フランスで歴史的な干ばつが続き100以上の自治体が水不足に直面する中、フランス政府は5日、危機対策チームを立ち上げた。
アフリカの島国、マダガスカルでは厳しい干ばつによって100万人以上が食料不足に陥るなど飢餓が深刻化していて、現地を視察した国連機関のトップは「紛争もない場所で静かな悲劇が起きている」として、国際社会の支援を呼びかけました。 マダガスカル南部では、厳しい干ばつが3年連続で続いたことで農作物がとれず、人口の114万人が深刻な食料不足に陥っています。 WFP=世界食糧計画のビーズリー事務局長は今月中旬に現地を視察したあと22日、オンラインの記者会見を開き、現地の状況を説明しました。 それによりますと、南部で食料不足に陥っている人のうち、およそ1万4000人は世界で最も深刻なレベルの食料危機にあたるということで、ビーズリー事務局長は「飢餓で子を失った親もいた。食料の配給所には骨と皮ばかりの子どもたちが集まっていた」と述べて窮状を話しました。 また、現地では新型コロナウイルスの感染拡大によって仕事を
古代都市ペトラで最もよく知られている名所であり、別名「修道院」とも呼ばれる「エド・ディル」。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL O. SNYDER) ヨルダン南部の街ワディ・ムーサで少年時代を過ごしたモハマド・アルファラジャト氏が、かつて父親から聞かされた話によると、昔このあたりの砂漠の峡谷には緑の小麦が揺れる段々畑が広がり、実り豊かなアプリコットの果樹園やイチジクの木が、地元の人々のお腹を満たしていたという。 現在、ヨルダンのマアーン近郊にあるアル・フセイン・ビン・タラール大学の地質学者となったアルファラジャト氏は、そうした恵みの痕跡は今ではほとんど残っていないと語る。乾燥した時期が長くなるにつれ、父親やその前の世代を養ってきた畑を維持するのは困難になっていった。 「40年前に気候変動が始まると、肥沃なエリアは徐々に狭くなっていきました」と氏は言う。「以前は自給自足で暮らしてい
1枚の板に車輪が付いたスケートボードは今やオリンピック競技にもなっていますが、かつては単なる子どもの遊びのひとつでした。そんなスケートボードがプロもいる競技にまで発展したのは、アメリカの南カリフォルニア特有のサーフカルチャーや1970年代の干ばつなど、複数の要因が重なり合った結果だという研究結果が報告されました。 Drought as a trigger of the rapid rise of professional skateboarding in 1970s Southern California | PNAS Nexus | Oxford Academic https://academic.oup.com/pnasnexus/article/2/12/pgad395/7462603 How a drought led to the rise of skateboarding in
米カリフォルニア州のサクラメントでは、水道水の味に異常が発生することは珍しくないという/Shutterstock (CNN) 米カリフォルニア州の州都サクラメントで、水道水に何かが起き、ちょっと土臭い味や臭いがすると住民たちが言っている──。だが実は、極端な熱波やあってもごくわずかな降水量、そして歴史的な干ばつなど、気候変動による危機的状況が複合的に作用した結果だった。 同州各地の川や貯水池が干上がりつつあり、サクラメントではそれが飲料水に、土の特徴的な臭いの元となる有機化合物の1つジオスミン(geosmin)の濃度の増加をもたらしている。 だが市当局によると、味は良くないかもしれないが、安全性に問題はないという。 同市のインフラ当局は、住民から水道水の味に関する苦情が相次いだために声明を発表。 市公共設備部門の広報担当者であるカルロス・エリアソン氏はCNNに対し、「不快であることは承知し
フランス南部モンベル湖の水位が下がる前(左、2023年2月17日撮影)と後(同3月5日撮影)の比較。エアバス・ディフェンス・アンド・スペース提供(2023年3月7日提供)。(c)AFP PHOTO / AIRBUS DEFENCE AND SPACE / PLEIADES / PLEIADES NEO 【3月8日 AFP】欧州航空機大手エアバスの防衛・宇宙部門「エアバス・ディフェンス・アンド・スペース(Airbus Defense and Space)」は7日、水位が低下したフランス南部の人工湖モンベル(Montbel)湖を捉えた衛星写真を公開した。 写真はエアバスの地球観測衛星プレアデス・ネオ(Pleiades Neo)が撮影した。 仏気象局は6日、昨年12月から今年2月までの3か月間の気候は穏やかで、特に降雨や降雪が少なかったため、全国的に干ばつが懸念されると警告した。1月21日~2月
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ちょっと面白そうな研究を見つけた。アイスランドからグリーンランドへ移住した人々が、入植地を諦めて去った直接原因は何だったのか、という話しである。 当時、気候変動が起きていて、温暖化の時代が急速に終了しようとしていたことは分かっている。 寒冷化すればグリーンランドに住み続けることが難しくなったのは確実である。しかし今回の研究では、実際は、住民たちは気候変動によって起きた干ばつによって、寒冷化しきるより早く見切りをつけていたのでは? ということが示唆されている。 記事 Rewriting The History Books: Why The Vikings Left Greenland https://archaeologynewsnetwork.blogspot.com/2022/03/rewriting-history-books-why-vikings.html (書き換えっていうほど書
ケニア・ナムニャック野生動物保護区のレテティ・ゾウ保護区で、子ゾウをなでる飼育員(2022年10月12日撮影)。(c)Luis Tato / AFP 【10月23日 AFP】干ばつに見舞われているケニア中部サンブル(Samburu)のナムニャック野生動物保護区(Namunyak Wildlife Conservancy)。大地が乾ききり、井戸の水も枯れた中、同保護区内のレテティ・ゾウ保護区(Reteti Elephant Sanctuary)は母親を失い、あるいは母親から捨てられ、あるいは群れからはぐれた多くの子ゾウの救助と受け入れに忙殺されている。 今回の東アフリカの干ばつはこの40年で最悪の状況になっている。ケニアの野生動物は通常の餌と水が得られなくなり、人間との衝突も増えた。 深刻な干ばつは人間を飢餓の淵に追いやるだけでなく、地域の豊かな生態系も脅かしている。(c)AFP
おこしやす♪~ 令和3年(2021年)6月17日は何の日? 6月17日は砂漠化および干ばつと闘う国際デー、おまわりさんの日、沖縄返還協定調印の日、オトのハコブネの日 、薩摩の日、等の日です。 ●『砂漠化および干ばつと闘う国際デー(International Combat Desertification and Drought)』 :国連が制定した国際デーの一つです。1994(平成6)年のこの日に「国連砂漠化防止条約」が採択された事を記念して、1995(平成7)年の国連総会で制定。砂漠化と旱魃の影響と闘う為の国際協力の必要性と、砂漠化防止条約の実施に対する認識を高める為の日です。 www.youtube.com ★砂漠化とは 砂漠化(さばくか)とは、もともと植生に覆われた土地が不毛地になっていく現象をいう。 また、ここでいう砂漠は「植物の生育や農業に適さない土地」といった意味が強く、かならず
干ばつで水位が下がった米ミード湖(2021年7月19日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【8月17日 AFP】米政府は16日、干ばつの影響で西部にある国内最大の貯水池ミード湖(Lake Mead)の水位が極めて下がっており、来年1月から給水制限を開始すると発表した。住民数千万人が影響を受けることになる。 米国では、気候変動により降雨パターンが変化し、広範囲で慢性的な干ばつが発生している。 大河コロラド川(Colorado River)を水源とする人工貯水池ミード湖の水位は、貯水容量の3分の1という懸念すべき水準にまで低下している。 米水資源当局のタニヤ・トルヒーリョ(Tanya Trujillo)氏は、「米西部の多くの地域や、河川の流域全般と同様、コロラド川は加速する前例のない問題に直面している」と語る。 「これらの問題と気候変動に対処する唯一の方法は、利用でき
メキシコの60%近くに影響を及ぼしている干ばつは、モンテレイにも深刻な打撃を与えている。家庭での水道利用も制限されていることで水利権を巡る怒りが高まっており、飲料メーカーを含む企業には、ほとんど無制限の供給が認められているとの批判もある。写真はモンテレイで9日、水利用の時間制限を巡って当局に抗議する市民ら(2022年 ロイター) [モンテレイ(メキシコ) 13日 トムソン・ロイター財団] - ハイメ・ノヨラさん(57)は、メキシコ工業の中心地であるモンテレイに近い質素な住宅で暮らしている。屋内は息苦しいほどの暑さだが、キッチンの蛇口からグラスに水を注いで渇きを癒やすことはできない。このあたりでは、1日12時間も断水しているからだ。 メキシコの60%近くに影響を及ぼしている干ばつは、モンテレイにも深刻な打撃を与えている。家庭での水道利用も制限されていることで水利権を巡る怒りが高まっており、飲
多数の牛が死んだイタリア・ピエモンテ州ソンマリバデルボスコにある牧場で、生き残った牛(2022年8月16日撮影)。(c)MARCO BERTORELLO / AFP 【8月19日 AFP】イタリア北西部ピエモンテ(Piedmont)州トリノ(Turin)近郊にある牧場で今月、成長初期段階のイネ科の植物ソルガムを飼料として与えた牛が急性青酸中毒を起こし、約50頭が死んだ。通常は起こりにくい事故だが、干ばつによって有害物質の濃度が高まったとみられている。 地元の動物愛護団体によると、ソンマリバデルボスコ(Sommariva del Bosco)の牧場で6日、イタリアのブランド牛の一つ、ピエモンテ牛約50頭が、急性青酸中毒でごく短時間のうちに死んだ。 ソルガムには、青酸配糖体であるデュリンが含まれているが、成長とともにその量は減少する。だが現地では干ばつが続いているため成長が阻害され、デュリンの
ソマリア北部ソマリランドのハルゲイサ郊外にある国内避難民キャンプで食器を洗う子ども(2021年9月16日撮影)。(c)EDUARDO SOTERAS / AFP 【12月20日 AFP】国連(UN)は20日、紛争で荒廃した東アフリカのソマリアで雨期の降水量が3期連続で少なかったことから干ばつが深刻化し、ほぼ4人に1人が餓死寸前の「急性飢餓」の危機に直面していると警告した。 次の雨期も雨はあまり降らない見通しで、事態はさらに悪化し、来年5月までに460万人が食料支援を切実に必要とする状態になると国連は指摘している。 すでに16万9000人が食料、水、牧草地の不足のため住んでいた土地を捨てて避難せざるを得なくなっており、その数は向こう半年以内に140万人に膨れ上がるという。 国連ソマリア支援ミッション(UNSOM)のアダム・アブデルモウラ(Adam Abdelmoula)氏はAFPのインタビュ
熱波で干上がった仏西部モンジャンシュルロワール周辺のロワール川(2019年7月24日撮影)。(c)LOIC VENANCE / AFP 【3月16日 AFP】欧州で近年発生している夏の干ばつは、気候変動による熱波が猛威を振るっており、過去2110年間で最も深刻だとの研究結果が15日、発表された。研究は、生態系と農業への影響に警鐘を鳴らしている。 英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された論文で、英ケンブリッジ大学(Cambridge University)やチェコの気候変動研究所「チェコグローブ(CzechGlobe)」などの研究チームは、過去2110年分のヨーロッパナラ147本の年輪を分析した。 その結果、過去約2000年間にはなかった長期的な乾燥傾向が、2015年から突然みられるようになったことが確認された。 異常に乾燥した夏が続いていることに
モーリタニアのティシットとアラタネ間をラクダを連れて歩くネマディの一人、アフマドさん(2020年1月25日撮影)。(c)JOHN WESSELS / AFP 【3月22日 AFP】西アフリカの乾燥地帯に位置するモーリタニア。この国の砂漠地方では、伝統的な狩猟を行う人々「ネマディ(Nemadi)」の生活様式が徐々に失われつつある。 ネマディのコミュニティーは、わずか数百人程度。度重なる干ばつや狩猟機会の減少が、彼らの暮らしを圧迫している。 ネマディの多くは、ダチョウや、オリックスとアンテロープ(共にレイヨウ)を狩りに砂漠を駆け巡る。 AFPはこのほど、モーリタニア中央部の砂漠の集落ティシット(Tichitt)とアラタネ(Aratane)の間を5日間にわたり取材した。 先導してくれたアフマドさん(57)、息子のアハメドさん、チェイさんは、チュニックのようなローブに身を包んでいた。ラクダを飼うた
現れたのは紀元前1550年~1350年に栄えた「ミタンニ王国」の主要都市ザキクとみられる/Universities of Freiburg and Tübingen; KAO (CNN) 極端な干ばつに見舞われているイラク北部で、水位が急激に低下したダムの底から3400年前の古代都市が出現した。 古代遺跡はクルドとドイツの考古学チームが今年1月から2月にかけ、クルディスタン地域を流れるチグリス川沿いのモスルダムで発掘した。同プロジェクトは文化遺産を後世に残すため、地元の考古遺産当局が協力して実施された。 発掘が行われたケムネ遺跡は、青銅器時代の紀元前1550年~1350年に栄えた「ミタンニ王国」の主要都市ザキクだったと思われる。ドイツ・フライブルク大学の研究者によると、ミタンニ王国は当時、地中海沿岸部からイラク北部にかけての一帯を支配していた。 ザキクはイラク政府が1980年代にモスルダム
パリ(CNN) 欧州西部が異常な熱波に覆われている。フランスやスペインでは大規模な森林火災が発生し、ポルトガルでは干ばつが深刻化。英国では18日、観測史上3番目の暑さを記録した。南欧ではこれまでに、熱波が原因と思われる死者が1100人を超えている。 フランス南西部のジロンド県では最悪の森林火災が発生。地元自治体によると、18日の時点で1万4300ヘクタールを焼失し、2万4000人が避難した。消防によると、消防士12人が軽傷を負っている。 フランス気象庁によると、付近の町カゾーの気温は18日、1921年に観測が始まって以来最高の42.4度を記録した。 西部のナントやブレストといった主要都市でも熱波の記録を更新している。 ロイター通信によると、スペインでは17日、中部のカスティーリャ・イ・レオンと北部のガリシアで火災が発生。火災の影響で国鉄はマドリードとガリシア間の列車の運行を中止した。 スペ
アイテム 1 の 2 4月26日、チリの首都サンティアゴ。この街では、芝生が貴重な贅沢品になりつつある。写真は18日、サンティアゴ市内の公園にある、乾燥気候に強い在来種の植物を中心に植えられたエリアを散策する人々(2022年 ロイター/Juan Gonzalez) [1/2] 4月26日、チリの首都サンティアゴ。この街では、芝生が貴重な贅沢品になりつつある。写真は18日、サンティアゴ市内の公園にある、乾燥気候に強い在来種の植物を中心に植えられたエリアを散策する人々(2022年 ロイター/Juan Gonzalez) [サンティアゴ 26日 ロイター] - チリの首都サンティアゴ。この街では、芝生が貴重な贅沢品になりつつある。10年にわたって干ばつが続き、市当局が水の使用を制限する緊急措置を導入せざるをえなくなったからだ。当局や造園業者は、青々と葉を茂らせる植物を乾燥に強い品種に植え替えて
干上がってひび割れた土地の向こうに見えるミード湖は、記録的な水位低下に見舞われた/Ethan Miller/Getty Images (CNN) 米ネバダ州クラーク郡の検視事務所は29日までに、干ばつによる記録的な水位低下に見舞われたミード湖で昨年見つかった遺体について、1998年に失踪した男性(当時52)のものと特定したことを明らかにした。 事務所は声明で、検視官が遺体の身元をラスベガスに住んでいたクロード・ラッセル・ペンジンガー氏と特定したと発表。「DNA鑑定に基づき身元を確認した」と説明した。 検視事務所によると、ペンジンガー氏の白骨化した遺体は昨年夏、3回に分けて発見された。調査の結果、検視官は「三つの遺体が同一人物のものだと確認した」という。死因や死亡時の状況については不明。 ミード湖では昨年、米西部各地を襲った干ばつの影響で記録的な水位低下が起こり、湖岸線が急速に後退。沈没した
欧州では昨年、干ばつと猛暑の影響で激しい森林火災が相次いだ/Sarah Meyssonnier/Reuters (CNN) 世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスが共同でまとめた報告書によると、2022年の夏は欧州の観測史上、最高の暑さを記録し、超過死亡は1万6000人を超えた。 「残念ながら、これは一時的な出来事とも、気候上の突発的な現象とも考えられない」。コペルニクス気候変動サービスのカルロ・ブオンテンポ氏はそう指摘し、「こうした出来事は、欧州全土で極端な熱ストレスの発生頻度や激しさを増大させるパターンの一部」と解説する。 22年は英国、スペイン、スイス、イタリアなど数カ国で、観測史上最高の暑さを記録した。 報告書によると、欧州は世界の中で最も急速に温暖化が進んでおり、過去40年の温暖化のペースは世界平均の2倍に上る。 猛暑だけでなく極端な干ばつにも見舞
2022年6月23日、イタリア北東部ノバーラで水田の水を調整するルカ・リッツォッティ氏。干ばつから少しでも作物を守るためだ。雨不足でコメ農家は一部の稲を犠牲にせざるを得ない。(Photograph by Mauro Ujetto) イタリア北部が過去70年で最悪の、高温と干ばつに見舞われている。イタリア北部を横断する国内最長のポー川は、川底が露出し、まるで砂浜のようだ。北イタリアの湖水地方として有名なマッジョーレ湖やコモ湖でも、水位が下がり続けている。そして、農業用水を供給する水路もよどみ、干上がりつつある。 ギャラリー:イタリアの「死にゆく町」チビタ 写真15点 干ばつの原因は明らかだ。この地域では2021年11月からまとまった雨や雪がほとんど降らず、川に流れ込む雪解け水の量が少なかったところに、初夏の猛暑が襲った。いつもであれば27℃を超えることはない気温が、しばしば38℃近くまで上昇
空からも救助活動がつづく ...... Nicole Dorrett/Australian Department of Defence/REUTERS <森林火災が続くオーストラリアでは、干ばつが長期にわたる一方で、今度は広範囲で雨が激しく降り、洪水が発生する可能性が警告されている ......> オーストラリアでは、南東部を中心に大規模な森林火災が続き、甚大な被害をもたらしている。最大都市シドニーを擁するニューサウスウェールズ州では、2020年1月3日、山火事に関する非常事態を宣言。8日時点で20名が死亡し、1687棟の家屋が焼失している。 オーストラリアは、暑く乾燥した夏季に森林火災が発生しやすい。特に2019年は年間降水量が観測史上最低を記録し、広範囲にわたって乾燥した状態が続いていた。オーストラリア気象庁の予報では、2月から4月にかけて平年並みに回復するとみられており、降雨も期待で
欧州の干ばつでドナウ川やライン川の水位が低下し、インフラとなる重要な水運路に支障が出ている。気候変動がもたらす異常気象は干ばつだけでなく水害や台風の増加を招き、世界の物流に重大な影響を及ぼす。各国政府や企業は、個別災害への対応だけでなく、気候変動に耐性を持ったインフラ構築に投資していくべきだ。 欧州は今年、何週間にも及ぶ熱波に襲われた。フランスのロワール川では、干上がった河床で散歩を楽しむことさえできた。 ドナウ川の水位が低下したため、東欧諸国は、この重要な水運路での貨物船の往来を維持するために、しゅんせつ作業を余儀なくされた。ライン川の航路の要衝でも水位が下がり、多くの船は十分な貨物を積めず、運行しても採算が合わなくなった。 しかし、この先に見えてきた課題を考えると、現在の状況はほんの序の口かもしれない。 この記事は有料会員登録で続きをご覧いただけます 残り2413文字 / 全文2846
干ばつのアマゾン川底から人の顔 2000年前の彫刻か 2023年10月24日20時30分配信 アマゾン川の河床の岩に彫られた人の顔=23日、ブラジル北部マナウス(ロイター時事) 【マナウス(ブラジル)ロイター時事】記録的な干ばつに見舞われているブラジルで、アマゾン川の水位が低下し、川底の岩に彫られた最大2000年前のものと推定される彫刻が浮かび上がった。彫刻自体は2010年に発見されていたが、考古学者のオリベイラ氏は23日のインタビューで「今回は新たな彫刻だけでなく、岩に彫られた人の顔も発見した」と語った。 キリスト像担いで雨乞い 干ばつ続くスペイン 彫刻が見つかったのはアマゾン川の支流、ネグロ川とソリモンエス川の合流点に近い「ポントダスラジェス」。ネグロ川では7月以降、水位が15メートル低下し、岩や砂が広範にわたり露出している。 オリベイラ氏は「この地域での人類定住の形跡から、およそ10
中国湖南省の干ばつで湖の底から謎の迷路が出現。魚の罠? 古墳? 宇宙文明?2022.11.23 20:0018,518 岡本玄介 解明したら何かのメッセージだったり? 近年、世界中では温暖化による影響が数多く出ており、山火事や日照りなどでいろんな被害が見られます。中国の湖南省でも、熱波により中国で2番目に大きい淡水湖の洞庭湖が干上がってしまいました。2,800平方kmの湖から70%の水がなくなった後、湖底から現れたのは…謎の迷路。 あまりに規則正しすぎる謎遺跡一区画に規則性のある石が置かれているのですが、古墳なのか漁業用の罠なのか?はたまた宇宙文明や地下への扉だというオカルト論も出ています。 Video: Mo Mo Television -网红故事会儿/YouTube迷路のサイズは、一般的なサッカー場と同程度の広さだとのこと。長短の盛り土(石?)は2~3個の塊で正方形を形作っているようで
食卓にアボカドが溢れるようになる前のことを思い出せるひとなんているだろうか? 大盛りのワカモレがナチョスを彩り、アボカドトーストがインスタを席巻している今、緑色の魅惑の果実は、卵や牛乳と並び、誰もが買い物リストに加える必需品となった。あろうことか、パートナーへのプロポーズのさいに、婚約指輪をアボカドのなかに隠す輩も現れている(ちなみに筆者の知り合いにそんなヤツはいないし、仲良くなれるとしてもお断りだが)。 実は、亜熱帯果実であるアボカドは、特定の生態系でしか育たない。原産地はメキシコ、中米、西インド諸島だ。トーストに欠かせないアボカドは、高温多湿の生育環境を好む。もし寒い冬のある土地でアボカドが食べられるとすれば、そのアボカドは、はるか遠くの地から運ばれていると考えて間違いない。 英国はまさにそうだ。2018年5月17日の『The Guardian』の記事によると、英国での輸入アボカドブー
マレーシアのキナバル自然公園に生息するアイイロヒタキ(撮影日不明、2020年8月24日提供)。(c)AFP PHOTO /USGS/MONTANA COOPERATIVE WILDLIFE RESEARCH UNIT/ THOMAS E.MARTIN 【8月28日 AFP】熱帯雨林に生息する鳴鳥は、干ばつを生き抜く助けとするために繁殖活動を抑制するとの研究結果が24日、発表された。 【深く知る】干ばつで水を求め人里へ…野生動物による襲撃増加 ジンバブエ 世界各地を襲う記録的な猛暑の長期化と、生息環境への人間の侵入によって生物多様性が脅かされている中、ますます過酷さを増すこの状況に生物種が適応できるかどうかは極めて重大な問題となる。 研究者らによると、干ばつにより、鳥たちは繁殖活動と自らの生き残りとの間のトレードオフに直面しているという。産卵してひな鳥に餌を与える活動には、餌がますます乏しく
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