2018.01.06 10:00 20代以上が読む「姫嫁」もの、10代に刺さった『告白予行演習』/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー 『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』(彩流社・2016)の著者で、社会学者の嵯峨景子さんに少女小説の「今」について聞くインタビュー第2弾。前回は、2000年前後を分岐点に、いわゆる少女小説レーベルが「少女の読み物」ではなくなっていった経緯についてお話いただきました。今回は、その変遷の中でどのような読み物が廃れ、逆に新たに支持を集めるようになっていったのかをお聞きします。『流血女神伝』のような波乱万丈の作品が見られなくなった代わりに台頭してきたジャンルとは? ・そろそろ、「少女小説」について語り始めよう/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー ・20代以上が読む「姫嫁」もの、10代に刺さった『告白予行演習』/