安倍元総理殺害事件でにわかに注目される宗教法人「世界平和統一家庭連合」(以下、旧統一教会) 80年代、霊感商法や多額の献金による家庭崩壊などが社会問題化したが、韓国の新興宗教がなぜ日本に深く入り込み、…
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『Dying: 1983』や『DYING: Reborn』を手掛けた中国の開発スタジオNEKCOM Gamesによる新作RPG『昭和米国物語(Showa American Story)』が発表された。プラットフォームはPS4/PS5/PC。 舞台は昭和66年のアメリカで、強大な経済力を手にした日本の文化的植民地となっている。言うまでもなく架空の設定だが、日本経済がピークを迎えていた昭和末期、多くのアメリカ人が恐れていたような実態がもしも本当に起きていれば、というような設定と言えるだろう。鯉のぼりや招き猫に地蔵、それからラムネのような飲み物といった日本的な要素で彩られたアメリカ。自由の女神が着物を身に纏ってしまう「if」の世界線は日本人にとっても感慨深いものがありそうだ。 だが、本作はそんな世界設定を真面目に描くというよりも、B級映画のような雰囲気だ。この世界には10年ほど前からゾンビや化け
日本の植民地になった「昭和66年」のアメリカでゾンビと戦う中国産ゲーム『昭和米国物語』開発者インタビュー。全ての描写には意味がある、中国のスタジオにしか作れない“私たちの昭和”とは 元号が令和へと変わりすっかり定着しつつある2022年の年明け、穏やかな正月気分を引きずるインターネットの海にその映像は突如として現れた。 「カタナを振り回す、愚かなジャパンガールか…」の声に続き、流れ出すどこか聞き覚えのあるイントロ。違和感の正体を探る間もなく、すぐさまカットインされる衝撃的な架空の歴史。 (画像はYouTube「Showa American Story | Official Reveal Trailer」より) 「昭和66年、日本は強大な経済力でアメリカを植民地にした」という壮大な設定が提示されるとともに、郊外の車道やビルの立ち並ぶ都市といったアメリカの風景が次々と映し出されていく。 だがそこ
もう多くの人が言っていることだけれど、ぼくは最近、フェイクニュースと現実のニュースの区別がつかなくなっていて、冗談ぬきで途方にくれている。このニュースが最初に出てきたときもそうだった。 www.asahi.com この手紙の実物が最初にでまわったとき、ぼくは絶対これはインチキだろうと思ったんだけど……ちがった。朝日新聞のこんな機械翻訳ではその真の味わいがかけらもわからないので、その文体も含め訳してあげました。 トランプ大統領閣下のありがたきお手紙 (ウソだと思う人(思うよねえ)、現物はこちら リークしたのがフォックスニュースだし、ホワイトハウスも認めてるそうです) ごめんね、ぼくはこういう格調高い文章の翻訳になれてないので、ちょっとまちがってるところもあるかもしれないけど…… 山形がまた超訳してるんだろうと思う人もいるかもしれないけど、ほぼこの通りです。これを口述筆記させられた人はその場で
夏姐 @eiko_sheena @coyuki_yui ディズニーのプリンセス物の映画の中で、舞踏会でドレスを着ている黒人がいて違和感しかなかった… 18世紀までの欧州で黒人の貴族がいたのか?調べてないけど 2022-09-02 16:05:30 violetnyanco @violetnyanco @eiko_sheena @KaniSumo 時代考証もへちまもあったもんじゃなかったですよね。 子供には絶対見せられないなと思いました。 シンデレラ舞台の時代に、ヨーロッパの貴族の直属の兵士が黒人て…そういうイメージで欧州の歴史を子供が捉えたらどうするんや!!って思いました。 2022-09-02 23:07:43 夏姐 @eiko_sheena @violetnyanco @KaniSumo 黒人奴隷が出てくるならストーリーとして考えられなくもないかもしれませんが、貴族として舞踏会に参加し
1961年には旧植民地ガーナを訪れ、かつて栄えたアシャンティ国の王族に会った KEYSTONE-FRANCEーGAMMAーKEYSTONE/GETTY IMAGES <黒人奴隷を酷使して植民地で儲けたことで大英帝国の礎を築いたという過去を、逝去したエリザベス女王は謝罪しなかった> まずい、わが国は出遅れたぞ。16世紀の半ば、エリザベスという名のイングランド女王は周辺諸国を見回して、そう気付いた。見よ、大陸の諸王国は世界の果てまで領土を広げているではないか。 先鞭をつけたのはポルトガルとスペインだった。まずはポルトガルが15世紀半ばに西アフリカまで船を出し、現地の金を輸入し始めた。それからサントメという小さな島を占領し、大規模農場で「売買可能な商品」としての黒人奴隷を働かせるという画期的な手法を考案し、サトウキビの大量生産を始めた。 大西洋を南下してサトウキビを栽培・加工し、そこで働かせる奴
パブリッシャーの2P Gamesは1月7日、NEKCOM Entertainmentが手がけるRPG『昭和米国物語(Showa American Story)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4/PlayStation 5で、配信時期は未定。 『昭和米国物語』は、昭和66年のアメリカを舞台にするRPGだ。本作の世界では、強大な経済力を有する日本が、アメリカの国土の大半を“買収”。日本の植民地と化したアメリカには、移民とともに日本文化が輸入され、異なるふたつの文化が衝突・融合を繰り返した結果、「昭和アメリカ」という新しい概念が生まれることになった。 本作の主人公は、19歳の少女・千草蝶子。アクション映画のスタントを生業とする彼女は、新作映画の撮影のために、かつてハリウッドと呼ばれていた“新横浜”に降り立つ。しかし空港にて、謎の黒装束の者たちに
はじめに 「方言禁止記者会見」のCMを見たのは定食屋のテレビで、知り合いと「イヤイヤこの企画はマズいだろうよ」という話をしていた。翌日になって果たしてどんな番組なのかを判断するためにTVerで視聴すると、案の定マズい内容であった(なにがマズいかは後述)。しかしTwitterなどで調べても誰も言及していないどころか、「沖縄弁が出ちゃう二階堂ふみ可愛い」といった意見がちらほら見えたため、引用RTという形で「植民地主義的でエグい」と投稿すると、思ったより拡散されて番組が炎上したというのが今回の経緯である。 私はこの番組自体をキャンセルしたいわけではないし、ポリコレ的配慮がなっていないと言いたいわけでもない(植民地主義とは「ポリコレ」以前の問題なので)。また番組の批判者を見ていても少し疑問に思うところもある。そういった疑問や懸念について、本稿では現在の「普通の日本人」による沖縄差別あるいは植民地主
近世、現在の西アフリカ・ベナンを支配したダホメ王国には、世界でも珍しく、女性だけで構成される軍隊があった。同国の植民地化で同軍も歴史から消え去ったが、女戦士たちの生きざまについて記録するプロジェクトが現在進んでいる。 女戦士たちに関するわずかな記録 彼女の祖母は、人の頭をカーブした刃で切り落とすことができ、とげだらけの壁を越えることもできた。そして祖母は王を守るために一生を捧げた。 年老いた女性の語ったこれらの証言は、外国人探検家のメモにも記された。しかし、近代史唯一の女性だけの軍隊であるダホメ王国の女戦士たちについて、全体像を捉えることはできていなかった。 研究者たちは何十年もかけてヨーロッパや西アフリカの古文書を調べ上げ、フランスの将校、イギリスの商人、イタリアの宣教師の手記から、その姿を明らかにしようとしてきた。
ほのぼの異世界転生モノをその視点で? 日本のアニメの専門雑誌やウェブサイトを見ていると気づくことがあります。それは専門のレビューが行われていないという点です。映画であれば、雑誌でもウェブサイトでも各映画作品を批評する記事があるものですが、日本のアニメにはそれがないのです。もちろん「大人気です!」とか、そういう評判を紹介したり、人気ランキングなどを掲載したりする記事は見つかります。でも作品ごとにじっくりとレビューするものはない…。 たぶんこれはアニメをレビューする文化が業界の本流にはないんでしょうね(研究事例はあれど、商業的な世界では積極的に行われない)。日本のアニメ業界はかなり独特の構造を持っています。そのため、日本語圏でアニメのレビューを見つけようと思うと、個人でやっている人を見つけるくらいしか術がありません。 一方で英語圏などの海外では日本のアニメのレビューが専門ウェブサイトなどではし
ナイジェリア・ラゴス(CNN) エリザベス女王2世が亡くなってすぐ、インターネットは人々の回想や反応であふれかえった。だが誰もが悲しみに暮れていたわけではない。アフリカの若者の中には、女王の長い在位期間中に、英国植民地史でも凄惨(せいさん)な時期を耐え忍んだ祖父母など高齢者の写真や物語をシェアしている者もいる。 「追悼する気にはなれない」。あるユーザーはこうツイートして、祖母の「通行証」の画像を投稿した。英国が東アフリカのケニアを統治していた時代、人々の自由な移動を禁じた植民地時代の書類だ。 植民地時代に「女たちが殴られ、夫と引き離されて1人で子どもを世話しなければならなかったという話」を祖母からよく聞かされたという投稿もあった。「彼女たちを決して忘れてはならない。彼女たちは私たちのヒーローだ」とも書かれていた。 こうした追悼拒否の姿勢から浮き彫りになるのは、女王のレガシー(遺産)の複雑さ
英国以外で英国王を元首とするのは14カ国あり、中米カリブ海地域にはジャマイカやバハマなど8カ国が集中している。8カ国はいずれも英国の植民地から独立しており、英国が関与した黒人奴隷貿易や経済的搾取といった負の歴史の影響も受ける。 英ITVニュースによると、このうちアンティグア・バーブーダのブラウン首相は11日、3年以内に立憲君主制を廃止して共和制を選択するかどうかの国民投票を実施する意向を表明。「敵対行為ではない。真の主権国家になるための最終ステップだ」と述べた。 米政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」によると、セントルシアにも同様に国民投票を目指す動きがあるという。VOAは、ジャマイカでは8月の世論調査で56%が英国王を国家元首とするのをやめることに賛成していたと指摘。「(多くの国で)女王の死は間違いなく転換点になる」とする識者の見方を伝えた。
起訴状などによると、被告は3月1日に大阪府高槻市の辻元氏の事務所の窓ガラスをハンマーで割って侵入し、キャビネットを物色。しかし警備会社の警報が鳴り、何も取らずに逃走した。 また、4月5日には同府茨木市のコリア国際学園に侵入し、広場に置いてあった段ボール箱にライターオイルを染み込ませ、ガスバーナーで火をつけて床を焼損させた。 さらに5月4日には、大阪市淀川区の創価学会・淀川文化会館の敷地に侵入。窓ガラスをコンクリートブロックで割った。犯行は3事件とも夜間で、いずれもけが人はいなかった。 いずれの事件でも起訴事実を認めている被告は、前回の公判で3つの事件の動機について言及。 「立憲民主党は日本を滅亡に追い込む組織」「在日韓国・朝鮮人を野放しにすると日本が危険に晒される」「創価学会も日本を貶める組織」だと思っていたことから、犯行に及んだとした。いずれも、1年ほど前に自分のアカウントを開設したTw
7月17日の企画総務委員会で、驚くようなやり取りがありました。「永住権を持つ外国人に地方選挙権を与える」ことを求める陳情の審査の中でのできごとです。私自身はこの委員会のメンバーではありませんが、録音で確認しながらそのやり取りを再現してみます。 (録音はだれでも聞くことができますし、データで開示を求めることもできます) 選挙管理委員会事務局長 これ(特別永住者)はどのような方たちかということを説明させていただきます。 日本がかつて、朝鮮半島や台湾を植民地支配していた時期に日本に渡り、そのまま日本で生活基盤を築いた方々およびその子孫が永住することを認められている制度で、いわゆる在日朝鮮人、台湾人です。 A委員 今、資料の説明の時にですね、日本が韓国や台湾を植民地支配をしたとおっしゃいましたね。 植民地支配なんかしてないですよ。日韓併合条約というのはしっかりと韓国側も承諾している国際条約ですから
たとえコロナのことを抜きにしても昨今は碌でもない時代には相違なく、とりわけ私個人の感じていることでいえば、歴史修正主義の圧力がそこらじゅうで吹き上がっていることがあります。日常生活には関係ないじゃん、と思われる向きもあるかもしれませんが、偽物が大手を振ってまかり通り、政治と癒着して「正統」の地位を簒奪せんとしているような世の中で、果たして自由で自己実現可能な生き方ができるでしょうか。自己に都合のいい妄想に浸りきり、自分が立っている足元をちゃんと見つめることができない者が、どうして未来へつながるような社会を築くことに貢献できるでしょうか。 しかるに本邦では、首相からしてこの妄念に浸りきっており、それに倣ってあちこちで同類が蠢動しているのが現状です。過去を直視できない国に未来はありませんし、実は現在すらなく、ただ妄想で現実を糊塗しているだけなのです。 少し前ですが、ヴァーツラフ・ハヴェル『力な
西側諸国の対抗措置やウクライナの反撃にもかかわらず、ロシアの侵攻が止まることはない。開始からもうすぐ4ヵ月が経とうとしているが、この戦いはさらに長期化するとも予想されている。 交渉ではまったく話にならず、ロシア国民の内乱も期待できない──そんな状況を見て、過激な発言で知られる哲学者スラヴォイ・ジジェクが、またもや力強い論稿を発表した。 この戦争をヨーロッパとロシアの形而上学的な対立と位置づけ、西側はリベラルな価値観の普遍性を貫き通せと訴える。 ロシアの基準に付き合うな ここ数週間、西側諸国の人々は「プーチンは何を考えているのだろう?」という問題に取り憑かれてきた。西側の専門家たちは悩んでいる。プーチン周辺の人々は、すべての真実を彼に伝えないのか? 彼は病気か、頭がおかしくなっているのか? 現在の紛争を総力戦に拡大するより他に自身の面目を保つ手がないと思い込んでしまうほど、我々はプーチンを追
ロシア・サンクトペテルブルクで開催されたサンクトペテルブルク国際経済フォーラムに出席するウラジーミル・プーチン大統領(2023年6月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / Host photo agency RIA Novosti 【6月17日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は16日、国際政治における「新植民地主義」の終焉(しゅうえん)を宣言した。 プーチン氏はサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)で、「国際関係における醜悪な新植民地主義は消滅し、多極的な世界秩序が強化されている」「これは必然だ」と述べた。 プーチン氏は、国際政治における米国の一極支配を繰り返し批判し、ウクライナ侵攻はモラルが崩壊している西側諸国との戦いという位置付けを図っている。 AFPを含め、ロシアに「非友好国」と見なされた国の報道機関は、SPIEFの取材
私はパートナーがゴンドームを嵌めている間に考えているのは植民地時代のマレーシアのプランテーションについてです。 マレーシアは、パーム油、天然ゴム、木材などの世界における主要生産国である。プランテーション農業は、欧米諸国が熱帯・亜熱帯地域の国々を植民地にし、豊富な資金力を用いて広域的に開発し、国際的に価値が高い農作物を大量に栽培する農業スタイルである。マレーシアでは、イギリスがブラジルから種を盗み出してマレー半島にもたらした天然ゴムが19世紀末から20世紀初頭にかけて急速に発展した 。 天然ゴムは自動車のタイヤの原料として需要が高かったが、樹木の老齢化や労働者の都市への移動などにより生産量が減少し、アブラヤシに植え替える農家も増えた 。アブラヤシはパーム油の原料であり、世界で最も多く消費されている植物油である 。マレーシアはインドネシアに次いで世界第2位の生産国であり、世界のアブラヤシ全生産
「大日本帝国はアジア解放のために戦った!」 そんなふうに思い込んどるウヨちゃんが多くて心配やねん。 ウヨちゃん自身のことも心配やし、 世界から信頼されとる日本の立場が失われてしまいそうで心配や。 そこで、ビジウヨの語る歴史が真実かどうか、 ウヨちゃんに代わって調べてみることにしたで。 今回は、太平洋戦争開戦の引き金となった 旧仏印(現在のベトナム・ラオス・カンボジア)の地に焦点を絞るな。 めっちゃ長くなるけど、時間があるときにぜひ最後まで読んでクレメンス。 【目次】そもそも「反植民地主義」だったのか大東亜共栄圏とは何かインドシナ侵略 その支配構造日本軍の行動はどう評価されていたのか日本の侵略がインドシナに強いたもの平和裏の進駐だったのかアメリカに石油を止められたからやむなく南進?ナチスドイツの侵略に呼応対アジア政策 その実態南進の目的は資源を領土ごと奪うことだった日本がインドシナ3国を独立
英エリザベス女王の訃報を受け、その長い在位期間における功績をたたえ、死を悼む報道があふれている。だがその一方で、かつて大英帝国に侵略され植民地にされた国の人々からは複雑な声も聞かれる。 米紙「ワシントン・ポスト」のコラムニストで、ナイジェリアとガーナにルーツをもつカレン・アティアは、「私たちはエリザベス女王とイギリス帝国の醜い真実について話さなければならない」と題し、イギリスの植民地主義のもとアフリカや南アジアで何が行われたか、今こそ歴史に向き合うべきだと論じた。 もちろん、アフリカにも女王をはじめロイヤルファミリーに好意を持っている人たちはいる。だがそれでも「多くの人々にとって、女王はイギリスが犯した歴史的犯罪の加害者であり続けるのだ」とアティアは書く。 「略奪とレイプと虐殺の帝国の君主」 女王の死後すぐに最も辛らつな言葉を投げかけたのは、米カーネギーメロン大学教授でナイジェリア人のウジ
【6月10日 AFP】エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の肖像が、植民地支配の象徴で、多くの人に不快感を与えるとして、オックスフォード大学(University of Oxford)の大学院生らに撤去された。英政府は大学院生らを非難している。 英国では、大英帝国と奴隷制に関連する歴史上の人物に対する抗議運動が行われており、学生が中心的な役割を果たしている。 保守系高級朝刊紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)は9日、エリザベス女王も「キャンセル・カルチャー」の犠牲者となったと記した。 高級朝刊紙タイムズ(Times)によると、オックスフォード大学モードリン・カレッジ(Magdalen College)の大学院生らは、「一部の学生にとって、英国の君主と君主制を描いたものは、近代における植民地支配の歴史の象徴」に当たるとして、多数決をとった上で、談話室か
ドイツ領時代のナミビアで、独軍兵士とみられる男性(右端)と鎖につながれた先住民(1904~08年撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO /NATIONAL ARCHIVES OF NAMIBIA 【5月28日 AFP】ドイツは28日、植民地だったアフリカのナミビアで20世紀初頭に入植者らが犯した大量殺人について、自国によるジェノサイド(大量虐殺)だったと初めて認め、援助事業に11億ユーロ(約1470億円)規模の資金提供を行う方針を示した。これを受けてナミビアは、ドイツがジェノサイドと認めたことは「正しい方向への一歩」だと歓迎した。 ドイツ人入植者らは1904〜08年、先住民のヘレロ(Herero)人とナマ(Nama)人数万人を殺害。歴史学者らはこれを、20世紀で最初に起きたジェノサイドとみており、問題は両国間に禍根を残した。 ドイツ政府はこれまで、入植者らによる残虐行為があったことは認
京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」が開催された。昨年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの破壊と殺戮が苛烈さを増すなか、人文学の視点からこの暴力の歴史的根源に迫った。オンラインも含め約600人が参加した。今号では、岡真理・早稲田大学文学学術院教授による基調講演「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題」の内容を紹介する。 ◇ ◇ 本セミナーは、この4カ月間、今なおガザで生起している出来事――イスラエルによるジェノサイド(大量殺戮)、ドミサイド(大量破壊)を、この暴力の根源に遡って理解することを企図している。 昨年10月7日、ガザ地区――マスメディアでは「イスラム組織ハマス」あるいは「イスラム原理主義組織ハマス」が実効支配するガザ地区と説明されるが
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