の業界【湯川】」という記事を読んでから色々と気になったことがあったので日本における書籍の流通の仕組みについて調べてみた。 とても参考になったのが、少し古いが「書籍の価格構成比をめぐる小考」というブログ記事。流通マージン等に関して、具体的な数字が列挙されているのがうれしい。 紙代:6% 製版・写植代:12% 印刷・製本代:7% 編集コスト:3% 版元粗利:32% 著者への印税:10% 取次マージン:8% 書店マージン:22% この数字(特に写植代と取次マージン)がそもそも電子写植・大規模店舗・オンライン店舗・チェーン店の時代に適切かどうか、という話はひとまずおいておいて、電子書籍の時代にどうなるかを考えてみる。 紙代:0% (不要) 製版・写植代:?% (はるかに低コスト) 印刷・製本代:0%(不要) 編集コ

                                        • 出版会局長「日本人は紙質や装丁にこだわりがあるから電子書籍は成功しない」 : 痛いニュース(ノ∀`)

                                          出版会局長「日本人は紙質や装丁にこだわりがあるから電子書籍は成功しない」 1 : アオチビキ:2010/05/03(月) 10:13:34.40 ID:T98YOJ8u PLT 電子書籍:「電子書籍元年」出版界に危機感 東京電機大出版局長・植村八潮さんに聞く 電子書籍に詳しい東京電機大出版局の植村八潮局長に、今後の出版界で予想される変化、展望を聞いた。 −−いま出版界が直面している問題は。 ◆電子書籍を含めてコンテンツビジネスは、端末生産から販売サービスまでを一企業が提供する、アマゾンやアップル、グーグルなど「プラットフォーマー(基本的な仕組みを提供する企業)」の時代になるといわれている。その流れは止められないにしても、すべて米国企業でいいのか。 音楽業界のようにほぼ一手に握られることになれば、間違いなく日本の出版活動は続かなくなり、書店や流通の問題というより、日本の国策、出版文化として不

                                            出版会局長「日本人は紙質や装丁にこだわりがあるから電子書籍は成功しない」 : 痛いニュース(ノ∀`)
                                          • 長生きしたければ30冊 - 本しゃぶり

                                            長生きしたければ何をすればいいのか。 この謎を解明するべく、我々スタッフ一同はアマゾンの奥地へ飛んだ。 1冊見かけると30冊ある しばらく前にこれを読んだ。 最後にこんなことが書いてあった。 ところで、8月に出版予定の新書のタイトルが載っている取次の表がおもしろかった。 まったく違う著者で出版社も違うのに『長生きしたければのどを鍛えなさい』と『長生きしたければ股関節を鍛えなさい』という二種類の書籍が発売予定となっていた。 新書―テーマ・タイトルをどう決めるのか - デイリーポータルZ こいつは嫌な予感がするな。 気になったのでAmazonで「長生きしたければ」と検索すると、本が続々と出てきたので羅列する。 朝の習慣 早寝早起きは健康の基本である。では「早起き」とは具体的に何時に起きればいいのだろうか。 答えは3時だ。 長生きしたければ朝3時に起きなさい―50歳からの病気にならない7つの習慣

                                              長生きしたければ30冊 - 本しゃぶり
                                            • ヘイト本、一方的に送りつけられ… まちの本屋の苦悩:朝日新聞デジタル

                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                ヘイト本、一方的に送りつけられ… まちの本屋の苦悩:朝日新聞デジタル
                                              • 書店の倒産急増 16年は前年の1.5倍に 小規模事業者の苦境際立つ

                                                東京商工リサーチによると、2016年に倒産した書店は25件と前年比1.5倍に急増した。家族経営など小規模事業者の苦境が特に目立った。「ネットメディア浸透やオンライン販売、電子書籍の普及など市場環境が大きく変化し、書店経営の苦境を反映した」とみている。 15年の書店の倒産件数は15件だったが、16年は25件と2年連続で前年を上回った。倒産した書店の負債総額は52億9800万円(前年の1.5倍)。負債1億円未満が13件と過半数を占めている。 従業員数別で見ると5人未満が22件と前年(9件)の2.4倍に増えており、家族経営など小規模業者の倒産が際立った。 形態別では、破産が22件(前年比7割増、前年13件)と全体の約9割。再建型の民事再生法はゼロ(前年と同じ)で、一度業績不振に陥った書店は立て直しは難しいことが浮き彫りになった。 倒産の原因別では「販売不振」が17件(前年12件)と前年比4割増、

                                                  書店の倒産急増 16年は前年の1.5倍に 小規模事業者の苦境際立つ
                                                • 「編集者になるために特別な才能は必要ない。好奇心と想像力を持ってください」Dr.マシリト鳥嶋和彦氏が学生に語ったマンガ、雑誌、出版と編集者の今後

                                                  講義で語られた内容は、作家の発掘や育成から、デジタル時代のマンガや雑誌、そして編集者のありかたまで多岐にわたる。わずか90分という短さだったが、「あくまでも僕の個人的な感想なので」などと笑いを取りながら進めたメインの講義に加え、質疑応答のひとつひとつからも鳥嶋氏のブレない編集者像や哲学が覗えた。 世界的なヒット作を作り上げ、その後、世界を見回しても驚異的な部数の雑誌を率いた鳥嶋氏の発言は、マンガや出版に限らずクリエイティブを志す学生や、あるいはこの記事を読まれる方にもさまざまな発見があろうものだった。 ここではその豊かな時間を可能な限り再現しよう。ちなみにこの日は同学の学生に加え、一般の聴講者も臨席している。 鳥嶋和彦氏 当日の聞き手は、同大学の外部講師を務める原田央男氏。霜月たかなかという名で活動し、コミックマーケットの立ち上げメンバーにして、初代代表を務めた人物。 奇しくも商業と同人そ

                                                    「編集者になるために特別な才能は必要ない。好奇心と想像力を持ってください」Dr.マシリト鳥嶋和彦氏が学生に語ったマンガ、雑誌、出版と編集者の今後
                                                  • 書店ゼロ自治体、全国で26% ネットでの無料配送規制の議論も:朝日新聞デジタル

                                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                      書店ゼロ自治体、全国で26% ネットでの無料配送規制の議論も:朝日新聞デジタル
                                                    • セブン-イレブンが業者からノウハウ横取り契約解除? 訴訟の原告「セブンは強奪者」

                                                      ーーニュースサイト「マイニュースジャパン」を中心に、企業のパワハラ問題や労働争議を追いかけ、常に弱者の立場にたった取材を続けるジャーナリストの佐々木奎一。独自のルートで取材した、企業裁判のか中にある人々の声を世間に届ける! セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン)の都内23区の店舗と、クリーニング・サービスの提携をしていたCK社(仮名)が、一方的に契約を打ち切られた。契約打ち切り後、セブンは、ほかの会社と提携しており、それまで6年間にわたって築いたノウハウを横取りされたCK社が、セブンを相手取り、東京地裁に損害賠償請求等を求める訴訟を起こした。そして今年1月の一審判決で、セブンの一部敗訴判決が下った。マスコミが報じないこの事件の真相を、裁判資料に基づき詳報する。 原告の戸賀直樹氏(仮名)は、大学卒業後の1960年代後半に西友に入社。80年代後半に、ファミリーマートに転籍し、営業部長、営業

                                                        セブン-イレブンが業者からノウハウ横取り契約解除? 訴訟の原告「セブンは強奪者」
                                                      • 「2028年までに本屋はすべて消滅する」…元書店経営者が真剣に訴える「瀕死の店舗を再生させる12の提言」 昭和のビジネスモデルから脱却するとき

                                                        雑誌(コミック含む)市場の売り上げは、ピーク期の1万5633億円に比べて30.7%の4795億円まで激減した。書店の消滅はもう避けられないのか。『2028年 街から書店が消える日 本屋再生!識者30人からのメッセージ』(プレジデント社)を出した中小企業診断士の小島俊一さんが解説する――。 書店業は産業構造として成立していない トーハンの執行役員、明屋はるや書店の社長を務めた私が多方に取材して行き着いた出版界の課題は、「利幅の薄さ」「物流の硬直性」「教育の不在」の3点に尽きます。 街の書店は危機に瀕していて、その数は7000軒を切りピーク時の半分以下になり、地方自治体の4分の1には書店が無くなりました。それは何故なのか? 解決の方策はあるのか? 街の書店の現状と課題についてお伝えしようと思います。 書店業は産業構造として成立していません。どんな業種も粗利益の範囲内にコストが収まらないと赤字に

                                                          「2028年までに本屋はすべて消滅する」…元書店経営者が真剣に訴える「瀕死の店舗を再生させる12の提言」 昭和のビジネスモデルから脱却するとき
                                                        • データで読み解くケント・ギルバート本の読者層 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

                                                          <50万部超というケント・ギルバートの著書の売れ方は「ほかの本と違う」。購入者の年齢層と立地の数値に表れた謎を追う> ※この記事は本誌10/30号「ケント・ギルバート現象」特集より。ケント・ギルバートはなぜ売れっ子になれたのか? 読者は「ネトウヨ」なのか? 本人にもインタビューし、言論界を席巻する「ケント本」現象の深層、さらにはデータから読者層の謎を読み解いた。 新書ノンフィクションの2017年ベストセラー第1位の座を獲得したのは、ケント・ギルバート著『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社、以下『儒教』)だった(出版取次最大手・日本出版販売調べ)。本稿では内容面に関する論評については対象としない。筆者が興味を持っているのはただ一点、「ギルバートの本の読者は誰なのか?」だ。 というのも、電子書籍版を含めて51万部を超えるベストセラーともなれば、周囲に一人ぐらいは読んだ人がいそうなも

                                                            データで読み解くケント・ギルバート本の読者層 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
                                                          • 「書店」10年間で764社が倒産や廃業で消えた | TSRデータインサイト | 東京商工リサーチ

                                                            書店運営会社(以下、書店)の市場退出が止まらない。2014年以降、書店は倒産・休廃業が新設法人を上回る状態が続き、10年間で764社が市場から退出した。店舗数の減少も続いている。 経済産業省は3月5日、「書店振興プロジェクトチーム」を立ち上げ、支援意向を示すが、ネット書店や電子書籍に押された書店の減少に歯止めがかかっていない。 書店の倒産 ピークは太洋社破産の2016年 書店の倒産(負債1,000万円以上)は、2014年から2023年の10年間で140社に及ぶ。 ピークの2016年は25社発生した。2016年は、出版取次の(株)太洋社(千代田区)が自主廃業の方針から一転して3月に破産を申請した。連鎖する形で同月30日までに18社の書店が、次々と倒産や廃業に追い込まれた。書店の経営環境が厳しさを増し、書籍を卸す取次店の業績悪化も深刻な時期だった。 その後、書店の倒産は一進一退が続き、コロナ禍

                                                              「書店」10年間で764社が倒産や廃業で消えた | TSRデータインサイト | 東京商工リサーチ
                                                            • 期末の出版業界

                                                              とあるPostが発端になった期末の出版業界のお話。 具体的には下記項目になります。 ・期末の返品の意味 ・金融返品の是非 ・期末の版元営業はヤバい 続きを読む

                                                                期末の出版業界
                                                              • 就職しないで生きるには: たけくまメモ

                                                                ↑就職しないで生きるには(上の図版は旧版。現在刊行中の表紙は色が違っているが中身は同じ) レイモンド・マンゴーの『就職しないで生きるには』は、1979年にアメリカで初版が出版され、81年に晶文社から日本語版が刊行されました。今なお現役で刊行されている大ロングセラーであります。 俺は最初の邦訳刊行時に読んだんですが、81年といえば、俺が20歳から21歳にかけての年であります。まだ20歳だったこの年の春、俺は学校を中退して、家出したのでした。それからしばらくはホームレス状態が続き(最初の半年は本物のホームレス。野宿こそしなかったが友達のアパートを転々としていた)、お先真っ暗な状況だったのですけど、そういう時に、本屋でこの本を目にしたのでした。俺の心情そのままのタイトルは、衝撃的でした。 本書を一言で説明するなら、「ドロップアウトした人のための“起業のすすめ”」であります。ドロップアウトを直訳す

                                                                • 「高齢者が亡くなり、成人向け雑誌が売れなくなったら書店は終わり」…人口1万4000人の町に唯一残った書店の店長が語る(山内 貴範) @moneygendai

                                                                  「高齢者が亡くなり、成人向け雑誌が売れなくなったら書店は終わり」…人口1万4000人の町に唯一残った書店の店長が語る 書店の閉店が加速度的に進んでいる。アルメディアの調査データによれば、2000年に2万1495店あった書店数は、2020年には1万1024店まで減少したという。20年で1万店以上が消滅したのだから、恐るべき減少数と言うほかない。出版不況の影響も無視できないだろうが、WEBで手軽に本を買い求められるようになったことや、電子書籍の普及も背景にあるだろうし、日本全体の少子化や人口減少の影響を受けていることも間違いない。 とりわけ、地方の書店は一層厳しい状況におかれている。筆者の出身である秋田県羽後町は、人口がかつて2万人を超えていたが、現在は1万4000人を割ってしまい、著しい過疎化が進む。最盛期にはチェーン店を筆頭に3店の書店があったが、今では1店が営業を続けるだけだ。現存する唯

                                                                    「高齢者が亡くなり、成人向け雑誌が売れなくなったら書店は終わり」…人口1万4000人の町に唯一残った書店の店長が語る(山内 貴範) @moneygendai
                                                                  • Amazonとの直接取引は異例でも衝撃でもないんだぜ|竹村響 Hibiki Takemura

                                                                    というニュースの解説ですよ。 そもそも何でAmazonが直接取引(「e託」と名付けられています)をしたいのか、に実際の現場とメディアに齟齬が。 メディアはAmazonが取次を飛ばしたい、取次は飛ばされたなくない、と思っている、というポジションをとっています。だからか世間でもそう捉えられがちですが、まずここが違います。 Amazonも取次も出版社も普通に「自分たちのビジネスに有利な選択」をしているだけです。Amazonというかちゃんとビジネスしている企業はみんなロジカルに考えています。「取次を飛ばす」といった捉え方はとてもエモーショナル。自分たちの求める「結果を得る」ために取次を使わないという選択になるだけの話で、そこに感情論は入ってこないんですが、報道のエンタメ化と報道している人たちはビジネスしている人たちではないので、そういう報道になっちゃうのはまあ仕方ないのか。 むしろ従来の新聞やテレ

                                                                      Amazonとの直接取引は異例でも衝撃でもないんだぜ|竹村響 Hibiki Takemura
                                                                    • 本屋にきびしい国で、本屋が増えるはずがない。 (三輪舎 中岡祐介) | 版元ドットコム

                                                                      はじめまして、こんにちは。三輪舎の中岡と申します。 三輪舎は2014年1月に横浜で設立しました。もともとはTSUTAYAの本部であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に8年間勤務しておりました。1年目は六本木ヒルズのTSUTAYA TOKYO ROPPONGIで芸術書・写真集の棚を担当し、2年目以降はTSUTAYA加盟企業向けにバイヤーを2年、スーパーバイザーを5年経験しました。子育てを機に、暮らしかたと働きかたを見直そうと思って退職し、「暮らしのオルタナティブを発信する」をコンセプトに三輪舎を設立しました。 私は先ほども申し上げたとおり、TSUTAYAの直営店に1年、その後も間接的ではありますが、アイテムとして書籍・雑誌の売り場・運営指導をしていました。出版業界を、版元・流通・書店に分けるならば、ずうっと書店側にいたわけです。だから、書店と、書店に直接関係する部分の流通のことはよ

                                                                      • Amazonマーケットプレイスの、65万件もの1円本の仕組み|More Access! More Fun

                                                                        正月早々、出版社のかたにとってはろくでもない報道 出版社、書店、取次不況の実態…新刊の7割が返品、コンビニでも雑誌売れない というのがYahoo!ニュースに流れてました。 こちらの報道によりますと・・・ 出版界の統計データを調査する出版科学研究所によると、今年1~10月期までの書籍・雑誌の推定販売額は前年比3.2%減の1兆4578億円と、大震災の影響で落ち込んだ11年の実績を下回るかたちで推移している。落ち込み幅は書籍よりも雑誌のほうが大きく、書籍は同2.3減、雑誌は同3.9%減ほど。11月期、12月期が11年と同水準で推移したとしても、12年は1兆8000億円には届かず、1兆7000億円台に落ち込むことが予想されている。しかも、3年後には1兆4000億円台にまで減少することまで予測されている。 で、毎年3.9%が複利計算で減っていくと考えると、10年後には現在の67%までマーケットが萎ん

                                                                          Amazonマーケットプレイスの、65万件もの1円本の仕組み|More Access! More Fun
                                                                        • Yahoo!ニュース - <書店空白>新刊買えない332市町村 1日1店消滅の割合 (毎日新聞)

                                                                          新刊本を扱う書店が地元にない自治体数が、全国で4市を含む332市町村に上り、全体の5分の1に上ることが、書店情報を集計している出版社の調査で分かった。東京への一極集中や人口の急減によって、将来的に生活基盤が失われる恐れがある「消滅可能性都市」と一致する自治体が多い。一方、「地方の活字文化の拠点を残そう」と書店を復活させる動きも出ている。 調査は、書店のデータベース「ブックストア全ガイド」を発行する出版社アルメディア(東京都)が、取次店から仕入れている書店を対象に実施した。「書店空白」の4市は、北海道歌志内(うたしない)▽茨城県つくばみらい▽宮崎県串間▽鹿児島県垂水(たるみず)。つくばみらいを除けば、出産の中心世代となる若年女性が2040年までに半減し「消滅可能性」を指摘された自治体だ。都道府県別では、(1)北海道47市町村(2)長野35町村(3)福島22町村−−の順に「書店空白地域」が多

                                                                            Yahoo!ニュース - <書店空白>新刊買えない332市町村 1日1店消滅の割合 (毎日新聞)
                                                                          • 【2ch】ニュー速クオリティ:iPadで拡大する日米の情報格差 日本の出版業界は音楽業界の失敗を繰り返そうとしているようだ

                                                                            1 手錠(東京都) 2010/01/31(日) 08:15:15.45 ID:JbwMQI03 ?PLT(12000) ポイント特典 話題を呼んでいたアップルのタブレット端末iPadが27日、発表された。ほぼ予想どおりで、iPhoneを4倍に拡大したような感じだ。ソフトウェアもiPhone用アプリケーションがすべて動くので、日本でもソフトバンクが対応するだろう。問題は端末ではなく、iPadで読める本が日本にほとんどないことだ。 アメリカの出版社は、アマゾンの電子端末「キンドル」による配信を積極的に進めており、昨年はAmazon.comでの電子書籍の販売部数が紙の書籍を上回った。iPadにもNYタイムズ、マグロウヒル、サイモン&シュースターなど大手の新聞・出版社がコンテンツを提供する予定だ。ところが日本では、キンドルも端末(英語版)は発売されたが、本は(一部のマンガを除いて)読めない。ア

                                                                            • 水のたかし|編集者 on Twitter: "個人経営の書店さんは、同人誌即売会に行ってみるべきです。 「この程度の冊子が、1,000円で売れるのか」とカルチャーショックを受けられます。 「取次から配本される本だけ売ってたら、もったいなくない? 売り場持ってるんだから、うちで… https://t.co/QKHJnbxRxB"

                                                                              個人経営の書店さんは、同人誌即売会に行ってみるべきです。 「この程度の冊子が、1,000円で売れるのか」とカルチャーショックを受けられます。 「取次から配本される本だけ売ってたら、もったいなくない? 売り場持ってるんだから、うちで… https://t.co/QKHJnbxRxB

                                                                                水のたかし|編集者 on Twitter: "個人経営の書店さんは、同人誌即売会に行ってみるべきです。 「この程度の冊子が、1,000円で売れるのか」とカルチャーショックを受けられます。 「取次から配本される本だけ売ってたら、もったいなくない? 売り場持ってるんだから、うちで… https://t.co/QKHJnbxRxB"
                                                                              • 痛いニュース(ノ∀`) : 街の本屋さんが悲鳴「パートに出たほうがまし」…アマゾンやブックオフの台頭で苦戦 - ライブドアブログ

                                                                                街の本屋さんが悲鳴「パートに出たほうがまし」…アマゾンやブックオフの台頭で苦戦 1 名前: ホテイウオ(アラバマ州):2010/06/14(月) 11:16:41.45 ID:RwC0OAID ?PLT iPadは、インターネットやメール、ゲームなどが楽しめる多機能情報端末だ。特徴の一つが電子書籍を読める機能。使い勝手の良さ、何冊も保存可能なことから電子書籍時代を加速させる情報ツール(道具)として期待されている。早くも大手出版社などが電子書籍の配信を始めたが、紙の本を取り扱う書店の反応は複雑だ。 開店120年目の“黒船襲来”に、取締役の遠山秀子さん(50)は「本屋の未来は どうなるか…」と戸惑う。母親(78)と妹2人、叔母の女性5人で切り盛りする 家族経営の“街の本屋さん”。 「土曜日の利益はパートに出たほうがましなときもある」と、つい愚痴も出る。 書店のもうけは定価の2割程度で、紙

                                                                                • 正規ストアで堂々と海賊版データが販売され、作家がそれに気がついても解決できない不条理

                                                                                  最近、作家に無断で作品を配信している電子書籍ストアを発見しました。 なぜ気がついたかと言うと、その作家さんから「作品を電子書籍配信したいので各ストアに取り次いで欲しい」とご依頼をいただいたのがきっかけです。 どのストアに取次可能か調べていたところ、配信されているはずのないストアで作品が販売されているのを発見してしまいました。 こう言ってしまうと何ですが、電子書籍業界では「非常によくある出来事」です。 作家さんにお伝えしたところ、「そのストアには配信を許諾していない。配信を停止させてデータを回収したいから担当者を紹介して欲しい」とのご依頼を受けました。 で、ストアに連絡したところ、担当者から「作家が言っているなら配信は停止するけどデータは渡せない」と連絡が来ました。 何と著作権侵害という不法行為を行なっているストアが、著作権者による作品データ回収の要求を拒んだのです。 なぜそのような事態が起

                                                                                    正規ストアで堂々と海賊版データが販売され、作家がそれに気がついても解決できない不条理