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量子コンピュータとはの検索結果241 - 280 件 / 1127件

  • ツェッペリン号が鍵 SF作家 高野さん 茨城・土浦が舞台の小説

    茨城県土浦市出身のSF作家、高野史緒(ふみお)さん(56)が、同市を舞台とする長編小説「グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船」(ハヤカワ文庫)を刊行した。1929年8月に同市に飛来したドイツの飛行船ツェッペリン号が二つの世界を結び付ける鍵となる設定で、高野さんは「いつか書こうと20年前から資料を集めていた」と話す。 ツェッペリン号はドイツの巨大飛行船。飛行船として人類初の世界一周を達成し、道中に現在の陸上自衛隊霞ケ浦駐屯地(同市)に着船した。この際、飛行船乗組員たちを同市産ジャガイモが入ったカレーでもてなした逸話が残っている。 主人公は、ツェッペリン号の存在によって二つに分かれた世界で、それぞれの2021年夏を生きる登志夫と夏紀の男女2人。 物語は、宇宙開発が進みながらもインターネットは実用化されたばかりの夏紀が生きる世界と、宇宙開発は途上だが、量子コンピューターの運用が実現した登志夫が

      ツェッペリン号が鍵 SF作家 高野さん 茨城・土浦が舞台の小説
    • 「猫も杓子もAI」の時代に求められるのは“アウトプットの評価力” 敵ではなく良きパートナーにするために必要な心構え

      「猫も杓子もAI」の時代に求められるのは“アウトプットの評価力” 敵ではなく良きパートナーにするために必要な心構え AI時代 〜 開発者の働きかた 登壇者の自己紹介 新里祐教氏:こんにちは。僕は、「AI時代~開発者のはたらきかた~」というテーマでお話しします。新里と申します。 まず、自己紹介です。GMOインターネットグループ 代表室 特命担当で、プログラマーをしています。仕事は主にIT全般で、何でもやっています。最近だと時代の流れ的に、AIのようなものの話がメチャクチャ多いですが、企画から営業サイドの折衝をしたり、画面デザインをしたり、運用など突発的な案件をやったり、「Slack」のアプリを作ったり、何でも1人でやっています。 あと個人開発で作ったものをイベントで展示していて、たまに技術誌などを書いています。 2022年や2021年だと、量子コンピューターですね。ゲートの応用セクションで未

        「猫も杓子もAI」の時代に求められるのは“アウトプットの評価力” 敵ではなく良きパートナーにするために必要な心構え 
      • 量子コンピューターで化学反応速度を1000億分の1に減速――フェムト秒の現象をミリ秒で観測可能に - fabcross for エンジニア

        豪シドニー大学の科学者たちは、量子コンピューターを用いて、化学反応における重要な過程の進行速度を1000億分の1に減速させることで、直接観察することに初めて成功した。この研究は2023年8月28日付で『Nature Chemistry』誌に掲載された。 植物が太陽からエネルギーを得る光合成のような光化学反応では、分子は超高速でエネルギーを伝達し、「円錐交差」として知られるエネルギー交換領域を形成する。円錐交差は化学において重要な概念であり、光合成や人間の視覚における集光といった高速の光化学過程に不可欠なものだ。 自然界では、すべての過程がフェムト秒(1000兆分の1秒)以内に終わる。化学者たちは、1950年代から化学力学におけるこの幾何学的過程を直接観察しようとしてきたが、非常に速く進行し、完了までの時間が極度に短いため、その過程を直接観察することはできなかった。 今回、理論化学と実験量子

          量子コンピューターで化学反応速度を1000億分の1に減速――フェムト秒の現象をミリ秒で観測可能に - fabcross for エンジニア
        • 2021年10月の量子コンピュータのトレンドは一言でいうと「FTQC」 by Yuichiro Minato | blueqat

          最近国内外での量子コンピュータのトレンドを聞かれることが多くなりました。いろいろな報道やビジネスがあります。量子アニーリング、NISQなどのキーワードを耳にする機会もあると思います。今一番ホットで最先端なのは「FTQC」です。 FTQCはFault Tolerant Quantum Computerの略で、誤り耐性付きの量子コンピュータを指します。こちらの過去の投稿も参考にしてくだ...

            2021年10月の量子コンピュータのトレンドは一言でいうと「FTQC」 by Yuichiro Minato | blueqat
          • JAL、業務効率化に量子コンピュータ活用へ 整備計画の最適化に

            日本航空が、量子コンピューティング技術を活用した運航整備計画の最適化システムを開発する。さまざまな要素を加味する必要がある運航整備計画の策定に量子コンピューティング技術を適用して効率化を図る。 日本航空(JAL)は7月31日、量子コンピューティング技術を活用した運航整備計画の最適化システムを開発すると発表した。運航整備計画の策定にはさまざまな要素を加味する必要があり、従来のコンピュータでは短時間での計画立案が難しかったという。量子コンピューティング技術の活用でこれを実現する。

              JAL、業務効率化に量子コンピュータ活用へ 整備計画の最適化に
            • シンギュラリティとは?わかりやすく説明できるようAIと討論してみた|プロンプトパーク コラム

              シンギュラリティとは?そもそも認識しているのかも兼ねてわかりやすく説明するようGPT-4とGemini Advancedに聞いてみます。 関連記事:需要があるみたいなのでGPT-4とGemini Advancedを比較してみた GPT-4に聞いてみる シンギュラリティとは、技術的特異点を意味し、人工知能(AI)やその他の技術が急速に進化し、人間の知能を超える時点を指します。 この時点を越えると、AIが自己改善を繰り返すことで、予測不能な変化が起こるとされています。 この概念は、技術の進歩が指数関数的なペースで加速し続けるというアイデアに基づいており、その結果、人間の生活や社会に大きな変革をもたらすと考えられています。 シンギュラリティがもたらす変化は、医療、経済、教育といったあらゆる分野に影響を及ぼす可能性がありますが、これが現実に起こるか、いつ起こるかについては、専門家の間でも意見が分か

                シンギュラリティとは?わかりやすく説明できるようAIと討論してみた|プロンプトパーク コラム
              • 韓国、「夢の物質」超伝導体を世界初開発か

                韓国の研究陣が開発した常温超伝導体がテレビの愛国歌の画面に登場するように制作されたミーム。 [写真 オンラインコミュニティ] 「夢の物質」と呼ばれる常温・常圧超伝導体を韓国の研究陣が世界で初めて開発したと発表し、科学界が盛り上がっている。超伝導体とは電気抵抗がなく電流を流せばエネルギーの損失なく極限効率に伝達される物質。電力を送る際、核融合、量子コンピューター、リニアモーターカーはもちろん、さまざまな未来の技術に無限の可能性があるという評価を受ける。これまではマイナス200度の極低温や超高圧環境に限り具現可能な技術だった。 学界によると、米ローレンスバークレー国立研究所の研究陣は、韓国研究陣が7月に論文事前公開サイト「アーカイブ」に発表した超伝導体「LK-99」のシミュレーション実験を行った結果、常温超伝導体の具現は理論的に可能だと明らかにした。ローレンス・バークレー国立研究所はノーベル化

                  韓国、「夢の物質」超伝導体を世界初開発か
                • 思いの外伸びない量子コンピューティング市場 2027年に76億ドルに成長するとIDCが予測

                  IDCは2023年8月17日(米国時間)、世界における量子コンピューティング市場予測を発表し、量子コンピューティングに対する顧客の支出額は2022年の11億ドルから2027年には76億ドルに成長すると予測した。この予測には、サービスとしての基本的な量子コンピューティングだけでなく、サービスとしての量子コンピューティングを可能にするものや隣接するものも含まれている。 今回発表した予測は2021年に発表されたIDCの量子コンピューティング予測よりもかなり下方修正されている。この間、量子コンピューティングに対する顧客の支出は、マイナスの影響を受けている。その要因としてIDCは、量子ハードウェアの開発が予想以上に遅れていること、潜在的な投資収益率が遅れていること、エンドユーザーにとって短期的により大きな価値を提供すると期待される生成AI(人工知能)など他の技術の出現などの技術的理由、金利やインフレ

                    思いの外伸びない量子コンピューティング市場 2027年に76億ドルに成長するとIDCが予測
                  • 磁性絶縁体におけるマヨラナ粒子の決定的証拠―トポロジカル量子コンピューター実現に向けて前進―

                    末次祥大 理学研究科助教、松田祐司 同教授、今村薫平 東京大学博士課程学生、水上雄太 同助教(現:東北大学准教授)、橋本顕一郎 同准教授、芝内孝禎 同教授、那須譲治 東北大学准教授らの研究グループは、東京工業大学、韓国科学技術院と共同で、環境ノイズに非常に強いトポロジカル量子コンピューターの実現の鍵となる「マヨラナ粒子」の存在を証明する決定的な証拠を得ました。 これまで、磁性絶縁体α-RuCl3において、半整数熱量子ホール効果が観測され、マヨラナ粒子が存在するという報告がなされていました。しかし、この熱ホール効果は試料ごとに異なる結果を示すことや、異なる解釈を提案するグループも現れたことから大きな論争となり、別の観点から決定的な証拠を得ることが最重要課題となっていました。 今回、磁場をある特定の方向に向けるとマヨラナ粒子固有の特別な状態が実現することを明らかにしました。これは、マヨラナ粒子

                      磁性絶縁体におけるマヨラナ粒子の決定的証拠―トポロジカル量子コンピューター実現に向けて前進―
                    • AWS のストレージサービス EBS、EFS、S3、FSxなどの違い | 株式会社スタイルズ

                      AWS(Amazon Web Services)には通常のサーバー利用するサービスから、量子コンピュータまで、多彩なサービスがあります。それらを利用する中で必ず必要になってくるのは、データを保存するサービスになります。 ITシステムにおいてはデータを処理したり、計算したりすることが重要な役割であるため、そのデータを保管する場所やサービスは非常に大きな意味を持っています。 本記事では、AWSで提供されている、データを保管するためのストレージサービスに焦点を当てて、その特徴と違いを解説します。 AWSのストレージサービスの種類 AWSが提供しているストレージサービスの種類には、大きく分けてオブジェクトストレージ、ファイルストレージ、ブロックストレージの、3つの種類があります。それぞれどのようなストレージなのか、特徴を見ていきましょう。 オブジェクトストレージ オブジェクトストレージは、データを

                        AWS のストレージサービス EBS、EFS、S3、FSxなどの違い | 株式会社スタイルズ
                      • 未来の産業を担う三次元積層半導体(3D-IC)の現況と今後の展開―東北大学3D-IC研究開発拠点「GINTI」の活動成果より―

                        講師:東北大学大学院工学研究科(未来科学技術共同研究センター 兼務) 准教授 福島 誉史 人工知能社会の本格的な到来により、HPCやモバイル用途だけではなく、ニューロコンピュータや量子コンピュータ、ポスト5Gなど、ロジック/メモリ、アナログ/デジタル混載の新しい半導体システムに対する要求が高まり、世界中で研究開発競争が激化している。この中心となるのが三次元積層半導体(3D-IC)である。本講演では、世界が注目する3D-ICの動向や、東北大で誕生し、我々が牽引してきた3D-ICを基盤とするシステム集積に焦点を当てた世界初の研究開発拠点「GINTI: Global INTegration Initiative」の成果を紹介する。GINTIは、300mmウエハを用いて最先端の3D-ICを一貫して柔軟に試作・製造できる国内唯一、世界でも稀なクリーンルームを東北大学近隣のパナソニック仙台工場(宮城

                          未来の産業を担う三次元積層半導体(3D-IC)の現況と今後の展開―東北大学3D-IC研究開発拠点「GINTI」の活動成果より―
                        • 量子の冬に突入しました!暖冬であることを祈ります! by Yuichiro Minato | blueqat

                          現在、量子の冬に突入したとアメリカではもっぱらの話題です。日本で行われている組合せ最適化問題に関しては、アメリカではすでに脈なしと言うふうに認識されており、発展途上国を中心とする後進国に派生して行われている段階で米国ではほぼ活動はありません。次に、量子ゲートに関してもNISQと呼ばれるエラーありの量子コンピューターに関する計算は有用な計算ができないと言う事がでほぼ決着がついており、ほとんど...

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                          • Ubuntu 24.04(noble)の開発 / APTのGPG署名鍵の変更のための議論, Ubuntu Proの『宣伝』 | gihyo.jp

                            Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 24.04(noble)の開発 / APTのGPG署名鍵の変更のための議論, Ubuntu Proの『宣伝』 noble(Ubuntu 24.04)の開発 / APTのGPG署名鍵の変更のための議論 APTリポジトリのGPGによる署名について、興味深い議論が開始されています。内容は、「⁠24.04 LTSでの12年間のサポートを前提とすると[1]、もう1024Rキーによる署名では信頼性を十分に担保できない。すでに800bitまでは5年も前にクラック済みであり、コストを支払って移行を行うべきだ」というものです。 この議論を理解するために、暗号系についてのお約束を整理してみましょう。 まず大きな前提として、公開鍵暗号系に利用されるタイプの暗号は「十分な時間」と計算機資源があれば、ある種の力技で(本来の鍵の持ち主でなくても)解くことができま

                              Ubuntu 24.04(noble)の開発 / APTのGPG署名鍵の変更のための議論, Ubuntu Proの『宣伝』 | gihyo.jp
                            • 「全固体電池」日本に強み…特許出願動向調査で分かったこと ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                              特許庁は25日、2023年度の特許出願技術動向調査を発表した。同調査は世界中の特許情報を論文や各国地域別の出願件数などと合わせて分析、各国や各企業の研究開発動向を把握する。将来の進展が予想される技術テーマを毎年選定し、今回は「全固体電池」「量子計算機関連技術」「パッシブZEH・ZEB」「ドローン」「ヘルスケアインフォマティクス」について調査した。日本は全固体電池で特に強みを有するほか、国際競争が進む各テーマでも複数の日本企業が活躍している。(大川諒介) 全固体電池日本国籍、上位20社中14社 全固体電池は電解液に代わり固体電解質を採用した二次電池。現在主流のリチウムイオン電池(LiB)などと比べてエネルギー密度や安全性の向上が見込まれ、電気自動車(EV)への搭載などを見据えた関連技術の開発が進む。2カ国・地域以上に出願された「国際展開発明件数」で日本国籍は全体の48・6%と首位で、他国籍に

                                「全固体電池」日本に強み…特許出願動向調査で分かったこと ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                              • 「生成AIによるフェイク情報」の本当の恐ろしさとは

                                1963年、群馬県生まれ。作家・ジャーナリスト、KDDI総合研究所・リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭を執った後、現職。著書に『ゼロからわかる量子コンピュータ』『仕事の未来~「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実』『AIの衝撃~人工知能は人類の敵か』『ゲノム編集とは何か~「DNAのメス」クリスパーの衝撃』(いずれも講談社現代新書)、『「スパコン富岳」後の日本~科学技術立国は復活できるか』(中公新書ラクレ)、『ゲノム編集から始まる新世界~超先端バイオ技術がヒトとビジネスを変える』(朝日新聞出版)、『AIが人間を殺す日~車、医療、兵器に組み込まれる人工知能』

                                  「生成AIによるフェイク情報」の本当の恐ろしさとは
                                • 富士通が量子版ハッカソンで仲間づくり、世界最高レベルのシミュレーター開放

                                  富士通は「量子版ハッカソン」を通じて、世界の研究者や企業との関係を深めている。同社の世界最速レベルの量子シミュレーターを提供し、量子コンピューター向けプログラムの開発を競わせることで、想定以上の成果も出てきた。

                                    富士通が量子版ハッカソンで仲間づくり、世界最高レベルのシミュレーター開放
                                  • 中国政府による「サイバー攻撃が活発化」か、外国の知的財産を狙う | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                    中国は経済が低迷するなか、海外の知的財産を盗むことを目的とした、より積極的なサイバースパイ活動を今後の1年で強化する可能性が高いとセキュリティ業界の専門家が指摘している。 脅威インテリジェンス企業Cyjax(サイジャックス)は2月28日に公開したレポートの中で、中国が欧米企業から知的財産を盗むと同時に、自国の産業を保護する政策で優位に立とうとする従来のやり方をさらに強化する可能性が高いと述べている。 「中国は、一般に思われているよりもはるかに複雑な構造を持つ国で、その内部圧力はサイバースパイ活動を減速させるどころか、むしろ活発化させる可能性が高い」とサイジャックスの最高セキュリティ責任者のイアン・ソーントン=トランプは述べている。 「中国共産党は常に経済的利益を促進するためにサイバースペースを利用しており、西側企業から技術を引き出し、自国の産業のための保護された市場を創出して優位に立とうと

                                      中国政府による「サイバー攻撃が活発化」か、外国の知的財産を狙う | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                    • 東京大、光量子計算の試作機開発 回路一つで効率良く | 共同通信

                                      Published 2023/07/26 00:01 (JST) Updated 2023/07/26 00:19 (JST) 光を使って膨大な計算を高速でこなすことができる量子コンピューターの試作機を開発したと、東京大のチームが25日、発表した。一つの回路で大規模な計算を効率良く実行できるのが特徴で、コストの大幅削減が期待できるとしている。 チームは2021年、光を周回させて繰り返し計算できるループ状の回路の開発に成功。この回路では一つの光を使った計算しかできなかった。今回は、この回路の外側にメモリーに相当する別のループを付け加え、三つの光で計算ができることを実証した。 チームの武田俊太郎・東大准教授は「今回のステップアップが実用化に向けた節目となる」と話す。

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                                      • ここ10年で大きく進歩、今さら聞けない「量子コンピューター」とは

                                        「0であり、かつ1でもある」という量子特有の状態を持つ量子ビットを使い、並列計算を高速処理できるコンピューター。特定用途で従来型コンピューターの処理能力を大幅に超えられるとして開発が進んでいる。 理化学研究所と産業技術総合研究所、情報通信研究機構、大阪大学、富士通、日本電信電話らの共同研究グループは、2023年3月、国産初の超電導量子コンピューターをクラウド公開し、外部利用を開始すると発表した。公開した量子コンピューターは、量子ビットを64個並べた64量子ビットの集積回路を搭載する。 通常のコンピューターは、1ビットに0か1という2通りの値を割り振って計算する。これに対して量子コンピューターでは、1量子ビットに「0であり、かつ1でもある」という量子特有の状態を持たせて、並列計算を高速に処理できる。ただし、現状では量子コンピューターで高速に処理できる問題は、量子化学計算や機械学習、量子シミュ

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                                        • 三菱UFJ銀行とグルーヴノーツ、AIと量子技術のさらなる活用を目指し、資本業務提携の締結を発表

                                          三菱UFJ銀行とグルーヴノーツは、資本・業務提携を締結し、三菱UFJ銀行はグルーヴノーツの発行済株式の約18%を取得しました。 このAIニュースのポイント グルーヴノーツは、AIと量子技術の活用に強みを持つソフトウェア企業 「MAGELLAN BLOCKS」は、AIや量子コンピュータなどの先端テクノロジーの活用を容易に実現する法人向けクラウドプラットフォーム 今回の提携により、三菱UFJ銀行のデジタル人材育成の強化を図るとともに、グルーヴノーツが持つ量子技術の金融分野への適用を推進 株式会社三菱UFJ銀行と株式会社グルーヴノーツは、AIや量子技術のさらなる活用を目的に資本・業務提携を締結し、三菱UFJ銀行はグルーヴノーツの発行済株式の約18%を取得しました。これにより、グルーヴノーツは三菱UFJ銀行の持分法適用関連会社として運用します。 グルーヴノーツは、AIと量子技術の活用に強みを持つソ

                                            三菱UFJ銀行とグルーヴノーツ、AIと量子技術のさらなる活用を目指し、資本業務提携の締結を発表
                                          • FIDO2 / FIDO U2F対応セキュリティキーをOpenSKでDIYした | WEBOO.DEV

                                            OpenSK YubiKey のバックアップキーが欲しいけど、使用せずにスタンバイ状態で保存しておくだけなので勿体ないと躊躇していたところ、自分でセキュリティキーを DIY できるオープンソースのソフトウェアがあることを知った。これはぜひ試してみたいと思い、ちょうど送料無料キャンペーンをやっていたマルツ(Digi-Key)で nRF52840-Dongle を試しに1つ購入して実際に作ってみた。 オープンソースで公開されていて nRF52840 で動作するセキュリティキー・ソフトウェアとしては、次のようなものがある。それぞれ開発言語が異なっているが、特に言語によって実用上の違いはないと思われる。 OpenSK ・・・ Rust CanoKey nRF52 ・・・ C pmvr/pykey ・・・ CircuitPython この中では、CanoKey が圧倒的に高機能で、FIDO2 / U

                                              FIDO2 / FIDO U2F対応セキュリティキーをOpenSKでDIYした | WEBOO.DEV
                                            • 物理量の相関の強さと物理操作の多様性|Masahiro Hotta

                                              量子力学の本当の面白みは、演算子の非可換性というよりも、物理量の相関が理論のユニタリー性とも強く結びつき、かつ情報因果律を通じて相対論的な時空構造にまで影響を与えている点です。量子力学自体を作るときには相対論は入っていないのに、因果律についての興味深い性質を既に内在していたのです。また物理量の相関量自体についても、独特の性質が量子力学にはあります。 量子力学を理論として構築するには、ベル不等式の破れを説明するような、古典相関より強い相関がもちろん必要です。しかし『入門現代の量子力学』第5章5.4節を読めばわかりますが、相関が強すぎてもユニタリ性が壊れてしまい、この現実の世界を説明できなくなります。程よい強さの相関が量子力学の量子もつれなのです。そしてこの量子もつれという相関が実現する時に、可能であるユニタリ的な物理操作(つまり物理過程)の多様性が最も強く現れます。原理的に一番多様な種類の物

                                                物理量の相関の強さと物理操作の多様性|Masahiro Hotta
                                              • \もう待たせません!/ 量子計算と古典計算の協調処理を高速化! 阪大の量子コンピュータ・クラウドサービスで提供開始

                                                量子計算と古典計算の協調処理である量子古典ハイブリッドアルゴリズムを実行する機能を開発量子コンピュータを一時的に専有することにより、量子古典ハイブリッドアルゴリズムを高速に実行可能大阪大学で運用している量子コンピュータ・クラウドサービスで提供し、「量子ソフトウェアコンソーシアム」に参画する機関での使用を順次開始します。 大阪大学量子情報・量子生命研究センターの森俊夫特任研究員(常勤)、束野仁政特任研究員(常勤)、桝本尚之特任研究員(常勤)、宮永崇史特任研究員(常勤)、株式会社セックの内田諒主任らの研究グループは、量子計算と古典計算をかけあわせた協調処理を行う「量子古典ハイブリッドアルゴリズム」を実行する機能を開発し、大阪大学の量子コンピュータ・クラウドサービスにて提供開始しました。この機能は、大阪大学の実験室に設置した量子コンピュータを一時的に専有することにより、量子古典ハイブリッドアルゴ

                                                  \もう待たせません!/ 量子計算と古典計算の協調処理を高速化! 阪大の量子コンピュータ・クラウドサービスで提供開始
                                                • TDSL、組み合わせ最適化演算サービス「SQBM+」をAzure Marketplaceで提供開始 | IT Leaders

                                                  IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > 開発ツール/プラットフォーム > 新製品・サービス > TDSL、組み合わせ最適化演算サービス「SQBM+」をAzure Marketplaceで提供開始 開発ツール/プラットフォーム 開発ツール/プラットフォーム記事一覧へ [新製品・サービス] TDSL、組み合わせ最適化演算サービス「SQBM+」をAzure Marketplaceで提供開始 2024年2月6日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部) リスト 東芝デジタルソリューションズ(TDSL)は2024年2月6日、組み合わせ最適化演算サービス「SQBM+」の提供形態を拡充し、Microsoft Azure上のサービス「SQBM+ for Azure」として提供開始すると発表した。Azure Marketplaceから購入できる。料金は事業向けの標準プラン「Busines

                                                    TDSL、組み合わせ最適化演算サービス「SQBM+」をAzure Marketplaceで提供開始 | IT Leaders
                                                  • 極低温下で動作可能な量子ビット制御回路を開発

                                                    富士通は、量子技術研究機関の「QuTech」とともに、極低温冷凍機に設置したクライオCMOS回路を用いて、ダイヤモンドスピン量子ビットを駆動させることに成功した。大規模な量子コンピュータの実現に向けて、これまで課題となっていた量子ビットと制御回路間の配線を単純化することが可能となる。 制御回路を極低温冷凍機内に設置、量子ビットとの配線を単純化 富士通は2024年2月、デルフト工科大学とオランダ応用科学研究機構(TNO)が共同で設立した量子技術研究機関「QuTech」とともに、極低温冷凍機に設置したクライオCMOS回路を用いて、ダイヤモンドスピン量子ビットを駆動させることに成功したと発表した。大規模な量子コンピュータの実現に向けて、これまで課題となっていた量子ビットと制御回路間の配線を単純化することが可能となる。 量子ビットを正確に動作させるためには、量子ビットの温度を-268℃程度以下とい

                                                      極低温下で動作可能な量子ビット制御回路を開発
                                                    • 量子コンピュータに新たな道を開くか、電子の飛行量子ビット動作を世界初実証

                                                      NTTとフランスのCEA Saclay、NIMS、KAISTは、グラフェンのp-n接合と、ローレンツ波形の電圧パルスによって生成される単一電子源のレビトンを用いることで、電子の飛行量子ビット動作を世界で初めて実証したと発表した。 日本電信電話(NTT)とフランスのCEA Saclay、NIMS(物質・材料研究機構)、KAIST(韓国科学技術院)は2024年1月16日、グラフェンのp-n接合と、ローレンツ波形の電圧パルスによって生成される単一電子源のレビトンを用いることで、電子の飛行量子ビット動作を世界で初めて実証したと発表した。空間的に配置された素子に量子を通過させることで演算が行われる飛行量子ビットは、光子を用いたものが知られているが、光子間の相互作用が小さいため、量子コンピュータの基本演算要素である2量子ビット演算を効率的に行えないことが課題になっている。相互作用が強い電子の飛行量子ビ

                                                        量子コンピュータに新たな道を開くか、電子の飛行量子ビット動作を世界初実証
                                                      • 量子ドット、ノーベル化学賞受賞の先に見えるQuantumの未来

                                                        2023年10月4日(日本時間)、量子ドット(Quantum Dot:QD)が2023年のノーベル化学賞として選出されたことが発表された。このニュースに、ディスプレー業界の関係者からは、喜びと共に驚きの声があがった。量子ドットは既にディスプレーに応用され、ハイエンドの大画面TV等の製品が市場に出始めて今後の広がりが期待されている。一方で、これまでディスプレーの技術と産業を牽引してきた液晶や有機ELも、ノーベル賞の候補として業界関係者が長年期待してきた技術であった。既に大きな産業として育てあげた液晶や有機ELを追い越して、これから成長するであろう量子ドットが先にノーベル賞を受賞したことに対する驚きである。過去の実績よりも将来への期待を込めた受賞であるとの見方も多い。 ノーベル化学賞受賞がディスプレーの追い風に ノーベル化学賞の余韻が覚めやらない10月後半の24日-25日に韓国Seoulで「P

                                                          量子ドット、ノーベル化学賞受賞の先に見えるQuantumの未来
                                                        • Amazon BraketでS3のライフサイクルルールの最適化にチャレンジ - Qiita

                                                          はじめに S3のストレージクラスを適切に設定することはコストの最適化に繋がります。 ある程度分析可能な過去データがある場合であれば、ストレージクラス分析によってライフサイクルを決定することができますが、新規構築の場面などではそれが難しく、一度運用してから調整する流れになるかと思います。 今回は事前にある程度リクエスト数を想定して、その際にどのようなS3配置を取ればいいのかシミュレーションする方法を検討してみました! 新しい技術としてAmazon Braketを使用しており、Braketの使用感を確認したい方、定式化の方法を確認したい方にもお楽しみいただける記事です。 やりたいこと 以下のようなケースを考えてみたいと思います。 総計1000GB分のオブジェクトがあり、それらをS3 Standard、S3 Standard-IA、S3 Glacier Instant Retrievalに分類す

                                                            Amazon BraketでS3のライフサイクルルールの最適化にチャレンジ - Qiita
                                                          • 第5回 半導体・デジタル産業戦略 検討会議 資料案

                                                            次世代の情報処理基盤の構築に向けて 令和4年7月 経済産業省 半導体・デジタル産業戦略検討会議について ⚫ 経済・社会・民主主義を支えるデジタル産業基盤の確保について、これまでエネルギーや食料の確 保に講じてきた政策と同様、資本主義や自由貿易を重視しつつ、一般的な民間事業支援の枠を 越え、国家事業として取り組むべく、半導体・デジタル産業戦略の検討を実施してきた。 ⚫ 今回は、特にデジタル産業に着目をし、本年4月に実施した第5回半導体・デジタル産業戦略検 討会議で示した次世代情報処理基盤のコンセプトとその実現に向けた取組の具体化を図っていく。 海外の状況: 米、中、EU、台、韓、星、印等、 各国政府における政策の方向性 ✓ 国全体のデジタル基盤の構築とデジタル関連産業育成 ✓ 半導体、蓄電池等の重要技術の国家的育成 ✓ データセンターの誘致等のデジタルインフラ整備 等 全ての産業 デジタル産

                                                            • 出会って4光年で合体 読書メモ|でち

                                                              これがわしのポルノじゃ。 気付きが増えたら追記していきたい。 閲覧性を高めるための目次が長すぎる……。 以下、ネタバレしかないので、未読者は回れ右。 表紙狐の嫁入りの場面。作者名から『た』が消されている(たぬき) P6 「弟子が橋をかける」道昌のこと https://randen-map-project.com/渡月橋/ P7 「鉄の橋(瀬戸大橋)」大師と狐と狸の話 https://c-kochi.jp/kohojohoshi/2ara1.pdf かかる、架かる、懸かる 精子が橋の形の形をしているのは、繋ぐもののメタファ P367で銀河鉄道の形としてもう一度出てくる P10 「犬が好き」偽善の偽が人偏でない(人でないもののための善?) もしくは、人でないものからの善 P12 「空っぽで自分のためにすら怒りを吐き出せない橘はやと」長曾我部真男のために怒った話との対比 P13 「太陽に溶ける海

                                                                出会って4光年で合体 読書メモ|でち
                                                              • 50万量子ビットでスパコン超えも、エラー訂正で早まる量子計算機の実用化

                                                                量子コンピューター業界では現在、様々な量子誤り(エラー)訂正技術が開発されている。量子コンピューターの最大の課題ともいえる量子エラーを低減できれば、遠い未来の話と思われていた量子コンピューターの実用化が早まるからだ。量子コンピューターのハードウエア性能の要件が緩和される見込みだ。どれほどの規模が必要になるのか、記者は取材で調べてみることにした。 関連記事 FTQCは国の想定より早く実現か、量子エラー訂正が急速に進化 量子エラーを訂正しながら誤りのない量子計算を実行できる誤り耐性型汎用量子コンピューター(FTQC)は、よく100万量子ビット(物理量子ビット)が必要になるとされる。この規模の量子コンピューターがあれば、酵素反応の解析など多くの用途でスーパーコンピューターを超える計算能力を発揮できるようになる見込みだ。さらに、暗号の解読などに使われる2048ビットの素因数分解には、2000万量子

                                                                  50万量子ビットでスパコン超えも、エラー訂正で早まる量子計算機の実用化
                                                                • AI革命は次の爆騰ステージへ、「エッジAI関連」で化ける7銘柄 <株探トップ特集> | 特集 - 株探ニュース

                                                                  2024年06月29日19時30分 【特集】AI革命は次の爆騰ステージへ、「エッジAI関連」で化ける7銘柄 <株探トップ特集> ―米国のITジャイアントが軒並み参戦、「生成AI」標準実装時代の新出世株を探せ― 東京株式市場は強弱観対立のなかも足もとは次第に強気優勢の色を帯びてきた。日経平均株価は今週に入りボックス上限の3万9000円台前半を離脱、4万円大台挑戦のムードを漂わせている。折からの為替市場での円安進行によって日本株の割安感が増幅され、海外投資家の日本株への資金還流を誘発している。円安が輸出採算改善の観点でハイテクセクターに追い風となる一方、物価への影響から円安を阻止したい日銀の金融政策正常化に向けた思惑を背景に、運用面で追い風となる銀行や保険といった金融株にも改めて投資マネーが流れ込んでいる。 ただ、全般相場が底上げとなった後は、次の投資ターゲットを求めて個別銘柄選別の動きが強ま

                                                                    AI革命は次の爆騰ステージへ、「エッジAI関連」で化ける7銘柄 <株探トップ特集> | 特集 - 株探ニュース
                                                                  • iOS 16の「機内モード」に脆弱性 オフラインに見せかけつつ情報窃取も可能

                                                                    Jamfは2023年8月17日(現地時間)、「iOS 16」の「機内モード」に脆弱(ぜいじゃく)性が存在し、これを悪用したサイバー攻撃が実行可能だと報じた。 「機内モード」は飛行機搭乗時に有効化し、飛行機器との干渉を避ける機能だ。この機能を有効化するとワイヤレスセルラー機能が無効になる。ただし、この機能はバッテリーの節約や、瞑想時に邪魔ををされないようにするために使われることもあるなど、その利用シーンは飛行機の搭乗時とは限らない状態になっている。 Jamfによると、今回見つかった脆弱性は永続化が可能であり、デバイスの悪用が成功した後、偽の機内モードを表示させることで、ユーザーに対してオフラインであるように見せかけつつも、実際にはデバイスへのアクセスを維持できるという。 Jamfはこの脆弱性を悪用して偽の機内モードを表示させる方法を公開しており、同方法は2つのプロセスから成り立っている。1つ

                                                                      iOS 16の「機内モード」に脆弱性 オフラインに見せかけつつ情報窃取も可能
                                                                    • イジングマシン

                                                                      イジングマシンは、組合せ最適化問題を近似的に解くことに特化したコンピュータであり、アニーリングマシンとも呼ばれる。多くの組合せ最適化問題は、磁性体の数理模型であるイジング模型(Ising model)の基底状態探索問題に変換することが出来る。イジングマシンは、この探索問題の近似解を求めるコンピュータである。イジングマシンには古典アニーリングマシン及び量子アニーリングマシンの2種類がある。 古典アニーリングマシンは、古典コンピュータや半導体CMOS集積回路上でシミュレーテッドアニーリングを実行し、組合せ最適化問題の近似解を求めるハードウェアである。シミュレーテッドアニーリングは、熱揺らぎを利用して組合せ最適化問題の近似解を求める古典物理学の原理に基づく発見法的手法である。発見的手法とは、必ず最適解を導けるわけではないが、ある程度のレベルで近似解を得ることができる方法である。代表的な古典アニー

                                                                      • 中国の超伝導量子コンピューター「本源悟空」、世界から100万人超のアクセス 米国が最多 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

                                                                        中国の量子コンピューター開発が、また一歩前進した。 本源量子計算科技(Orijin Quantum Computing Technology)が開発した第3世代超伝導量子コンピューター「本源悟空(Origin Wukong)」は1月6日、オンラインでの運用を正式に開始し、世界中のユーザーに期間限定で無料公開された。同社の発表によると、2月1日午前11時時点で、94カ国・地域のユーザー延べ100万人がアクセスし、14万2233件の演算が完了している。うち、米国からのアクセスが最も多かった。 本源量子は中国初の量子コンピューティング企業で、すでに自社開発した第1世代と第2世代の本源悟空を中国国内のユーザー向けに提供している。また、中国初の量子チップ生産ラインを設けている。 IBMから3年遅れ 中国製量子コンピューター開発に政府系ファンドらが出資 第3世代の本源悟空は、自社開発した72ビットの超

                                                                          中国の超伝導量子コンピューター「本源悟空」、世界から100万人超のアクセス 米国が最多 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
                                                                        • Apple、iMessage向けのポスト量子暗号プロトコル「PQ3」を発表 | APPLE LINKAGE

                                                                          当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ており、投稿にはアフィリエイトリンクが含まれています。 Apple Inc.が、iMessage向けのポスト量子暗号プロトコル「PQ3」を発表しています。 メッセージングプラットフォームはRSA、楕円曲線署名、ディフィー・ヘルマン鍵共有といった古典的な公開鍵暗号を使用して安全なエンドツーエンドの暗号化された接続を確立していますが、量子コンピュータの登場によりこれらの暗号化通信のセキュリティが脅かされる懸念があります。 このような量子コンピュータはまだ存在していませんが、PQ3は攻撃者が現在の暗号化されたデータを収集しておいて将来の量子コンピュータの到来に備える攻撃シナリオ「Harvest Now, Decrypt Later」などの量子コンピュータからの現在の脅威に対する保護を提供するとのことです。 既存のメッセージングアプリのほとんどは、デ

                                                                          • 量子コンピュータで加算回路を作る - 科学しよう

                                                                            今回からは前回までの論理回路の知識を使って、実際に計算をしてみます。 まずはQuantumChalleng2020でも出題された加算回路についてです。 QuantumChalleng公式 加算回路のベースは古典回路の半加算器と全加算器です。 加算回路ではXOR・AND・ORゲートを使って加算器を構成し、それらを最終的に量子ゲートに置き換えるということで実現が可能です。 そのため、今回の説明の大部分は古典回路の説明になります。 今回のエントリーではそのような回路を作るとどうして「1 + 1 = 2」などとコンピュータ上で計算ができるのかをご説明します。 主にこれまで論理演算や電子回路に触れてこなかった方向けの内容となります。 なお、実装はQiitaにいくつか記事が上がっています。 ここでは仕組みの理解を目指します。 対象とする読者 量子プログラミングに興味を持ち始めたばかりのエンジニア 量子

                                                                              量子コンピュータで加算回路を作る - 科学しよう
                                                                            • 2024/04/18(木)の出来事 - My Bookmark

                                                                              ボケた親を見捨ててはいけないの? - Everything you've ever Dreamed マイクロソフトのAIツール、Copilotがもたらすコーダーの働き方改革 24年4月の量子コンピュータ業界の動向がよくわからんというので書いてみました。 by Yuichiro Minato | blueqat [第百四十六話]【推しの子】 - 赤坂アカ×横槍メンゴ | 少年ジャンプ+ 【地震速報】愛媛県と高知県で震度6弱 津波の心配なし | NHK 『8番出口』Nintendo Switch版サプライズ発表、いきなり配信開始。地下通路の異変探しをSwitchでも遊べる - AUTOMATON 300円のいなり寿司で3日勾留の件 落合陽一がNotionで実践する「共有知」の活用法 | Notion | 東洋経済オンライン フランクフルトMF長谷部誠が今季限りでの現役引退を表明 日本代表として

                                                                              • イーサリアム共同創設者ブテリン氏、きたる”量子コンピュータ”時代に備えたハードフォークを提案

                                                                                量子コンピュータがもたらすリスク 暗号資産(仮想通貨) イーサリアム(ETH) の共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏は9日、近い将来、量子コンピュータがもたらすリスクに対処する方法として、リカバリー(回復用)ハードフォークの実施を提案した。 従来のコンピュータの約1億倍の処理能力を持つと言われる次世代の「量子コンピュータ」は、現在広く利用されているあらゆる暗号技術を容易に解読できる可能性があり、インターネットのセキュリティ基盤に重大な脅威をもたらす可能性があるとの指摘もある。 この点についてブテリン氏は、最新のブログで量子コンピュータの主なリスクに言及。安全だと考えられているデジタル・ウォレットやトランザクションの暗号化が復号化される可能性を指摘した。 「量子コンピュータを使用すると、楕円曲線の乗算が可逆になるため、トランザクションの署名によって公開鍵が明らかになり、さらに秘密鍵の公開も可

                                                                                  イーサリアム共同創設者ブテリン氏、きたる”量子コンピュータ”時代に備えたハードフォークを提案
                                                                                • AI、量子、宇宙、おカネ…2023年、科学界の重大ニュース | 毎日新聞

                                                                                  公開された量子コンピューター(奥)と量子プロセッサチップを手にする中村泰信センター長=埼玉県和光市で2023年3月24日、和田大典撮影 新型コロナウイルス感染症の世界的流行が落ち着いた一方、戦争による人道被害が絶えなかった2023年。科学技術の分野でも、明暗さまざまな出来事が目白押しだった。この1年の重大ニュースを「科学の森」担当デスクが振り返る。 生成AIが席巻 今年一番のトピックといえば、生成AI(人工知能)だろう。火付け役は、米新興企業オープンAIが22年11月に公開した「チャットGPT」。瞬く間に世界中で多くの利用者を獲得し、一大ブームを巻き起こした。 言語処理能力が格段に向上し、まるで人が話しているかのような流ちょうな言葉を操るようになったことで、ビジネスだけでなく、教育や行政サービスなどにも活用が広がった。

                                                                                    AI、量子、宇宙、おカネ…2023年、科学界の重大ニュース | 毎日新聞