ボツワナのオカバンゴ湿地帯で発見されたゾウの死骸。ナショナル・パーク・レスキュー提供(2020年7月3日提供)。(c)AFP PHOTO /NATIONAL PARK RESCUE 【8月1日 AFP】アフリカ南部ボツワナにある有名なオカバンゴ湿地帯(Okavango Delta)で、原因不明のゾウの大量死が起きていることについて、同国の野生動物当局は7月31日、自然界で発生した毒が死因の可能性があるとの見方を示した。 世界最大の推定13万頭前後のゾウが生息しているボツワナでは、今年3月以降、300頭前後のゾウの死骸が発見されている。 死因について、当局はこれまでに炭疽(たんそ)菌の可能性を除外。また、死骸に牙が残っていることから、密猟の可能性もないとしていた。 AFPの電話取材に応じたボツワナ野生動物・国立公園局のシリル・タオロ(Cyril Taolo)氏は、複数の国で行われた予備検査で