インターネット上などにさまざまな情報があふれる中、各国のメディアが誤った情報を見抜き、公正な報道を実現するためのノウハウを共有する催しが開かれました。 「ニュースに信用を」と名付けられたこの催しは30日、イギリスの公共放送BBCがロンドンなどで開き、14か国のジャーナリストなど30人が日頃の取り組みを紹介しました。 この中で、フランスのAFP通信の記者は、去年、ウクライナの首都キーウ近郊で住民が殺害された事件をめぐり、取材クルーが一人一人の遺体の状況や位置を記録したうえで、「ねつ造だ」とするロシア側の主張を覆すため、ロシア軍の撤退後、遺体が2週間以上、同じ場所に放置されていたことを衛星写真を使って特定したと明らかにしました。 BBCのペルシャ語放送の記者はイランでの取材活動が禁止される中、各地で起きたスカーフをめぐる抗議デモについて、市民が撮影した2万以上の動画を分析し、事実を突き止めて報