【読売新聞】 米国の電気自動車(EV)市場に減速懸念が広がりつつある。EV需要の拡大を見越して多くの企業が新規参入したものの、想定通りに拡大せず、破綻に追い込まれるケースも出てきた。充電設備の心配がなく、比較的手頃なハイブリッド車(
![「第2のテスラ」など破綻相次ぐ、米EV企業に「さまざまな逆風」…手頃なHVに消費者流れ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b817ea7f70e33f755c993edfb7b4124b68aa9bfb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2024%2F06%2F20240619-OYT1I50158-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
| 正直、プレミアムセグメントのEVは新車で購入するとかなり痛い目を見ることになりそうだ | 現在のところ、EVの中古価格は下落に歯止めがかからない さて、ポルシェは少し前にアップデートされたタイカンを発表したところですが、今回はアウディがタイカンの兄弟車であるe-tron GTのフェイスリフトを実施。 内容としては新しいスタイリング、改良されたインテリア、そしてより強力なパフォーマンスといったところに集約され、重要なのは一回の満充電あたりの航続距離が伸び、リアのエレクトリックモーターが軽量化されたこと。 ここでもう少し掘り下げた内容を見てみましょう。 ポルシェが新型「タイカン ターボGT」発表。出力1,100馬力、0-100km/h加速2.2秒、ヴァイザッハパッケージを装着すると軽量化のために「リヤシート撤去」 | さらにはガソリン車を含めたとしても、タイカン・ターボGTは「最速の4ドア
EVジェネシスは、次世代型の「太陽光パネル」をルーフに搭載した世界初の新型「電動トライク」の実証実験を開始しました。革命的な機能を持つ同車について、SNSではどのようなコメントが寄せられているのでしょうか。 「ソーラー充電」だけで走れるクルマに感動! 再生可能エネルギーを活用した持続可能な社会の実現を目指すEVジェネシスは、変換効率10%以上の次世代型「曲がる太陽電池」をルーフに搭載した世界初の新型「EV三輪車(電動トライク)」の実証実験を2024年5月21日にスタートしました。 同車は、太陽電池による発電のみで走行が可能ということから、SNSでは様々なコメントが寄せられています。 この電動トライクに採用された太陽電池はパートナー企業であるPXP製のものが採用され、厚さは1mmでトータル重量が1kg未満と超軽量設計。さらに従来のパネルと比較してエネルギー変換効率の高さが特徴です。 同車はこ
やはり何事も「急激に」動かそうとすると予想外の影響が生じることに さて、米国にてマッキンゼーが実施した最新の調査によれば、「米国のEV購入者の46%が内燃機関車に戻りたいと考えている」ことが判明。 マッキンゼーは2年ごとにこの調査を実施していますが、今回は3万人以上の対象者が約200の質問に回答したとされ、より正確に言うと、この調査は15か国にて実施され、米国だけではなく世界中の傾向についても集計がなされています。 なぜ人々はガソリン/ディーゼルへと回帰するのか? まず「世界」で見てみると、EVオーナーの29%が次のクルマに内燃機関(ガソリン/ディーゼル)を選ぶ可能性が高いことがわかっており、EVを「次も選ばない」最も重要な要因は公共の充電インフラの状態で、次に指摘されるのが所有コストの高さと長距離移動に適していないこと。 さらに米国では、EVオーナーのうち、内燃機関搭載車への復帰を望む人
電池事業をルーツに、 電動部品でその実力を発揮するBYD 最新電気自動車(EV)、「SEAL(海豹)」を 徹底分解 中国BYDの電気自動車(EV)である「SEAL(海豹)」を分解調査しました。最大の特徴は、モーターと減速機、インバーターの主要3部品に加えて、車両コントローラー、電池管理システム(BMS)、DC-DCコンバーター、車載充電器、ジャンクションボックスを一体化した“8 in 1”と呼ぶパワーユニットを採用していること。さらに、「ブレードバッテリー」と呼ぶ新構造の車載電池や統合化した熱マネジメントシステムを搭載したほか、車内電装品の集中制御も大手自動車メーカーを大きく先行しています。中国市場向けの量産車としてだけではなく、テスラ対抗馬として2024年央に日本でも販売を予定している世界基準のEVです。中国企業の開発・設計思想をはじめ、材料や部品の形状や使用状況について、多彩な画像と解
ホンダは2024年6月13日、軽商用バンタイプのEV(電気自動車)「N-VAN e:」を同年10月10日に発売すると発表した。1回の充電で走行できる距離は245km(WLTCモード)で、充電時間は出力6.0kWの普通充電で4.5時間、急速充電で30分とするなど利便性を追求した。 税込みメーカー希望小売価格は、配送など商用向けが243万9800円からとなる(1人乗りで急速充電に非対応のグレードの場合)。4人乗りで個人ユースにも対応できるグレードは269万9400円から。事業者用補助金(LEVO補助金)を適用すれば全グレードで200万円を下回る価格設定とした。一般使用補助金(CEV補助金)を適用する場合は軽自動車の最大補助額55万円を受けられる。販売目標台数については公表していない。 また、ホンダは同日、三菱商事と新会社「ALTNA」を2024年7月に設立すると発表した。新会社では、N-VAN
ダイムラートラックは6月11日、メルセデスベンツのEVトラック『eアクトロス600』が実証運行を開始した、と発表した。ドイツ北部ブラックフォレストのB462道路において、物流会社ファーナーのために運行を開始している。 この運行は、バーデン=ヴュルテンベルク州交通省が主導する「eWayBW」プロジェクトの一環だ。他のメーカーの架線トラックと技術比較を行うのが狙い。eアクトロス600は、ゲルンスバッハ=オーバーツロートの製紙工場とクッペンハイムのファーナーの物流拠点間の約18kmを1日220km走行する。充電は夜間にファーナーの施設で行われる。 ダイムラートラックは架線トラックの開発を計画しておらず、バッテリーと水素を基盤としたCO2ニュートラルな駆動技術に注力している。eWayBWとは独立して、ダイムラートラックは2019年からB462道路で様々な世代の『eアクトロス』を運用しており、実用デ
商用軽EV「N-VAN e:」を披露するホンダ統合地域本部日本統括部の高倉記行部長=13日、埼玉県和光市 ホンダは13日、商用軽自動車の電気自動車(EV)「N-VAN e:(エヌバン イー)」4モデルを10月10日に発売すると発表した。令和8年までに4車種の投入を計画している国内向けEVの第1弾。EV普及に向けて、国の補助金の活用により、購入負担が全モデルで100万円台となる価格設定とした。 同社はEVや車載電池のリース、電池の二次利用を手掛ける新会社を三菱商事と折半出資で7月に設立することも発表した。 ホンダは配送などの事業用では、静かで環境に優しいEVのニーズが顕在化しているとし、軽EVで事業展開を本格化して国内EV市場で「ナンバーワンを目指す」(統合地域本部日本統括部の高倉記行部長)方針だ。 今回の商用軽EVの航続距離は245キロ。充電時間は普通充電で約4時間半、約30分での急速充電
スマートフォンを置くだけで充電できる仕組みは「ワイヤレス充電」と呼ばれていますが、現在は充電器から離しても電気を供給できる新たな「ワイヤレス給電」が注目されています。10日、走行するEV(電気自動車)に給電する技術の普及を目指す団体が発足しました。世界で開発競争が進む中、日本は主導権を握れるのでしょうか。 東京・墨田区にあるスタートアップ「エイターリンク」が開発しているのが、ケーブルなどを一切使わずに電気を送るワイヤレス給電のシステムです。 「送電機が天井に埋め込まれていて、マイクロ波が空間中に放射されている。緑色のLEDが点灯しているが、6本のアンテナが(マイクロ波を)キャッチし、電気エネルギーに変換してLEDライトをつけている」(エイターリンクの岩佐凌CEO) 1ワットの電力を最大17メートル先まで伝送できます。この技術を使って、ケーブルを使わずにオフィスなどの温度を管理するシステムを
日本のチャデモ規格でも最大出力350kWの超急速充電器開発が始まっています(関連記事)。EVsmartブログ編集長としていろんな記事で公共インフラの超高出力化への「心配」な点を提言してきましたが、もちろん異論や反論はあって当然。著者陣の中でも切れ味鋭い論客である八重さくら氏からの反論を紹介します。(寄本) ※冒頭写真は、欧州で設置が進んでいるIONITY(アイオニティ)の350kW器。ベルリン郊外のSAで撮影(2023年2月)。 なぜ、いま超急速充電器が必要なのか? 筆者(八重さくら)がこれまで署名活動を通じて必要性を訴えてきた、350kW級の超急速充電器。株式会社e-Mobility Powerが開発を正式に発表したいま、改めてその必要性と実現への道すじを考えます。 筆者はこれまでもEVsmartブログを通じて350kW級の超急速充電器の必要性を訴えてきました。例えば2022年10月に筆
電動スクーター向けの充電インフラを展開する台湾企業のゴゴロは、電動バイクのバッテリー交換ステーションを「バーチャル発電所」として機能させる取り組みを進めている。先の台湾地震でも電力需要を削減し、送電網を安定させるなど一定の成果を上げている。 by Zeyi Yang2024.06.12 2 8 この記事の3つのポイント 台湾企業ゴゴロのバッテリー交換ステーションが送電網の安定化に貢献している 地震発生時に590カ所のステーションが電力供給を停止し需要を削減した ゴゴロは台湾全土に1万2500基以上のステーションを持ち60万人以上の契約者がいる summarized by Claude 3 4月3日の朝、台湾をマグニチュード7.4の地震が襲った。その数秒後、台湾にある数百個のバッテリー交換ステーションが、別の異変を感知した。送電網の電源周波数が突然低下したのだ。災害によっていくつかの発電所の
ロータス・エメヤはあらゆる領域で「ぶっちぎり」である 今回この検証を行ったP3グループによると、400kWのDC充電器に接続した場合、ロータス・エメヤは最大充電速度402kW、平均充電速度331kWを記録しており、2位のシャオペン G9 RWD ロングレンジ(320kW)よりもずっとパワフルでスピーディーな充電ができる、ということに。 なお、ヒョンデグループ(ヒョンデ、キア、ジェネシス)のEVは高い急速充電能力を誇る800Vアーキテクチャにて設計されているものの、もっともピーク充電速度が高いアイオニック6でも240kWにしか達しておらず、やはりロータス・エメヤの数値(402kW)が際立っています。 参考までに、もっとも充電速度が遅かったのはBYD Atto 3ですが、これはもともとのアーキテクチャが「そこまでの急速充電に対応したものではない」からだと思われ、そしてその理由は「コスト」だと考
NECプラットフォームズは、6月10日にタツノが販売中の急速充電システムと連携し、アプリでEV充電の注文から決済まで可能とするシステム開発について発表した。 本システムは急速充電システムとNECプラットフォームズのサービス「スマホで給油オーダー」を連携させ、ガソリンの給油と同様にアプリからEV充電の注文と決済に対応。これにより、サービスステーションで給油、給電、洗車、油外製品販売などのサービス提供を非接触で実現でき、事業者は会計や接客に係る業務の軽減をはじめ個々の来店客の要望に合わせた接客や提供サービスの有無による値引きの設定が可能になるという。 6月13日に、今回開発の機能を実装したプロトタイプを「松山SSビジネス見本市」へ出展。タツノとともにサービスステーションで実証実験を進め、2024年内には事業者向けにサービスを提供開始する予定だ。 関連記事 NTT、自動運転技術のMay Mobi
2024年6月10日、「EVワイヤレス給電協議会」が設立された。これはワイヤレス給電を社会インフラとするため、産官学が協力して制度化、標準化、事業課に取り組んでいくための組織で、会員会社55社、オブザーバー19団体での発足となった。(タイトル写真は会長の堀洋一教授[左から3番目]と幹事社5社の代表) 目標達成には「国のリーダーシップが必要」と堀会長EVワイヤレス給電はEVユーザーの利便性を高めるだけではなく、停車中の充電(SWPT)はもちろん、走行中の給電(DWPT)もすることによって、EVと電力の需給バランスを調整できるシステムとして、EVの普及や次世代モビリティ社会の発展に不可欠な技術として期待されている。 そうした中、研究開発、普及を促進するために幹事会員5社(関西電力/ダイヘン/シナネン/三菱総合研究所/WiTricity Japan)の声がけによって発足したのが「EVワイヤレス給
地図検索サイト「MapFan」などを手がけるジオテクノロジーズは6月10日、Photo to Earnアプリ「GeoQuest(ジオクエスト)」の提供を開始。ユーザーがお出かけついでに“ながらポイ活”できる完全無料のアプリで、ビルやコインパ-キングを撮影してマイルを入手できる“撮った写真に価値がつく”サービスとなっている。 GeoQuestでは、街中にあるビルの名称やコインパーキング、矢印信号機、EV/充電ステーション、郵便ポスト、公衆トイレなど30種類以上の施設が「クエスト」として提示。ユーザーは実際にクエストの場所に行き、写真を撮影して投稿することでマイルがもらえる仕組みとなっている。 1日5クエストまで投稿が可能となっており、付与されるマイルは1クエストあたり500~5000マイルで、クエストによって異なる。リリース時点では、1日最大2万5000マイル獲得が可能で、交換先によって異な
デジタル地図を提供するジオテクノロジーズは、6月10日に無料アプリ「GeoQuest」を提供開始した。 本アプリでは街中にあるビルやコインパーキングなどの施設が「クエスト」として出題され、ユーザーはクエストの場所で現地の写真を撮影して投稿するとマイルを獲得。同社のポイ活アプリ「トリマ」と連携すれば、マイルをAmazonギフトカード、PayPayマネーライトなどのポイントや現金に交換することができる。 クエストの対象はビルの名称、コインパーキング、矢印信号機、EV/充電ステーション、郵便ポスト、公衆トイレなど30種類以上の施設。付与されるマイルは1クエストあたり500~5000マイルでクエストによって異なり、リリース時点では1日最大2万5000マイルを獲得できる。1日に投稿可能なのは5クエストで、広告表示なしで利用できる。 同社は生成AIなどを利用して地図整備の効率化や自動化を進め、低コスト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く