案の定、ロシアに接触した北朝鮮 燃え盛っていた森友学園問題は下火になってきた。代わりにという訳でもないが、今度は「陸上自衛隊のイラク派遣日報問題」が浮上している。それより私が心配しているのは、景気の先行きである。 森友学園問題については、先週のコラム(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55057)で「国会での与野党攻防はこれで峠を越えたとみていい」と書いた。野党が納得したはずもないが、さらなる厳しい追及の声は聞こえてこない。 なぜかといえば、前財務省理財局長の佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官の国会証言の後、新たな追及の材料が出てこないからだ。国会は3月27日の証人喚問後も森友学園問題をめぐって審議を続けたが、新ネタがないので新聞、テレビは大きく報じない。 とりわけ、昼間のテレビは「視聴率の数字がとれない」と分かれば、あっさり方向転換する。佐川証言をいく
![安倍政権がいま、森友よりも日報問題よりも危惧しているもの(長谷川 幸洋) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1eb319933648c21be682cec0458ad2fd00ebd37e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2F1%2F1200m%2Fimg_a1d05d3ef3798871443d8463ed84aa23119727.jpg)