障害者の６０％余 年収１００万円以下 | NHKニュース
生活保護を受けずに暮らしている障害がある人のおよそ６０％は年収が１００万円以下にとどまっているというアンケート調査を全国の福祉作業所などで作る団体がまとめました。調査を行った団体は、障害者が自立して生活できるような所得保障が必要だと指摘しています。 まず、生活保護を受けているかどうかを尋ねたところ、「受けている」が１１％、「受けていない」が８９％でした。「生活保護を受給していない」と答えた人に障害年金に作業所から受け取る工賃などを合わせた年収の総額を聞いたところ、６１％が「１００万円以下」と答え、合わせて９８％が「年収２００万円以下」という結果となりました。 団体によりますと、調査に答えた障害者の平均年齢は４１歳でしたが、半数余りが「親と同居している」と答え、年齢が高くなってからも親が生計を支えているケースが多いとみられています。 「きょうされん」の藤井克徳専務理事は「障害のあるなしにかか
紙幣４種を区別しやすく改良 判別アプリも NHKニュース
視覚障害者らにとって識別しづらい紙幣を区別しやすくするため、財務省と日銀などは、５０００円札に改良を加えるとともに、現在発行されている４種類の紙幣を判別する専用のアプリを開発することになりました。 現在発行されている１万円札など４種類の紙幣は、目の不自由な人も区別できるようお札の隅の部分に凹凸やホログラムがありますが、使用頻度によっては識別が難しくなると改善を求める声が寄せられていました。 これを受けて、財務省と日銀、それに国立印刷局は、５０００円札を新たに改良し、手触りの感触が違う左下にある５０００と描かれたホログラム部分をこれまでより大きくすることにしました。 さらに、紙幣をかざすと、音声で「１万円です」などとと答える、専用のアプリを開発するということです。 現在の紙幣は、区別のために長さを変えていますが、財務省は、１万円札と１０００円札の中間の長さで、最も区別しづらいとされる５０００
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