大林組が豪アトラシアンの新オフィスビル「アトラシアン・セントラル」の建設を受注したと9月1日までに発表した。鉄筋と木造のハイブリッド構造で、完成すれば高さ182メートルとなり、世界で最も高い木造建築物になるという。 大林組は豪シドニーに本社を置くBuilt Pty Ltdとの共同企業体(JV)で、豪不動産大手Dexusから受注した。シドニー市内に建設し、地上39階建て、延床面積は約7万5000平方メートル、敷地面積は約3500平方メートル。低層階に宿泊施設や商業施設、高層階にオフィスが入居する予定。建設中に輩出される二酸化炭素(CO2)は従来の半分に抑えるとともに、完成後は施設内の使用電力を再生可能エネルギー100%とする。