歴史に関するroseknightのブックマーク (269)

  • 大久保利通が台湾出兵を決断し、自ら清国との談判に臨み賠償金を獲得したこと

    明治六年(1873年)十月に大久保利通、岩倉具視が、西郷隆盛を韓国に特使として派遣する太政大臣三條實美の決定を覆したことから、西郷隆盛、板垣退助、江藤新平、後藤象二郎、副島種臣らが辞表を提出して下野し、彼らに近い官僚・軍人の約六百人が職を辞した(明治六年の政変)のだが、大久保利通は、西郷らが職を辞したわずか四ヶ月後の明治七年(1874年)二月に台湾出兵を計画し、五月に出兵している。教科書などでは大久保が征韓論に反対したのは、国内改革を優先したなどと書かれているのだが、内治を優先する方針であるならば、台湾出兵についても反対でなければ筋が通らない。なぜ、大久保は台湾出兵を行ったのか。今回はその間の事情について書くこととしたい。 明治初期の台湾問題 そもそも明治初期において台湾と日との間にどのような問題が起きていたのだろうか。木戸孝允の伝記に明治四年(1871年)に那覇港を出帆した宮古島の船が

    大久保利通が台湾出兵を決断し、自ら清国との談判に臨み賠償金を獲得したこと
    roseknight
    roseknight 2021/11/26
    大久保利通は西郷隆盛の件による武士の不満を恐れたのか?また、清朝が日本への賠償金によって台湾の領有権を明確化したことは中台問題にも通じている。明治の政変が清や白人国家との外交に及ぼした影響を知りたい。
  • 地方から若者が集まり結婚もできずに生涯を終える。現代の東京と江戸との酷似点(荒川和久) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    の皆婚はせいぜい100年の歴史でしかない現代の日の婚姻数の減少や高い未婚率がしばしば話題になるが、だからといって昔の日人が皆婚だったわけではない。 よく引用される国勢調査の生涯未婚率の推移では、確かに1980年代まで男女とも50歳時の未婚率は5%以下であり、95%が結婚していた皆婚社会だという解釈は間違っていない。 →生涯未婚率のグラフはこちら参照 しかし、国勢調査は大正時代の1920年から始まったものだ。明治時代や江戸時代も同様だったかというと、実はそうではない。皆婚と呼ばれる状態は、実は明治民法施行後(1898年)に始まったとされ、そこから1990年くらいまでのせいぜい100年の歴史でしかないのだ。 →皆婚社会の終末については、「日結婚は30年前にはすでに詰んでいた。失われた社会的システム」参照 江戸時代の農村の未婚率私は、歴史人口学者の鬼頭宏先生と対談させていただいたこと

    地方から若者が集まり結婚もできずに生涯を終える。現代の東京と江戸との酷似点(荒川和久) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    roseknight
    roseknight 2021/11/26
    中央と地方との経済面における関係性が男余りの現象を創ったのかな。勤勉革命の恩恵を何故江戸人は地方農民のように受けなかったのか?江戸では離婚の話も相当にあったのでは。社会制度だけではこれを説明出来まい。
  • ミッドウェー海戦大敗北は「利根四号機」の責か 重巡「利根」とその艦載偵察機の戦い | 乗りものニュース

    太平洋戦争のターニングポイントとなったミッドウェー海戦、その勝敗を分けたのは、1機の偵察機かもしれません。永らく大敗北の一因と語られてきた1機の偵察機と、その所属艦である重巡洋艦「利根」の航跡を追います。 ミッドウェー海戦の敗因に挙げられる「利根四号機」とは 太平洋戦争の勝敗の分水嶺となったミッドウェー海戦、その日側敗北の原因のひとつが、重巡洋艦「利根」のカタパルト故障による零式水上偵察機「利根四号機」のアメリカ空母発見の遅れだとする説は長く唱えられてきました。ウォルター・ロード著『Incredible Victory(信じがたい勝利): The Battle of Midway』にもそうした記述があり、そして「利根四号機」はすっかり有名になってしまいました。敗北の責任は「利根」にあるのでしょうか。 拡大画像 「利根四号機」としても使われた零式水上偵察機。戦艦や巡洋艦など主力艦艇に搭載さ

    ミッドウェー海戦大敗北は「利根四号機」の責か 重巡「利根」とその艦載偵察機の戦い | 乗りものニュース
    roseknight
    roseknight 2021/11/26
    敵の空母を発見出来ても大きくずれた位置で報告するのでは確かに意味が無い。当時の航法機器は水上機の性能や数に見合っていたのか?日本の指令部が機器を満足に扱える状態であったかも疑問ではあるが。
  • 「政治が胃痛のもとになっている」「このまま行ったら日本はなくなるのでは」 三島由紀夫の言葉はどう響くか | デイリー新潮

    「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

    「政治が胃痛のもとになっている」「このまま行ったら日本はなくなるのでは」 三島由紀夫の言葉はどう響くか | デイリー新潮
    roseknight
    roseknight 2021/11/25
    政治自体がTVを通じて劇場として映る面白半分な風潮を三島由紀夫は見抜いていたのだろうか。五輪後に明白になった虚脱状態は戦後の消費主義や大衆化にも通ずる。今の大衆社会は三島の絶望を体現しているのでは。
  • 「日本の敗戦はインテリのデマだ」ブラジルに住む日本人の9割がそう信じて起きた悲劇 根底に存在した「金持ちへの嫉妬心」

    勝ち組」「負け組」という言葉にはもう一つの意味がある。終戦後、ブラジルの日移民は、日戦争に勝ったとする「勝ち組」と、負けたとする「負け組」に分かれて、激しい抗争を繰り広げた。『灼熱』(新潮社)を出した作家の葉真中顕さんは「この抗争は殺し合いに発展し、23人が死亡した。フェイクニュースや陰謀論、デマの横行する現代だからこそ問うべき悲劇だ」という――。

    「日本の敗戦はインテリのデマだ」ブラジルに住む日本人の9割がそう信じて起きた悲劇 根底に存在した「金持ちへの嫉妬心」
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    roseknight 2021/11/24
    大東亜戦争の開戦と同時に始まった日本人移民に対する弾圧が勝ち組問題に繋がるようだ。祖国の遠さを思えば、彼らに同情できる点はある。同化という点を考えると、日本人には移民の話には向かないのでは。
  • インドのIT産業「カーストは無関係」の大誤解

    なぜインドでIT産業が盛んになったのか インドといえばIT産業と思われる方も多いだろう。インドといえば貧困というのが、私がインドに行き始めた1990年代ぐらいまでの一般的なイメージだったから、ずいぶんと地位向上したものである。 インドでIT産業が盛んになった理由として、まったく新しい産業なのでどんなカーストの出身者でも活躍できるから、という理屈を日でも何度か耳にしたことがある。実際インドのIT産業自体が「カーストなどの出自とは無関係に個人の能力のみが評価される」と自己定義してきたのだから、日人がそう思っても不思議ではない。 では当に低カーストやダリト出身の人たちもIT産業で活躍しているのだろうか? インドのIT産業は、1980年代にアメリカのシリコンバレーで働いていたインド人ソフトウェア技術者たちが母国に戻り、アメリカの企業の下請け的な仕事を安価で請け負い始めたことに始まる。 199

    インドのIT産業「カーストは無関係」の大誤解
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    roseknight 2021/11/24
    低カースト層向けの留保制度に対する反発や下請け産業としての蓄積がインドITの原動力か。高カーストのエリートがIT職に就いたことで、「実力主義」の印象が付いたのだろうか?インドの経済格差はより広がりそうだ。
  • 名著を検証する:「失敗の本質」を精読③「グランド・デザインの欠如」とは

    書評books stack and book open on desk in library. education learning concept. 『失敗の質』精読検証の第3回です。今回は「グランド・デザインの欠如」について考察します。同書では「六つの敗け戦に表出した日軍の失敗の要因を戦略と組織という二つの次元から検討を加えた」(P238)とし、戦略に関しては五つの要因を掲げました。 (前回:「失敗の質」を精読②) そのうち「あいまいな戦略目的」「狭くて進化のない戦略オプション」という要因については下記引用文のように「グランド・デザインの欠如」をその原因と特定しました。 作戦目的の多義性、不明確性を生む最大の要因は、個々の作戦を有機的に結合し、戦争全体をできるだけ有利なうちに終結させるグランド・デザインが欠如していたことにあるのはいうまでもないであろう。(「2章失敗の質」P19

    名著を検証する:「失敗の本質」を精読③「グランド・デザインの欠如」とは
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    roseknight 2021/11/23
    組織内部の事情と都合のいい外部情報で構成されたグランドデザインの特徴は期待値か。作戦立案者達は特定の結論を第一にものを考えていたのだろう。これは「空気」の問題にも繋がる。過去と今との繋がりが必要では。
  • 江藤淳とジョン・ダワー――思想的立場の違いを超えて彼らが見た「近代日本」:会田弘継 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

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    roseknight 2021/11/23
    アイデンティティを放棄してまで生きる点で明治日本と米国南部は似ている。西欧を近代化の模範とする固定観念は大東亜戦争の敗戦で決定的になった。価値観の違いを超えるダワーにこそ近代観を見直す鍵があるのでは。
  • 歴史学者ハラリ教授に聞く コロナが抱える危険性,そして未来【報ステ×未来を人から 完全版】【未来をここから】【Yuval Noah Harari】

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    roseknight 2021/11/12
    情報が世界規模で広がる現代では確かに感染症の実態を把握しやすくなっている。だが、民主主義は普遍的価値観ではない故にグローバル化に合わない。各国の政治の違いを認め合うことが必要ではないだろうか。
  • GHQが焚書処分したナチス研究書2~~末次信正著『日本とナチス独逸』

    日独伊三国同盟はなぜ結ばれたのか 前回のこのコーナーで株式会社アルスが出版した『ナチス叢書』の大半が焚書処分されていることを書いたが、今回も『ナチス叢書』のなかから末次信正 著『日とナチス独逸』(昭和十五年十一月刊)の一部を紹介したい。 末次信正(Wikipediaより) 著者の末次信正は海軍大将で、昭和8年には連合艦隊司令長官に就任しているが、その後政治家に転出し第一次近衛内閣では内閣参議から内務大臣に就任、その後は平沼内閣、阿部内閣、米内内閣で内閣参議であった人物である。 末次は昭和十五年一月に内閣参議を辞めたのだが、その年の九月に日独伊三国同盟がベルリンで調印されている。このはその二か月後に出版されたものである。 教科書や通史では、日独伊三国同盟のねらいについて「第二次世界大戦へのアメリカの参戦を阻止することにあった(『もういちど読む山川の日史』p.306)」などと書かれている

    GHQが焚書処分したナチス研究書2~~末次信正著『日本とナチス独逸』
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    roseknight 2021/11/11
    アジアの欧米への経済依存は世界大戦を複雑化させた。そんな中で日本は独伊と組んでソ連を潜在的味方として、独自の経済圏を創ろうとしたのだろう。支那事変の泥沼化は日本の対欧米外交の失敗に起因するのでは。
  • 江戸中期「中国離れ」が現代日本人の基礎を作った

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    江戸中期「中国離れ」が現代日本人の基礎を作った
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    roseknight 2021/11/11
    日本の内需経済は17世紀後半からの輸入代替産業の発展によって定着した。地域による分業化は現代の経済にも影響するのでは。そもそも日本は「反中国」を基とした国である。自由主義は日本人には向くまい。
  • 明治期の「産業革命」、ニッチを突いた戦略性の勝利だった 【連載】ビジネスに効く! 世界史最前線(第79回) | JBpress (ジェイビープレス)

    世界で最初に産業革命を経験したのは、18世紀後半のイギリスでした。イングランド南西部のマンチェスターで、機械を用いた綿布生産量が大きく増加したことがその象徴でした。 繊維産業は、品や紙、木製品を製造する工業などとともに軽工業に分類されます。これらは、鉄鋼業、造船業、機械工業などの重工業に比べれば、投下する資の額はそれほど多額である必要はありません。 したがって産業革命が繊維産業から始まったのは自然なことだと考える方が多いようです。つまり、どの国の産業革命も、繊維産業からスタートするものだという考えです。しかし、それは必ずしも正しくはありません。 経済学の通説では、遅れて産業革命を経験する国は、政府がリーダーシップを握って最新式の設備や技術を導入することで、先進国が経験してきた段階をスキップして、一気に先進国に追いつけると言われています。これは、ロシアからアメリカ移住したアレクサンダー

    明治期の「産業革命」、ニッチを突いた戦略性の勝利だった 【連載】ビジネスに効く! 世界史最前線(第79回) | JBpress (ジェイビープレス)
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    roseknight 2021/11/06
    重化学工業で繊維産業が変わり、英国が世界的な情報・金融体制を築いた中で日本は繊維への投資で発展したのか。この時から日本は世界経済の潮流を理解出来なかったのでは。大量生産志向の文脈は近代初期にあるのか?
  • 「厚労省が忘れた『薬害を学ぼう』」小林よしのりライジング号外:小林よしのりライジング

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    roseknight 2021/11/02
    利用ありきでワクチンや薬物を普及させることが病の解明を妨げることは歴史を見れば分かる。厚生省は製薬会社とグルだったのか?我々は薬の商人たちに足元を見られている。薬の副作用対策から始めなくては。
  • 選挙を機に振り返る「政党と派閥の精神史」(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)

    第49回衆議院選挙が19日公示され、12日間の選挙戦が始まっています。新型コロナウイルスへの対応などを大きな争点に、論戦が展開されています。 【動画】5分でわかる 自民党「派閥」の歴史 “田中支配”から清和会の隆盛まで 建築家で、文化論に関する多数の著書で知られる名古屋工業大学名誉教授・若山滋氏が、選挙戦のまっ只中にある日の政党と派閥について、独自の視点で振り返ります。 岸田新内閣の誕生によって「宏池会」という言葉が久々に脚光を浴びた。「保守流」という言葉もよく聞かれた。 自民党の中にそれぞれの歴史的脈絡をもついくつかの派閥があり、その力学によって総理が決まり内閣が組織されるということだ。一方、立憲民主党をはじめとする野党は、今回の衆議院選挙で基政策の違いを棚に上げて共闘するという。そこにもそれぞれの歴史的脈絡をもつ思想的葛藤の力学が隠されているはずだ。 こういった政党と派閥には、ど

    選挙を機に振り返る「政党と派閥の精神史」(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)
    roseknight
    roseknight 2021/10/24
    日本の政治は基本的にボトムアップだ。だが、幕末と戦後は思想的な繋がりを持っているのか?攘夷の意思等、欧化政策や大東亜戦争の敗戦によって消えたのだぞ。歴史的連続性無き現代では空気が濃厚になる一方だ。
  • 【シリーズ黒人史16】Black Lives Matterへと続くアメリカ黒人の歴史~黒人社会の未来 - wezzy|ウェジー

    2021.10.07 11:00 【シリーズ黒人史16】Black Lives Matterへと続くアメリカ黒人の歴史~黒人社会の未来 2005年に米国史上初の黒人大統領が誕生した際、メディアは「ポスト・レイス post-racial」という言葉を盛んに使った。黒人が国の最高位である大統領に選ばれたのだから、アメリカの人種問題は終わったという意味だ。 現実には、その逆の現象が起きた。オバマ大統領の任期8年間、大統領人への人種差別は無数に行われた。オバマ夫をサルやゴリラに模したコラージュ、テロリストとして描いた雑誌の表紙などが一般人のみならずメディア、政治家によってばら撒かれ続けた。ある共和党の議員は、議会での大統領の演説中に「嘘つき!」と叫んだ。2017年1月に任期が終了した際、大統領の暗殺が起こらなかったことに多くの黒人市民が安堵した。 黒人を自国のリーダーとすることに我慢できない人

    【シリーズ黒人史16】Black Lives Matterへと続くアメリカ黒人の歴史~黒人社会の未来 - wezzy|ウェジー
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    roseknight 2021/10/09
    自らの既得権や優越性が危うい時に差別が激しくなるそうだが、これら二つが勝手に自らを追い詰めるのでは。近年ではルーツやトランス性も絡むことで少数派が多様化している。全人種にある偏見は少しずつ超えられる。
  • 「戦後最高の総理大臣は田中角栄ではない」日本を経済大国に変えた"所得倍増"という奇跡 「アベノミクス」との決定的な違い

    戦後最高の総理大臣とはいったいだれだろうか。憲政史家の倉山満さんは「それは池田勇人だろう。最近は田中角栄の人気が高いが、田中は高度経済成長の遺産をいつぶしただけの無能な政治家だ。池田の所得倍増政策なくして、いまの日は存在しない」という——。 「強い政治家だった」という意味不明な美化 戦後最高の総理大臣と言えば、古くは吉田茂と相場が決まっていました。今だと田中角栄でしょうか。 吉田は敗戦後の混乱期に、横暴極まりないGHQの圧力に対し、よく立ち向かいました。 なにより日を独立に導いた功労者ですから、批判したい点も山のようにありますが、ある程度の高評価は納得できます。 しかし最近は、なぜか吉田以上に田中角栄の評価が高く、角栄のを出せば売れる「角栄産業」と言われるほどの大人気ぶりです。 生前の角栄は、ロッキード事件など汚職で真っ黒の金権政治家として、およそマトモなオトナが名前を口にするのも

    「戦後最高の総理大臣は田中角栄ではない」日本を経済大国に変えた"所得倍増"という奇跡 「アベノミクス」との決定的な違い
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    roseknight 2021/10/08
    政府と日銀との一体性を元に明確な政策目標を掲げた池田勇人の政治が経済成長を進めたのか。田中角栄は佐藤栄作の金権に支えられたのか?だが、農業の凋落も無視出来ない。不景気は田中や佐藤以外でも起きたのでは。
  • 日本失政の肝「歴史を正しく把握しないと、間違った選択をする」 関ヶ原の「鉄砲を打たれて寝返った」は嘘だった? | JBpress (ジェイビープレス)

    早稲田大学の入山章栄教授は、「ブロックチェーン技術」と「株仲間」を例に挙げ、歴史を学び再現する重要性を提示する。 歴史と経営、ビジネスそして生き方。 何がどうつながり、生かされるのか。上杉謙信にまつわる歴史を再検証した歴史家・乃至政彦氏の著作『謙信越山』を切り口に、「歴史から得る学び」を丁寧に分解する。 最終回は、歴史から学ぶ難しさとその奥深さを語り合う。 前回までの記事はこちら 第1回:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57953 第2回:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57956 第3回:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57957 アメリカ人は「神話」から学ぶ 乃至政彦(以下、乃至) 入山先生にお聞きしたかったことがあります。アメリカなど経営学が発展している

    日本失政の肝「歴史を正しく把握しないと、間違った選択をする」 関ヶ原の「鉄砲を打たれて寝返った」は嘘だった? | JBpress (ジェイビープレス)
    roseknight
    roseknight 2021/09/23
    過去と現代との対話として成る歴史は現代の技術にも役立つだろうか。日本人の場合、凝り固まった観念で動きやすい。エビデンスと言うが、そもそも感覚面から怪しい点があるのでは。時間軸の存在を忘れてはならない。
  • 『ペリリュー』日本式システムの良し悪しを学べ!

    戦争の悲惨さを訴える漫画、という分野では『はだしのゲン』(中沢啓治、汐文社)が古典的名著だが、近年も『この世界の片隅に』(こうの史代、双葉社)などを筆頭に、定期的に良作が発行されている。 そんな中でこの『ペリリュー 楽園のゲルニカ』(武田一義、平塚柾緒〈太平洋戦争研究会〉、白泉社)が際立っているのは、可愛らしい三頭身のデフォルメ絵によって、戦争という過酷な内容を、徹底的にハードルを下げて読者に表現したところ、だ。これにより、普段はなかなかとっつきづらく、向き合うのが難しい日戦争の真実に、比較的容易に目を向けさせることが可能となっている。 ハッキリいって内容は相当に悲惨である。爆撃を逃れ、「助かって良かったね!」と主人公がいえば、隣にいたはずの友人は頭を打って死んでいる。防空壕にこもっていたら、外から火炎放射で焼き尽くされる。水を汲みにいっただけなのに、銃弾の雨が降り数十人が死ぬ。このよ

    『ペリリュー』日本式システムの良し悪しを学べ!
    roseknight
    roseknight 2021/09/23
    絶対神もイデオロギーも知らない日本人の利己主義が公平さや武士道を生んだとも考えられよう。孤独な個人主義は合議制にも関わるのではないか?特に上層部の人間は自立という言葉を履き違えているようにも見える。
  • 戦国時代には数多くいた強いリーダーが、なぜ現代日本にいないか なぜ日本でイノベーションが起きなくなったのか?【JBpressセレクション】 | JBpress (ジェイビープレス)

    JBpressで掲載した人気記事から、もう一度読みたい記事を選びました。(初出:2021年9月22日)※内容は掲載当時のものです。 「歴史を学んでいくと、目の前の出来事を根的に解決しようとした結果、偶然か必然か生まれるイノベーションが多くて、ここに驚くんです」 歴史家の乃至政彦氏は、上杉謙信が起こしたイノベーションをそう分析する。 歴史と経営、ビジネスそして生き方。 何がどうつながり、生かされるのか。『世界標準の経営理論』などベストセラーを刊行し、経営学の理論をわかりやすく紹介する早稲田大学の入山章栄教授とともに「歴史から得る学び」を丁寧に分解する。 戦国時代のイノベーションはどう生まれたか ──経営学において「競争」はキーワードの一つになっていると思います。ベストセラーとなった入山先生の著書『世界標準の経営理論』でも、優位性、つまりその業界で勝ち続けるためには、競争が必要だという学説も

    戦国時代には数多くいた強いリーダーが、なぜ現代日本にいないか なぜ日本でイノベーションが起きなくなったのか?【JBpressセレクション】 | JBpress (ジェイビープレス)
    roseknight
    roseknight 2021/09/22
    相手の行動を汎用化させて自分のものにすることがイノベーションの元か。中には資産の運用術もあるのか?トップと現場との繋がりや時間的余裕の無さが現代日本を苦しめる。マクロ無き実力主義は百害あって一利無し。
  • 江戸時代、幕府に「鎖国」という言葉は存在しなかった 【連載】ビジネスに効く! 世界史最前線(第77回) | JBpress (ジェイビープレス)

    1824~1825年頃に描かれた出島の鳥瞰図(アイザック・ティッチング, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で) 江戸時代の日は、一般に「鎖国」政策をとっていたと言われます。じつはこの「鎖国」という用語は、五代将軍・徳川綱吉の時代に2年ほど出島に滞在していたドイツ人の医師エンゲルベルト・ケンペル(1651〜1716)が著した『日誌』のなかで使った言葉だとされます。 より正確には、1801年にケンペルの著書の中の一部をオランダ語版から翻訳した蘭学者の志筑忠雄が、それを「鎖国論」という題にしたことが、「鎖国」という言葉の始まりでした。 つまり、江戸幕府が「鎖国」という言葉を使ったり、公式に「他国との貿易をやめ、国を閉ざす」などと宣言したりしたことは一度もありませんでした。鎖国という言葉が一般に知られるようになるのは明治時代になってからのことでした。 日の鎖国と中国

    江戸時代、幕府に「鎖国」という言葉は存在しなかった 【連載】ビジネスに効く! 世界史最前線(第77回) | JBpress (ジェイビープレス)
    roseknight
    roseknight 2021/09/18
    織田信長の頃から始まった領主と領地の解離は、領地不拡大と輸入代替産業の発展を目指した徳川幕府によって決定的になった。封建制も鎖国も外来語だろう。この話は、貿易大国の中国に向き合うための参考にもなるな。