昔の『サルまん』でも、実は一回「やおい」ネタやってるんですよね。91年頃ですが。作中の『とんち番長』が大ヒットして、担当の佐藤が野望の二人に「どうしましょうか?」と同人誌持ってくるんですよ。二人は、当時は作品が当たって余裕しゃくしゃくですので、タバコふかして「いーんじゃないの、ほっとけば」みたいなことを言う。で、ここにある『TONCHI伝説』、じつは俺がよくわからずに描いたんですよ。「こんな感じかな」と考えながら。 今もそうなんですが、やおいのことを何も知らずに描きましたので、「一冊読めば皆同じである」などと失礼なことも書いてます。今思うと、大変申し訳ありません。まあこの後、この二人はマンガ家として没落の一途をたどっていくわけですが。 とにかく、出来はともあれ、こういうのは一度やっちゃっているので、同じことをやってもしようがないので、どうしようかと考えてます。 今回「やおい・腐女子」をネタ