76%認知度、8.2%保有率の「ポータブル電源」は災害時の必需品 停電時も「ふだんと同じ生活」ができる
菅首相と河野太郎ワクチン担当相(C)朝日新聞社 陸上自衛隊入札の公示 ワクチン接種会場のアルバイトの求人募集 内閣支持率の急落が止まらない菅政権が急きょ、ぶち上げた高齢者に対する「新型コロナワクチン1日1万人接種」計画だが、担当の自衛隊だけでは人手が足りず、人材派遣会社や日本旅行などに約37億円で“丸投げ”していたことがAERAdot.編集部の調べでわかった。 【写真】未経験者、フリーター、日払いOK!その時給は…人材募集の内容はこちら 菅政権は5月24日からスタートさせる東京と大阪に設置するワクチン大規模接種センターについて、東京では1日あたり最大接種人数を1万人、大阪は5千人とする目処がついた、とメディアにアナウンスしていた。 3カ月間で東京が計90万人、大阪は計45万人の接種を見込み、接種センターは土日祝日を含めて自衛隊が運営し、医官約70人、看護官約200人を全国の自衛隊病院や部隊
静まり返った住宅街にたたずむ1棟のアパート。表札代わりの看板には、物件名を隠すかのようにテープが張られ、真横には殴り書きで別のアパート名が掲げられている。 テープの下から、うっすらと文字が透けて見える。そこには「かぼちゃの馬車」とあった。 「かぼちゃ畑」化する足立区 東京都足立区。かつてスマートデイズが展開していた女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」が、区全域にわたって林立する。記者の取材によれば、足立区内にはかぼちゃの馬車が少なくとも83棟存在し、さながら「かぼちゃ畑」の様相を呈する。同社の別ブランドのシェアハウス「STEP CLOUD」(ステップクラウド)も含めれば、その数は120棟にまで増える。 700人以上のオーナーや融資元のスルガ銀行をも巻き込み、社会問題へと発展したかぼちゃの馬車。スマートデイズは5月に破産手続き開始が決定し、スルガ銀行もオーナーや被害弁護団との間で、元本減額
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 東武鉄道は12月17日、東武野田線に来年4月1日から路線愛称名「東武アーバンパークライン」を導入すると発表した。野田線全線(大宮~船橋)で、各駅の案内表示、路線図、運賃表、各車両の車内案内表示器、車内自動放送などに使われる。 愛称名はアーバン(都市)とパーク(公園)を組み合わせた造語。野田線が東京近郊のベッドタウンを走行する路線として都市間輸送を担っていることや、都心に向かう通勤・通学路線との乗換駅が複数あること、身近に自然を感じられる公園が多く点在し「憩いのある住みやすい路線」であることなどから名付けた。 愛称名の導入によって「沿線をはじめ首都圏の皆様により一層親しみをもっていただき、更なるイメージアップを図ることで、沿線価値向上を目指す」としている。 advertisement 関連記事 アニメ「君のいる町」聖地・広島県庄原市で
2日夜、埼玉県ふじみ野市のドラッグストアの屋外にあるトイレで、赤ちゃんの上半身の遺体が見つかり、警察は遺棄された疑いがあるとみて捜査しています。 夜になって店側が依頼した修理業者がトイレの洋式の便器を取り外したところ午後8時半すぎに中から赤ちゃんの上半身の遺体が見つかったということです。 警察によりますと、赤ちゃんはへその緒がついたままの状態で、性別や死後どれくらいたっているかなどはわかっていないということです。 このトイレは男女共用で、2日は開店時に清掃され、誰でも利用できる状態だったということです。 警察は赤ちゃんの遺体が遺棄された疑いがあるとみて、店の防犯カメラの映像を分析するなどして詳しい状況を調べています。
埼玉県の大宮駅から千葉県の柏駅を経由して船橋駅までの62.7キロを結ぶ東武野田線に「東武アーバンパークライン」の愛称が付けられたのは2014年4月1日だった。 駅看板や車内の路線図にこの長いカタカナの路線名が登場して驚いたものだが、丸5年が経過した現在でも、いまひとつその愛称が聞こえてこない。むしろアーバンパークとは何なのか、利用者にはとまどいというか疑問の声の方が大きいようにすら思える。沿線住人として現状がどうなっているのか、改めて考えてみた。 まずその由来であるが、東武鉄道によると「大宮、柏、船橋といった都市間をつなぎ、その沿線には清水公園や大宮公園を始めとした自然豊かな公園が点在することから、都市と公園でアーバンパーク」としている。 大宮公園にはサッカーJ2の大宮アルディージャが本拠地とするNACK5スタジアムがあり、沿線では住宅開発は今も続いているが、アーバンというイメージには到達
企業の稼ぐ力を見る重要な指標の1つが「売上高営業利益率」だ。営業利益を売上高で割って算出する。売上高が同じであっても営業費用が少なければ営業利益はその分だけ増える。売上高営業利益率は、効率的に稼いでいるかどうかを知る指標といえる。 鉄道業界における各社の営業利益率はどうだろうか。日本民営鉄道協会が発表した大手私鉄16社の鉄軌道部門における2019年3月期の売上高(営業収入)と営業利益を元に、各社の鉄軌道事業における売上高営業利益率ランキングを作成した。 トップは急浮上の阪急 その結果、1位は阪急電鉄の26.2%。以下、2位西武鉄道23.5%、3位東武鉄道22.8%、4位相模鉄道22.7%、5位京浜急行電鉄22.1%と続く。 阪急は前年度(2018年3月期)の4位から1位へと急浮上。営業利益私鉄トップの理由については、阪急電鉄は「沿線人口が増えており、これが利用者増につながっている」と説明す
千葉、埼玉両県を走る東武野田線が今月、その名も「アーバンパークライン」に生まれ変わった。正式な路線名は残しつつ、今後は新愛称を前面に押し出すというが、「らしくない」という声も出ている。 東武鉄道(東京都墨田区)が昨年末、野田線の新愛称を発表すると、鉄道ファンらが集うネットの掲示板は騒然となった。「野田線のイメージに合わない」「4月1日導入、エープリルフールか」――。ほとんどが否定的な意見だった。 導入から1週間。さいたま市の大宮駅では看板などの表記が新愛称に変わり、変更を祝うポスターが掲示され、「野田線」の面影がすっかり消えていたが、利用客の反応は微妙だった。 通学で利用するさいたま市の男子高校生(17)は「車内アナウンスで何度も名前が変わると言っていたけど、なぜアーバンパークラインなのか、理由がよく分からない」と首をかしげる。同市の70代の女性は新愛称を知らず「えっ、変わったの」と驚いた
乗降客数が多い駅といえば、まず思いつくのがターミナル駅、そしてほかの路線との接続駅や急行・快速など優等列車の停車駅だ。乗り換え利用者の多い接続駅が優等列車の停車駅となっているケースも多い。 しかし、各駅停車しか止まらず、なおかつ他線との接続がなくても乗降客数が多い駅はある。そのような駅の利用者がなぜ多いのかを考えてみると、その路線や駅の特徴が現れてきそうだ。そこで、今回はこれらの駅の乗降客数を調べてランキングしてみることにした。 どんな駅が該当する? 対象としたのは関東の大手私鉄各社の駅で、各駅停車(普通)しか停まらず、ほかの路線との接続がない駅。路線によっては急行などの優等列車が一部区間で各駅に停車し、実質的に各駅停車の役割を担っている例もあるが、今回はこういった駅は除外している。乗降客数は、鉄道各社が公表している2016年度の数値を使用した。 ただし、東急世田谷線は一部の駅を除いて乗車
2017年3月から10月末までに全国で発生した不審者事案のうち、出没エリアの近隣に鉄道の駅があったケースは全体の約4割で、多発する駅では期間内に最大で9件の不審者情報があったことが、筆者が代表を務める「日本不審者情報センター」の分析からわかった。 センターでは、全国の警察や自治体が公表する不審者情報を独自に編集・配信し、データベース化している。今年3月から10月末までの7カ月間に配信した不審者情報は計1万1607件。このうち、出没エリアの近隣に鉄道の駅があるケースは4487件だった。最多となる9件の事案があった駅は全国に25駅あった。 「下半身露出」最多は志木と梅島 対象となった事案は、声かけ、つきまとい、痴漢、露出、暴行、盗撮、のぞき、危険物所持、下着盗、路上強盗など。車上狙いや空き巣といった「人をターゲットにしていない事案」は対象外だ。 この中で、「下半身露出」の不審者情報がもっとも多
新型コロナウイルスの感染拡大後、人との接触を避けて自転車を利用する人が増えていますが、その一方で、電動アシスト自転車に使われているバッテリーの盗難が各地で相次いでいます。東京都内でのことしの被害は8月までに218件に上り、警視庁などが注意を呼びかけています。 電動アシスト自転車の販売台数は去年およそ73万7000台とこれまでで最も多く、10年間で2.1倍に増加していて、コロナ禍で密を避けるために通勤や買い物などに利用する人がさらに増えています。 電動アシスト自転車にはバッテリーが取り付けられていますが、止めてある自転車から盗まれる被害が相次ぎ、東京都内ではことしに入ってから8月末までに218件の被害が確認されています。 これは、去年の同じ時期に比べて124件多く、去年1年間の被害件数148件を大幅に上回っています。 バッテリーは正規に購入すると3万円から4万円ほどで、消耗品のため3年から4
東武鉄道はこのほど、「姫宮なな」という名の女性キャラクターを「お客さまセンター」のマスコットに採用した。さらさらロングヘアで清楚なイメージの23歳で、頭に付けたヘッドセットで困った乗客を優しく案内してくれそうだ。 姫宮さんのイメージは同社広報部お客さまセンター員。イラストでは、首元にリボンの付いたシャツとピンク色のベスト、紫色のスカートという姿でほほえんでいる。フィギュア「バスむすめ」で知られるイラストレーターの宙花こよりさんがデザインした。 プロフィールは「1985年3月25日生まれの23歳、A型、餃子とカクテルとジャズのまち宇都宮市出身」。名前の由来は東武鉄道の「姫宮駅」「七里駅」「七光台駅」から取ったそうだ。 お客さまセンターの電話番号を、7月1日から「03-5962-0102」に一本化したのに合わせて“採用”された。センターでは忘れ物や運賃の問い合わせ、特急券の予約や沿線の観光上の
コロナ禍は3年目に突入しました。運輸収入が以前の水準まで戻らない中、春のダイヤ改正ではJR、大手私鉄が軒並み減便を予定するほか、東京近郊区間ではワンマン運転が始まります。コスト削減がますます進みそうです。 減便、3月のダイヤ改正で「加速」 全ての発端は2019年、新年のカウントダウンが進む12月31日夜に飛び込んできた、中国で病因不明の肺炎が相次いでいるというニュースでした。この時は、まさか2020年に世界が変わってしまうとは誰も想像していなかったでしょう。2022年、コロナ禍は3年目に突入します。 拡大画像 都市部を走る電車(画像:写真AC)。 鉄道はアフターコロナの在り方を模索しています。コロナ以降、鉄道利用は2019年度と比較して定期が2~3割、定期外が3~5割減少。加えて働き方改革でコロナ前から減少傾向にあった深夜時間帯の利用者が、テレワークの普及や会食自粛でさらに減少しました。こ
皆が驚いた「西武不参加」への思惑は? 新幹線直結で「西」も「東」も便利に 「S-TRAIN」に使用される西武鉄道の新型40000系電車(2017年2月、恵 知仁撮影)。 2022年1月27日、東急線と相鉄線を連絡する新線「相鉄・東急直通線」の開業予定が2023年3月と発表され、さらに、東急東横線をはじめ東京メトロ副都心線や東武東上線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線の列車が新線を通じて新横浜方面へ乗り入れることも明らかになりました。 「相鉄・東急直通線」は東急東横線・目黒線の日吉駅から、新横浜駅を経由し、相鉄・JRの羽沢横浜国大駅までを結ぶ10kmの新路線です。JR横浜線と横浜市営地下鉄しかなかった新横浜駅へのアクセスが、東京方面および相鉄沿線と直結することで、大幅に向上します。 一方、現在の直通運転ネットワークのなかで、東武東上線と同じく副都心線経由で東急線に乗り入れている西武池
ラッピング列車に出発合図を送る椎山駅長=東武東上線川越駅 【菊地敏雄】東武東上線と東急東横線など4社の相互直通運転が始まった16日、川越駅ではくす玉が割られ、川越伝統芸能のおはやしで盛り上がった。 記念式典では、東武鉄道の牧野修常務鉄道事業本部長が「商業観光資源を生かし、川越をPRしたい」、川合善明川越市長は「歴史と文化と伝統がある横浜と結ばれ、川越の発展にとってもプラス」とあいさつ。「祝 相互直通運転」と書かれたヘッドマークがついたラッピング列車が、椎山博司駅長の合図で出発した。川合市長は「横浜でPRしてきます」と後続の列車に乗り込んだ。 駅構内の時刻表などはダイヤ改定を反映済みだが、券売機の表示は渋谷まで。同社広報部によると、3社以上連続の切符は購入できないため、横浜に行く場合は乗り越し精算が必要になる。交通系ICカードは問題なく改札口を通過できるという。 関連リンク便利、不安…
印刷 関連トピックススカイツリー 東京都墨田区の東京スカイツリー(高さ634メートル)から100〜200メートルの距離のところで1月下旬、住宅のベランダのプラスチック屋根など3カ所が破損していたことが、事業主体の東武タワースカイツリー社への取材で14日分かった。 いずれも塔についた雪が塊になって落ちた影響とみられる。損傷は軽微で、けが人はなかった。 防災科学技術研究所・雪氷防災研究センター(新潟県)の佐藤威(たけし)センター長は「雪の塊が落ちた時の衝撃は密度や大きさなどによるが、プラスチックによって強度は異なり、今回の衝撃力ははっきりしない。高い所でどのくらい雪がつき、氷になるか検証を続ける必要がある」と話している。 購読されている方は、続きをご覧いただけます関連リンク〈時事通信〉落雪防止の仕組み公開=監視カメラも活用―東京スカイツリー(11/12/18)〈MY TOWN東京〉スカイ
いま東武鉄道というと、多くの人々が「スカイツリー」「日光へ行く電車」「スペーシア」というキーワードを思い浮かべるだろう。浅草を起点とし、栃木県や群馬県方面を結ぶ鉄道というイメージだ。これは伊勢崎線や日光線をはじめとする「東武本線」と呼ばれる路線網である。しかし東京の西側に住む人にとって、東武といえば「池袋から川越方面へ向かう通勤電車」、最近だと「TJライナー」の印象が強い。これは「東武東上線」のことを指している。 スカイツリーとスペーシアの東武鉄道(写真左)と、TJライナーの東武鉄道(同右)。あなたのイメージする東武はどちらだろうか? 東上本線(池袋~寄居間)と越生線(坂戸~越生間)からなる東武東上線は、東武本線の路線網からは離れたところを走っている。だから知り合ったばかりの人が「東武線沿線に住んでいる」とわかっても、話が噛み合わないことがある。浅草起点と池袋起点では、生活圏も違う。 大手
かつて、東武東上線沿線の住民にとって、西武線が嫉妬の対象だった時代がある。今から30~40年前の話だ。「芋ようかん」、「カステラ」などと揶揄されたクリーム色の車両に乗っていた東上線の沿線住民には、黄色と銀色で塗装された西武線の車両がまぶしく映った。 西武の特急列車は「レッドアロー」という特別な列車だったが、東上線の特急は「みつみね号」という名前が付いているのに使われているのは普通の通勤車両というのも癪に障った。西武池袋線にも東武東上線にも東京メトロの同じ列車が走っている現在では想像もつかない時代だった。 西武鉄道の担当者にこの話をすると、「そんな風に思われていたという話は聞いたことがありません」という答えが返ってきた。しかし、優越的立場にある人はえてして相手の気持ちがわからないものだ。東武鉄道の関係者は、「その頃は東上線沿線の人が池袋に買い物に出かけると、東武百貨店ではなく西武百貨店を訪れ
複雑すぎてわかりにくいと困惑する人が多いターミナル渋谷。2013年3月に東急東横線の渋谷駅が地下駅となり、東横線からJRや他線への乗り換えが旧駅に比べて時間がかかるようになった。以後、不便で面倒な駅になったとの不満の声が絶えない。 もっとも、渋谷駅での利用者が多すぎてパニック状態になったので、それを回避するために渋谷駅で乗り換えをすることなく、地下鉄副都心線へ直通するよう誘導しているとも言える。それでも面倒になったことは確かだろう。また、JR埼京線ホームも山手線から遠く離れていて不便だ。これは、2020年春に完成の予定で、山手線ホームと並ぶ位置に移設され、不便な状況は解消される見込みである。 ほかには、東急田園都市線と地下鉄半蔵門線の駅がホーム1面2線と狭くて常時異常なほど混雑している。地形や周囲のビル群との関係でこれしか用地がなかったのだが、これほどまでに利用者が増えるとは予測できなかっ
この記事で書きたいことは、大筋以下のようなことです。 ・観光で日光に行ったら想像以上に素晴らしかった ・あと特急スペーシアの個室も大変良かった ・正直、ろくに行ったこともないのに「コテコテの観光地」を舐めている側面が自分の中にあったことに気付いて、自分の見識の狭さを思い知った ・「コテコテ」を軽く見る、忌避するという向きは色んな分野で存在するような気がする ・「コテコテ」にはコテコテになるだけの理由があるのであって、そこを認識していないと損をするかも知れない よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 先日、ちょっと時間が空いた上、子どもたちが合宿やら実家にお泊りやらで家を離れる為、恐らく十数年ぶりに妻と二人で一泊旅行に行くことになりました。 とはいえ、予定が空くことが確定したのもほんの数日前でして、ゆっくり計画をする時間も、
鉄道と自動車は昔からライバルとして位置付けられることが多かった。しかし自動車工場で働く従業員の通勤や完成車・部品の輸送に鉄道が使われることは多い。 我が国では完成車の輸送はなくなったが、従業員向けでは岡山県の水島臨海鉄道水島本線の旅客輸送終着駅として三菱自工前駅があるし、JR山陽本線向洋(むかいなだ)駅はマツダ広島本社および本社工場に近く、東武鉄道伊勢崎線・桐生線・小泉線の太田駅はSUBARU(旧富士重工業)群馬製作所本工場の最寄り駅として知られている。 かつては「トヨタ自動車前」駅も かつては名古屋鉄道挙母(ころも)線にトヨタ自動車前という名称の駅があった。1937年に三河豊田駅として開業した駅を1959年に改称したものだ。トヨタがこの地に工場を設立したのは三河豊田駅が生まれた翌年で、駅名改称の年には市の名称も挙母市から豊田市になっている。 名鉄挙母線は1973年に廃止されたが、その前か
スカイツリーに続く成長ドライバーはアーバンパークラインとなるのか――。東武鉄道は、2014~2016年度の中期経営計画(中計)を4月30日に発表した。「鉄道事業の利便性・安全性の向上」「東京スカイツリータウンの継続的な収益力強化」「沿線の生活価値の向上」「観光戦略の展開」という4つの柱を掲げる。スペーシアなどに続く新型特急の導入や日比谷線直通用車両の新造などが注目されるが、その中でも一際目を引いたのがアーバンパークラインの強化と同沿線の開発だ。 アーバンパークラインとは、大宮―船橋間62.7キロを走る東武野田線の愛称。都市と公園を組み合わせた造語を今年4月1日から愛称として導入し、ロゴマークも制定している。2013年には同線で初となる新型車両60000系を導入するなど、ここにきてイメージアップ戦略やテコ入れ策が際立つ。 今回の中計でも、「東武アーバンパークラインの利便性・快適性の向上」を基
隣の芝生は青く見えるもの。それは駅だって同じである。毎日通勤通学で使っている駅は、別に何の特徴も見どころもないように見えてくるし、正直言って色あせて見える。が、楽しい旅で訪れた駅や若き日の思い出の駅は、ココロの中でキラキラ輝いている。そして、まだ訪れたことのない駅は、きっとすばらしい体験をさせてくれるはず……。 というわけで、この夏JR東日本が実施したのが「みんなで決める! JR東日本1634駅ランキング」。「景色が奇麗な駅」や「住みたい駅」など、5つのカテゴリーごとにSNSを通じた投票で順位を決めるというもので、その最終結果が8月下旬に明らかになった。投票総数2671票というのがなんとも微妙な気がするが、それはさておき、その結果にちょっと突っ込みを入れつつ紹介させていただきたい。 海ばかりの中で1位は山の駅 まずは「景色が奇麗な駅」から。人は「海」にあこがれるものなのだろうか。1位の姨捨
このところ「文春オンライン」の取材で“終着駅”ばかりに行っている。国府津、小手指、南栗橋……。関西でも網干や日根野を訪れた。どの駅も線路の果てという意味での“終着”ではなくて、単に終点の電車がたくさん走っているだけではあるのだが、まあいずれにしてものどかな駅ばかりであった。都心から離れた郊外の駅だから当たり前ではあるが、なにか物珍しいものがあるわけでもなく、基本的には“なにもない終着駅”である。 ではその真逆、都会の真ん中に近い駅にはそんなのどかな駅はないのだろうか。いくらなんでもさすがに山手線のど真ん中にあっていくつもの地下鉄が乗り入れるような駅はのどかさとは無縁だろうが、ギリギリ山手線の外側にちょっと出たくらいの場所ならば、のどかで緩やかな時が流れる駅があるのでは……。 というわけで、今回は「新・3大都会の秘境駅」と題して、郊外に伸びる私鉄路線の駅のうち、山手線のターミナルから1駅だけ
2014年4月から東武野田線に「アーバンパークライン」なる愛称が付けられた。それ以来、駅の看板や案内に至るまですさまじいばかりの攻勢で、この名称を普及しようと躍起になっている感じである。「アーバンパークライン」とは、沿線にいくつもの公園や都市があり、それらを結ぶところから命名したとの説明がある。 しかし、「アーバンパークライン」と聞いて、どのあたりを走っている路線とわかる人が、どのくらいいるのだろうか? 路線名や愛称は呼びやすいこと、聞きやすいことが普及する条件だろう。カタカナでしかも長い呼称は普及しにくい。日本人は長い単語を言いやすくするために短縮化することがよくあるけれど、アーバンパークラインは言いにくいのみならず、短縮形も作りにくい。 日本語は4文字に納めるのが据わりがいいようで、たとえばブルートレインはブルトレ、パーソナルコンピュータはパソコンという略称で普及した歴史がある。それに
最近の流通関係の話題といえば、何といっても米ウォルマートが西友を売却し、日本から撤退するという報道であろう。 ウォルマートとしては、店舗小売業への投資を見直し、不採算エリアの投資をEC方面に回す方向性だと報じられているが、Amazon等の脅威が高まる中、至極妥当な選択だろう(会社としては否定しているようだが)。 長年にわたり伸び悩んだ西友をよくここまで我慢していたというのが素直な感想だ。西友は、最近では国内の競合企業にもあまり脅威とは思われていなかったようだ。既に、カルフール(仏)、テスコ(英)という欧州のグローバルスーパーマーケットも撤退しており、これで、業界には外資系スーパーは日本では通用しないのだ、といった安堵感が広がることだろう。なお、コストコやメトロは会員制卸売に分類されているので別物という認識である。 このニュースの後、日経MJは「KY西友、客の心読めず(2018年7月16日)
東武鉄道は2月9日(木)、伊勢崎線の浅草・押上~東武動物公園間の愛称を、3月17日(土)から「東武スカイツリーライン」にすると発表しました。合わせて、全駅にナンバリングを導入します。 ▽ 「東武スカイツリーライン」誕生!(PDF) ▽ 東武鉄道ポータルサイト 5月22日(火)の東京スカイツリー開業に合わせ、利用客への案内や駅案内表示、広報活動などに新愛称「東武スカイツリーライン」が使用されます。さらに、東武鉄道全線を5つのエリアに分け、頭文字とナンバリング、色を用いて国内外の利用者に分かりやすく案内するとのこと。エリアごとの頭文字は以下の通りです。 TS:伊勢崎線 浅草・押上~東武動物公園間(東武スカイツリーライン)、亀戸線、大師線 TI:伊勢崎線 和戸~伊勢崎間、佐野線、小泉線、桐生線 TN:日光線、宇都宮線、鬼怒川線 TD:野田線 TJ:東上線、越生線 例えば、浅草駅は「TS-01」、
相鉄・東急新横浜線の開業により、6社局9路線にまたがる直通ネットワークが完成しますが、新横浜直通をめぐっては東武と西武で方針が分かれました。「新幹線駅へ乗り換えなし」。メリット・デメリットを時間・運賃の点からも考察します。 東武と西武で分かれた「新横浜乗り入れ」の判断 2023年3月の開業に向けて準備が進む東急新横浜線・相鉄新横浜線。その運行形態は相鉄線と東急目黒線、そして目黒線と既に直通運転している東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道線、都営地下鉄三田線がメインルートになると見られますが、東急東横線と東京メトロ副都心線にも一部の列車が直通運転を行います。 拡大画像 東武は東急新横浜線への直通を決定した。写真はイメージ。 現在、副都心線には東横線以外にも東武東上線と西武池袋線(西武有楽町線、狭山線含む)が乗り入れていますが、今回の発表で明らかとなったのは、東武のみ新横浜線直通列車が設定され、西武
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く