「Let's note」から、久しぶりに新モデルが登場した。今回は、特徴的な新モデルをベースに、Let's noteの戦略を予測してみたい。 従来のLet's noteは、質実剛健を追求した4モデルのラインナップだった。10.4型液晶の「Let's note R」、12.1型の「Let's note W」と「Let's noteT」、さらに14.1型液晶の「Let's note Y」だ。 他のメーカーと異なるのは、基本的にはモバイルのみに照準を絞っていること。さらに、ビジネスユースを主軸とするために、枯れた規格に対応していることだ。 その中でも、もっとも枯れているのが、画面のアスペクト比である。「Windows Vista」が登場して以来、パソコン市場はワイド液晶一辺倒になっている。ところが、Let's noteだけは、かたくなに従来のスクエア液晶を搭載しているのだ。 まあ、スクエアと言っ