ハ~イ! みなさん。今回でこのコラムも100回目なんだ。信じられるか? この連載は、俺が日本をさらに理解し、インターネットで俺の動画を見ていない人々とも交流する、きっかけとなった。読者のみなさんに感謝したい。これからも、いいコラムを書くように頑張るぜ。 さて、先日、英文のニュースサイトに、東京で大学生らのグループが「最低賃金1500円」の実現を求めるデモを行ったと書いてあった。今後、日本各地でやるそうだが、米国で数年前、ファストフードの従業員らが行った「時給15ドル(約1800円)にしろデモ」を思い出した。 米国の場合、ファストフードでハンバーガーなどを準備する仕事は、アルバイトレベルで「仕事の入門編」と位置付けられている。自ら教育を受けて、スキルを磨き、次のステップに行くための第一歩というわけだ。 当初は学生が大半を占めていた仕事だったが、外国から押し寄せた移民たちが、それを家族を養うた