昨日のブログで子供にクラシック音楽が受けない話を書いたが、これは実際には但し書き付きと言わねばならない。正確にはオーケストラ音楽が受けないのだ。 末の息子は赤ん坊の頃から大の音楽好きでピアノを弾く。大好きなのはEXILEやCHEMISTRYなどのJ-POPだが、ピアノであれば、小さい頃から習ってきたこともありクラシックにもそれ相応に敏感に反応する。長男も四六時中弟のピアノを聴かされてきた学習効果ということか、ピアノ音楽はそれほど違和感なく受け止める。二人ともグールドのモーツァルトやポリーニのショパン練習曲に対し「ヤバッ」と、実に正しい評価をする。 ところが、これに対してオーケストラはひたすらダサイ音楽に聞こえるようである。今年、個人的には知り合いが演奏する第九を3回聴いた「第九の年」だったのだが、叔母が歌った演奏会に長男を誘ってみたら、「誰に向かって言ってるかわかってんの?」と答えが返って