小泉悠 東京大学先端科学技術研究センター准教授、民間インテリジェンス組織DEEP DIVE理事。専門はロシアの軍事・安全保障政策。著書に『「帝国」ロシアの地政学』『ウクライナ戦争』『情報分析力』など Photo by Atsuko Tanaka ロシアとウクライナの戦争が4年目に突入し、トランプ米大統領が停戦交渉に乗り出したが、ロシア寄りの言動が目立つ。はたして停戦は実現するのか、トランプはなぜプーチン露大統領を慕うのか、そして同盟国を見捨てる米国のやり方が日本の安保政策に与える影響とは──。ロシアの軍事戦略に詳しい東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠准教授に聞いた。 【画像】「プーチンはいまのトランプとは停戦に応じない」小泉悠が読むウクライナの頭越しで始まった交渉の行方 ──まず3月18日の米露首脳の電話会談で合意したこと、合意できなかったことをどう評価していますか。 基本的には何も