東日本大震災が発生した翌日、長野県栄村で震度6強の地震が起きてから12日で5年となります。被害を受けた住宅や農地などの復旧は終わりましたが、村では、急速に進む人口減少の対策が課題となっています。 こうしたなか、村内には豊富な水源を活用した天然水の製造工場が年内にも開業する見通しで、働く場所の確保が期待されるほか、新年度には避難所と備蓄倉庫を村内に新たに建設し、災害への備えの充実も図る方針です。 また、12日は、午後5時半から村内でろうそくに明かりをともす催しが行われることになっていて、地元の人たちが本格的な復興を祈ることにしています。