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社会工学の検索結果1 - 40 件 / 73件

  • 北川啓介教授が能登半島地震の被災地へ屋内用インスタントハウスを届けました|国立大学法人名古屋工業大学

    工学専攻(社会工学領域)/高度防災工学研究センターの北川啓介教授が、能登半島地震の発災後すぐに被災地へ出向き、輪島市と連携して、本学にて研究開発した屋内用インスタントハウス10棟を輪島中学校の避難所に届けました。 北川啓介教授は2023年に、トルコ・シリア大地震の被災地、モロッコ大地震の被災地にもインスタントハウスを提供しており、日本での発災後の復旧と復興への被災者の当事者感覚での研究開発に尽力しています。 一日も早い復旧と復興を祈念いたします。 【ご支援(寄付)のお願い】 北川啓介教授が開発した簡易住宅(インスタントハウス)を令和6年能登半島地震の被災地域へ届けます。 ▶ 令和6年能登半島地震被災地への簡易住宅(インスタントハウス)設置支援(大学基金ウェブサイトへ) 【屋内用インスタントハウス】 発災後から一週間ほどで避難所等に食料や飲物、医薬品などは届きつつありますが、停電と断水が続く

    • “日本人は特にいじわる”とデータが証明?行動経済学が明かす「スパイト行動」

      ──相手に出し抜かれるくらいなら、自分が損してでもダメージを与えたい。 あなたはこのような気持ちを抱いたことはありますか? ”日本人は上記のような意地悪な行動を選びやすい”と示すデータが、1990年代、日米の経済学研究者によって行われた実験で取得されました。このような行動は英語で悪意、いじわるなどを意味する単語、spite(スパイト)を用いて「スパイト(いじわる)行動」と名づけられています。 スパイト行動は具体的にどのような行動で、なぜ起こるのでしょうか? 本記事ではその詳細を、わかりやすくご紹介します! 「スパイト行動」とは“自分が損をしてでも相手を出し抜く”こと早速ですが、ゲームをしましょう! ペアになって2人で対戦するゲームです。あなたも相手も10ドルずつ所持しており、そこから0~10ドルまでの間で、任意でお金を出し合います。そうすると、「出した金額×1.5」分のお金をあなたも相手も

        “日本人は特にいじわる”とデータが証明?行動経済学が明かす「スパイト行動」
      • アラサー社会人、退職してアメリカ情報系大学院PhDを目指す|ちゅうげん

        こんにちは、ちゅうげん(@ochugn)です。 2020年春、念願だった米国情報系大学院の博士課程になんとか合格することができました。 これからがスタートラインではありますが、この合格に辿り着くまでに様々な難関があり、次に挑戦する方へ向け少しでも参考になればという想いと、受験直後でまだ記憶が新しいうちに自分自身の振返りも兼ねて受験体験記を執筆してみます。 まずはじめに結果からお伝えすると、 ペンシルバニア州立大学 情報理工学部 博士課程 へ進学予定です。 他にカリフォルニア大学デービス校のCSや、カリフォルニア大学アーバイン校のEECSなどからオファーをいただいておりました。 最近ではありがたいことに日本から海外院へ博士取得を目指す良質な受験記や情報も増えており、もはや自分が書く必要もないのかもしれませんが、一方で社会人が退職して米国大学院PhDを目指した体験記はあまり多くないとも感じてお

          アラサー社会人、退職してアメリカ情報系大学院PhDを目指す|ちゅうげん
        • セキュリティ研究者狙い撃ちの攻撃キャンペーンをGoogleが警告 背後に北朝鮮か

          米Googleは1月25日(現地時間)、多数の企業や組織のセキュリティ研究者を標的とした数カ月前から進行中の攻撃キャンペーンについて説明し、警告した。同社は、このキャンペーンは北朝鮮に拠点を置く政府支援のグループによるものと考えているという。 Advanced Persistent Threat(APT)型攻撃などを監視するGoogle内のチーム、Threat Analysis Group(TAG)によると、このグループはセキュリティ研究者から信頼を得るため、多様なサービスで複数のアカウントを作り、偽のセキュリティ研究ブログを開設している。 おおまかな手口は次の通り。まず攻撃者はTwitterやLinkedIn、Telegram、Discord、Keybaseなどで複数のアカウントを作り、これらのアカウントで偽研究ブログへのリンクやコメントを投稿することでブログの“もっともらしさ”を確立さ

            セキュリティ研究者狙い撃ちの攻撃キャンペーンをGoogleが警告 背後に北朝鮮か
          • ホロコーストは近代の産物か|ちくま学芸文庫|田野 大輔|webちくま

            ホロコーストを近代社会の本質に深く根ざしたものとして捉えたバウマンの主著『近代とホロコースト』。本書の内容が、近年の実証研究の進展によってどのように克服され、また相対化されているか、ドイツ現代史がご専門の田野大輔さんが評してくださいました。(PR誌『ちくま』5月号より転載) ホロコーストはなぜ起こったのか。600万人にもおよぶユダヤ人の大量殺戮はどうして可能になったのか。この問題に社会学の立場から取り組んだのが、ジグムント・バウマンの手になる本書『近代とホロコースト』である。彼の回答はきわめて明確である。ホロコーストは近代文明の所産であり、近代官僚制の働きがなければ生じえなかったというのだ。「『最終的解決』はいかなる段階においても、効率的・効果的目的遂行という合理主義的行動とは衝突しなかった。逆に、『最終的解決』は本当の合理主義精神から生じ、その精神と目的に忠実な官僚制度によって完成された

              ホロコーストは近代の産物か|ちくま学芸文庫|田野 大輔|webちくま
            • 「8割おじさん」西浦博教授の北大→京大移籍は御法度? | AERA dot. (アエラドット)

              次は何割おじさん?京大に移籍した西浦博教授/(c)朝日新聞 厚生労働省のクラスター対策班を務める西浦博氏(43)が、北海道大学教授から京都大学教授へと移籍した。所属は大学院医学研究科で、新たな職場で引き続き新型コロナウイルスを相手に奮闘することになりそうだ。やはり「8割おじさん」は引く手あまたなのだろうか。 【アンケート】リモート出演で信用できるコメンテーターは? 3位山中教授、2位、1位は…? 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師は、首をかしげながらこう語る。 「北大も京大も旧帝国大学(他に東京大や大阪大など7校)ですが、われわれの業界の常識からすると、教授として旧帝大間を移籍するのは仁義にもとることです。もちろん、地方大学をステップに旧帝大で教授というルートはあり得ますし、准教授や助教授など見習い期間の人は別です。西浦氏は2016年に若くして北大教授に就任したばかり。北大としても、時

                「8割おじさん」西浦博教授の北大→京大移籍は御法度? | AERA dot. (アエラドット)
              • 「左翼と距離をとらないとバカ」は時代遅れ《田中康夫・浅田彰対談》(田中康夫×浅田 彰) @gendai_biz

                参院選の結果をふまえて行われた田中康夫・浅田彰対談の後編は、共産党の現況、そしてトランプと反知性主義にまで話が広がります。いったい日本はどこへ行く? マスメディアでは絶対に読めない「憂国呆談」をご堪能あれ。 (前編・中編もあわせてお読みください) 「最悪だが、他よりまし」という政治的知性 田中 「既に自分たちに与えられている権限でここまではやった。更に充実させるにはこの制度の不具合を変えなくては」と具体的に提案すべきなのにね。 繰り返し述べるけど、「身を切る改革」と言いながら贅肉でなく筋肉や神経を切ってしまった。なのに、「記者クラブ」メディアはキャラ立ちしてる彼らを重宝がって視聴率稼ぎに走り、「ナニワ金融道」みたいな香りのする維新に恫喝されたら怖いと思って批判しない。 橋下の物言いは単なる遠吠えでしかないのに、なんだかウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキー礼賛と似た思考停止状態だよ

                  「左翼と距離をとらないとバカ」は時代遅れ《田中康夫・浅田彰対談》(田中康夫×浅田 彰) @gendai_biz
                • 吉村洋文が中野貴志の「K値」に飛びついて破綻するまでの経緯を振り返る - kojitakenの日記

                  新自由主義者の代表格である大阪府知事の吉村洋文が、西浦博・北海道大教授らに対抗して、「なんとか新型コロナの感染者数をそこそこ抑えながら経済を回したい」という願望を抱き、その結果、客観性よりも自らの願望を優先して中野貴志の「K値」の仮説に飛びついたものの、早くも「K値」の化けの皮が剥がれ始めているのが現状ではないか。昨日も書いたが、私はこのように考えている。 そこで、これまでの経緯をたどってみた。安直だとのお叱りを受けるかもしれないが、まずWikipedia「西浦博」の項より抜粋する。 8割おじさん[編集] 流行拡大を防ぐには人との接触を8割削減することが必要である、と3月の初めから提唱し[17]、インターネット上で「8割おじさん」と名乗るようになった[18]。名付け親は押谷である[17]。科学雑誌『サイエンス』のウェブサイトに掲載されたニュース記事では、「80% uncle」と紹介された[

                    吉村洋文が中野貴志の「K値」に飛びついて破綻するまでの経緯を振り返る - kojitakenの日記
                  • 「8割おじさん」西浦博教授の北大→京大移籍は御法度?〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

                    厚生労働省のクラスター対策班を務める西浦博氏(43)が、北海道大学教授から京都大学教授へと移籍した。所属は大学院医学研究科で、新たな職場で引き続き新型コロナウイルスを相手に奮闘することになりそうだ。やはり「8割おじさん」は引く手あまたなのだろうか。 【アンケート】リモート出演で信用できるコメンテーターは? 3位山中教授、2位、1位は…? 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師は、首をかしげながらこう語る。 「北大も京大も旧帝国大学(他に東京大や大阪大など7校)ですが、われわれの業界の常識からすると、教授として旧帝大間を移籍するのは仁義にもとることです。もちろん、地方大学をステップに旧帝大で教授というルートはあり得ますし、准教授や助教授など見習い期間の人は別です。西浦氏は2016年に若くして北大教授に就任したばかり。北大としても、時間をかけて研究室をしっかり運営してほしいと考えて招聘(しょう

                      「8割おじさん」西浦博教授の北大→京大移籍は御法度?〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
                    • AI化社会のダークサイドに迫る「裏側から視るAI」 - mojiru【もじをもじる】

                      裏側から視るAI―脅威・歴史・倫理 「裏側から視るAI―脅威・歴史・倫理」内容紹介 「裏側から視るAI―脅威・歴史・倫理」目次 「裏側から視るAI―脅威・歴史・倫理」Amazonでの購入はこちら 「裏側から視るAI―脅威・歴史・倫理」楽天市場での購入はこちら 裏側から視るAI―脅威・歴史・倫理 インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける近代科学社は著者・中川裕志氏によるAI化社会のダークサイドに迫った「裏側から視るAI―脅威・歴史・倫理」を2019年9月24日に発売した。 中川裕志Profile 1975年 東京大学工学部電気工学科卒業 1980年 東京大学大学院工学系研究科電機工学専攻修了 1980年 横浜国立大学工学部講師 1981年 横浜国立大学工学部助教授 1994年 横浜国立大学工学部教授 1999年 東京大学情報基盤センター教授 2003年 東京大学大学院学際情報

                        AI化社会のダークサイドに迫る「裏側から視るAI」 - mojiru【もじをもじる】
                      • ドラッカーはなぜ、「世界標準の経営学」から忘れられたのか?

                        日本やアジアでは不動の人気を誇る経営思想家、ピーター・ドラッカー。もともとは米国の経営学界でも重鎮だったドラッカーが、欧米の経営学界では全く顧みられなくなって久しい。 米国人はなぜ、ドラッカーを「忘れた」のか――。 この問いを今回、早稲田大学商学部の三橋平教授にぶつけた。米国経営学界でそうそうたる受賞歴を持ち、日本人にはまれな「世界標準の経営学者」の一人である三橋教授は「1998年ごろが、米国経営学界における『脱・ドラッカーの転換点』ではないか」とみる。 三橋教授には、近日発売される『世界最高峰の経営教室』にも、ドラッカーに関するコメントを寄せていただいたが、紙幅の関係で、興味深い分析のほんの一端しか紹介できなかった。米国経営学界のリアルや、ドラッカーに興味のある読者には、本稿でぜひ堪能していただきたい。 「世界標準の経営学とは一体何か」。先日取材させていただいた日本経営学会では、この問題

                          ドラッカーはなぜ、「世界標準の経営学」から忘れられたのか?
                        • 移民から気候変動までギリシャの問題が色濃く反映された、傑作ぞろいのSFアンソロジー──『ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス』 - 基本読書

                          ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス (竹書房文庫 ば 3-1) 作者:ヴァッソ・クリストウ竹書房Amazonこの『ギリシャSF傑作選』はその名のとおり、ギリシャのSF短篇が集められたアンソロジーである。版元は竹書房。流れ的にはイスラエルSF傑作選『シオンズ・フィクション』が2020年に同じく竹書房から刊行されたが、これが邦訳の刊行前から海外で評判を集めたらしく、すぐに非英語圏SFアンソロジーの売り込みがはじまった。 そして、訳者のひとり(にして代表的存在の)中村融さんがその英訳版を色々と読んでいき、頭ひとつ抜けていたのがこのギリシャSF傑作選だったのだという。実際、読んでみればこれが大変おもしろい。収録作は全11篇、ページ数は270程度だから長い本ではないのだが、どの作品も移民や気候変動などギリシャの「いま・ここ」の問題が取り扱われ、アテネなどギリシャの都市が重要なキイになる作品もいくつか

                            移民から気候変動までギリシャの問題が色濃く反映された、傑作ぞろいのSFアンソロジー──『ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス』 - 基本読書
                          • ハーマン・カーン『紀元2000年』の技術予想はそんなに悪いか? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                            Executive Summary ハーマン・カーン『紀元2000年』(1967) は、クルーグマンのエッセイでは全然予測が当たっていないボケ役に使われていたが、その文の中ですらかなりいい予想をしていると指摘されていて、予測が全然あたらないという文章の主題と全然マッチしていない。実際、中を見てみると非常によい近未来の技術予測になっていることがわかる。 当たらなかったのは、バイオ系と向精神薬系。これは思ったより難しかったようだ。新エネルギーもむずかしかったし、軍事もそう。巨大技術系は全般にうまくいかず、分散型の小規模テクノロジーはかなりうまく当てていることがわかる。巨大技術が当たらなかったのは、むしろ社会の方向性をうまく予想できなかったあたりにありそう。 紀元二〇〇〇年 三十三年後の世界 作者:ハーマン・カーン,アンソニー・ウィーナー時事通信社Amazon 先日訳したクルーグマンの未来予測記

                              ハーマン・カーン『紀元2000年』の技術予想はそんなに悪いか? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                            • 第2回 女性と子どもにとってのリアルなディストピア | 文学は予言する | 鴻巣友季子 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                              (*本連載について) SFから日常へ――ディストピアの曲がり角 ここで、ディストピアとSFの関係に少し触れておきたい。 ディストピア文学はもともと未来を舞台にすることが多いため、19世紀の最初期から、SF的なアイテムを導入することが多かった。これはハイテク機器を搭載して未来都市を描くヴェルヌの『二十世紀のパリ』からしてそうで、オーウェルの有名作『一九八四年』に出てくる国民監視のための「テレスクリーン」なども「未来」のわかりやすい表象だろう。ディストピア文学というのは、SFに間借りしたサブジャンルのようなところがあったと思う。 マスキュリンでSF的な作品群に始まったディストピア文学は、しかしフェミニズムの台頭につれて1980年代あたりを境に、フェミニンで寓話神話的な作品群への傾きを見せる。肥大した先端テクノロジーの支配と、人間味の欠如を描くのがディストピアの常道だったが、それが様変わりしてい

                                第2回 女性と子どもにとってのリアルなディストピア | 文学は予言する | 鴻巣友季子 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                              • コロナウイルス禍が照らし出す国民国家の弱さ/池田嘉郎 - SYNODOS

                                コロナウイルスが世界を席巻するなかで、この災禍が国家や社会のあり方にどのような影響を与えているのかについて、色々な意見が出されている。多くの論者は、このコロナ禍によってグローバリズムの理念が大きく後退し、かわりに国民国家が再浮上したと指摘している(たとえば、Gideon Rachman, “Nationalism is a side effect of coronavirus”, Financial Times電子版、3月23日付け;ギデオン・ラックマン「大流行の危ない副作用」、『日本経済新聞』3月30日付け)。たしかにヨーロッパでは、コロナ対策におけるEUの役割はよく見えず、個々の国家が前面に出ている。それ以外の地域でも、国家が対策の中心にいることは間違いない。 だが、私は、国民国家の再浮上と留保なしにいうことにはためらいがある。まず、より適切な用語はないのだろうか。イスラエルの一論者は

                                  コロナウイルス禍が照らし出す国民国家の弱さ/池田嘉郎 - SYNODOS
                                • 『ラディカル・マーケット』ラディカルなマーケットが創造する、平等で寛容で成長する社会とは - HONZ

                                  本書は、マイクロソフト首席研究員兼イェール大学客員研究員のグレン・ワイルと、シカゴ大学ロースクール教授のエリック・ポズナーによる共著である。 34歳の社会工学者・経済学者ワイルは、本書を監訳している大阪大学の安田洋祐准教授のプリンストン大学留学時代のオフィスメートで、同大学を首席で卒業して直ぐに大学院に進学し、経済学博士号をわずか1年で取得した大秀才だと言う。 この辺りの詳細は、安田氏が東洋経済オンラインに書いているのでそちらに譲るとして、本書はその「ラディカル」(Radical)というタイトル通りに、「過激で急進的で根本的な」市場改革の書である。 現代社会のOS(オペレーティングシステム)である資本主義は、広い意味での市場の存在を前提に成り立っている。更にその根幹にあるのが、財産の私的所有を保証している私有財産制である。 「(神の)見えざる手」で有名な『国富論』の著者で、「近代経済学の父

                                    『ラディカル・マーケット』ラディカルなマーケットが創造する、平等で寛容で成長する社会とは - HONZ
                                  • ホロコーストは近代文明の産物か ジグムント・バウマン『近代とホロコースト』から読み解く近現代社会|じんぶん堂

                                    記事:筑摩書房 "File:Re-publica 2015 - Tag 3 (17404674595) (cropped).jpg" by re:publica from Germany is licensed with CC BY 2.0. To view a copy of this license, visit https://creativecommons.org/licenses/by/2.0 書籍情報はこちら ホロコーストはなぜ起こったのか。600万人にもおよぶユダヤ人の大量殺戮はどうして可能になったのか。この問題に社会学の立場から取り組んだのが、ジグムント・バウマンの手になる本書『近代とホロコースト』である。彼の回答はきわめて明確である。ホロコーストは近代文明の所産であり、近代官僚制の働きがなければ生じえなかったというのだ。「『最終的解決』はいかなる段階においても、効率的・効

                                      ホロコーストは近代文明の産物か ジグムント・バウマン『近代とホロコースト』から読み解く近現代社会|じんぶん堂
                                    • Robinhood、700万人分の顧客データ流出(金銭的損失はない)

                                      株取引アプリの米Robinhood Marketsは11月8日(現地時間)、700万人分の顧客データが盗まれ、攻撃者から身代金の支払いを要求されたと発表した。口座番号やデビットカード番号などは含まれず、顧客に金銭的損失はないとしている。 手口は、カスタマーサービス担当従業員に対する電話を使ったソーシャルエンジニアリング。これでカスタマーサポートシステムへのアクセス権を入手した攻撃者はシステムに侵入し、データを盗んだ。 同社が被害に気付いたのは3日。影響を受けた顧客にはメールで通知した。攻撃者から金銭の支払いを要求されたが、これには従わずに当局に通報し、セキュリティ企業のMandiantと協力して現在調査中だ。 被害の内訳は、500万人がメールアドレスを、200万人が氏名を盗まれた。そのうちの310人が氏名、生年月日、郵便番号を、さらに10人がそれ以上の個人データ(具体的には明示されていない

                                        Robinhood、700万人分の顧客データ流出(金銭的損失はない)
                                      • 米国屈指のベンチャーキャピタリストが謳うテクノ楽観主義を読み解く|Masato_PartnersFund

                                        はじめにPartners Fund中村です。1か月弱前に米国屈指のVCであるAndreessen HorowitzのAndreessen氏が一つの投稿をしました。そのタイトルは「テクノ・オプティミスト・マニフェスト」。記されているのは、この時代においてテクノロジーの進歩を称賛し、人がどうテクノロジーと向き合うべきかという信念。賛否両論あると思います。ですが、一つ言えるのはAndreessen氏は考え抜いてこの信念に辿り着いたということと、それが疑いの余地のない輝かしい多くの業績(とその裏にあった苦悩)に裏打ちされているということ。 文章は長く、教養の厚みが凄すぎて難解なところもあるので、今回解説付きの翻訳文を作成してみました。プロフェッショナルとして、どう思想的なポジションをとるか一つに参考になれば幸いです。 本文:テクノ・オプティミスト・マニフェスト(前書き、あとがきは割愛。解説は各章の

                                          米国屈指のベンチャーキャピタリストが謳うテクノ楽観主義を読み解く|Masato_PartnersFund
                                        • マクドナルドはなぜ「1000のメニュー」で失敗したのか?客を戸惑わせた“決定麻痺”の心理 - まぐまぐニュース!

                                          コロナ禍においても絶好調を維持しているマクドナルド。週末ともなれば店には多くのお客さんが詰めかけ、列をなしています。そんな順風満帆なマクドナルドですが、わずか数年前にはあるキャンペーンで大失敗をしていました。マーケティング&ブランディングコンサルタントとして活躍する橋本之克さんが行動経済学の観点から、マクドナルドが大苦戦した理由について検証します。 プロフィール:橋本之克(はしもと・ゆきかつ) マーケティング&ブランディング ディレクター 兼 昭和女子大学 現代ビジネス研究所研究員。東京工業大学工学部社会工学科卒業後、大手広告代理店勤務などを経て2019年に独立。現在は行動経済学を活用したマーケティングやブランディング戦略のコンサルタント、企業研修や講演の講師、著述家として活動中。 マクドナルド「1000のチョイス」キャンペーンとは? 多くの企業が苦戦する飲食業界の中で不況にも負けず、直近

                                            マクドナルドはなぜ「1000のメニュー」で失敗したのか?客を戸惑わせた“決定麻痺”の心理 - まぐまぐニュース!
                                          • フェイクニュースをデータで見破る。SNS上の社会の「空気感」を数理的に解明。筑波大佐野幸恵助教 | リケラボ|数学のニューストピックス

                                            データで見破るフェイクニュースの傾向とは? SNSに潜む社会の「空気感」の数理的構造解明に挑む筑波大佐野幸恵助教 私たちの社会には、はっきりと目に見えるわけではないけれど、誰もが存在を認める「空気感」とでも呼ぶべきものがあります。こうした世の中全体の集合的な感情を、Twitterやブログ記事を解析すれば読み取れるのではないか。これが筑波大学システム情報系の佐野幸恵助教の発想です。SNS上を行き交う膨大な生データからノイズを取り除いて整理・分析し、その底流に潜む空気感を読み取る。さらにTwitterの投稿とリツイートの関係性を数理的に解析し、フェイクニュースを見抜く。最先端のネットワーク科学について佐野助教に教えていただきました。 ブログ記事から読み取れる社会の空気 日本でTwitterがサービスを開始したのが2008年ですが、先生が研究を始めたのはいつ頃だったのでしょうか。 佐野 研究をス

                                              フェイクニュースをデータで見破る。SNS上の社会の「空気感」を数理的に解明。筑波大佐野幸恵助教 | リケラボ|数学のニューストピックス
                                            • “自分勝手なあの人” が結局損してる科学的理由。「他人に優しい人」が最後には得する。 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                              自分の利益だけを追求し、他者の利益を軽視する考え方を利己主義といいますが、実際には、利己的であるほど損をしてしまうのだとか。 自分の得になるよう行動しているわりには、それほど物事がうまくいっていない……そう感じている人に、 「認知的焦点化理論」を紹介します。 (※記事中の人物の肩書は記事公開当時のものです) 人間は皆、本当に利己的なのか? 慶應義塾大学名誉教授で経済学者の岡部光明氏によると、主流派の経済学では、利己主義と合理性を基礎に理論が組み立てられているのだそう。確かに、「売りたい」「稼ぎたい」「得したい」は利己的な印象です。 しかし同氏は、「利“他”的な行動(自己の損失をかえりみず他者の利益を図る)や、合理的ではない行動、人間の絆、幸福の追求といった現象も、人間行動の研究に取り入れる必要がある」と説明します。 実際に、2011年の研究では、利己的な人は全体の30%のみで、50%の人は

                                                “自分勝手なあの人” が結局損してる科学的理由。「他人に優しい人」が最後には得する。 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                              • 中村ゆきつぐのブログ : 有識者の方へ 後出しジャンケンで批判はやめましょう 互いに協力してください

                                                2020年05月23日07:09 カテゴリ 有識者の方へ 後出しジャンケンで批判はやめましょう 互いに協力してください まあ仕方ないのですが、西浦先生が数人の有識者から叩かれています。 (三浦先生、藤井先生、池田先生) そして医療者からのツイッターによる批判が岩田先生(三浦先生)、岩田先生(藤井先生)や仲田先生(池田先生)とおこなわれていたようです。 何が問題なのか。有識者のどのかたも今までの教科書だけでこの新型コロナウイルス感染症をすべて捉えようとされています。(まあ学者だけではなく、一部医療者もですが) 基本再生産数に対する判断もまさにそれ。基本1未満だからそれで終わりでいいという教科書的意見に対して、医療者と他の学者の一番の違いを、岩田先生、仲田先生が話されています。ちなみに私も以前ブログで疑問を呈しています。 >医学の分野では金銭的対価ではなく生命がかかっているため,常にワーストケ

                                                • 藤井聡氏が語ったデフレ脱却への打開策…麻生氏切り - 社会 : 日刊スポーツ

                                                  オリンピックイヤーの2020年、日本経済はどう動くのか-。市民生活、社会保障の足場は固められるのか。 第2次安倍内閣で内閣官房参与を務めた藤井聡氏(51=京都大学大学院教授)は厳しい状況に陥る可能性を指摘する。昨年10月に消費税が10%に増税されたことの悪影響が逆風として吹き荒れることを予測。かつて安倍政権のブレーンとして経済政策を支えてきた藤井氏が、デフレ脱却へ向けて打開策を示した。【聞き手=大上悟】 -東京五輪、パラリンピックイヤーの日本経済はどのように推移しますか 「非常に厳しい年になるのは間違いないでしょう。第1に消費増税の影響が深刻化する。第2に内需、外需の環境も良好な方向を見いだしがたい。しかもオリンピックのインフラ投資は終わり、内需も外需もだめになり、悲惨な状況となります」 -2%の消費増税は具体的にどのような影響を与えたのでしょうか 「経済のへこみ方が、前回8%に上がった2

                                                    藤井聡氏が語ったデフレ脱却への打開策…麻生氏切り - 社会 : 日刊スポーツ
                                                  • 緊急事態―都市封鎖は正当化できるのか? - 集英社新書プラス

                                                    コロナ対策をめぐって、世界では奇妙な現象が生じている。ヨーロッパのリベラル民主主義の国々が、右派ポピュリストばりの国境封鎖・都市封鎖を行い、市民行動の監視をするようになっているのだ。疫学的な見地からすれば、断固とした措置が必要である。とはいえ、果たして、都市封鎖と監視は倫理的に正当化されるのだろうか。この危機の時代に何を犠牲にしないといけないのか。マルクス・ガブリエルは言う。これは科学信奉だけでは答えはでない問題だと。この点についても、『未来への大分岐』でガブリエルは指摘していたが、倫理学で言う「トロッコ問題」に世界はまさに直面しているのだ。以下は、Neue Zürcher Zeitung というスイスの新聞にガブリエルが寄稿したコラムの翻訳である。前回の寄稿とともにお読みいただきたい。 斎藤幸平(『未来への大分岐』編著者) ◆緊急事態―都市封鎖は正当化できるのか? 新たな掟が発令されてい

                                                      緊急事態―都市封鎖は正当化できるのか? - 集英社新書プラス
                                                    • 宮台真司、藤井聡 著『神なき時代の日本蘇生プラン』より。君たちが頓馬であれば、クラスは出鱈目に機能するよ。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                      キャンプファイヤーをやったことのある人はわかるけど、大切なのは歌や踊りじゃない。火を囲んで座っているだけで、いつもなら話さないことを友人どころか知らない人にまで話してしまうマジックです。パチパチという木の爆ぜる音を一緒に聞いているだけでも「同じ世界」で「一つになる」。学校ではほとんど話さなかった子とキャンプファイヤーで初めてじっくり話せた記憶がある人も多いはずです。その体験が失われたことは大きい。 火は「同じ世界」で「一つになる」貴重な共通体験を与えます。共通前提がないと本音で話せない日本人にとって、火の共通体験は強力なアイスブレイキング機能(初対面の緊張をほぐす機能)を果たします。キャンプで一緒に料理し、火や食について先史に遡り、地球全体に想像力を拡げて語り合えば、それが子供たちを「社会への閉ざされ」の外に解放します。 (宮台真司、藤井聡『神なき時代の日本蘇生プラン』ビジネス社、2022

                                                        宮台真司、藤井聡 著『神なき時代の日本蘇生プラン』より。君たちが頓馬であれば、クラスは出鱈目に機能するよ。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                      • 「大阪都構想の危険性」に関する学者所見(2020)|藤井 聡

                                                        (10月21日現在、計132人分) 「大阪都構想」、すなわち「特別区設置協定書」に基づく大阪市の廃止と四分割については、大阪市民の暮らしや都市の在り方に直結する様々な「危険性」が、行政学、政治学、法律学、社会学、地方財政学、都市経済学、都市計画学等、様々な学術領域の研究者から数多く指摘されている。 しかしながら、マスメディアではそうした「危険性」についてはほとんど論じられておらず、イメージ論が先行した議論が繰り返されている。このままでは、大阪市の廃止・分割という不可逆的な決定を迫られる住民投票において、大阪市民が適正な判断を行うことが著しく困難であることが強く危惧される。今求められているのは、危険性、リスクを明らかにしたインフォームドコンセントなのである。 こうした実情を鑑み、大阪市民が理性的判断を下す支援を行うことを企図して、「都構想」が大阪市民の暮らしや大都市大阪そのものに及ぼす「危険

                                                        • 「言語道断、ふざけた米原ルート」北陸新幹線小浜ルート推す京都大教授 米原に逆転の可能性「ゼロでない」と危惧も|社会|地域のニュース|京都新聞

                                                          インフラ整備を進めて防災につなげるとする「国土強靱(きょうじん)化」政策の提唱者で、安倍政権で内閣官房参与を務めた京都大大学院の藤井聡教授(55)=都市社会工学=が京都新聞社のインタビューに応じ、北陸新幹線の敦賀駅(福井県敦賀市)から福井県小浜市、京都市を経て新大阪へつなぐ「小浜ルート」は、四国新幹線や山陰新幹線と接続した一大ネットワークを生み出せるとして、「すごいポテンシャルがある」と強調した。敦賀から滋賀県米原市の米原駅へつなぐ「米原ルート」は、こうした可能性が閉ざされるとし、「安物買いの銭失いだ」と断じた。ただ、中央政界の動向次第では米原ルートに最終的に変更される可能性が…

                                                            「言語道断、ふざけた米原ルート」北陸新幹線小浜ルート推す京都大教授 米原に逆転の可能性「ゼロでない」と危惧も|社会|地域のニュース|京都新聞
                                                          • スエズ運河事故から学ぶ世界海運の最新事情

                                                            エジプトのスエズ運河で2021年3月、日本企業が船主の世界最大級コンテナ船による座礁事故が起きた。1週間にわたって「国際物流の要衝」を塞ぎ、世界貿易に与えた影響額は約4000億円とも試算される。コロナ禍や米中対立でも大きな影響を受けている外航海運の最新事情や、運河について、国際物流が専門の拓殖大学商学部教授、松田琢磨氏に聞く。 松田 琢磨 MATSUDA Takuma 拓殖大学商学部教授(国際物流、海運経済学)。1973年生まれ。筑波大学第三学群社会工学類卒業。東京工業大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学、博士(学術、東京工業大学)。(公財)日本海事センター研究員を経て2020年から現職。日本海運経済学会、国際海運経済学会などに所属。 事故の影響額は最大4000億円か 日本の造船最大手「今治造船」(愛媛県今治市)のグループ企業である海運会社「正栄汽船」が所有し、台湾のコンテナ輸送会社

                                                              スエズ運河事故から学ぶ世界海運の最新事情
                                                            • Developer eXperience Day 2024【参加無料・アーカイブ配信あり】|EventRegist(イベントレジスト)

                                                              2024年7月16日(月)と17日(火)の2日間にわたり「Developer eXperience Day 2024」(一般社団法人 日本CTO協会主催)を、オフライン・オンラインのハイブリッド形式で開催いたします。 【参加無料・アーカイブ配信あり】です。ぜひご参加ください! 開催概要 名称:Developer eXperience Day 2024 開催日:2024年7月16日(火)・17日(水) 開催形式:オフライン(現地参加)・オンライン配信 会場:浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス アクセス:https://hulic-hall.com/access/ JR総武線「浅草橋駅(西口)」より徒歩1分 参加方法:事前申込制(参加費:無料) 申込サイト:本イベントサイトよりお申込みください 参加対象: ソフトウェア開発の第一線で挑戦するエンジニアをはじめ、テックリード、エンジニアリン

                                                                Developer eXperience Day 2024【参加無料・アーカイブ配信あり】|EventRegist(イベントレジスト)
                                                              • 家庭と仕事をめぐる問題はなぜややこしいのか?|ちくま学芸文庫|筒井 淳也|webちくま(1/3)

                                                                「会社のファミリーフレンドリー制度が充実していても利用しない人がいるのはなぜか」という問いから「家庭とはなにか?」「仕事とはなにか?」という根源的な問いを掘り下げていった、ホックシールド『タイムバインド』。この解説を社会学者の筒井淳也さんに書いていただきました。これを読めば、これらの問いが持つ意味が深まります。 「はじめに」の終わりの方で、著者のホックシールドは「家庭とは何か?」「仕事とは何か?」という問いを投げかけている。たしかに本書は、ワーク・ライフ・バランスについてのみならず、この根本的な問いについて考える上で示唆的なエピソードをたくさん含んでいる。解説の場を借りて、この問いを追求してみたい。 本書では、著者であるホックシールドが「アメルコ」社員の生活を観察する中で見出した、ある重要な謎(パズル)が提示される。そのパズルとは、「会社のファミリーフレンドリー制度が充実していても、利用し

                                                                  家庭と仕事をめぐる問題はなぜややこしいのか?|ちくま学芸文庫|筒井 淳也|webちくま(1/3)
                                                                • 藤井聡氏が語ったデフレ脱却への打開策…麻生氏切り(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

                                                                  オリンピックイヤーの2020年、日本経済はどう動くのか-。市民生活、社会保障の足場は固められるのか。 【写真】2020年の日本経済を辛口分析した藤井聡氏 第2次安倍内閣で内閣官房参与を務めた藤井聡氏(51=京都大学大学院教授)は厳しい状況に陥る可能性を指摘する。昨年10月に消費税が10%に増税されたことの悪影響が逆風として吹き荒れることを予測。かつて安倍政権のブレーンとして経済政策を支えてきた藤井氏が、デフレ脱却へ向けて打開策を示した。【聞き手=大上悟】 -東京五輪、パラリンピックイヤーの日本経済はどのように推移しますか 「非常に厳しい年になるのは間違いないでしょう。第1に消費増税の影響が深刻化する。第2に内需、外需の環境も良好な方向を見いだしがたい。しかもオリンピックのインフラ投資は終わり、内需も外需もだめになり、悲惨な状況となります」 -2%の消費増税は具体的にどのような影響を与えたの

                                                                    藤井聡氏が語ったデフレ脱却への打開策…麻生氏切り(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
                                                                  • 社会的関係を悪用する“social engineering”の手口とは

                                                                    取引先企業の幹部になりすましたメールを送って連鎖的に人をだます“social engineering”の被害が世界で広がっているというニュースがあった。人と人との社会的関係を悪用するのがsocial engineeringと呼ばれる詐欺の手口。同じsocialでも、新型コロナウイルス対策のsocial distancingと違って、こちらはたちが悪い。 「engineer」(エンジニア)といえばもちろん、物事を作り上げる人のこと。そして「engineering」(エンジニアリング)は作り上げる行為を意味する。この言葉に、社会や社交など人と人との関係を表す「social」を付けたsocial engineeringは「社会工学」という学問の意味もあるけれど、ITセキュリティ用語の「ソーシャル・エンジニアリング」はそれとは少し異なる。 social engineeringの詐欺師たちが作り上げ

                                                                      社会的関係を悪用する“social engineering”の手口とは
                                                                    • メールで獲物を釣り上げるphishing詐欺、大物狙いの“捕鯨”も

                                                                      「お客様のアカウントが停止されています」「あなたが接触した友人が新型コロナウイルスに感染しました」――。そんな内容で不安をあおり、相手をだまそうとする「phishing」詐欺メールが増えているという。 phishingは、「fishing(魚釣り)」の"f"を"ph"に置き替えてつくられた造語。餌で魚をだまして釣り上げるように、電子メールで相手をだまして不正なリンクや添付ファイルをクリックさせ、パスワードなどの情報を盗もうとする。「phish」という動詞や名詞として使われることもある。 "f"が"ph"になったのは、洗練された手口の巧妙さを表す「sophisticated」に由来するという説や、1970年代の無料通話を目的とした電話ハッキング「phone phreak」に由来するという説が有力らしい。 phishingに利用されるのが電子メールばかりとは限らない。SNSのメッセージング機能

                                                                        メールで獲物を釣り上げるphishing詐欺、大物狙いの“捕鯨”も
                                                                      • COVID-19チャレンジ(フェーズ1) | SIGNATE - Data Science Competition

                                                                        お知らせ 2021年12月23日17時をもって、本チャレンジのデータ更新を停止いたしました(データセットの閲覧は可能です)。ご参加いただきました皆様には、多大なるご尽力をいただき誠にありがとうございました。 コンペティション自体は2020年12月31日を持って終了扱いとなりますが、COVID-19チャレンジのサイト(データ収集・分析)は今後も継続提供します。 趣意 現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威を振るい、私たちの暮らしや経済活動に深刻な影響を及ぼしています。感染症対策には、罹患者に関するデータを迅速に収集し公開することが極めて重要です。 現時点における日本国内のCOVID-19に関する情報は、国や自治体などで配信方針がバラバラであり、テキスト形式やPDF形式、画像形式などの非構造データで配信されているものも多く、一元的・網羅的でマシンリーダブルかつデータ分

                                                                          COVID-19チャレンジ(フェーズ1) | SIGNATE - Data Science Competition
                                                                        • ドラッカーを忘れた「世界標準の経営学」とは何か?

                                                                          先週、日経ビジネス電子版で深い反響を呼んだのが、早稲田大学商学部の三橋平教授へのインタビュー(<ドラッカーはなぜ、「世界標準の経営学」から忘れられたのか?>および<不況業種で働くあなたが、教養を学ぶべき理由>)だ。 そこで今週は、先週のインタビューのきっかけとなった、三橋教授の学会での報告内容を詳しく紹介したい。 今年9月2~5日に開催された「日本経営学会 第94回全国大会(in Zoom)」で、大きな注目を集めた統一論題の一つが、<「世界標準」の経営学とはどのようなものか、それは進んだ研究なのか>。 早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授によるベストセラー『世界標準の経営理論』で、一般にも浸透した感のある「世界標準」という言葉遣い。その含意と功罪とは? 米国経営学界でそうそうたる受賞歴を持ち、日本人にはまれな「世界標準の経営学者」の一人である三橋教授が、自らの言葉で説き明かす。そんな本

                                                                            ドラッカーを忘れた「世界標準の経営学」とは何か?
                                                                          • 日本語で学べる構造推定の文献リスト[適宜更新] - 構造と識別~構造推定と計量経済学に関するトピックを紹介する

                                                                            Updated. 2021.Oct 17 ノーベル経済学賞がAngrist, Card, Imbensに渡ったのを記念に更新。 www.jstage.jst.go.jp Updated.2020Jan02 最近twitterで構造推定の日本語文献についてつぶやいていた人がいたと記憶していますが、私が知る限り今早稲田の上田貴子先生が筑波大学の(元)社会工学のDPで90年代に出していたのが日本語の一番最初の文献だと思います。上田先生はもとSEでWisconsin時代Rustの講義をとったとおっしゃっていました。 — 澤田康幸 (@yasusawada) October 22, 2019 こちら確認したのですが、 動学モデルと数値解法 上田貴子 University of Tsukuba, Institute of Policy and Planning Sciences, Discussion

                                                                              日本語で学べる構造推定の文献リスト[適宜更新] - 構造と識別~構造推定と計量経済学に関するトピックを紹介する
                                                                            • 【タイムライン】TX延伸をめぐる動き、まとめました | くらし | NHK水戸 | NHK

                                                                              茨城県つくば市から千葉県と埼玉県を経由し、東京・秋葉原へとつながるつくばエクスプレス。いよいよ、茨城県が県内の延伸方面を決めます。延伸をめぐる茨城県や市町村の動きをまとめました。 延伸先は土浦方面に決定 NEW!! 茨城県の大井川知事は、6月23日の記者会見で2050年ごろの構想として掲げる茨城県内での延伸先について、筑波山方面、水戸方面、茨城空港方面、土浦方面の4つの候補の中から土浦方面に決定し、土浦駅でJR常磐線と接続することを目指して構想の具体化に向け検討していくと発表しました。土浦方面に決めた理由について「実現可能性のある延伸先であることが、最も重要だと考えて判断した」と説明しました。 土浦方面への延伸を目指すと決まったことについて、土浦市の安藤真理子市長は、「土浦市の描いた夢が現実へと大きく動きだしたことを大変うれしく思っている。延伸による効果を最大限発揮できるよう新たな事業の検

                                                                                【タイムライン】TX延伸をめぐる動き、まとめました | くらし | NHK水戸 | NHK
                                                                              • 藤井聡京大教授「第二波に備え『8割自粛』を徹底検証すべし」【緊急反論①】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                                                                                藤井聡京大教授「第二波に備え『8割自粛』を徹底検証すべし」【緊急反論①】 「専門家」に対する藤井批判は「患者から医師に対する疑義申し立て」である 2020年5月31日、緊急事態宣言が解除された銀座の光景。人出も戻りつつある(写真:つのだよしお/アフロ) ?(1)第一波の遙か前から「先出し」の形で展開してきた「過剰自粛」批判 筆者は、5月21日に『【正式の回答を要請します】わたしは、西浦・尾身氏らによる「GW空けの緊急事態延長」支持は「大罪」であると考えます。』(https://38news.jp/economy/15951)という「藤井個人」の「考え」(見解)を配信しました。 この記事については賛成反対を含めて、実に多くの意見が様々に寄せられております。ただし、「命を救ってくれたお医師を批判する」ということ自体が少々常識的ではないという点から、かなりの批判があることは十分想定されるところ、

                                                                                  藤井聡京大教授「第二波に備え『8割自粛』を徹底検証すべし」【緊急反論①】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
                                                                                • 公開ノート・資料 | 筑波大学 金澤研

                                                                                  ノート 1. ネイチャーに学ぶ科学英語論文の書き方 リンク:1回目のlink, 2 回目のlink, 3回目のlink 目的:学術誌ネイチャーが提示する論文フォーマットをベースに、科学英語論文の書き方を説明する授業資料(プレゼン形 式)。大喜利ゲーム形式で『論文の構成要素』を理解することが目標(特に第2回目)。 対象:学部生・大学院生 目安:集中講義的、75分×6回 備考:研究室での教育資料、筑波大学「社会工学英語」(2020年~)の授業資料をベースに修正。 2. δ関数、常微分方程式、偏微分方程式 リンク:link 目的:確率過程を学ぶ上で最低限必要な解析学の内容をまとめたノート。δ関数、常微分方程式、偏微分方程式を速習できる。 前提:標準的な学部1年生程度の数学能力 目安:75分×2回 備考:筑波大学「社会工学のための数学」(大学院向け),「数理工学モデル化演習」(学部3年生向け)の授