仙台市の大学生が、アルバイト先の飲食店で給料の未払いなどのいわゆる「ブラックバイト」の問題があったとして、飲食店の経営者に給料の支払いなどを求める労働審判を申し立てていた問題で、飲食店の経営者が200万円を支払うことで和解したことが分かりました。 申し立ての中で、大学生は最大で連続およそ40日の勤務が組まれ、大学の単位を落とすなど学業に支障が出たとして、経営者に対し未払い分の給料や慰謝料など合わせて210万円の支払いを求めていました。大学生の弁護士によりますと、飲食店の経営者と話し合いを進めた結果、経営者が大学生に解決金200万円を支払うことで18日までに和解したということです。 弁護士によりますと、大学生は「早期に和解したことはよかったと思います。これを機にブラックバイトがなくなるきっかけになればと思います」と話しているということです。