20代で読んでおくべき本は何ですか? 25~34歳のビジネスパーソンに聞いたところ、経営学と高校野球を組み合わせたビジネス小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』がトップであることが、DODA(デューダ)の調査で分かった。次いで『マネジメント――基本と原則』がランクインするなど、ドラッカーのマネジメント関連の本が、1位と2位を独占する結果となった。 この2冊を選んだ人からは「マネジメント層につく前に、基礎として読んでおくべき」「組織だけでなく自分自身をマネジメントするためにも、早いうちに読んでおいた方が良い」といったコメントが目立った。 転職市場でもマネジメントスキルは重視されているようだ。その背景として「バブル崩壊後の就職氷河期に新卒採用を抑えた企業が、現在、30代のマネジメント層不足に悩まされている。さらに企業の海外進出が進む中、海外拠点を管理する