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外山恒一に関するreds_akakiのブックマーク (11)

  • 私と全共闘 - 外山恒一

    私には、自分が全共闘運動の唯一の継承者であるという自負がある。 そもそも私の世代に、全共闘運動をたえず参照しながら自らの進むべき道を探ってきたような人間は、狭い政治運動のシーンにさえ他にほとんど(せいぜい数人くらいしか)存在しないだろうし、しかも単に参照するにとどまらず、全共闘のさらに先へ進もうと志して、なおかつその具体的な方向性を提示しうるにまで至ったのはおそらく私一人だろう。 そんな確信を深めているところだったから、『悍』創刊号に掲載された千坂恭二「一九六八年の戦争と可能性」にある、「プレ・ファシズム性こそが、この運動(全共闘運動)の最大の思想的遺産でもある。つまりファシズムの自己肯定を経過しない思想は、この運動以降には到達出来ないということでもある」との記述は、ますます私を天狗にさせている。 全共闘を意識して以来10余年に及ぶ試行錯誤の末に、5年ほど前、私はファシズムへの「転向」を宣

  • 野間易通 徹底批判

    はじめに 野間易通は2015年現在の日の社会運動シーンにおける最重要の人物の1人である。 一時は首相官邸を毎週数万人で包囲した「首都圏反原発連合」の中心メンバーの1人であり、2013年1月に野間を代表として発足した「レイシストをしばき隊」(現「C.R.A.C.」)の活動は、それまで数年にわたって全国各地の路上をいわゆるヘイトスピーチで制圧していたと云っても過言ではない在特会(「在日特権を許さない市民の会」)と初めて互角以上に渡り合った。 野間のリベラル派としての立場は、ラジカル派である私のそれとは最終的には相容れないものだし、細々した部分から根的な部分まで多くの批判を持ちつつも、それを全面的に展開することは控え、たまに言及する際にはむしろなるべく好意的であるよう心がけてきたつもりだ。 ある時期から、野間が突然、ツイッターなどで私に対する揶揄的やがて批判的言及を断続的・間歇的に繰り返すよ

  • 『原武史『滝山コミューン一九七四』と北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』』

    ※検索サイト等からいきなりこのブログにアクセスした方へ。ここには「我々団」もしくは「外山恒一」に関する詳しい情報はありません。公式サイトへ移動してください。 カンパを広く募集しています。振込先は、「福岡銀行 春日原支店 普通 1167080 トヤマコウイチ」です。 北田暁大の『嗤う日の「ナショナリズム」』を読んだ。 『思想地図』の3号か4号かで、ちょっと気になるというか、好印象だったので、「どうせ東浩紀の類友」などと毛嫌いせずにちゃんと読んでおこうと思い直して。 意外だった。 東浩紀とはぜんぜん違うじゃないか。いやはやよく分かってらっしゃる。アカデミズム系の同世代が書いた現代史分析で、初めてマトモなものを読んだ思いがする。 もちろん不満はある。まず連合赤軍事件を「60年代的」な「反省」の極点とみなしていること。連赤が重要な事件であることは否定しないが、しかしそれでも実はかなり特殊で傍流的

    reds_akaki
    reds_akaki 2012/08/27
    意外だった。東浩紀とはぜんぜん違うじゃないか。いやはやよく分かってらっしゃる。アカデミズム系の同世代が書いた現代史分析で、初めてマトモなものを読んだ思いがする。やっぱり先入観で人を判断してはいけない。
  • 宮台真司の恣意的な歴史認識

    1997年8月23日 朝まで生テレビ「誰のせいだ! ニッポン」を見た。 新聞のTV欄でタイトルを見て、フリートークの状況論をやるのだろう、例によって例の連中が出演するのだろうと想像した。 果たしてその通りだった。 司会は田原総一郎、レギュラー陣からは小沢遼子や舛添要一らが参加している。パネラー席片側に、彼ら年長世代の論客が並び、もう片側に「例の連中」が坐っている。 岡田斗司夫、宮崎哲弥、藤井良樹、切通理作といった「30代(「若手」)文化人」である。 「世代でくくられたくない」という云い方がぼくは嫌いである。くくられたかろうとなかろうと、「世代」というものは確かに存在するし、「世代」から自由であることは(とくに時代状況を語る「論客」といった人種にあってはなおのこと)難しいからである。 現に、彼ら30代論客たちは、彼らの世代独特の状況認識をおおよそ前提として共有した上で物事を論じている。彼らと

  • 論じる気がありません

    論争する気がありません 1997年8月25日 先日、宮台真司とその周辺の「30代文化人」を批判する論文を書いたら、「ちっとも論文の態をなしていない」「おまえは物事をきちんと論じる気がないんか」という批判をいただいた。どこからいただいたかというと、自分で出したのである。 自己批判に応じよう。 論じる気は、ない。 考えてもみよ。ぼくが宮台真司や浅羽通明や岡田斗司夫や宮崎哲弥や……といった30代論客たちに真正面から論争を挑んだとして、勝てると思うか? 勝てるわけがない。 ぼくの標榜する立場が間違っているから勝てないのではない。論争技術がないから勝てないのである。 それでは論争技術があれば勝てるのか? 勝てる。 ではなぜ技術を磨く努力をしないのか? 努力で技術が身につくわけではない。技術を身につけるために必要なのは「環境」である。 環境? しかり。こちらのレベルに見合ったほどよい論争相手が探せばい

  • 6.11★新宿・原発やめろデモ!出発前02●小熊英二さん(社会学者)

    ●こちらの記事と連動しています。 http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-2569.html (C)akaboshi 「フツーに生きてるGAYの日常」 http://akaboshi07.blog44.fc2.com/ 撮影:島田暁 ★全映像PLAYLIST http://www.youtube.com/playlist?p=PLD1DB1A8E2EEB35F2 ★主催:素人の乱 http://611shinjuku.tumblr.com/ デモの詳細!!!!! 14:00 新宿中央公園・多目的運動広場に集合 15:00 新宿1周・超巨大サウンドデモ出発 新宿中央公園→甲州街道→新宿駅西口→新宿大ガード→歌舞伎町前→明治通り→甲州街道→新宿駅東南口→アルタ前広場 18:00 原発やめろ広場出現!!!!!(アルタ前) 雨天決行。ただし、雨

    6.11★新宿・原発やめろデモ!出発前02●小熊英二さん(社会学者)
    reds_akaki
    reds_akaki 2011/06/13
    と謂ってる事同じ昔シンポジウムで戦後日本の左翼は朝鮮人を犬猫程度にしか考えていないと喝破した小熊んid:toledの呟きhttp://bit.ly/lMrP8Aid:morimori_68
  • SAKIYAMA Nobuo/崎山伸夫 on Twitter: "都知事選、松沢呉一さんが立候補すると、成文さんとの間で按分票が発生しそうな気がするんだけど、さすがにそれだけじゃ立候補はしないだろうなぁ…"

  • HugeDomains.com

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    reds_akaki
    reds_akaki 2010/11/21
    侍の名が有村、で薩摩弁で喋るのが矢鱈に可笑しい。劇場で有村!有村!と叫びたかった!id:y_arim様はhttp://www.warewaredan.com/z1-hankouki.html同様鹿児島に出自を持っている様ですし桜田烈士の縁者に…自民参院比例ウヨ女性議員(涙
  • 小熊英二『1968』-紙屋研究所

    小熊英二『1968』 分厚い。分厚いね、と思っていたら「上」である。「下」もあるのかよ。上巻で1000ページ、下巻で1000ページ。電話帳である。いや、昨今の電話帳はこんな厚くないし。しかも上下巻で1万3600円。誰が買うんだよ、こんなの。俺か。 著者の小熊は読み手に思いっきり無愛想なこの冊子を通読しなくてもすむように最初に目的にあわせた読み方指南までご丁寧につけている。ぼくもそれにそって読もうかな、などとヌルいことを考えていたのだが、面白くてつい最後まで読まされてしまった。 1968年前後の全共闘運動を中心とした〈若者たちの叛乱〉は何を意味するのかを、当時の資料をたどりながら、研究したものが書だ。何がぼくに「面白さ」を感じさせるのかといえば、党派の公式見解や「正史」ではなく、当事者の後日の回想録、週刊誌や新聞での学生・青年のつぶやき、世論調査などを中心につづっているという、この叙述の方

    reds_akaki
    reds_akaki 2009/09/16
    ナツさん紙屋さん外山片恭の4人でシンポやらないのですか?荒れそうだけど
  • 『『動物化する世界の中で』』

    「革命家養成塾・黒色クートベ」の維持、さらには教材を充実させるためのカンパを広く募集しています。振込先は、「福岡銀行 春日原支店 普通 1167080 トヤマコウイチ」です。 昨日に引き続き、東浩紀と笠井潔の往復書簡『動物化する世界の中で』の読書会をやっている。 2003年に書籍化されたこのが当時それなりに話題になっていたことは、情報源が限られている獄中からでもうかがい知れたほどだが、何が話題になったかといって、全16回(つまりそれぞれ8回ずつ)の往復書簡の3分の1あたりから両者の対立が急速に表面化し、最後はほとんど決裂状態で終わるその“破綻”ぶりだ。 獄中で私は、常日頃からチェックしていた『SPA!』と『週刊プレイボーイ』のみならず、シャバではほとんどちゃんとチェックしてはいない論壇誌、もちろん冊数制限があるため『文藝春秋』、『現代』、『中央公論』、『新潮45』の4誌に絞って購読し、

  • 唐沢俊一vs東浩紀(後篇)。 - 唐沢俊一検証blog

    前回に引き続き唐沢俊一と東浩紀氏の間で起こったバトルを取り上げていく。一応おさらいしておくと、唐沢俊一が東浩紀氏に『裏モノ日記』で執拗に批判をくりかえし、東氏の著書である『動物化するポストモダン』にも批判をしているのだが、その批判がヘンだということを指摘したのが前回の流れである。なお、赤木颱輔さんに質問されたついでに書いておくが、自分は別に東氏のことを支持しているわけではないし、東氏の活動にさほど関心を持っているわけではない。勉強させてもらうことはあるものの、『動物化するポストモダン』の内容に疑問を持ったことは前回の記事で書いたし、ごくたまに社会問題についての東氏の言説に首を捻ることもあるので。そのあたりを詳しく書くと当ブログの目的からズレてしまうのでやむなく自粛させていただくが、「ガンダム論争」の時のように「オタク史」を検証する機会があれば少し触れてみてもいいかな、と思う。…「オタク第一

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