中国では4万円前後で購入できる「ミッドレンジのゲーミングスマートフォン」をはじめとした、コストパフォーマンスに優れたハイエンドスマートフォンという商品がある。 これは名の通りゲームのパフォーマンス、大容量バッテリーなどに重きを置いた商品が多い。 日本でも販売してほしいという声はあるものの、多くの商品は投入には至っていない。その理由を考えてみよう。 実は日本で「コスパハイエンド」はニッチなスマホ 筆者としてはこの手のスマートフォンが、日本市場では非常にニッチな存在であることが市場投入されない理由と考えている。根拠としては、以前にまとめた日本人がスマートフォンに求める「三種の神器」こと必須機能の存在だ。 2年ほど前にまとめた古い情報にはなるが、その際は上からFeliCa(おサイフケータイ)、生体認証(指紋認証や顔認証)、防水防塵機能の形でランクインしている。 その際に上位10位まで集計したが、