首都圏で強盗事件が相次いでいる中、逮捕された実行犯が「SNSの闇バイトに応募した」と供述したことが報じられています。最初から「闇バイト」とわかっているケースもあるかもしれませんが、軽い気落ちで応募したアルバイトが実は闇バイトだった事例もあるようです。 昨年、警察庁が公表した「犯罪実行者募集の実態」などをもとに、どのような注意が必要なのか、まとめました。 ●「闇バイト」として募集しているわけではない 以前は、「闇バイト」の募集は、仕事の内容が不明確だったり、報酬が著しく高額だったりして、「一見して怪しい」ものでした。 しかし、徐々に、一見して犯罪の募集だとはわかりにくいものが増えてきました。警察庁のレポートによれば、次のような募集文句があるといいます。 「安全に稼げます」「犯罪ではありません」「リスク無し」「詐欺ではありません」「誰にでもできる簡単な仕事」 このように「ホワイト案件」という説