「ビジネスの目的は顧客の創造である」と喝破したのは、ピータードラッカー先生ですが、令和の時代になってもその本質は変わりません。しかし、この一文の実現がなんと難しいことか。ビジネスで成功すればするほど、私たちは顧客が誰であったかを見失います。今日はマーケティングについて考えます。 顧客が数字に見えてしまったら危険 顧客は誰か 顧客が数字に見えてしまったら危険 四畳半一間で始めたビジネスも、ビジネスの拡大に連れて仲間を増やし、組織を作り、やがて会社を運営するようになります。ビジネススタートし始めの頃は、顧客の顔がよく見えていましたが、組織の人員が100名を越えてくるとそれも難しくなっていきます。管理するためには指標が必要になります。売上や利益に代表される各種の数値です。そして、この数値を眺めながらマネジメントを展開していくことになります。先月の経営活動の結果はどうだったのか?結果に影響を与えた